新年』の作文集

Open App

新年』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/2/2026, 10:33:29 AM

年明けに必ず観なおすドラマがある

いちばんすきな花の第8話

椿さん家みたいな居場所があった
あたしが、まだ志木さんだった頃に。

きっと薄々
色々気付いてくれていただろう

何年後かに椿さんの弟に偶然会ったとき
家族がさ、何かで集まるとき
いつも志木さんの話が出てたよ

元気かなって
ちゃんと食べてるかなって
ずっと

そう言って笑ってた

あれから更に何年も経った
風の頼りで兄弟みんな結婚して
子どももいてしあわせだって知った

嬉しかった
思わず口元を抑えて
背中丸めてしゃがみ込むくらいには

その頃にはもう
話題に上がらなくなるんだろうと
思っていたけど

でもね
このドラマが放映された年
その年の新年

遠くの
何かの
誰かのつぶやきに

同じ記憶を持つひとがいて
エピソードが一緒で

ありがとう
もういいよ

ありがとう
大丈夫だよって言いたかった

言わないまま
言いたかった

1/2/2026, 10:02:20 AM

新年

 本から目を上げたら日付が変わっていた。
 今年こそは毎年本を読む、と勢い込んでいたのを思い出し、手帳に印をつけた。
 新年にふさわしいという訳でもない、気楽に読めるミステリである。
 明日も読もうと思う。

 追記:一日夜の七時から、人生で初めて豚の角煮を作った。盛り付けて食べようとしたら、また日付が変わっていた。

1/2/2026, 9:59:25 AM

一夜明けただけで、ウェブ広告の文字もテレビCMも一気に「ハッピーニューイヤー」「新春」の文字であふれかえる。年が変わっても、毎日は何も変わらないのに。
 放り出しかけたスマホが立て続けに鳴った。メッセージアプリを開くと、華麗にターンする馬のイラストの後ろで「Happy New year」の文字が踊るスタンプ。
——あけましておめでとうございます!
——明日、待ち合わせ駅前でいいですか?

 老舗の洋菓子店の店頭にクリスマスケーキをキャンセルできないかと相談に行ったのは、イブの前の日だった。そんな直前に頼んでも断られること間違いないのに。今思うと、誰かに知ってほしかっただけなのかもしれない。クリスマス前に壊れた恋があったこと。
「キャンセルはお受けできないですけど」
 対応してくれた若い女性店員——矢島ちゃんは、にっこり笑って言った。
「たとえばケーキ自体を小ぶりに変えて、違う味のものを3つお作りすることは出来ると思いますよ?」

 あのお店のオーナーがあんなに若い人だとは想像もしていなかった。ケーキを受け取った後も変わらずお店に立ち寄る私は、結構意外だったらしい。
「うちを見るのも近くを通るのも、もうお嫌なんじゃないかと思ってました」
 クッキーの袋を手渡しながら矢島ちゃんが言う。
「だってケーキに罪はないし。こんなことでここのスイーツを避けるのも、なんか癪だから」
 だけどひとりの年末年始はなんだか味気ない、と私はつい本音を零す。外出予定は、見事にすべてなくなっていた。
 彼女はいたずらを思いついた子どもの顔になる。
「どこも行くとこないなら、初詣付き合ってもらえません?」

 あの約束、冗談じゃなかったんだ。
 数日前までは、特に関わることもなかった人なのに。
 年が改まっても、胸の奥底は相変わらず苦しいままで。甘えるのが申し訳ないような、出かけること自体めんどくさいような気持ちもありながら。
 お誘いに乗らせてもらうことにして、新年っぽいスタンプを私は検索しはじめた。

『新年』

1/2/2026, 9:55:03 AM

新年

あけましておめでとう、と誰に向けるでもなく呟いた。
あいつが今どこにいて、何をしているのかは分からない。
もう同じ空の下にいるのかさえ、確信はない。

去年の最後に交わした言葉を、何度も思い返す。
優しかったのか、冷たかったのか、自分でも分からないまま終わった会話。
あいつは何を思って、あの背中を向けたんだろう。スマホの画面を開いて、閉じる。

送らない。送れない。でも消せない。
もし今、あいつが誰かの隣で笑っていたら。
もし一人で、同じ夜空を見ていたら。
どっちでもいいはずなのに、どっちも少しだけ苦しい。
結局、送信はしなかった。

あけましておめでとう。

今年も、どこかでちゃんと生きていろ。

1/2/2026, 9:45:00 AM

新年

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします





年末年始休みなしで勤務している方々

お疲れ様です

ありがとうございます

1/2/2026, 9:44:00 AM

新年


日が暮れ、夜が明ける。
昨日とは、
何も変わらない、
1日の始まり。

何も変わらない。
何も変わらない筈なのに。

1/2/2026, 9:42:53 AM

新年

 食べ切った蕎麦のどんぶりを洗う彼の平たい背中を見ながら、ザルの水気を拭き取る。普段は自炊を全くしないと笑う彼に、栄養はとりなよと他人行儀なアドバイスをする。SNSに疎いくせに山盛りのラーメンの投稿だけは頻繁にあげているの彼のストーリー見ていたからこその発言なんだけど、そこまでチェックしていないと思われてる彼にはあまり響かないだろう。2人してリビングに戻り、湯船にお湯が溜まるのを待つ。そろそろ歌番組が始まるとテレビのチャンネルを変え出した姿を端に捉えながら年の瀬に盛り上がるタイムラインを巡回する。また、今年もいつもと変わらない年越しを迎える。
 こんな時にしか使わないからといれた貰い物の入浴剤も彼にとってはいつもの年越しのいつものお風呂。湯船に浸かりながらこの一年をぼんやりと思い返してみるけど、リビングから聞こえてくる彼の歌声に邪魔されて思考が働かない。高音が出づらいその掠れた声に口角があがった自分の姿がお風呂の鏡にうつっているのに気づいて、見られるはずがないのに慌てて顔を戻した。今年もそんなふうに終えていく。着々と進む時計を見ながらお風呂を上がり、彼に次どうぞと声をかける。2人ともドライヤーを終えてリビングに揃う頃には年越しまであと2時間を切っていた。
 自分はすぐに眠くなるから1缶だけにして、彼がお気に入りのお揃いの銘柄のビールで乾杯して年越しまでちびちびと飲み進める。自分の缶が軽くなる頃には彼は何本目か分からないプルタブを引いていた。よく同じものを飲んでいて飽きないなと思う。番組が一段落してCMが挟まる間に冷蔵庫からアイスの大福を取り出してきた。寒いけどコタツに入って食べる分には問題ない。いそいそと部屋に戻れば、真横に座っていた彼がわざと体を広げて自分の陣地を小さくしていた。ソファの柔らかい面を背もたれにしてコタツにくるまり体を脱力させながらテレビを見ることができる自分の冬の定位置。そのスポットを善意で半分貸してあげていたのに、図々しくもその8割ほどを独占する彼を少し睨みつけた。きっとふざけて自分の反応を楽しんでいるだけだから、こちらも遠慮なくぐいぐいと体を押して隙間に入り込むと彼は声を上げて笑っていた。いつものくだり、いつもの狭さで夜は進む。さっきのおふざけのせいで近くなった距離の、むやみに動かしづらい左肘を気にしているのもいつものこと。そう言い訳して二つしかないアイスの一つをもちゃもちゃと食べ進める。
「なぁ、それ一つちょうだい。」
いつも寒いのにとアイスを食べる自分を笑っている彼が?甘いものにそこまで興味のない彼が?からかっているだけだと即座に判断して「いやだ」と切り捨てる。なのに、やけにお願いと食い下がってくる。その熱量に負けて仕方なく残りの一つを渡した。嬉しそうにその一つを食べる彼の姿を見て首を傾げつつも、残りが少なくなってきた缶の残量をまた一口分減らした。
 年越しまであと何分というカウントダウンが画面の隅に現れて、あぁ今年ももう終わりかとぼんやりと思っていると横にいる彼が口を開いた。
「もう一年終わるなー。」
酔いが回っていてほとんど眠くなってきたから、うんとかそうだねとか適当な相槌をうってあくびをした自分を気にせずに彼はテレビを観ながら続けた。
「いつまで許される?」
脈略のないその発言を理解しきれず、ゆっくりと彼の方を見ると自然と目が合った。
「いつまで、俺はここで年越していいん?」
その一言を聞いた途端、ぐっと胸が痛んだ。酔いが一気に抜けるように、先程食べたアイスが今更主張してくるように体が段々と冷える感覚があった。いつものふざけた雰囲気はどこへやら、どこか重苦しい雰囲気がのしかかる。
 人を家に入れるのに抵抗のある自分にとっても、彼の来訪は毎年待ち侘びていたものだった。学生時代ほど頻繁に顔を合わせることがなくなっても、段々と回数が減り年末の一回だけになっても、ここで一緒に年を越して他愛もない会話を続けるだらだらとした時間を続けるだけで満たされていた。不意に押し寄せてくる諸々の不安に気を病みそうな時も、年の瀬の忙しい時に時間もお金もかけてわざわざ自分に会いにきてくれる彼のことを思うとゆったりと息をつけた。何年も前から、友達のカテゴリーに収納するにしては少々大きくなりすぎた彼の存在を見て見ぬふりしていた。年を越すたびにまた溢れた引き出しを無理やり閉めて、彼への自分の感情に合う名前を探すのを諦めていた。何よりも傷つくのが、失うことが怖かった。だから、彼の来訪に鬱陶しそうにドアを開ける素振りを見せていたのも、素っ気ない対応をしていたのも、憎まれ口ばかり叩いていたのも、いつまで続くのか不明な学生時代の口約束の終わりが来た時に、なんでもなく振る舞うための予防線…だったはず。何よりもその終わりに怯えていたのは自分の方で、いつまでこれが許されるかなんて、聞いたら終わる気がして口を噤んでいたのも自分の方だったのに、なぜ?彼の目は綺麗だなとか、久々にこんなにしっかりと顔を合わせたなとか、そういう手前のことには思考を働かせられるのに、肝心の返答までには至らない。えっと、という意味もない3文字を繰り返す自分に、彼は優しく、重く、口を開く。
「終わりにしてもいい?」
こう言われた時に、すっと「そりゃ、元々そっちが言い出したんだから勝手にしていいよ」なんて言うために張ってきた予防線だったはずなのに。実際は涙がじわりと滲む顔を俯いて「うん」と弱々しくも強がる2文字しか発せなかった。いやだ、なんで、おねがい、まだ…湧き上がる言葉はひとつも言葉にできずに、古くなったコタツ布団の端が少しほつれているのをぼうっと見つめていると急にテレビの音量が上がった。ハッピーニューイヤーと口を揃えて芸能人が笑っている。最悪の年越しを迎えた。
「あ、明けたんか。」
じゃあ、と言うように缶を持ち上げて自分の方へ差し出す。いつもの新年の乾杯だ。しかし、これが最後の乾杯だと考えてしまうと震える手が缶を持つのを拒否しようとしていた。いつまでも缶を持とうとしない自分を見て、彼も持ち上げていた缶を置いた。
「じゃあ、いい?」
またその彼が発した言葉の意味を汲み取れず、続く言葉を待つ。さっきみたいに真剣な表情をして少し息を吸ってから言葉を紡いだ。
「好きです。付き合ってください。」

 エイプリルフールは3ヶ月後だとか、新年早々初嘘は縁起が悪いとか、その言葉を言葉の通り受け入れる段階の前に後ろ向きな自分が顔を出す。だって、そんなはずないじゃないか。自分たちはずっと友達でやってきて、今だって友達で。それ以上の感情を持っていたのは自分だけのはずではないか。ぐるぐると疑問が頭を駆け巡る。まだ半信半疑だけど、とりあえず頷いた。自分もと言葉を付け加えると、彼は嬉しそうに手を広げて自分を迎え入れる。
「ほんまに?」
彼の嬉しさが滲む声と背中に回された腕の優しさに脱力して、それと同時に本当だったのかと気づいて顔が赤くなる。そういえばこんなふうに触れ合ったことだって無かった。肘を合わせるだけで満足していた数分前のことを思うと、やっぱり今の状況は信じられない。どういうことかもあまり理解できていない。
「年越し…これから、どうすんの?」
終わりにするとついさっきまで言っていたのは何だったのか。
「ずっと、この関係じゃないと一緒にいられへんと思ってたから。もし俺が欲出したら終わっちゃうんかなって。」
あぁ、なんだ。同じ悩みを抱えていただけだったと気づくと、無意識に張り詰めていた意識が緩み、どこかのネジがばかになって涙が溢れた。彼はそんな自分の涙を拭いながら、控えめに笑う、
「これからもずっと、一緒に年越ししていい?」
今度こそ本音で、うんと伝える。すると、今度は彼が安心したように涙を流して二人で大泣きした。涙が枯れ、赤くなった目元を笑いあいながら、ほとんど空になった缶で今度こそ乾杯をした。一生続くと錯覚してしまいたくなる幸せな年が始まった。

1/2/2026, 9:19:03 AM

明けましておめでとうございます

今年こそはと
「wish list 100 」を書いて意気込む

さあ、仕事始めまでもうひと休み

1/2/2026, 9:10:51 AM

新年も2日目をそろそろ終えるこの頃です。
「ここ」ではないどこか、別の世界の厨二ふぁんたじー組織「世界線管理局」は、
たまたま、妙な偶然から、あるいはご都合のお約束から、「こっち」の世界とよく似たカレンダーを使っている部署がありまして、
すなわち、世界線管理局の広報部、企画課の企画・運営班のことでありました。

「定刻になりました」

日本の新年に合わせて、企画課の優秀なエリートの面々は、大事な会議に臨みました。
「これより定例意見交換会を開催します。
まず広報部長、あけぼの部長に、挨拶を頂きます」

「諸君。新年、おめでとう」
静かで重々しい、しかし間違いなく力強い男声が、
心持ち薄暗い気がしないでもない室内に響きます。
「諸君ら企画・運営班の勤労ぶりは、この私、あけぼのもよく知るところである。

諸君らの知るとおり、我等、管理局の最終的な稼ぎ頭は、間違いなくプロアイルルス経理部長だが、
5つ存在するそもそもの原資の、そのひとつこそ、諸君らによるソーシャルゲーム事業である」

ご苦労。ただただ、ご苦労。
あけぼの部長はゆっくり、部下を見渡しました。

彼等、企画・運営班は、これまで約10年続いてきたソーシャルゲームを通じて、
それとなく、それと明記せず、世界線管理局の組織的理念や活動内容を広報してきました。
そして、新年を迎えた本年、企画・運営班は満を持して新しいゲームアプリをリリースするのです。

世界線管理局がどのような組織か、
何を守り、何を整備し、何を取り締まっているか、
そしてなにより、なぜ世界線管理局という世界が必要とされているのか、
フィクション、異世界、2次元の偽装をかぶって、引き続き、こっちの世界に広報するのです。

企画・運営班の本当のメインは、ゲームアプリ運営による課金収入や広告収入ではありません。
別の世界で実際に活動している管理局の活動を、「こっち」の世界に、知らせること。

収入に関しては「付いてくればそれで良い」程度。
ゆえに、企画・運営班はただただ、自分が作りたいもの・見たいもの・動かしたいものその一点を、
往年も、新年も、突き詰めるのでした。

結果としてゴニョゴニョ以下略(後述)

とはいえ、間違いなく結果として、
世界線管理局が何者であるか、「ひとつのゲーム、ひとつのフィクションにおける設定」として、
間違いなく、浸透したのでした。

「新年も、諸君の活躍と貢献に期待している」
あけぼの部長が言いました。
「以上。さっそく、意見交換に取り掛かってくれ」
あけぼの部長は静かに、力強くそう結んで、
そして、部下たちを信頼して退席したのでした。

「これより、意見交換に」
意見交換に、移ります。司会役が言い終わる前に、
スッ、とハンドサインを挙げる者が在りました。

「あのな」
企画・運営班はただただ、自分が作りたいもの・見たいもの・動かしたいものを突き詰めます。
ゆえに、意見交換は結果として、
往年もそうだったように、
新年も、戦場となるのです。
「旧アプリの【ピー】比率、調べたけど、
【ピー】と比較してあからさまに【ピーピー】の方が【ピーーーーーーー】で、どないなん」

「あ?【ピー】こそ至高だろ何言ってんの」
「異議。【ア〜ン】も【オーゥ】も【わぁ〜ぉ】も不要。新アプリは健全路線で、
カップリングの余地を、すべてに残すべき」
「ハァぁ??」

企画・運営班はただただ、自分が作りたいもの・見たいもの・動かしたいものを、突き詰めます。
ゆえに企画・運営班の意見交換は、
往年も新年も、本当に、ほんとうに、再度明記しますが、 戦場と、なるのでした。

1/2/2026, 9:10:43 AM

[新年]

明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。


去年よりも書けるようになりたいなァ……🐎

1/2/2026, 9:10:11 AM

新年明けましておめでとう
クリスマスが寂しそうに手を振ったあと、
新年が嬉しそうに手を振る
イベントの移り変わりは楽しいけれど
どこか寂しい

1/2/2026, 8:37:42 AM

32.


好きな人を好きだと言えないこの世が。

好きなものを好きだと言えないこの世が。

うざったらしくて、憎くて、大っ嫌い。

自由に生きてるだけで罵倒される世界。

真面目に働いてもいいことなんか何も無くて。

唯一の光だった恋人は、もうこの世にいなくて。

未練もないのに死ぬ覚悟もなく毎日を無駄に生きて。

会いたい。

あいたいよ。

やっと覚悟ができた、今から行くね。

1/2/2026, 8:36:20 AM

新年

新年を迎えた気になれず
同じような日を過ごしている

世は年越しを楽しみ
新年をめでたく祝う

今年がどのような年になるか
不安で仕方ないが

迎えた新年を良い年になるよう願う

1/2/2026, 8:15:02 AM

「新年、明けましておめでとうございます。」

と、0時0分ぴったりに彼からメッセージが届いた。
やけに畏まった文章に思わず口元が緩む。

「明けましておめでとう!今年もよろしくね〜。」

送信を完了したと同時に既読がついた。すぐに返信が来るだろうと踏んでいたが中々来ない。
待ちくたびれてスマートフォンを閉じようとした瞬間、返事がやってきた。

可愛らしいキャラクターのスタンプだった。
大きな「大好き!」の文字の上にキャラクターが乗っている。

突然の愛の告白に驚いていると、突然そのスタンプが見えなくなった。
送信取り消しの文字。先ほどのスタンプの代わりに、
今年もよろしく。と挨拶をしている可愛いネコのスタンプがやって来た。

「ごめんなさい!間違えました。」

彼からの謝罪のメッセージも遅れてやって来る。
消さなくてよかったのに…と内心寂しかったことは、今年最初の秘密だ。

1/2/2026, 8:04:04 AM

新年

あたらしい光、あたらしい足音。

窓を開けると、まっさらな空気が部屋に流れ込んできた。
「さあ、行こう」
声をかけると、クロはちぎれんばかりに尻尾を振って、喜びを全身で表現する。
その無邪気なリズムに、こちらの心もふっと軽くなった。

冬の光を反射して、クロの瞳がキラキラと輝いている。
去年のことなんて、もうどこかへ飛んでいってしまったみたいだ。

「いいことが、たくさんあるよ」
根拠はないけれど、そう確信しながら歩く。

冷たい風の中、クロの元気な足音と私の靴音が重なる。
一歩進むごとに、世界が新しく塗り替えられていく。
この真っ白な一年の始まりを、私たちはどこまでも自由な気持ちで、どこまでも遠くへ歩いていける。

1/2/2026, 7:47:52 AM

『新年』

 紅白かまぼこ、伊達巻、煮しめ、厚切りハム、煮豆、鯛と海老の焼き物。
 好きなものを好きな分だけ用意して、おせち箱に詰めていた。
 彼女のいなかった数日間、飾り小物をたくさん用意したため、仕上がりがかなり華美になる。

 派手にやりすぎたかも?

 重箱に入れたナンテンの小物を菜箸で取り出したときだ。
 背中にかわいいのが引っついてくる。

「おはよ」
「おはようございます」
「これ、全部作ったの?」
「あなたがいなくて、夜は暇だったので」
「そっか」

 重箱を見つめたまま、彼女は俺の言葉を肯定も否定もせず受け止める。
 きゅうっと彼女の腕に力が加わり、たまらずに胸がときめいた。
 彼女の腕に手を重ねようとしたとき、プラーンと袖が異様に伸びていることに気がつく。

「その服、俺のじゃないですか」

 俺が着てもオーバーサイズのトレーナーだ。
 体の小さな彼女が着れば、手先はすっぽりと隠れてしまう。
 ただ、昨夜の情事の痕を残した首筋や鎖骨、すらりと伸びた脚を覗かせる襟ぐりや裾の防御力は心許なかった。

「置いてったのはれーじくんでしょ」

 本当に、ああ言えばこう言うな?

 気怠そうに体重を俺に預けているクセに、口だけは絶好調だ。

「わざわざ持ってきてくれたんですね。ありがとうございます」
「え?」
「ノベルティにあなたの温もりまでいただけるとは新年早々、幸先がよさそうです」
「その言い方、やめてくれる?」

 顔をしわくちゃにしているが、俺から離れる気はないらしい。
 朝からバクバクと心臓が暴れ始めるが、彼女の温もりには変えられなかった。

「はいはい。ほら、バンザイしてください」
「あ、ちょっ」

 彼女の制止にかまわずトレーナーをたくし上げた手が止まる。
 大層ご立派な腹斜筋を覗かせたのは想定内だ。
 だが、奥ゆかしく膨らんだ胸と下腹部がダイレクトに入ってきたのは予想していない。

 捲ったトレーナーを静かに元に戻せば、気まずそうにしながら彼女は身を捩った。

「…………えっち……」

 どっっっちがっ!?

 そうだった!
 この人、元々こういう人だったな!?
 冬だからすっかり油断してたが、そうだった!

 クッソッッッ!?

 彼女の装備は俺のトレーナーのみで、下着もなにもつけていなかった。

 彼女の大切な部分が直接、目に入ってしまう。
 昨日、あれだけ熱を吐き出したというのにまた昂りそうになった。
 どうにか気を逸らしたくて、おせち飾りのバランスを見直そうと再び菜箸を手にする。

「そんな格好してると襲われますよ?」
「いいよ?」

 は?

 彼女は俺の左腕にしがみつくように自身の腕を絡めた。
 胸の感触や擦り寄せられる太腿に、どうしても意識が向いてしまう。
 俯いて顔は見えないが、彼女の耳は真っ赤に染まっていた。

「って、……言ったら、どうする?」

 そんなの、おいしくいただくに決まっているが?

 期待しかさせてくれない彼女の態度に手に力が入った途端、バキンッ、と菜箸の先っちょが重箱の中で折れてしまった。

「あ」
「え」

 見失う前に折れた菜箸を片づけていると、血の気の引いた彼女が後退りし始める。

「ちょっと。どこ行くんですか。寝室はそっちじゃないでしょう」

 あんな誘い方をしておいて今さら風呂に逃げ込んだところで、押し入られるだけだというのに。
 彼女は往生際悪く抵抗した。

「乱暴にされるのはヤダなんだけど」
「そんなことしません」
「でも顔、怖い」

 高威力の爆弾を落とされれば、顔のひとつやふたつ、怖くもなるだろう。
 俺は深くため息をついたあと、菜箸をシンクに投げ捨てた。

「別に、俺はここでもいいんだけど?」

 テーブルの隅に彼女を追い込み、目に毒なほど無防備な内股に手を伸ばす。

「んぁっ!?」

 昨晩の余韻が残った彼女の皮膚は、爪で軽く撫でるだけで艶美に跳ねた。

「や、ダ……、メぇ」
「自分で誘ったクセに、なに照れてるの?」
「だ、だって、ここじゃ、や……っ」

 俺だけを見つめたまま、瑠璃色の瞳に薄い膜を張る。
 火照る頬をなぞれば、反射的に伏せられた睫毛が震えた。

「ふっ。わがまま」

 少し乾いた薄い桜色の唇を食む。
 体をこわばらせて浅くなった彼女の呼吸を整えさせるために、背中を撫でた。
 
「すぐに片づけるから、ちゃんとベッドで待っててね?」
「う……」

 指先が隠れた袖で顔を隠してうなずいた彼女は、とぼとぼとキッチンから出ていった。

 かわいい。
 あのかわいい子を、このあとどうしてくれようか。

 緩む口元を押さえながら、俺はテーブルを片づけた。

1/2/2026, 7:42:57 AM

新年

明けましておめでとうございます。
今年も毎日執筆がんばります!
箱根駅伝の黒田くんすごかった!
山の神、爆誕!!

1/2/2026, 7:42:39 AM

0時まで
起きていること
特別に
感じていた日
カウントダウン

手を合わせ
今年の抱負
野望より
健康祈る
歳になりけり

【新年】

1/2/2026, 7:40:16 AM

新年

新年が明け、キミと初詣に来た。
「うわ~、すごい人だね」
「そうだね。気長に待とうか」
参拝する人たちの列に並び
「寒いね」
「うん」
寒さに負けないように、キミと身を寄せ合う。そうしているうちに、列は少しずつ進み、やっと自分たちの番が来た。
「………」
目を閉じ、手を合わせ、神様に感謝を伝える。
「キミを幸せにする。その願いは自分で叶えてみせます。どうか、見守ってください」
自分の思いを神様に告げ、目を開けると、キミが僕を見ていた。
「行こう」
キミの方に手を出すと、迷いなくキミはその手を取る。
そんなキミを、絶対に幸せにする。と、笑顔のキミに誓うのだった。

1/2/2026, 7:20:54 AM

新年

明けましておめでとうございます。
新しい年が始まりましたね。皆さんはどんなお正月をお過ごしでしょうか?私はここぞとばかりにダラダラとしております。もう直ぐ学校が始まるのでそろそろ切り替えようと思っています。皆様もダラダラとし過ぎるのにお気をつけてお過ごしくださいませ。それでは

Next