『懐かしく思うこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
セイタカアワダチソウにさす秋の光。
空の高さと夕方のはやさ。
幼い頃を過ごしたあの団地を思い出す。
昭和の賑わいを見せる商店街で育った。
幼い私は、いろんな店を行き来するのが日常であった。
服屋のマネキンの真似をする。
試着室でかくれんぼ。
肉屋の冷蔵庫に入り、探検。
金物屋の奥で宝探し。
思春期になり、そんな育ちを恥ずかしく思ったこともある。
全てがキラキラしていた。
今になって、それがどんなに貴重な思い出なのかに気付く。
懐かしさとは、せつなさを伴って訪れる。
あれから長い月日が流れましたね。
僕はあの日貴方が言った事を今でも覚えています。
『どんだけ年をとっても俺はお前がお前だってきっと分かるぜ。』
あの狭い、檻の中に居た十年間。
僕は自分の本当の能力をやっと見つけました。
あの時までに見つかっていたならばこの状況も変わっていた。
そうは思いますが、貴方が本当に望んだ展開だったのならそれで良いと思います。
『超能力』というのは奇妙なものです。
何も無い空間から何かを発生させる、
常人離れした、人間離れした力。
貴方の場合は、他の、人間を超越した存在、『ドラゴン』に
姿を変えることが出来る。
姿が変わっても、僕は貴方が貴方である事が分かります。
──
あの森
僕達だけが知る秘境に貴方は居た。
僕には分かります。
美しい碧眼。
藁のような柔かな色の身体。
失われた左腕。
温もりは当に消え失せている。
掟を破り、人の姿で居られなくなった貴方は
この場所で自らの首を打ち、命を絶った。
『生きたい』と言った貴方がどうしてこんな事をしたか理解が出来ません。
今の僕ならば出来るかもしれない。
あの瞬間の、笑顔が絶えなかった貴方を、
再び蘇らせる事が出来るかもしれない。
姿形が変わっても関係ありません。
貴方は貴方です。
だから、僕の隣で笑って欲しい。
今度は何にも縛られる事無く、生きられる。
貴方が望むのなら、僕はどんな物だって犠牲に出来る。
─この命さえも。
「懐かしさを繰り返す」
【お題】懐かしく思うこと
例えば、僕を構成する全てをパズルのピースみたいにバラバラにして世界にばら撒いたとしよう。
そうして何もなくなった空っぽの僕はまた生まれてくる。
そうなったらやることは一つだよね。世界中を旅してピースを拾い集めるんだ。
自由の女神像に見下され、
ピラミッドの斜め右を横切る
ひとつ、ふたつ拾い上げ、その度に懐かしさが蘇る
最後は以外にも近所の公園だった。
灯台下暗し、一番大きなピースはここにあったんだ。
僕のすべてが埋まっていく。かつての僕が再び構成されていく。
今の世界に昔の僕
しくじった。
不安定だ。バランスが悪いね。
僕が望んだことは実にナンセンスだった。
これをナンセンスと思えるくらいには、僕の感性は成長したかな。え?これは昔の僕だから昔と何ら変わりないって?
鋭いね。
…ふと懐かしさを感じた。おかしいな、ピースは全て集まったはずだけれど。
けれど確かにこのやり取りに覚えがある。
言い知れない違和感を感じながらも昔を取り戻した僕は歩みを進める。
ピースは、またそうして、気づかぬうちに増えていく。そしてそのうちに、新しいパズルは構築されてゆくのだ。
紅茶の匂いを纏っているね、歓楽街の人間さん
憧憬に、拒否反応に防衛に
無知なら横で笑っていなさい
私に恥をかかせないで
懐かしく思うこと
長く生きていると、懐かしく思うことはいっぱいありますよ。楽しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。
意外に思い出すのは、何てこと無い出来事だったりします。電車好きの子どもだつたから、良く電車の一番前に乗りました。抱っこして進む線路を見せるためです。
喜ぶから頑張って抱っこしました!
だんだん大きくなってきて、重かった記憶、懐かしいです。
今、子育て中の方、すぐ過ぎてしまいますよ。大変かもしれませんが、楽しんで!良い思い出になるように!
いつもと同じ景色。
変わらない空気の匂い。
ただ違うのは、それを見ている私。
昔の私は私であって、私じゃない。
背丈はもちろん、見た目も声も考えも、何もかもが違う。
空を見て「きれいだな〜」と笑顔になれていた頃の私はもういない。
「綺麗だな…」とは思えても、なんとなく虚しくなって、自然と涙が溢れる。
昔の自分を懐かしく思うことができるのは成長したから。
良いことだけど、私はそれが怖い。
だから私は、未だに空を見れていない。
懐かしく思うこと
したくもないのに強制された挨拶
彫刻刀の跡がある低い机
いやいやながら解いたドリル
チャイムが鳴っても終わらない授業
残したいのに残させてくれない給食
誰も真面目に協力してくれなかった掃除の時間
騒がしくて耳が痛くなる昼休み
面倒な帰りのホームルーム
二度と戻りたくないはずなのに。
でもあの頃を思い出すと、心が少しだけざわめく。
懐かしいってこういうことか。
「懐かしく思うこと」
前にも書いたけど、懐かしさを感じることは脳にとってとてもいいことなんだって。
昔のことばかり想うのは恥ずかしいことだって思ってた。
でも、懐かしいことを思ってもいいのね?
懐かしさを充分堪能したら、次のステージへ。
夢を捨てきれず故郷を離れた
電車のホームで家族と交わした
「あなたをずっと想っている」の言葉
窓から見えた涙を浮かべ手を振る母と父の姿を
忘れることは決してない
あの日電車の中で聴いた曲が懐かしい思い出と共に
私の将来を色付かせていく
【懐かしく思うこと】
子供の頃は初めて話す子ともあっという間に仲良くなれた。
名前を知らなくても、また遊ぼうなんていうと同じ公園で会うこともあった。
今はそんなことは出来ないし、したいかと言われたらあまりしたいとは思わない。
ただ、その出来事たちを懐かしく思う。
懐かしく思うこと
心の中のアルバムの
頁をめくるように
自分の詩を辿れば
君の泣き顔も
君の笑い顔も
2人の喧嘩も思い出す
2人して悪さして
飛ばした自転車
寒い朝もね
君は悪さして
こっそり忍び込んだ
お父さんの車
こっそり仕事場
着いて行ったね
色んな事が
カラフルな色達みたいに
駆け抜けてく
小さな傘をさしかけてくれた
あの優しさも
今大きくなった
君の手も
みんな私にとって宝物
これからもこれからも
そっと足していく
心のアルバムに
足していく
懐かしく思うこと
懐かしく思うこと。
昔の友達と会うと思うんだけど、
最近コロナで友達と会う機会が少なくなって、
懐かしむことが少くなった。
損得勘定抜きに友達と会う機会って大事だよね。
そんな時代が早く来てほしいな。
懐かしく思うこと
懐かしく思って
くれていますか?
今 私はアナタに
見て見ぬふりをされています
でも
無理に仲良くして欲しいとは
思っていない
このまま消滅するのならば
それでいいです
私がアナタにした事は
感謝してほしいからじゃなく
私がしたかっただけの事
アナタが求める友情が
いつも離れずに
特別を求めるものならば
私にはそれは出来ません
人それぞれ
「友情」の形って
違うんです
懐かしく思うこと____
昔の写真を見たり母校へ行ったりすると
心がポカポカする。
でも、その後今このことや現実を考えると
心がギスギスする。
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第四十一話」
「由里、立ち話も難だから、私の部屋に入らない?章司も一緒に」
志那は、由里と章司を自分の部屋に招こうとしました。
「良いねぇ、どんな部屋だろ?楽しみ〜!」
「お、女の子の部屋ですよね?!男の僕が良いのでしょうか…?」
章司は、緊張した口調で戸惑ってました。
「(志那に対する章司の好感度が上がる事を祈りますわ…)」
梨々華は、心の中で思いました。
「おー!スゲー!ホントにアジトがあった!」
ベージュの肌、茶色の大きな目、茶髪のツンツンヘアー、筋肉質でやや低めの身長でミリタリーファッションのヒーロー気質のわんぱく少年のような男性三人組の一人の声が空中から聞こえて来ました。
「ちょーっと、タイ!バレちゃうってば」
ベージュの肌、濃い緑色の目、緑色のボブヘアー、中肉中背でピンクと黒のガーリーファッションのあざとい女の子に見える男性三人組の一人がタイを注意しました。
「リボンも声が大きいですよ…」
薄いベージュの肌、濃い紫色の流し目、薄い水色のストレートロングヘアー、長身で筋肉質の体型、セレブファッションの自分好きなクールガイの男性三人組の一人がリボンにツッコミました。
「一人だけカッコつけてどーすんのよ、ナルシストムースが!」
リボンは、ムースに反撃しました。
「な、何?!空から声が聞こえて来るんだけど…」
志那は、空を見上げて人影を探しました。
「バレてしまっては仕方がありませんね…」
男性三人組は、志那達の前に姿を現しました。
「オレはタイ!」
「うちはリボン」
「僕はムース…」
「三人揃って、フリーなり!」
「へ?泥棒?正義の味方?」
志那は目が点になっていました。
「あー!この人達、志那の居場所教えてくれた人達だよ!どうもありがとうー!」
由里は、フリーに手を振りました。
「じゃあ、良い人達じゃん!…リボンさんって、女性で良いんですよね?」
「リボンは男だぞ?オレ達フリーは男性三人組だ!」
「ちょっと、男男言うの止めてくんない?レディに対して失礼よ!」
「リボンはこう見えて男性です…」
「ムースまで!」
フリーの三人は、和気あいあいと茶番劇をしていました。
「ちょっと待って下さい。何故、ココの場所が赤の他人であるフリーの皆さんが知っているのでしょうか?」
梨々華は、ふと思った事を言いました。
「あ、ココの事をアジトって言ってたよね…」
志那も、異様だと言う事に気付きました。
「え…だって、三次元国でフラワーガーデンを散歩してて、志那はどうしてるかなー?って呟いたら、この人達が現れて志那がどこに居るのか教えてくれたから…」
由里は、マズイ事したんじゃないかと焦り始めました。
「あ、そうそう。せっかく道案内したし、お代頂戴」
リボンは、由里に手を差し伸べました。
「お代…?いくら?」
「そうねぇー?20万ってとこ?」
「20万はちょっと高いですよ…」
章司も困りました。
「あのー、困るんですよね。コッチかって仕事でやってますし…」
「無銭依頼は犯罪だぞ!やっつけてやる!」
「そ、そんな…強引に引っ張られたから、逃げられなかったんだよ!」
由里は涙目になっていました。
「由里、戦うしかありませんよ」
由里と章司は戦闘態勢に入りました。
「戦うの?うちらに勝てないって」
「お前ら一般人だから弱そうだし、オレ達には勝てないからな!」
「犯罪者は懲罰しませんとね…」
フリーの三人は、由里と章司に攻撃を始めました。
「マジカルドレイン!」
リボンは、由里に攻撃しました。
「ロックファイヤーブラスト!」
タイは、章司に攻撃しました。
「つ…強い…」
「歯が立ちませんね…」
「当然です。あなた達は悪い事をしてるのですから。ゴーストオーブ…」
ムースは、由里と章司にトドメを刺しました。
「な、何…由里と章司が反撃する間も無く、一撃必殺で倒しちゃったじゃん…」
「フリーは、あながち実力のある敵かも知れませんわね…」
志那と梨々華は、フリーが強い事に驚きました。
⟬懐かしく思うこと⟭
電車の音を聞くと、君と全てから逃げ出したことを思い出す。
あのころの俺たちはまだまだ子供で、弱かった。
「一緒に誰もいないどこか遠くへ行こう!」
なんて言えてしまうほどに現実も知らなかったね。
―ねぇ、そっちはどう?―
俺は今日も君がいない世界で生きてるよ。
あの後、君は僕を1人置いて逃げてしまったけど、今は幸せに生きているかな?
いつか見つけてあげるから、そしたらもう一度言わせて。
「一緒に誰もいないどこか遠くへ行こう」
懐かしく思うこと。
駄菓子を特集してる時とか、行ったことある遊園地の特集してる時!
あー!まだ、やってるんだーとか、あのお菓子食べたことある!今でもそれを見ると買いたくなるし!!
あー、買いたくなってきた!よし、明日買いに行こう(笑)
〜懐かしく思うこと〜
高校の頃は屋上で過ごすことが多く教室に向かうことは朝のHRと昼ごはんを取りに行く時、終礼の時くらいでクラスの人とは親しみを持ってない
出席日数は足りているしテストも赤点ギリギリを狙って解いてるし特に何不自由なく生活している
家での毎日のように続く家族喧嘩も妹たちを宥めることは面倒臭いが慣れた
屋上は俺以外人は来ないから楽で静かでとても居心地がいい
1人が元から好きだったしこの状態が俺にとっては最適な環境
一人暮らししてぇな…そうすれば面倒なことからも開放される…
そんなことを思いながら入口の上の所で寝る
が、ガチャっと扉が空く音で目が覚める
スマホを見るともう昼休みで珍しくここに飯を食いに来たやつがいるみたいだ
めんどくせぇ、脅かすか…それとも、殴るか?
「あれ、だけ人いない?」
げっ……
驚いてそいつにしがみつくやつ、何故か逃げる奴、腰抜かすやつ
なんだコイツら
「おまえ……何見えてんだよ!!」
「だからあそこに人が…あれ、今居たんだけどな」
これが幽霊を見た最後の日でそれは今でも記憶の中に染み付いている
その話は今では笑い話でそれでもってとても懐かしい
一言
1つ前のお題書けなかったですね、うん
どうしよ!?書こうとしてたら書けなかったです…(´;ω;`)
今日はいつもよりも短めで、視点がぐるぐるしてますね、この後の少年はどうなるんですかね
あと、ネタバレすると彼はゆうれ((殴
なんでもないです、次のおだいが関連するものなら続き的なものを書いてみようかなとか思ってます
Clock
ふっと外に出ると
あの日の匂いだなって
懐かしいなぁって
いつのことかは、分からないけど
なんか嬉しいなぁ
"懐かしく思うこと"