『懐かしく思うこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
懐かしく思うこと
父、祖父母が亡くなって何十年たっても、優しかった姿思い出す。
祖母も厳しく優しい人。
祖父2人、真面目な人と、破天荒な人だったけど、優しかった。
こんな事ばかり、思い出す。
生きていたら、喜ぶなとか、話したいなって、孫大喜びしてくれてる。
思いだして、感謝。ありがとう。と思いながら、頑張ろうと思う。
「懐かしく思うこと」
懐かしく思う人間関係は、地元で共にボランティアをした仲間たち。
共に子どもたちを楽しませる計画を立ててきた仲間たちと飲み会。
新たな仲間も加わり、大きくなったこの団体。
そこに入り、新鮮さと懐かしさを感じる。
題 懐かしく思うこと
昔、飼っていたインコ
一言も話せず、言葉に愛されなかった愛鳥
それでも、私にとっては
それも立派な個性だったと、今では思える
だから、君の死は、肉体の死だけではなく
君の個性と言う、核の死でもあった
だから、辛かったけど、大切な記憶
『懐かしく思うこと』
テレビを付ける
ファミコンを付ける
ゲームはドラゴンクエスト
コントローラーで操作する
テレビの中の自分が動く
セーブをする
ファミコンを切る
テレビを切る
寝て
起きて
また繰り返す
冒険の書があるかぎり
それは変わらず
懐かしく思うこともない
懐かしく思うこと
前に聞いた音楽を
聴くと…
涙溢れたり…
切なくなったり…
何度も何度も
リピートしては
懐かしさに
浸るのがすき…
懐かしく思うこと
40代半ば。男性。
職業:編集者
俺の両親は、10年前に事故で亡くなった。
即死だったようだ。
子供の頃、家族で住んでいた家は、既に取り壊していた。
現在は、2階建てのアパートが建てられている。
思い出が詰まった家を取り壊すことをお願いした時は、人生で1番大きな決断だった。
けれど今でも、我が家があったところに足を運んでば、懐かしく思っている。
#21 空が淡い虹色になっていた。
夕焼けの時間。下の方は、暖色で上に行くほど寒色になっていく。綺麗な虹色のようなグラデーションだった。
あの頃が懐かしい。
何も考えなくて、ただ毎日が楽しかった。
必ず、明日が来ると思っていた。
幸せだった、あの頃に戻りたい。
1年前のあの日が一生、来なければ良かったのに。
___懐かしく思うこと
懐かしく思う事。
懐かしく思う事は
元現場の事。
今日本当に久しぶりに
名前が出て
やっぱり
うるうるしたなぁ。
1人でも
皆んなの分を
背負ってる
背中は
そんなに大きくないけど。
『懐かしく思うこと』
ある時期、母方の祖父母のもとで暮らしていたことがある。
祖父は口が悪く頑固。
農家を営んでいた。
祖母は「農家の嫁になるものじゃない」と口癖のように。
料理が得意な、愛の濃い人だった。
もう、あの頃、暮らした家はない。
祖父母が他界してから、壊してしまった。
目をつむれば、いつでもいける。
祖父は横になり、うるさいくらいの大音量で、テレビをみている。
祖母は冷たい水を使って、器を洗い、夕食を用意する。
今頃には大根ばかりのおでんを煮て、振る舞う。
私が大根に目がないからだ。
私の思い出の中では、家も祖父母も生活している。
温もりがある。
ないけれど、あるのだ。
今も2人が裏の流しで白菜を割り、塩を振り、唐辛子を入れ、漬物をつけている。
あそこに、私はいた。
あの頃について書くごとに、懐かしく思う。
言葉を覚え、意味も知らずに使いまわす子どもを見て
私の母を思い出す。
母の期待が重くて、でも応えたくて
必死だったあの頃の私を。
そして、あの頃の母も、ただ必死なだけだったのだと。
長い月日が、すれ違いを埋めていく。
母になった私が
老いていく母が
子どもに願うこと。
それはきっと同じなのだろう。
やっとあの頃の私が、報われる気がした。
※多少の矛盾あります
懐かしく思うこと
今年も、君の誕生日がやってきた。10月30日。ハロウィンの一日前の、とても素敵な日だ。
去年は何をあげたっけな。かぼちゃが嫌いな君は、母親から
「かぼちゃは栄養たっぷりだから。そろそろ食べれるようになりなさい。」
とかぼちゃクッキーをもらって怒ってた。
でも、君の好きなお菓子の詰め合わせを僕があげたときは、見たことないくらいに喜んでくれたっけ。
とにかく、君はいつも笑顔だった。君の泣いてる姿なんて見たことないし、風邪をひいた時だっていつでも元気だった。
.........
まるで昨日の事のように、君との思い出がよみがえってくる。懐かしさって、こういうことを言うんだな。
昨日の事のようだけど、懐かしい。
.......................君がいなくなった、本当の昨日は懐かしくなんてないのに。
.........
なんであと一日、頑張れなかったんだよ...。誕生日プレゼント、楽しみにしててくれただろ...。
君のために、一週間前わざわざ流行りの店に行って、流行りの化粧品を買って、お菓子を買って、それを詰め合わせて......男が入るのに勇気がいるような化粧品コーナーにだって入ったんだぞ...。
.........
そんな去年の秋。君の笑顔が見れなくなった秋。
今日も学校か。
仏壇の前で手を合わせる。
大好きな彼女が笑っている。
今年は何をあげようか。
『懐かしく思うこと』
少し、現実から離れたかった。
そういえば、
ここをまっすぐ行けば海につくんだったけ。
今でもすぐ行けるような距離だけど、
全然行ってなかったな。
そう思い、ふらっと海に寄ることにした。
着いた途端、さざ波に圧倒される。
何故か、
小さい子達のはしゃぎ声が遠くに聞こえる。
そこまで通っていた訳じゃ無いのに、
海の匂いが懐かしく感じる。
五感に身を任せて、突っ立っていると
生ぬるい水滴が頬をつたった気がした。
セイタカアワダチソウにさす秋の光。
空の高さと夕方のはやさ。
幼い頃を過ごしたあの団地を思い出す。
昭和の賑わいを見せる商店街で育った。
幼い私は、いろんな店を行き来するのが日常であった。
服屋のマネキンの真似をする。
試着室でかくれんぼ。
肉屋の冷蔵庫に入り、探検。
金物屋の奥で宝探し。
思春期になり、そんな育ちを恥ずかしく思ったこともある。
全てがキラキラしていた。
今になって、それがどんなに貴重な思い出なのかに気付く。
懐かしさとは、せつなさを伴って訪れる。
あれから長い月日が流れましたね。
僕はあの日貴方が言った事を今でも覚えています。
『どんだけ年をとっても俺はお前がお前だってきっと分かるぜ。』
あの狭い、檻の中に居た十年間。
僕は自分の本当の能力をやっと見つけました。
あの時までに見つかっていたならばこの状況も変わっていた。
そうは思いますが、貴方が本当に望んだ展開だったのならそれで良いと思います。
『超能力』というのは奇妙なものです。
何も無い空間から何かを発生させる、
常人離れした、人間離れした力。
貴方の場合は、他の、人間を超越した存在、『ドラゴン』に
姿を変えることが出来る。
姿が変わっても、僕は貴方が貴方である事が分かります。
──
あの森
僕達だけが知る秘境に貴方は居た。
僕には分かります。
美しい碧眼。
藁のような柔かな色の身体。
失われた左腕。
温もりは当に消え失せている。
掟を破り、人の姿で居られなくなった貴方は
この場所で自らの首を打ち、命を絶った。
『生きたい』と言った貴方がどうしてこんな事をしたか理解が出来ません。
今の僕ならば出来るかもしれない。
あの瞬間の、笑顔が絶えなかった貴方を、
再び蘇らせる事が出来るかもしれない。
姿形が変わっても関係ありません。
貴方は貴方です。
だから、僕の隣で笑って欲しい。
今度は何にも縛られる事無く、生きられる。
貴方が望むのなら、僕はどんな物だって犠牲に出来る。
─この命さえも。
「懐かしさを繰り返す」
【お題】懐かしく思うこと
例えば、僕を構成する全てをパズルのピースみたいにバラバラにして世界にばら撒いたとしよう。
そうして何もなくなった空っぽの僕はまた生まれてくる。
そうなったらやることは一つだよね。世界中を旅してピースを拾い集めるんだ。
自由の女神像に見下され、
ピラミッドの斜め右を横切る
ひとつ、ふたつ拾い上げ、その度に懐かしさが蘇る
最後は以外にも近所の公園だった。
灯台下暗し、一番大きなピースはここにあったんだ。
僕のすべてが埋まっていく。かつての僕が再び構成されていく。
今の世界に昔の僕
しくじった。
不安定だ。バランスが悪いね。
僕が望んだことは実にナンセンスだった。
これをナンセンスと思えるくらいには、僕の感性は成長したかな。え?これは昔の僕だから昔と何ら変わりないって?
鋭いね。
…ふと懐かしさを感じた。おかしいな、ピースは全て集まったはずだけれど。
けれど確かにこのやり取りに覚えがある。
言い知れない違和感を感じながらも昔を取り戻した僕は歩みを進める。
ピースは、またそうして、気づかぬうちに増えていく。そしてそのうちに、新しいパズルは構築されてゆくのだ。
紅茶の匂いを纏っているね、歓楽街の人間さん
憧憬に、拒否反応に防衛に
無知なら横で笑っていなさい
私に恥をかかせないで
懐かしく思うこと
長く生きていると、懐かしく思うことはいっぱいありますよ。楽しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。
意外に思い出すのは、何てこと無い出来事だったりします。電車好きの子どもだつたから、良く電車の一番前に乗りました。抱っこして進む線路を見せるためです。
喜ぶから頑張って抱っこしました!
だんだん大きくなってきて、重かった記憶、懐かしいです。
今、子育て中の方、すぐ過ぎてしまいますよ。大変かもしれませんが、楽しんで!良い思い出になるように!
いつもと同じ景色。
変わらない空気の匂い。
ただ違うのは、それを見ている私。
昔の私は私であって、私じゃない。
背丈はもちろん、見た目も声も考えも、何もかもが違う。
空を見て「きれいだな〜」と笑顔になれていた頃の私はもういない。
「綺麗だな…」とは思えても、なんとなく虚しくなって、自然と涙が溢れる。
昔の自分を懐かしく思うことができるのは成長したから。
良いことだけど、私はそれが怖い。
だから私は、未だに空を見れていない。
懐かしく思うこと
したくもないのに強制された挨拶
彫刻刀の跡がある低い机
いやいやながら解いたドリル
チャイムが鳴っても終わらない授業
残したいのに残させてくれない給食
誰も真面目に協力してくれなかった掃除の時間
騒がしくて耳が痛くなる昼休み
面倒な帰りのホームルーム
二度と戻りたくないはずなのに。
でもあの頃を思い出すと、心が少しだけざわめく。
懐かしいってこういうことか。