『放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
放課後
放課後は暇だ。部活も生徒会も塾もバイトもやってないから。クラスの不良は何が楽しいのかうんこ座りしてモクやアンパンやってるけど、僕はそういうのもやらない。学生運動なんかもちろんやらないノンポリ。だからホントに暇で暇だ暇だと思いながらアーケード街を歩いてたら知らない人に呼び止められた。
「こんなところにいたんですね。街歩きは楽しかったですか? もう帰りましょうね」
柔らかな口調の男性はなんとなく頼れる先生っぽい雰囲気があるけど、高校では見かけたことがない。補導でもないらしい。誰だろう。僕は有無を言わせず車に乗せられ、見覚えのあるようなないような建物に連れて行かれた。「老人ホーム瑞恵園」と看板にある。
あ、と思った。突然頭の中がすっきり晴れやかになる。僕を連れてきてくれたのはいつもの介護士さんだ。名前は思い出せないけど。そして、ここに僕の家がある。学校どころか人生の放課後を迎え、認知症になった僕が暮らしている、僕の終の棲家が。
『Silent』
ボクの好きな歌手が、久しぶりに色々な歌を歌って下さいました🎵✨️
ボクは、只管に、心配するだけだった。
大好きな怪獣の花唄やハッピーハロウィーン🎃や🎵✨️カワイイ曲や色々。バラエティー豊かに。✨️
みんなが楽しめるように遊び心を加えて🎵✨️
病気だったんですね。
水面下で、歌手というお仕事だから、声がこのまま出なくなったらとか……。とか、不安だったそうです(;_;)
痛いくらい伝わりました。
『声が出ることってイイよネ🎵✨️歌えることってイイよネ🎵✨️』と、その歌い手さんは、噛み締めるように言われました。
辛かったんだなぁ~(´;ω;`)と、想いました。
何時も元気いっぱいで、全力で歌われて、みんなに色々と楽しい風景を見せてくれている推しだから……。
ボクは、大丈夫かな〰️??と心配するだけだった。
推しは、今、病気と闘ってはるの、その先を見つめてはりました。
病気で、沢山、仕事が溜まっているヨ(*^^*)🎵と、屈託なく明るく言われていました。
お薬も飲んでいたと打ち明けられた。ーー背中が冷たくなった。
ボクは、只、ハラハラしながら待つだけのSilent。
推しは、沈黙で闘病して頑張ってはった一ケ月。
同じ時の中ですネ。
回復おめでとうございます💐お酒も程よく楽しんで下さい😊🎵これからもお身体には、ご自愛を下さい😊🎵
これからもボクらしく、推しのことを応援していますから……。HalloHOWarayow??
終わり
放課後、
もう部活も終わってるはずなのに
1人残って練習する君、
玄関からは遠回りだけど
偶然を装って、
君と放課後を過ごすんだ
自分だけの秘密の放課後
放課後
放課後という言葉には
自由で
緩やかで
穏やかで
くつろげる
というイメージが私にはある
学校という
決められた枠から
少し解放される時間
「少し解放」というのは
学校という領域からは
物理的に出られても
精神的には出られないからである
その少しの解放感が
学校という領域の中で過ごす
窮屈さの中で感じる
幸福だ
秋桜の花は何処と無く
私の姿と重なって
曼珠沙華は何処と無く
あなたの姿に見えていく
届くはずがないのに
掴もうと空に手を伸ばしている
見つかるはずがないのに
今いっぱいに手を伸ばして
空を抱く
茜色の空に君が浮かぶ
寂しく感じるこの九月
撫でながら指でなぞる言葉
手を伸ばしても程遠い影
10/13 1.放課後
放課後の廊下はどこまでも長い。
燃える赤色が山の端へと逃げ帰り、廊下が一直線に赤く染まる。「眩しいね」と薄暗い教室で君と話す時間。
「大学、どこにするの?」
「今んとこは関東圏で考えてるけど──。」
夕焼けに背を向けて、玄関まで、長い廊下を2人で並んで歩く。青春はあまりに短いと嘆き、近所の犬が可愛い話をし、卒業したら一緒に映画を見ようと約束する。なんてことない、いつもの放課後だ。放課後恒例の馬鹿話が進路や真面目な話に変わってしまったのはいつだったろう。くだらない事で大口を開けて笑ったのは、いつまでだったろう。
「じゃ、私こっちだから。お互い頑張ろうね」
気付いたら玄関に着いている。手を振って、私達は別々の道へと歩き出す。
大人になるまでの道はずっと長かったはずなのに、気付いたら目の前に玄関があるのだ。残り時間の少なくなった高校生達の放課後。
日はとうに沈んでいた。
放課後の薄暗い教室の中
外の明かりで透けて見える2人
カーテン越しにクスクス笑い声が漏れている
他愛もない会話でふざけ合っているようなそんな空気
忘れ物をして戻ってきたけれど、
邪魔しちゃいけないやつかなと少し待ったのが仇になった。
「…練習してみよっか」
「ええー?どうしよっかなぁ」
そんな会話の後に聞こえたリップ音。
一瞬の躊躇
数歩後ずさる。
深呼吸。
数秒待って、
「……、忘れ物ー!薄暗いしヤダなー! あ、〇〇ちゃん、△△ちゃん!まだ残ってたんだ??忘れ物しちゃったー笑 あったあった!じゃあね、また明日〜バイバイ〜」
一息で喋り切る。
急いで教室を出る。
後ろから「ビックリした〜…バレてないよね…?」「大丈夫そう…」なんて会話が聞こえる。
こっちだってビックリした!!ホントにビックリした!!
友達のそういうの見たくなかった!!!!
混乱したまま廊下を走る。
内緒話とか恋愛相談だと思ったのに…!
明日普通に挨拶出来るだろうか…しないと駄目なやつだこれ…
憂鬱過ぎる…
悶々と明日の「おはよう」をシミュレートしながら家まで帰るのでした。
「放課後の制服デート憧れてるんだよね」
そう言ってキラキラした眼で俺を見つめる先輩。
(俺だって憧れてる。先輩となら)
と思いつつも「そうなんすね」と軽く返す。
「そんな態度取らなくてもいいじゃん」
「いや、別に」
「もしかして照れてるの?」
赤らめた頬をマスクで隠してるのに
泳いでる目は気持ちをバラす。
「照れてないし」
「うそー!だったら、絶対やろー」
ニヤつく顔を誤魔化すために俺はぶっきらぼうに
「はい、行きましょう。放課後、映画で見ませんか?」
と勇気を出して言ってみた。すると、
「映画見たい!私さ、傲慢と善良が気になってて。
ストーリーも面白いと思うんだけど、藤ヶ谷くんが好きで」
(おい、そっちかよ)
と軽くため息をつき、
満面の笑みで「俺は恋愛映画が好きなんですよ」
と軽く嘘をついた。
すると、先輩は「可愛い」と言って俺の頭を撫でた。
平日の水曜日の夕方にもかかわらず
映画館はカップルと女子高生で溢れていた。
水曜日の今日はレディースデーだから女性客が多い。
先輩の何気ない一言から出た俺の提案が功を奏した。
話題の小説だから、
読書好きの友人から勧められて読んだことはある。
まさか、先輩が藤ヶ谷ファンとは思わなかった。
だって、俺はあんなにカッコよくねぇし。
映画を見てるときの先輩は登場人物に感情移入してる。
それくらいこのストーリーが好みなのだろう。
眼をキラキラさせたり、頬に涙が伝ったり。
「映画、面白かったね!」
「そうっすね」
「まさか、あの展開で終わると思わなかったな」
「俺も、です。見入っちゃいましたよ」
「それな!翔太くんの前で言うのは悪いけど、
藤ヶ谷くん、めっちゃカッコよかったなー」
「そう、ですね」
「あっ!ごめん。そんなつもりじゃなかった」
「いいっすよ、気にしなくて。
それより、そこのクレーンゲームで欲しいもの取ってあげます。俺、得意なんで」
「えっ!悪いよ」
「全然いいですって。どれがいいですか?」
「うーん。お言葉に甘えて、あのちいかわのクッション」
「はい、かしこまりました」
俺は1000円をかけて先輩のリクエストに応えた。
先輩は「今日から抱き枕にする」と言って
とても嬉しそうだった。
初の放課後の制服デートの締めは
先輩からのお礼で撮ったプリクラに映る、
俺の頬にキスをしてる乙女な先輩だった。
放課後
誰も知らない猫が鳴いていた。
放課後
誰も知らない本の表紙を見つめていた。
放課後
誰も知らない道に誰も知らない喫茶店が
放課後
誰も知らないコーヒーの香りが
放課後
誰も知らない放課後に、
❦
I can bear any pain as long as it has meaning.
( Tôi có thể chịu đựng bất cứ đau khổ nào miễn là chúng có ý nghĩa)
痛みに意味があるなら、どんなに苦しくても耐えられる。
放課後、キミに告白しようと思った。
だから、キミを呼びに行こうとしたその時、
ある女子生徒が
「希美ちゃんって池田くんのこと好きらしいよ。」
そう言っていた。
池田くん、池田くん……脳内にその名前を反芻する。その名前は僕……の親友だった。あ、僕の恋って終わったんだ。
運命の人に巡り会えたら。
なんて思っていたあの頃、僕はきみに逢えた。
学校祭の後夜祭。
踊りませんか?と恥ずかしそうにきみに声をかけられた。
ベランダでビールを片手に巡る星座を見つめながら、過ぎた日を想う。
あれから月日が経って、僕達は大人になった。
今は車で片道2時間。往復4時間の距離。
気安くは会いに行けない。
週末、やっと会えたきみを、力を込めて抱きしめる。めいっぱいに彼女をとり込む。
束の間の休息。
ココロオドル時間。
なのに、突然彼女が泣き出した。
涙の理由を尋ねても、泣いてばかりでなかなか話し出してくれない。
もう幕引き。静かにカーテンが下りるのを感じた。
いろいろあった楽しかった日々は終わったのだ。
僕は放課後に取り残されてるような気持ちになった。
110作突破記念
「放課後」
前回 10/2 100作目。
10作ごとぐらいにしている。
これまでのタイトルを並べて繋げたもの。
内容は続いていない。
インターバル的なもの。
お題『放課後』
半信半疑で俺は再びカーテンの方へ向き直った。
そして3秒数える。
「1、2、3」
3秒経った瞬間マネキン側へ振り向く。
「!?気のせいじゃ……なかった」
数体のマネキンが僅かに動いていた。
このまま振り向かずにいたらマネキン達に押し潰されてしまう。
ん?ちょっと待ってくれ。なんだか知っているぞ!
あれだ!あの遊びによく似ている。
小学校の低学年だった頃、俺のクラスでは小学校のグランドで放課後、暇な奴ら集めて皆んなで【だるまさんがころんだ】をしていた。
つまりだ、俺はマネキン達からだるまさんがころんだゲームに強制参加されたってことかーーーー!?
End
放課後学校で何をするでもなく、すぐさま家に帰る、帰ったらお風呂に入り、お菓子を食べ、ゲームをする、そう、変わらない日々を堪能しつつ親の帰りを待つ親が帰ってくるまでなんでも出来るペットを愛でたりもできる。
他の人の放課後は、友達と話しながら帰ったりしているのだろう、だが、僕はすぐに帰りたい派なのだ、でもこれだけは言える
『放課後最高!!』
あの子はお菓子作りが趣味と言っていた
私は大人になってお菓子作りに挑戦した
そして、気付いた
お菓子作りは金持ちの趣味
(放課後)
「放課後」の
体育館では
大小の
ボール入り乱れ
目指すは全国
*
強い部活なら体育館を占拠できたのかもしれないけど。
半分ずつ使ってるとね、白とかオレンジとか色んなボールが仕切りのフェンスを超えちゃってね。
お互い様だけどさ。
いいよね、部活。
スポーツ漫画読んでると思い出しますわ。
試合前の気合入れ、混ざりたくなっちゃう。
私は文化系も体育会系も入ったことがあったけど、熱くなれたのは体育会系かな。
今でも趣味にできそうなのは文化系かな。
また何か始めたいな(と思ってこのアプリ入れたんだった)
7:放課後 20
「あした、わたし卒業するんです。あそこの大きな木の根元で、私待ってます。あなたが来るまでずっと。」
でも縛り付けたいわけじゃないんです、と口から細く揺らめく声が蛇のように耳に入る。
来るまでずっと待ってるだなんて、縛りつける気しかないくせに。
その艶めかしい唇も、目も、髪も、相手を縛るには最適なもののくせに。
私はその日木の根元へ行かなかった。
離されないような気がして怖かったから。
きっとあいつの深い味を知ったら、今後他の人間を愛せなくなる気がしたから。
時が経ち、あの思い出の場所は閉校され大きな木も伐採された。私の不安の種は遂に無くなったのだ。
だから、私の家に飾ってある大木の絵画に、あいつが写っているのも気のせいに違いない。
あいつが魅力的なのが悪いんだ。
あの日俺を殺し損ねたからって、ここまで執着しなくていいだろ。
あいつが思わせぶりな事をしたせいなんだから、味見くらい構わないと思ったのに。しくったなぁ。
「放課後」
「おう 早く帰れよう」
三階の廊下から学年主任の声が響いてくる
いつの間にか日も落ちて薄暗い教室
冗談で 暗闇先生と名付けていた
暗闇先生が巡回に来たら帰る時間
2年生になったらクラスが分かれてしまったので
部活が終わった後は
隣の教室に行ってダラダラお喋りしていた
あの時の先生の顔は覚えてないけれど
不思議と巡回の時の声色は覚えていて
今でも夕暮れの帰り道に
たまに思い出す
早く帰れよう
校舎に 大人に
守られていたんだな
あの頃の私たち
たまたま彼とすれ違った時物凄く距離が近かったの😍ドキドキしました💞
そういう事か❗️
お題について、感じたことを書くんだ。