NoName☻

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言葉を覚え、意味も知らずに使いまわす子どもを見て
私の母を思い出す。
母の期待が重くて、でも応えたくて
必死だったあの頃の私を。
そして、あの頃の母も、ただ必死なだけだったのだと。
長い月日が、すれ違いを埋めていく。
母になった私が
老いていく母が
子どもに願うこと。
それはきっと同じなのだろう。
やっとあの頃の私が、報われる気がした。

10/30/2022, 11:18:18 AM