『愛言葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
《愛言葉》
保全させていただきます。
いつも読んでいいねを下さっている皆様にはいつも本当に感謝しております。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。ありがとうございます。
最近は書けておらず、本当に申し訳ありません。
落ち着いたらまた書いていきたいと思います。
その時は、どうぞよろしくお願いします。
『愛言葉』
相愛の
澄んだ青より
哀恋の
濁り望む日 独りを知る
小学生の頃は藍色って黒の隣の色としか思ってなかけど
大人になってくると単純な色じゃ納得出来ないことって沢山あるよね
【yomogi】
愛を伝えるのは少し恥ずかしいけど、言葉にしてもらえるととても幸せ。
馴れ合った関係だと更に伝える事に恥ずかしさを感じる。
それでもいつまでも伝えてくれるあの人はとても素敵な人だ。
【お題:愛言葉 20241026】
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(´-ι_-`) 愛⋯愛⋯言葉、哀言葉
ゆるやかにあなたが紡ぐ言葉には私もだよと応える決まり
愛を伝える言葉って沢山あると思うの。
「愛してる」「好き」「大好き」「大切だよ」
数え切れないほどの愛の伝え方がある。
その中でもこれって特大なのでは? と思う愛の言葉がある。
「行ってきます」「行ってらっしゃい」
「ただいま」「おかえりなさい」
これだと思う。
ただの挨拶とか、家を出る際に言うだけの言葉だと私も思っていた。
でもよく考えてみたら相手を大切に思ってるから言うことでは無いのか? 無事に帰ったのよ! という報告ではないのか? と思った。
子供の頃から礼儀として教えられるが、特大の愛情が言いやすい言葉になっただけだと私は思う。
誰にでも言える愛言葉。
愛言葉。
貴方が名前を呼んでくれるまで、私死ねません。
貴方が名前を呼んでくれるまで、私頑張ります。
貴方のために、あんなに尽くしたのに、
なんでそんなに私を痛めつけるのか、
私には分からない。
愛の言葉はいりません。
認められるその日まで。
身を粉にして心おも削り私、私、苦しくても。
私は死ねない。
誰か誰かが私を殺してくれるまで
私は生きます。生きてみます。
愛言葉。
❧
あの日、あなたは言った
いつか、また会える。絶対会いに来る、と。
そんなあなたは、どこに行ってしまったの……。
何で、居なくなるなんて聞いてない
急すぎるよ。昨日だって一昨日だって電話してたのに
何で……。でも、私は待ち続けるよ。あなたを
ずっと……。
でもね、「永遠」なんて、本当にあるのかな?
待ち続けるなんてこと本当に出来るのかな?
それは、分からない。でも、きっと会えたその時に言うだろう。
「ただいま」と、そして私は言うよ「おかえり」と。
それが私たちの合言葉。ただいまとおかえり。
私は待ってるよ、だから帰ってきて欲しいな
あなたは花だ
かすみ草のように可愛らしく
鈴蘭のように優しく
秋桜のように晴れやかだ
陽だまりに咲く たおやかな君へ
お題:愛言葉
『贈り物に愛言葉を』
生を受けた時に
誰もが与えられる贈り物
それを知るための鍵となる
合言葉を教えて?
え、知らない?
いいえ、気づいているはず
いつかその意味に気づくはず
あなたが持つあなたのための愛言葉だから
お題『愛言葉』
萌香と真珠星(すぴか)は無我夢中で湖畔から自分達のグループがいるBBQの場所まで走った。
萌香「な、何あいつ〜!?やばいよぉ」
真珠星「超ウケる〜。覆面マスクって……ふっふふふ(笑)」
萌香「笑えないって」
萌香は泣きそうになっていた。それに対して真珠星はお腹を抱えて笑っている。
2人の前に丸メガネをかけた委員長が不機嫌な顔をして仁王立ちしていた。
委員長「もぅ、2人共何してたの?野菜焼き上がってっるよ!!」
そう言ってBBQ串に刺さった野菜を萌香達に手渡した。委員長から受けると同時に、萌香達はさっきの出来事を話した。委員長は真珠星と同様に笑っている。
数分後同じBBQメンバーが担任と一緒に、表面が丸焦げになった巨大なお肉の塊を持って登場した。
担任「本場(アメリカ)仕込みBBQ専用のお肉だよ!!さぁクラスの皆んな食べてくれ!!」
担任の一声でお肉に群がるクラスメイト達。担任が1人1人に約2〜3cmくらいに分厚く切ったお肉を2切れずつ渡していく。これはBBQというよりステーキ肉に近い。委員長が担任に質問した。
委員長「こんなお肉どこで買ったんですか?」
担任は自慢げに語る。
担任「肉屋にオレがどれだけBBQの事を愛しているか小1時間話したら、感動して分けてくれたよ。愛の言葉ってのは強いね!」
クラスの半数は担任の話そっちのけで肉に夢中でカブリついていた。一部生徒はその話を聞きお肉屋さんに同情し何やら申し訳ない気持ちになってしまった。
愛言葉……重すぎるのは良くないと学ぶのだった。
End
大好きだよ。誰に指示された訳じゃない、君は僕が自分で決めた大切な友達。愛言葉で愛を確かめたって、友達以上で、恋人未満な関係なんだ。だから、これは友愛ってことにしといてよ。
「明日はキーマカレーにしますか?」
1週間のうち木曜日が一番しんどいと感じる人が多いらしい。前にそんな話を2人でした気もするが、持ち帰りの仕事と睨めっこしている私が、相当疲れているように見えたのだろう。
「…うん!」
申し訳なさと期待感を、バランスよく込めて返事をする。明日会社に行けば週末が来る上に、ご褒美が待っているなんて。声に嬉しさの分量が多すぎたかもしれない。自分でもわかるくらい、きらきらと瞳に光を宿して画面に向き直る。
彼とは学生の頃に知り合った。同じ大学ではないが近くのキャンパスに通っていて、電車で時々見かけたらしい。ある日、リクルートスーツを着た姿を見て、いつもと違う雰囲気にドキッとしたんだとお酒の勢いで話してくれたことがある。就活のアドバイスが欲しいと、他大の後輩にいきなり話しかけられて、こちらはだいぶ面くらったのだけど。ただ、真面目でかわいいというか、物腰が柔らかくて、話したこともないのにいい人そうだと思った。波長が合い、ペースを合わせてもらいつつ穏やかに進むお付き合いは心地よかったし、同棲を提案されたときも、特に断る理由がなかった。
というより、正直に言えば、ある一品に胃袋を掴まれていた。野菜たっぷりのキーマカレーだ。卒業と同時に一人暮らしを始めてからの1〜2年は、新たな環境と忙しさで私が余裕を失くし、よもや自然消滅かと思われるくらい会えない時期だった。せめて記念日は一緒に過ごそうと、お家ご飯を振舞ってくれたのが1回目に食べた記憶である。自分ではほぼ料理をしないので、どんなメニューでも感動してしまうのだけど、なぜか、自分以外の誰かがいる暖かさというか特別な存在感を一口進めるごとに感じたのだ。
明日で何度目だろうか。手帳も日記もまともに書けたことがないけれど、ほんの少し、記録しておいてもよかったかも、なんて考えてしまう。いや、まずは明日の資料作りだ。
空想から目の前の現実に戻った自分を褒めながら、キーボードをまた忙しなく叩き始めたが、明日の準備を終えた彼がすぐ後ろを通り過ぎようとしたので、思い直して手を止めた。
「ねぇ、もうすぐ終わりそうだから、帰りに買ってきたプリン食べようか。」
木漏れ日が暖かいこのカフェは、
人と人とが巡り合う場所。
そんな巡り合いを見届ける事ができる
このカウンターの内側を私は気に入っている。
木が軋む音と鈴の音。お客様のご来店だ。
「いらっしゃいませ」
1人のスタッフが制服を着た女子高生らしき2人組を案内した。
その間に私はお冷とカトラリー、
それから飲食店らしからぬ紙とペンを用意して席へと向かう。
「失礼します。こちらに紙とペンを置かせて頂きますね。ご記入頂きましたらスタッフにお声がけください」
女子高生らしき2人組は愛らしい表情で返事をくれた。
この2人も恋をしているんだな、と思った。
このカフェは何故か恋愛成就で有名だ。
始まりは、スタッフのしまい忘れた紙とペンを、
席に常備されたものと勘違いしたお客様が、
その紙とペンで愛を綴り相手に渡したところ、見事恋が実った、なんて出来事だった。
噂はたちまち街へ広がり、いつからか恋愛成就カフェなんて異名がついていた。
「すみません」
「お伺いします」
声をかけられ席へ向かう。女子高生らしき2人組の席だ。
「記入できました」
「ふふ、ありがとうございます。店内の結び木に結ばれますか?それともお持ち帰りされますか?」
恋愛成就カフェに乗り気オーナーは店内に結び木まで用意したのだ。愉快なオーナーだ。
2人は「どうしよっか」「どうしようね」なんて少しのアイコンタクトをとったあとで、持ち帰ることを選択した。
「かしこまりました。そうしましたらここからお好きな封筒をお選びください」
「はーい」
恋をしている2人の女子高生が愛らしくていつもより笑みが溢れてしまう。
1人は淡いピンクの封筒を、もう1人は静かな水色の封筒を選んでいた。
ケーキと紅茶をお供に2人は小声で興奮気味に会話を続けていた。耳を澄ませて見たけれど内容が聞き取れなかったのが残念だ。
日が沈む前に2人はお会計を済ませた。
「お忘れ物はございませんか?」
「はい!ケーキ美味しかったです」
手には封筒がきちんと握られている。
私は扉を開けて2人を見送った。
2人の恋もどうか実りますように。
「ありがとうございました。
カフェあいことば、またのご来店をお待ちしております」
『可愛くなりたい』
他の子を見ると
細くて 華奢 色白 美肌 二重 目がぱっちり
胸も大きい くびれもある 足細い 身長高い
髪の毛サラサラ 声可愛い 手細くて綺麗
あざとい いい匂い 顔かわいい メイク素敵
鼻高くて綺麗 唇可愛い 毛穴無い ムダ毛がなくて…
……あの子よりも可愛くなりたい、
そう思うのに、、、
『努力ができない私』『頑張れない』
【自分に甘い自分】…
痩せろ私 可愛くなれ私 努力しろ私
私は、可愛い、だからもっと可愛くなれる
磨かなきゃ、…私、、、だらけてるな、最近
生活習慣考えようと思う、
続かないけど磨いてみるよ、私
どこかに出掛ける。それは、自分の知ろうとしなかった世界への入り口だと思う。まだ若い(20代)私がそう思えたのは自身が映画を通して経験した出来事が大きい。私は、あることがきっかけで少し前の音楽をよく聴いていた。高校生ながら、小室哲哉や聖子ちゃんを口ずさんでいたのもいい思い出だ。そんなある日、人に誘われてある映画を観に行った。その主題歌が素敵だった。その日のうちに、誰の歌かを調べるためにYouTubeを立ち上げたのを今でも覚えている。そのときまで、恥ずかしながら今の曲にいいものなんてないと思っていた。そんな私が今や、たにゆうきさんの虜になり「愛言葉」や「wxy」を聴いているなんて当時の自分に教えたら嘘だと笑われるだろう。
愛言葉
合言葉
eye言葉
i言葉
あなたがいま、誰かに伝えたいのは
どれですか?
私に大事なのは、
どうやらi言葉みたいです!
好きなんて愛してるなんて
そんな感情だけじゃどうしようもないよ
本当なんて真実だなんて
そんな言葉だけじゃどうにもならないよ
開けたいならきちんと言って
あの日確かに決めた一言を
君が確かに本物だと証明したいなら
‹愛言葉›
初めての握手は熱くって
びっくりしたのを覚えている
寒い日の握手は冷たくて
びっくりしたのを覚えている
暑い日の握手は乾いてて
びっくりしたのを覚えている
別れの握手は凄く強くて
びっくりしたのを覚えている
再会の握手は酷く繊細で
びっくりしたら君が笑った
‹友達›
「好き」
「大好き」
「愛してる」
「いつもありがとう」
いつも元気をくれる
君の愛言葉
【僕たちに何があっても、ずーっと愛してるよ。】
なんて安っぽいのだろう。同じような言葉を別の人間に吐いている男が?それとも、純粋故にこの男に騙されていることも知らず、頬を染めている女が?
馬鹿馬鹿しい。人間の一生に永遠など存在しない。
死を迎える。それは生物として生きている限り必ず起こることだ。
目の前の画面では既にクライマックスを迎えている。いつ見ても吐き気がする最期だ。
永遠を夢見て、寝室に女を誘う。
【今日は君と一緒に寝たいんだ。....ダメかな?】
そうして浮かれた女は巣に捕まり逃げられない。
無抵抗の女を押し倒し、キスをする。一瞬のうちに白いシーツが赤く染まっていく。苦しむ程の痛みと怒り。それらが混じった顔で死を迎える彼女の姿は、微笑む男と相まってとても気持ち悪い。
最初は何が起こったか分からなかった。男が同じ手口を使って女を撃ち殺していること、__この場面を俺に見せるため、自前のカメラで中継していることを。
画面が切り替わったタイミングで部屋の扉が開く。
「ただいまー!...ちゃんと見てた?」
椅子に座っている俺を背後から抱きしめる。女物の香水と微かな血液の匂いが混ざりあっている。
「今回の女は厄介だったんだよ。ずーっと君に付き纏ってたから妨害のために話かけに言ってたの。そうしたら僕を好きになっちゃってさ!尻軽な女はダメだね〜。
その点では君を選んでよかった!一途最高〜。」
ぐりぐりと自分の匂いを擦り付けるようにマーキングされる。こいつが帰宅してからのルーティーン。ブツブツと呟く姿は完全に不審者である。
俺はこいつに衣食住を握られている。移動するにしても1人で歩くことは禁じられている。食事、排泄、風呂もだ。
性欲を満たすこともそのうちに入っている。
今日は人を殺めた。ハイになっているから1日コースだ。
ひとしきり満足したこいつに、椅子から持ち上げられベッドに下ろされる。
「ねえ、ずーっと一緒にいてね。死ぬ時は一緒だよ。」
不意に喋った男の顔は何故か泣いているような気がした。
俺は、いつになったら解放されるのだろう。
そう考えながら、近付く顔から逃げるように目を閉じた。