旅路の果てに』の作文集

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旅路の果てに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/1/2023, 9:53:57 AM

「うちに帰ろう。」

ついに、最後のドラゴンを倒した「勇者」は
その国の王から栄誉を賜わった。
だけど、用意されていた高い地位は断って
家路につく許可を得る。

長い長い旅路の果てに「勇者」は家路についた。

すっかり歳をとってしまい
傷だらけで
風貌も変わってしまったけれど、

もう、誰も待っていないかもしれないけれど、

でも、うちに帰ろう

......

「家族」はずっと待ち続けていた。

でも待っていたのは
名誉ある「勇者」の帰還ではなく
かけがえのない大切な「家族」の帰り____


お題「旅路の果てに」

2/1/2023, 9:53:11 AM

【旅路の果てに】



思えば、長い人生だった。

男は来た道を振り返り、独りごちる。


一番嬉しかったことは?

一番悲しかったことは?

そんな問いがいかに無粋で無意味であるか、男は今、身に沁みて感じている。


人生という旅路の中に、優劣や順位をつけられるものなど何もない。

全てが刹那的で、そのどれもが大切だった。

身に余るような幸福も、耐え難いような悲しみも。



終着点は近い。

その先にはもう、道はない。


ぼんやりと、人影が見える。


あぁ…ようやく、この旅も終わる時が来たのだ。





『久しぶり。待ちくたびれたよ』



少し呆れたように微笑むその笑顔は、あの日から少しも変わっていない。

ずっとここに存在して、今日の日を、待ち続けていたのだ。



『すまない、随分と待たせてしまった』



男は、皺の刻まれた目元を柔らかく細め、微笑んだ。

年月を刻み、頼りなく細くなった男の腕を支えるその指には、真新しい銀の指輪が光っている。



男の指に光る指輪もまた、かつては同じ輝きを放っていたのだろう。


年月は、その恐ろしい力で全てを変えてしまう。

人は老い、草木は枯れ、何もかも朽ちていく。


それでも変わらないものが確かにあることを、今、固く結ばれた二つの手が物語っている。



長い長い旅路の果て、変わらぬ想いだけが、ただ此処に在った。

2/1/2023, 9:52:41 AM

折り返しにも満たないのに
振り返ることばかりしてる
もう出会いはないかのように
古い友達のことばかり思う
長い長い旅路の果てに
巡り会う人もいるかもしれないのに

「旅路の果てに」

2/1/2023, 9:50:45 AM

旅路の果てに

人生という長い長い旅のなかで、
人は人と生まれ出会い別れる。
それだけでなく、
毎日山や壁にぶつかり乗り越える。
しかし確実に乗り越えるわけじゃない。
乗り越える力がない時だってある。
そんな時は寄り道してもいい。
ちょっと休んでもいい。
なんならいっぱい寝てしまおうか。
ずっと歩き続けるのは大変だから、
時には止まってもいいじゃないか。
うさぎとかめみたいにレースをしている訳でもない。
その道は君以外誰もいないんだから。
誰からも追い越されないし、
誰も追い抜けない。
それでいい。
だから、

少し一緒に休もうよ。

2/1/2023, 9:50:14 AM

旅路の果てにたどり着く場所は
どうかいつもの家でありませんように


青い鳥の物語。幸せの青い鳥を探しに旅へ出たチルチルミチルは、最後に自分たちの家にたどり着く。幸せは身近なところにあるんだ、て教訓だっただろうか。
時おり旅に出てみたいと憧れを抱く。知らない土地で新しい刺激を受けたいという好奇心は、いくつになっても枯れないものだ。
けれど最後は帰らなければ。みんな、家族の待つ家に。家に帰れば旅のあいだのワタシではなく、〜の奥さん、〜のママに戻らなければならない。せっかくの旅の話を楽しむのは、結局ワタシだけなのだ。
人生の旅路の果ては、先祖代々の石の下の予定だろう。けれどワタシは密かに望んでいない。ワタシの望む旅路の果ては、エンディングノートの最後に記されている。

2/1/2023, 9:48:14 AM

君との旅の果てに見たものは

とても美しく綺麗なものだった

すぐに消えてしまいそうなくらい儚くて

はっきりとは思い出せない

だけど何よりも美しくて

鮮明に覚えている

2/1/2023, 9:41:33 AM

旅路に果てはあるのだろうか。
果て…。
果てとはなんだろう。

2/1/2023, 9:30:11 AM

電車の中
ひとりじゃないけどひとりのじかん

がたんごとんがたんごとん
窓に切りとられた一枚の絵が姿を変えていく

旅路の最果て、
どこか楽しめる場所に辿り着ければいいなと思う



「旅路の最果て」

2/1/2023, 9:17:41 AM

「あれが北斗七星で、あっちのがカシオペア座だから」
「じゃあ、あれが北極星?」
「そうだね」

テントのそばで身を寄せ合いながら、ひとつずつ星を見つけていく。
星明かりのおかげで暗いとは思わない。
「きれいだね…」
星空はきれいだ。でも、夜空に輝く星よりも、星に見惚れる君の横顔に見惚れてしまう。

「なに?」

それに気づいた君がこっちを見るけど、こんなセリフ、口が裂けても言えないな。

君のほうがきれいだ、なんて。

2/1/2023, 9:16:50 AM

旅路の果てに(初投稿で、昔書こうとしていた小説のお話です)


私は今、旅をしている。
小さい頃に、両親から私が大人になったら旅に出ないといけない、と言われたからだ。
どうして、旅に出ないといけないのかと両親に聞いてみると、両親は、私は小さい頃から怪我を治す力があり、その力で、多くの人を助けられるから、旅に出た方が良い、と言った。
その言葉を聞いて、私の怪我を治す力で、誰かの役に立ちたい、と思うようになり、旅に出ることを決めた。

その後、色々な場所へ行き、怪我をしている人を見かけると、声をかけて、怪我を治した。
すると、怪我した人から、「あなたのおかげで、痛かった怪我が治ったよ、ありがとう」、と言ってくれて、凄く嬉しい気持ちになった。

私は、これからも旅を続けていこうと思う。
少しでも、人の役に立ちたいから。

そして、いつかは私の力が使えなくなる日がくる。
その時が、旅の終わりになると思う。
その日が来るまで、一人でも多く、怪我を治したい。
私だけが使える、怪我を治す力を使って。

2/1/2023, 9:13:23 AM

突然なのだが、旅行は好きだろうか。
 僕は嫌いだ。
 なぜなら、旅に出るメリットがわからないからだ。
 旅というものは、時間もお金も、体力さえも奪い、旅行でできるものは今の時代は全て家で完結する。
 景色が見たいのなら、今どき皆が持っているその箱で調べればいい。食べ物が食べたいのなら、通販で頼めばいいだろう。
 ただ。僕も一度だけ、旅行をしたことがある。
 それは、今も僕の心の半分以上を埋めている。

 一緒に旅行に行った彼女が、彼女という存在が、僕を何年も縛り続ける。旅の最後に死んだ彼女を僕は手放せない。

 それから何十年経って、見合い相手と結婚した。妻との間に生まれた娘の名前は、彼女と同じ名前。
 それからまた何十年。結婚すると、娘が連れてきた相手は『彼女と同じ名字』を名乗った。

2/1/2023, 8:43:23 AM

旅地の果てには何があるのだろう。私は分からない。
まだ、そこに辿り着いていないから。
だけど、私は旅路の果てなんてないと思うんだ。
私が死んだとしても、誰かが私の旅路を繋いでくれると思うから。

ー旅路の果てにー

2/1/2023, 8:26:48 AM

旅路の果て

これは一度も想像したことがない

でもさ
どんな旅でも
最後は''しあわせ''でありたい

旅にはいくつもの分かれ道があって

ひとつ違えば
また変わってしまうような

そんな究極のギャンブル

道筋は人それぞれ違うけれど

旅は
いろんな人や風景に出会えて
素敵なことだ

旅をしよう。

''終わり良ければ全て良し''
って言葉がある通り

自分も
少しずつの幸せを積み重ねながら
たくさんの愛をもらって

そして旅を終えたい

2/1/2023, 8:23:02 AM

旅行に行きたいと思うけど1人で行く勇気がないんですよね。旅行行けそうな友達はいないし時間とお金も無いけども。

よく分からない悪い癖みたいなのがあって、1人で道に迷った時にそのまま「私迷ってませんよ」的な感じで進み続けちゃうんです。
一旦止まってスマホで調べるなり人に聞くなりするとか、来た道を引き返すとかすればいいとわかってるんだけど。
そのせいで10分位で行ける場所を1時間掛けて行ったりとか、乗り換えしたかっただけなのに1駅分歩いてたとかある。
さすがに待ち合わせに遅れそうとか他人に迷惑が掛かりそうな時は、ちゃんと止まるし聞くとかするよ。

2/1/2023, 8:16:26 AM

何につけ
いつもどこかで
結果を
ゴールを求め

辿り着いた先にも
終わりの無い
道がある事に気づき

無意識にまた
次のゴールを目指して
歩き始める


きっと
果てなど無い

なのに求めるのは

旅は過酷で
疲れ果てるから




旅路の果てに
何がある?

何も無い
果てなど無いのだから




そう

何も無いからまた
何かを求めて
旅に出る

ゴールには
何も無い

そこは
ゴールではなく
始まりの場所
何も無かった
初めの場所


この道は
ゴールではなく
再びスタート地点に帰る旅


帰り着いてまた
行き先を変え
道を変え
各々の荷物を抱えて
旅に出る


終わりの無い
旅のループ



旅の目的
それはきっと

何者も知り得ない
永遠の謎を
解き明かす事


歩き続けて行くのは
きっと


自分が何者かを知る為




「旅路の果てに」

2/1/2023, 8:08:13 AM

―旅路の果てに―

僕はあの場所から逃げ出したかった。
誰も僕の事を知らない土地へ行きたかった。
君と出会えて、居場所を見つけられた気がした。
何もかも捨てて来たつもりだったけど、時の流れに身を任せていたら失いたくないモノが増えていた。
僕の旅は、もう終わるんだ。
僕は君とここで生きていきたい。

2/1/2023, 7:58:14 AM

「旅路の果てに」



   ずっと人生という旅をしています。

   その果てとなると、この世とのお別れの

   時でしょう。

   どんな最期であれ、この世に存在させて

   もらい、たくさんの経験をさせてもらっ

   たことに感謝して旅立ちたい。

2/1/2023, 7:46:33 AM

「旅路の果てには何があるのでしょう」
隣の男に急に話しかけられたので面食らってしまった。よくよく見てみると草臥れた男の風体はまさに旅人のそれで、それもかなりの長い期間旅を続けている風であった。長すぎる旅路のせいで最早体力気力共に枯渇寸前。それ故に果てを知りもう終わったことにして解放されたいのかもしれない。
「何もありはしませんよ。」
「何も」
「ええ。何も」
男は呆けたように口を開き目を泳がせた。
「そう…ですか」
「少なくとも私の旅はそうでした」

2/1/2023, 7:31:22 AM

私は、旅に出たんだ。
君を探すためにね。

どうして君が、私の前から消えてしまったのか、
理由は分からない。
でもそれを聞き出すつもりはないよ。
だって君は知ってるはずだ。
私と一緒にいるというのは、こういうことだと。
代償があって。恐怖があって。苦しみがあって。
それでも私と添い遂げることを選んだのは君だ。

私には君しかいないし、
君には私しかいない。

逃げられないし、逃がさない。

たとえ旅路の果てに見つけたものが、
君の、私への憎悪に満ちた顔だとしても、
私はその頬に口づけをしよう。
感謝と歓迎の言葉を添えて。

待っていてくれ。

私は必ず君を掴まえる。



#旅路の果てに

2/1/2023, 7:12:35 AM

旅が好きな人のことを、僕は理解ができない。
旅を続けていると、最後に何が残るのだろうか。
友達。
経験。
体力。
知識。
これらが残っても、僕には必要がない気がするのだ。
友達なら少なくてもいい。
経験だって、旅の経験なんてどこで役立つのだろう。
体力はジムに通ったり川沿いを走ったりすればいい。
知識はネットで調べたり本を読んだりしてつければいい。
僕は、旅は時間を奪うものだと思う。
だから、僕は旅が好きな人のことを理解ができない。
けれど、旅をしている人に
「なぜ旅をしているのか」
と聞くと
「好きだから」
と言われる。
この「好き」という理由だけで旅を続けているのだ。
悪く言えば、ただの自己満足。
自己満足したいから旅をする。
やっぱり僕には理解ができない。

             旅路の果てに

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