手ぶくろ』の作文集

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手ぶくろ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/27/2024, 9:49:05 PM

冬でも体温の高いわたしの手を
つかまえてコートのポケットに入れて 
寒空を足早に歩く

暖かな屋内でもそのままで


「手ぶくろ」

12/27/2024, 9:32:27 PM

手ぶくろを装着すると
手ぶくろのぬくもりが
手の指先から
心の奥底まで
じわじわと伝わってゆく

まるで
あなたと
手を重ね合わせて
手を包み
込んでいるかのような
感覚になる

目を閉じて
優しい
思えば思うほど
体温が自然に上がってゆく

あなたが手編みをして
作ってくれた手ぶくろだから
それはなおさら愛情が深くなる

あなたは
どんな思いで
手ぶくろを作ったのかな?

わたしを笑顔にさせて
かじかんだ手が
寒そうにしている光景を
思い出しながら
あなたは
慣れない手つきでも
最後まで作り上げていた

そして
わたしは出来上がった
手ぶくろを装着してみると
わあぴったり♡

なんとそれは

シンデレラのガラスの靴のように
ぴったりとはまった瞬間

まるで
あなたは
運命の王子様と思わせるひと

素敵な気持ちになれた♡

この世でたったひとつしかない
限定プレミアム品

カタチとかいびつとか
ううん
そんなこと関係ないよ

あなたが
一生懸命に
わたしのために作ってくれた
手ぶくろだから

ずっとずっとずっと
大切な宝物だよ

作ってくれて
本当に本当にありがとう♡

12/27/2024, 9:32:19 PM

手ぶくろ



 「逆から読んでみろ」

 って言われて 読んだら

 6回ぶたれた。

12/27/2024, 9:12:54 PM

あなたの両手を、温めるために存在しています。
それぐらいしか出来ません。
でも、この季節になると、必要としてくれる。
忘れられていなかったのだと、嬉しくなる。

何故、両足は毎日のように包みこんでいるのに、その美しい両手には、冬の間しか私を必要としないのか。
あなたの両手を包み込み、守りたい。
私の名前は、手ぶくろ。

そろそろ、一年ぶりの再会でしょうか。
表に出ると、手がかじかんでしまう寒さです。
気付けば私は、クローゼットの奥の方に追いやられていますが、きっとあなたは、私を探し出してくれる。

あなたが心から愛する、あの人からのプレゼント。
それが私。だからきっと特別。
毎日あなたの両足を包み、一日をともにする靴下達が、「最近会っていないようだ」と囁き合っていても。

私には、あなたの両手を温める、それぐらいしか出来ないから。
そのためにこの世界に存在しているから。
もしも、あなたの心が冷え切ってしまっていたとしても、私が温められるのは、あなたの両手だけ。

今年の冬は、クローゼットの奥に埋もれたまま、あなたの両手に触れられることはないのかもしれない。
それでもいい。
きっと、新しい「手ぶくろ」が、あなたの両手を温めてくれるから。

私の目的は、あなたの両手を温めること。
それを私以外の誰かに託すことも、やぶさかではない。
ただ、あなたの心を、そして両手を、氷のように冷やしてしまうことは受け入れがたい。
だから私は、あの人を許さない。

クローゼットより愛をこめて。
そして、憎しみの念をこめて。

12/27/2024, 8:50:36 PM

『てぶくろ』


〝てぶくろあり〼〟
 ふとそんな立て看板が目に入り、私は足を止めた。
 そこは大通りを一本入った細い通りの道沿いで、時々車が通り過ぎる他に人通りはほとんどなかった。
 両隣の建物にぎゅっと挟まっているかのように間口が狭く、おそらく奥行きもそれほどない。
 木製の扉は滑らかにやすりがかけられた丸ノブがついていて、足元にある小窓からは温かい明かりが外にもれている。
 視線を上げると、突き出し看板が主張もなくそこに存在していた。
「──てぶくろ屋」
 初めての響きを、口に出して確かめてみる。
 ここは手袋の専門店なのだろうか。
 私はその店にとても興味を惹かれた。ちょうど新しい手袋を探していたところだったのだ。
 今、時刻はちょうど夕方を過ぎた頃だったが、表に立て看板が出てるのだから店は開いているのだろう。
 日が落ちた通りに冷たい吹き込み、思わず肩をすぼめる。
 私はコートのポケットに突っ込んでいた手を外に出して、店の入り口に伸ばした。

 扉を開けるとカランコロンと音がした。
 店に入ると他に客はおらず、店の造りは見回すまでもなくとてもシンプルだった。
 小さな店だから、そのスペースをいっぱいに使ってたくさんの手袋が並ぶのかと想像していたが、実際には店の幅と同じだけのショーケースが店の奥の方に1つあるだけだ。
「いらっしゃいませ」
 ショーケースの向こうに立つ店主らしき女性と目が合う。
 思わず、私はドキッとした。
 艶のある黒髪は肩の上でぷつりと切りそろえられていて、小さな顔は陶器のように澄んだ肌をしている。そして何より、彼女はこの上なく美しい顔立ちをしていた。それはまるで、誰かによって完璧に作られた人形なんじゃないかと思ってしまうほどに。
「寒い中、ようこそおいで下さいました」
 同性であるにも関わらず、その美しさから目を離せない私に向かって、店主が小さく微笑みかける。
 私は精一杯の気持ちで会釈を返す。
「てぶくろをお探しでしたら、どうぞこちらをご覧下さい。きっとお気に召す品があるかと思います」
 店主に促されるままに、私はショーケースの中を覗き込んだ。
 そこに並ぶ手袋は、数にして10にも満たない。
 だが、何故だろう──頭に疑問が浮かぶ。
 どうしてここにある手袋は全部片方だけなのだろうか。
 レイアウトとして手袋を片手だけ並べることはあるのだろう。だがおかしな事に、目の前の手袋はそれぞれ右手用だったり左手用だったりと、てんでばらばらに並んでいるのだ。
「あの……どうしてここには手袋が片手ずつしか置かれていないんでしょうか」
 そう尋ねた私に店主が再び微笑んだ。
「片方だけを必要とされているお客様がいらっしゃるからです」
 店主の言葉に頭をひねる。
 そんな客など本当にいるのだろうか。
 そう思いながら再びショーケースに視線を落としたその時、見覚えのある手袋が1つ、目に飛び込んできた。
「これ!」
 そこにあったのは、先日失くしてしまった手袋と全く同じ手袋だった。それも、私が失くしたのと同じ右手用だ。
 今日、私はこの店に新しい手袋を探しに入ったものの、本当は前の手袋のことを諦めきれずにいた。あれは昔、母に貰って以来とても大事にしていた手袋だったからだ。
 こんなことがあるなんて、と思うものの、目の前の片方の手袋は確かに私が1番欲しかった手袋だ。
 随分昔のことなので、もう手に入れることはできないと思っていた。失くさなかった方の手袋は、今もちゃんと家の押入れにしまってある。
「あの、この手袋を下さい」
 自然と声が弾む。
「かしこまりました」
 店主が手袋を綺麗な紙で丁寧に包んでくれた。
 私はその包みを、もう二度と失くさないようにしっかりと胸に抱きかかえる。

 店を出る時、彼女の言葉を思い出した。
 振り返って、店を見上げ、そして思う。
 ──この店がある理由が、今やっと分かった。

12/27/2024, 8:42:25 PM

1歳7ヶ月の娘はよく走る。
夏ごろまでおぼつかない足取りの一人歩きでふらふらとしていたのに、今はもうしっかりと地面踏み込んで立派に走っている。

気になるものを見つけるとぱっと駆け寄って観察し、気が済むとまた別の方向へ走り出す。
大人が思うのとは違う、彼女だけのタイミングと速度で気まぐれに動くものだから、親はヒヤヒヤしながら見守っている。

危険なところに飛び出さないようにと手をつなぐと、小さなぬくもりが肌に伝わってきて愛おしい。
娘にもそれが伝わるのか、えへへと見上げて笑ってくれる。

そんなある日、冬の朝の空気が冷たくて、わたしは手袋をつけた。

いつものように手をつないだ途端、娘が怪訝そうにこちらを見た。
手のひらに伝わるいつもと違う毛糸の感触が気に食わなかったらしい。
娘はつないだ手をほどき、素早く私の手から手袋を抜き取った。

ああ…手が寒い…

吹き付ける冬の風に指先が冷たくなる。
でも、いつもと同じように手をつなぎ直して満足そうに笑う娘のぬくもりが感じられて、これでいいかと私も笑った。

今年の冬は手袋の出番はなさそうだ。

12/27/2024, 7:26:27 PM

手袋



手袋はいらない


あのひとのコートのポケットの中で

手をつなげるように


わざと忘れるの



あのひとの暖かい手をいつも感じられるように



そう思うとこの寒い冬も捨てたんもんじゃないな

12/27/2024, 6:52:19 PM

手ぶくろ

前まではネイルが料理に入らないように手袋してた
でも道端でちょっと寒がった時貸してもらったものが
実は気遣いの方があったかかったりする

12/27/2024, 6:33:30 PM

手ぶくろ


冬場の水仕事で荒れた手を手ぶくろに入れた瞬間の、
ピリピリピリッ
って感じがとても嫌です。

12/27/2024, 6:33:01 PM

息は白い 鼻真っ赤っか
雪がふわり どっさり
冷たくても平気さ 冬の頼れるパートナー
青い毛糸の自慢の手袋

雪をグッと握って 雪合戦
転がして育てて 雪だるま
遊んだら濡れちゃう それが玉に瑕
乾燥中の僕の自慢の手袋

12/27/2024, 6:22:06 PM

手ぶくろ。


手ぶくろってモコモコ系のやつもあるよね。

あれって、私結構裏表とか間違えちゃうんだけど、

みんなはどうかな?

毎回、私って2択を間違えちゃうの。

どうすればいいのかな?って考えてるうちになんか間違えちゃってるの。

そして毎回怒られて、

『あとは私がやっとくから』

って言われて、毎回怒らせちゃってる。

いい加減覚えろって何回も注意されるんだけど…

毎回言ってることが違うから、覚えれないの。

だから、いつもYESって応えてるんだけど、

『お前ははいしか言えないのか?』

って言われて、どうすればいいか結局分からなくて

「あ、私って本当に邪魔な人間なんだな」

って再確認しちゃって、なんかしてもらってるっていう

罪悪感でいっぱいになるの。

1を知らないのに1をやれって言われても、私は

0しか知らないから、何をすればいいのか分からないから

これは言い訳だって思っててもこんな思いは消えないの。


もうそろそろ、成長したいな。

12/27/2024, 6:17:06 PM

目の前の女の子の手ぶくろがおちた
拾って渡した
そしたら女の子が涙を流しながらお礼を言って走り去った
私は訳がわからず立ち尽くした
これが私とあなたの物語
今度は私が手ぶくろを落としてその女の子が拾ったの
偶然だった
私はすぐにお礼を言ってその子の手を握りなぜ前泣いていたのかを聞いた
そしたら、その子はその日彼女とわかれたらしい
だから、私はこの前一目惚れをしたことを伝え彼女になってもらった
色々楽しかった
今度はどこに行こうか
何をしようか
2人で笑って楽しく話して
これからもよろしくね
愛してる

「手ぶくろ」

12/27/2024, 6:12:03 PM

手ぶくろで作る人形が、
昔から好きだった。

お母さんが教えてくれた、
手ぶくろ人形。

余った親指のところをひっこめてできる
小さなポケットが好きだった。

小さなその子が、
お辞儀をしたり、手を振ったりするのが、
かわいくて好きだった。

二つの手ぶくろで作るから、
片方の手は冷えちゃうけど、
それでも、いつも作っていた。

冬の私の友達だった。

︎︎◌ 手ぶくろ ︎︎◌

12/27/2024, 6:08:11 PM

手ぶくろ

 指先が冷たくなる。

 冷たすぎてキリキリと痛くなる

 なんか、エルサに凍らされたアナの気分

 それなのに。

 『…ぁあ、片方忘れちゃった。』

恥ずかしくて着けれないじゃんか

12/27/2024, 6:05:39 PM

私は手ぶくろが昔から嫌いだ。
偶然かもしれないが
手ぶくろを付けたり
近くにあったりすると
ロクなことがない。
財布を無くしたり
3回連続で転けたり
家を出た瞬間雨が降ってきたり。
ある日、
横断歩道を渡っている時
ふと白線の横を見ると
手ぶくろが落ちていた。
あ、マズイ。と
思うまもなく
トラックが私を跳ね飛ばす。
両手脚骨折。
それだけで済んだのが奇跡とでも言おうか。
入院生活は慣れなかった。
病院の匂い、人の話し声、
薬の効果が切れて泣いてる人の叫び声、
味の薄い食事、消灯時間が21時。
とにかく全てが気になった。
毎日毎日
こんなところで寝ているだけなど
頭がおかしくなってしまう。
変なところで骨が折れてしまったので
軽い手術をしたのだが
失敗され、
一生両手脚がこのままかもしれないと言われた。
ふざけるなと思った。
そして昨夜
焼けるような痛みで眠れなかった。
"Good Midnight!"
死期が迫ってくるのを感じた今日。
苦手な従兄弟が
手ぶくろをお見舞いで持ってきた。
私は昔から手ぶくろが嫌いだった。
やっぱり手ぶくろは嫌いだ。

12/27/2024, 5:28:33 PM

手袋の片方と片方
2人で持って 2人でつけて
笑いあった日々は
手袋の片方をなくしてから
同時になくした

12/27/2024, 5:02:03 PM

冬時期になると片方の手袋だけ落ちて
それを近くのポールや柵に
はめてあったりするけど
ちょっとかわいいよね

濡れないように、汚れないようにの
配慮だと思うけど
落とし主を待ってるみたい

気がつくとなくなってるから
拾われたのか
風で飛んでいったのかは
わからないけど

12/27/2024, 5:00:44 PM

手袋

最近、余計に手袋が欲しい

今年の冬は大したことないなと思った矢先に寒くなる。

何で年越し前にこんな追い打ちかけてくるか、その自然の摂理をみくびってはいけない。

人間が自然を喰うような行為は罪に値する、そんな元々の人間たちの原罪を思い出させる。

冬の時期でも暖かい時期が続くのは人間の活動によるもの

この冬の寒さに耐えるというのは、我々が贖罪を受けているというのか。

なら手袋で寒さを凌ぐのは神からしたら妥協だと見做されるのか。

それでも手袋が欲しい

12/27/2024, 4:57:16 PM

久々にお墓参りに行った。
お墓で眠っているのは、私の初恋の人。
明るくて優しい彼が大好きだったの。
辛い時、いつも抱きしめてくれた。

彼がくれた手ぶくろはいつも暖かい。
辛い時はいつもこの手ぶくろを付ける。

そうすれば彼が手を握ってくれている
そんなような感覚になれるから。

もう一度だけ、会いたいな_

12/27/2024, 4:47:31 PM

てぶくろを
忘れてきたと
嘘をつき
手を繋いでと
いい歩き出す
/てぶくろ

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