『旅路の果てに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この道はどこへ続くのか
上手くいくときは調子に乗って
壁にぶつかると凹んで
また立ち向かって
足を踏み出しても
先はまだまだ見えない
ゴールなんて誰も知らない
でも進むしかない
歳をとっていくばかりだけど
せめて笑って死にたいから
この旅路の果てに
前の文を投稿してから、放課後に学校でゲームを作り方を見ながら、ぽちぽちとキーボードを打つようになった。パソコンを買う前に学校で試して、本当にやり通せるのか確かめるためであった。地道にやってみて、やり方さえ覚えればなんとか作れるのではないかと、夢へ一歩近づいているような……気がする。
ただ……ゲーム作り以外に色々と問題が発生している。
一つ、滅茶苦茶疲れることだ。
先程、放課後でゲーム作りを学んでいると書いたが、それをやっていると一時間、二時間とあっという間に時間が溶けていくのだ。ゲーム作りは今の所楽しいと思っている。しかし、没頭すればする程家に帰る時間も当然遅くなるので、休む時間もゴリゴリ削れていくのだ。家では八時間くらい休みたい!イヤッ!と、私の中の幼稚な部分が暴れ出してしまう。切実に、1日24時間にプラス8時間くらいは欲しいと思っている。休む時間が欲しい。
二つ、ゲーム作りを学ぶ以上にやるべきことが溜まっていることだ。
私は絶望的に体力が無い。体育の持久走の授業で、時間内に走り切ることができなかったために追走を課されている。別に、忘れ物や欠席等で追走を課すのはいい。だが授業時間内に走りきったのにも関わらず時間内に走りきれなかったからと追走を課すのはいかがなものか。何度考えても私の頭では理解ができない。もしかしたら私がただただ甘ったれているだけなのかもしれないのだが。
……話が逸れてしまった。私は忘れ物の分で一回、時間切れの分で二回、合計3回の追走が課されている。これを放課後にしなければならない。正直に言ってメンタル的な意味合いできつい。今回の持久走で精神的かなり辛くなってしまったことがあり、今でこそ持ち直しているがかなり苦手意識があるのだ。このせいで今だに一回も追走を消化しきれていない。消化しなければその分評価されず、成績もかなり悪い結果となる。流石にそれだけは食い止めたい。
やるべきことは追走だけではない。私は、もう少しすれば期末テストをしなければいけない。そのためには、勉強は必要不可欠である。だが、放課後のゲーム作りだったり、追走についての葛藤だったりと、結局手付かずの状況にある。非常に不味い。今日はゲーム作りを休んで、天気も悪かったので追走もせず、そのまま早い時間に帰ってきたのだが、結局今こうして文字を書いている時に至るまで、何もしていない。何もする気力が起こらない。ここまで来ると自分の怠惰さに嫌気が刺してくる。体が重くて仕方ないのだ。他の人はテスト勉強など軽い手つきでてきぱきとこなしている事を考えると、私の存在意義を疑う。
……文字を書いていて、少しナーバスになってしまった。書くのに疲れてしまった。ここまで読んでいる人はいないだろうが、もし不快にさせてしまったら申し訳なく思う。ここまで言い訳をつらつら書き連ねていたが、結局は全て自分の甘えである。この腐った自分の性根を叩き直したいものだ。
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございます。
旅路の果てに
小さなリュックに仲良しのぬいぐるみをつめて。
右に左に揺れながら、歩いていたきみ。
坂道のてっぺんでライトが灯る。
右に左に揺れながら、いま、すこしずつ遠ざかる。
きみは優しい子。きみは強い子。
どんなに暗い夜にも絶えず輝く。
私は、今まで旅をしてきて何を感じ、何に触れてきたのだろう。
全てが終わった今、私にはもう生きる意味をなくしたのも同然だ。
これからの人生に希望も夢も何も無い。
死のうか。そう思ってた時だった。
君が現れたのは。
君は私に夢を。希望をくれた。
私の、人生という旅路の果てには笑う君がいて欲しい。君とずっと一緒に生きたい。そう、思わせてくれた。
これからまた、君と旅を続けてみようか。
『旅路の果てに』
旅路の果てに 旅路の果てにミたものは、希望や幸せなんてモノじゃなかった
やっと辿り着いたその先に
何が待ちうけていようとも
願ったものが 何も無かったとしても
握りしめていたものが 全てこぼれ落ちても
それでも
いい旅だったと思えるような
日々を 一歩一歩を
「旅路の果てに」
#318
ここはどこだろうか
人がいない
あれ?カレはどこ?
もしかして、迷子?
いや、カレ?カレは一緒にはいないはずだ
自室にいたのに何故カレがいると分かった?
なんでなの?夢…なのか?
違う、これは現実だ
私が人を二人探している
でもそのうち一人しかいらない
だから削る
私の前に立ちはだかるのは
カレに似た人だ
カレにそっくりだ
でも別人だ
だから私は削りにいった
でも返り討ちにされた
あ〜あ、最悪だよ…また探し直しか…
どこか違う世界にでも来てしまったのだろうか
カレは私を知らなかった
そりゃそうだ、カレじゃないんだから
朝カレに会って、話をした
そしたらカレは
私にそっくりな人を削ったんだって
本当にここはどこなの?
僕らは何のために生きる。何をして生きる。
よく人生を道に例えるが、道があるということは
既に誰かが通ったということではないのか。
道から外れて草原を歩き、海を渡る。
誰も行ったことのない場所へ行くのが旅ではないか。
見ろ。
お前が先頭だ。
自ら新しい道を作ったお前ならきっとできる。
その先にはきっと求めるものがあるだろう。
大丈夫だ。さあ、未知の旅へ飛び込め。
「旅路の果てに」
旅路の果てに
旅の先にはこの街が待っている。行き止まりの街に、様々な想いを抱えた人々がやってくる。
「こんにちは。」
一人の老人がヨロヨロと歩いてきた。
「こんにちは。旅の方ですね。」
「ええ。」
老人は虚ろな目で辺りを見渡した。
「……ここには、何もありませんね。」
「そうかもしれませんね。」
あえて、曖昧に返事をした。
「私は、もうすぐ死ぬでしょう。」
老人は思わぬことを口にした。
「なぜ、そんなことを……。」
「長いこと旅をしてきてわかるんですよ。年の功というかね。……この場所は私の人生みたいだ。こんなに歩いてきたのに何もなかった。何かを見つけてみたかった。」
「ここは、何も無いわけではありませんよ。」
そう言って、頭上を指差した。無数の星が光る。
「見えているのは同じ星なのに、こんなにも綺麗なんです。あれらは一つでも欠けてはいけません。」
「……ここで一生を終えてもいいですか。」
数日後、彼が息を引き取ったと聞いた。
次は、誰がやってくるのでしょうか。
私はよく近所を300円だけ握りしめてスマホも持たずに1人で散歩する。ただし、土地勘のないものだからすぐに迷子になる。でも、300円あれば母上に連絡できたり、美味しいものが食べられたり、なにか良いものと巡り会えるかもしれないと思い、いつもほっつき歩いている。
旅路の果てにたどり着くのはやっぱり家だから、家のすぐ横にあるコンビニで300円の残りを使い肉まんやコロッケを食べる。「旅路の果て」というテーマを見たとき、壮大だな!と思ったが、やはり私の体力で行けるのは近所だから、旅路の果てにたどり着くのは、とっても近いところにしかつかない。でも、ホットスナックはとっても美味しい。
私はコンビニのホットスナックは世界中の人に自信を持っておすすめできる。レジ横をつくってくれた人、私の散歩を、旅路の果てを色鮮やかで美味しくて、幸せなものにしてくれてありがとう。
ー旅路の果てにー
人生という旅、
最期、旅路の果てには、
とても素晴らしい、数々の記憶と、
人々からの想いがあった。
#旅路の果てに
地図を持たない僕の旅
僕に与えられたものは
時間と生まれ落ちた小さな世界
ひとつひとつ
夢を拾い集め夢をむさぼりながら
遠い明日を目指す
逢いたい自分に出逢う旅
泣き笑いを繰り返し
心の傷さえも誇りに変えて
歩いて行ける心を育てながら
at the end of one's journey
砂漠をいくのは誰のため?
煌めく星の下で凍てつく息
太陽の偉大さを見に沁みて感じる
たった一つの宝を探して
アルフ・ライラ・ワ・ライラ
その果てに待つもの
甘美で耽美な宝物か
はたまた
危険で身勝手な運命か
続けよう
この旅を
最果ての結末は誰も知らない。
私が誰か知りたいのなら
汽車に乗りましょう
ゆけゆけ汽車よ 何処までも
知らない田舎の夜桜
知ってる都会のよそよそしさ
私はただ眺めている
走りゆく汽車の
窓に私の顔は
ぼんやり浮かんで
それがもう誰か
誰もわかりゃしない
私は私は
何かにぶつかりたくなくて
りゅうりゅうと風を聴きながら
方向もなく
道もなく
闇夜と昼間の幻想をすり抜けていく
雪をかぶった山々は
あの白山に負けている
高慢さを感じる人々は
あの故郷の気性に似合わない
旅路の果てに
病に倒れ
一杯の野水を求める間に
命は枯れる
プラットフォームに
旅人は眠っている
答えてよ。ねぇ。
僕の臓器は本の中
栞を一枚挟んでみたい
助けてよ。ねぇ。
大気圏ほどではないけど
貴方の心は手に持っている
世界と呼吸する僕は
感傷する未来で
貴方と息を吸う
僕たち全員世界平和軍団
助けて助けられ
双方に交差して征く
助けて、たすけて、さぁ助けよう。
帰路は大綺麗で
世界と調和し会話を奏でるさ
さぁ、さぁ。
未来は君の手の中だ。
#18 旅路の果てに
テーマ:旅路の果てに
病気がちな友人、悠里を連れて、最後の旅に出た。
悠里も俺ももう若くは無い。小さい頃から、病気がちだった悠里。そんな悠里から「最後だから君と旅がしたい」と熱烈に思いを告げられたのが3日前。
そこから、まさかこんなスピードで悠里と旅をすることになるなんて。周りの人達からの応援や、調達のおかげなのは言うまでもない。
みんなには頭が上がらないな…。
旅の終わりは、悠里の故郷「モリーオ」へ。
そこできっと悠里は最後の言葉を放つだろう…
旅路の果てには、無数の風船が浮かんでいた。
下から上へ、不揃いな色が飛ばされては空に消えて見えなくなる。
手に届くヒモをつかめる限りつかむ。飛べるなんてことはなく、たくさんの風船を手に入れただけだった。
風船は足元の谷間から浮かんできている。
谷底には、地獄がある。
天国を求めて、死後の世界を旅してきた。
ふさわしいものは天国にたどり着ける。そうでないものは……。
そうか、と悟るしかない。
行き先は谷の下だ。そういう思し召しなのだ。
谷の底を見下ろしていると、上から呼ぶ声がした。
雲のそばで、誰かが手を振っている。
羽がはえ、布をまとい、頭には輪が浮いていた。
こちらまで降りてきて、手を握ってくれる。体が浮いた。
谷間から上がってくる風船が人へと姿を変える。
彼らは地獄で十分苦しんで、許されたらしい。
彼らと私は遥か空へと舞い上がった。
よかった。天国に行けるのだ。
人は人生という旅路の果てに
何を思うのだろうか...
『旅路の果てに』
この旅路の果てに、君は一体何を想うのだろう。
一足先に去った恩師への未練は、あの日の後悔は、無事に捨て去ることが出来たのだろうか。
いいや。きっと君は、それら全てを抱えたまま歩いていくのだろう。
それら全てに深い慈しみを持って、三途の川を渡るまでの長い長い時間を過ごしていくのだろう。
この旅路の果てに、君が想いを馳せる記憶。
その一欠片だっていい。そこに僕との日々が映り込んでいたのなら、僕はきっと、君と別れるその瞬間まで笑顔でいられるだろう。
「行こう」
振り返った君が、こちらに向かって手を伸ばす。
昇る朝日を背にして、君の黒い髪がきらきらと輝いている。
この旅路の果てに僕が思い出すのは、この光景なのかもしれない。いや、そうであって欲しい。
「そうだね。行こうか」
君の姿を、僕がずっと覚えていられるように。
シャッターを切る代わりに一つ瞬きをして、僕は君の手を取った。
旅路の果てに
幼稚園生や、小学生の時に先生によく言われていたことがある。
「遠足は家に着くまでが遠足ですよ」
旅行も家に着くまでが旅行なのだろうか。
やっぱり家が一番。
旅路の果てにも遠足の果てにも家がある。
我が家が一番。