『愛情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『愛情』
あなたが私を見るその眼差しに
あなたが発するその言葉に
あなたの大きなその手に
たくさんの愛情が宿っている
あなたはちゃんと愛情を実感させてくれる
私もあなたのように
私の愛情をあなたに伝えたい💓
104【愛情】2022.11.28
数年前の「チコちゃんに叱られる」で、鳥が卵やヒナを育てる行動について、番組ディレクターが「これって愛ですよね!」と、主張するのに対し、学者がことごとく「愛ではありません」と却下した回があった……のを思い出した。
親が我が子を育てるために、場合によっては身命を賭した自己犠牲的な行動をとる、その理不尽さを合理的に説明できなくて、とりあえず、なんらかの情念がその行動の原動力になっているんじゃないか、などという想像から考案したのが、「愛情」の起源の実際のところなのかもしれない。
だとしたら、「愛情」とは神話のような架空のもので、神様による天地創造の物語がダーウィンの進化論やビッグバンにとってかわられていささか古びてしまったように、「愛情」もいずれは生物学的に説明されて、それが一般常識となり、その果に、愛が特権的に纏ってきた薔薇の如き光彩も褪せてしまう、という未来が待っているのかもしれない。
その後の未来人が抱いている「愛情」の像って、どんなふうなものになってるんだろうね。どうせSFを書くなら、「愛情」の概念が科学によって改訂されたあとの世界、とかって書いてみたいよなぁ。
もう無理、やめたい
そんなはっきりしたこと親の前では言いたくない
溜め込んで溜め込んでやっと吐き出した言葉
親の前でやっと言えた不満などの言葉
それでも受け止めてくれる父と母
ごめんね、本当に
ここまで言っても責めないで、どこまでも僕のことを守ってくれる
辛い状況でも笑わせてくれる
おかげで泣いてた顔は笑顔になった
あーだこーだ言うけど、僕が辛い時来てくれたり助けてくれたり
僕をちゃんと愛してくれてるんだ
#愛情
私は昔から他人に興味を持つことが出来ないタチであった。なので恋人と言葉を交わしている最中、ふとした瞬間に興ざめする。"愛している"などといった歯の浮くような表現には軽蔑の念さえ感じる程である。
このように、私は実際に行う行為と自分の心情との乖離が凄まじい。そのような状態で、何故恋人と関係を続けているのか。
……。
とどのつまりは、私は恋する自分に酔いしれているのであった。人間らしい営みに憧れ、その体裁を上手に取り繕っている自分が誇らしくて堪らないのである。 なんと浅ましいのだろう。
しかし、しかし一言だけ言わせて欲しい。
これこそが人間らしさであり"愛情"では無いのかと。漫画に出てくるような純粋無垢で合理的な恋などはこの世に一切存在しない。あれはただの世間知らずの坊ちゃん達の物語であり、平々凡々な日々を送る私たちとは似ても似つかない、別次元の話である。
だからこそ、こういった我欲 故の行為は非常に非合理的だが、愛おしい。黒に染まりきらないその自己中心的かつ曖昧な"汚らしさ"を堪能することこそが、恋愛における醍醐味だと感じるのは私だけだろうか。
愛情.
親から愛情を貰う。
家族から愛情を貰う。
彼氏から愛情を貰う。
彼女から愛情を貰う。
貴方は愛おしいから愛情を貰う。
壊して
心が青く染まりきるまえに
水飲み鳥に引火するまえに
手の隙間から
その眼が零れてしまうまえに
角砂糖よりあまい眼の
裏側まで透けて見えるまえに
「愛情」
目には見えないものを手に入れるは難しい
それでも欲しいと願ってしまう。思ってしまう。
お金では手に入れられないそれが酷く輝いて見える。
安易に手に入れられないからこそ美しく見える。
欲しいと思う。羨ましくなる。
一筋縄ではいかない、やっとのことで手に入れてもそれが本物とは限らない。仮面を被っただけの偽物かもしれない。
それでも欲しいと思う。
手に入れたいと思う。
それほどに、それは魅力的に見える。
それが欲しいと思うのなら、まず自分から差し出さなければならない。
嘘偽りのない、本物を手に入れたいのなら、まず自分が嘘偽りのない本心で語らなければならない。
本心で訴えるからこそ伝わるものがある。
本心だからこそ相手に響き、情に訴えかけられる。
相手にどう接して欲しいのか、どう思って欲しいのか、まずはそれを自分が実践し、示していく事が大切だと思う。
自分がされたら嫌なことは相手にしない
自分がされたら嬉しいことを相手にしていく
当たり前のようでずっと持続していくことは意外と難しい。
たとえ相手がすぐに返してくれなくても、続ける事が大切だ。大事なのは心、想いだと思う。
見えないからこそ、相手を信じる、例え裏切られる日が来ようとも相手を恨んではいけない。
不平等で不条理でも、相手を恨んでも状況は悪化するばかりだ。
恨めばそれで終わってしまう。鏡を通せば恨んだ相手と瓜二つ。
恨みは負の感情を呼ぶだけ。負の感情は連鎖し止まらなくなりやがて暴走する。
それでも人は愛情を求める。
求める限り、危険とは隣り合わせだ。
それでも、それだけ複雑で難しいからこそ、魅力的で素敵に見える。
そして相手を信じる心を忘れなければいつかきっと相手にも伝わると信じている。
あなたに私の心をあげます。
だから嘘偽りのない心からの愛を私に分けてくれませんか。
時に与えられると嬉しいものであり、お返しに同じ愛情で相手を優しく包み込む。
時に抱きすぎると自分を狂わせ、与えすぎると相手を壊してしまう。かと言って、与えられなさすぎてもそれに執着して自分を失くしてしまう。
愛情って言うのは、難しいんだなぁ
( 愛情 )
いくら貰っても信じることが出来なければ
それまで
愛情
若い時は異性に捧げるものと思っていた。もちろん、それもある。子供が生まれると、子供に愛情を注ぐ必要が出てきた。必要?それって義務?いや、自然と愛情が湧いてくるのが理想である。
妻や子供はもちろんだけど、周りの人にも愛情を注ぎたい。
簪の似合うふさふさな帽子で
あなたの名前を呼んでいるまで
にぎやかな夏時雨 夕陽が廻る 段々と青色に変わりゆく
それはどんどん色を変えてゆく 虹では無いもの
何時の電車に乗るのか
そこまでの路は夕陽に聴いてみる
灰色の雲に ぶっきらぼうな口ぶりで 帽子を振り回す
本当に赤い夕陽に染まった唇
黒い絵の具なのに 何色にでも染まりゆく
多分ここはウクレレの鳴る向こう側
毎日の欠片とか 重さとかいうもの
それはただ横たわるだけで
寝癖がついて終わるだけになる
左側への道へ進み 信号が点滅している
トラックは止まらない 飛行機は止まらないんだ
どこもかしこも 命は綺麗だから泣いているんだ
君は不答 多分死があるから
逃げ出したあくる日に 夕陽が何色かを問いただして
何も答えてはくれないから
人の気持ちは目には見えない。
「それには深い理由があるの」と、小さい頃世話になった教会のシスターが言ってた。
深かろうが浅かろうが、そもそも理由があろうがなかろうが、正直どうでも良い。この話も覚えていたくて覚えているわけじゃない。繰り返し聞かされているうちに、ただ耳に残っただけのことだ。
「見えないから知りたくなるし、知ることで好きになることもあるでしょう」
見慣れた教会で、今日俺は結婚式をする。相手は教会の紹介で働き始めた頃に出会った人で、何度か顔を合わせるうちに、少しずつ仲良くなった。色んな話を聞くうちに、絶対にこの人だと思った。確認を取ると、彼女は間違いなく俺が教会から指示されて探している人だった。
「見えないから、人は人を愛せるのよ」
来週には新婚旅行で悲劇に見舞われて、愛しい妻を失う。そんなシナリオが用意されている。
〉愛情
優しい話にしたいのに
どうしていつもこうなる
愛情
愛してる、だなんて人々は容易く口にする
愛について
深く考えたこともない者から出るその言葉は
まるで、吠える犬のおもちゃのようだ
そこにぬくもりはない
あるのは光の無い黒い2つの目と
作り物の毛皮や、その中にある冷たい電池だけ
見せかけのふわふわの塊に
人はなぜだか騙されてしまう
そしてある日
電池を見つけてしまうのだ
それは悲しい現実である
愛している
その言葉には重みがある
愛する、という行為は簡単ではない
それは相手から何も望まず、与えられるだけの
知識と優しさを与え続けることだ
何をされようと、どんなに辛くても
それだけの忍耐力がある人間はいるのだろうか
ドラマや映画を見て影響された人々が
簡単に口にする、愛している には
なんの縛りも約束もない
そこに責任など無い
ただ自分の欲求の赴くまま、発している
それを都合よく解釈した相手は、また都合よく自分のことを気持ちよくしてくれる人、として好意を示す
現在の世界は、自己愛に塗れている
本当に他者を愛することができる人がいるのだろうか
私はこの世界にこれ以上失望したくない
本物の愛情が存在すると証明してから、死んでいきたい
愛情…かぁ
与える方が簡単で
受け取る方が難しかったりする
オトナになるとね
#愛情
形がなくて形があって無限に出せる大切なもの。
今の願いはあなたからの愛情がほしい。
11/27
寒い夜に
わたしのふところを
じんわりあたためてくれる
黒くて茶色くて
まるくって
とてもやわらかな
撫でていると
息が手に伝わる
温度をもった有機体
冬が近い
家の中は冬支度に忙しい
おまえの身体はいつ
ぜんぶが冬毛になるの
風邪をひいてはいけないから
わたしの体温を
おまえにも分けてやろうね
そうすれば今度は
おまえがわたしを
あたためてくれるね
#愛情
しんせつな人にかこまれている君は
小さなやさしさを拾っては
全身でありがとうと言う
唇が触れ合う度、君の温もりを知る
心音を確かめ合う度、君も生きていることを知る
安堵
これからも隣で、ずっと、消えないでいて
愛情表現は
人それぞれ
分かりやすいものもあれば
分かりにくいものもある
分かりやすい方が
いいけれど
分かりにくい方は
後からじわりとくる
どちらも相手を思う気持ちに
かわりわない
大切なのは受けとる側にも
相手の愛情表現を
分かろうとする愛情が
あるかどうかだ
題「愛情」
愛情の持ち方や示し方
解釈の仕方や定義
人夫々だけれども
もしその愛情が
その量が
その質が
視覚的に見えるとしたら
愛情に関するトラブルは
減るだろうか
増えるだろうか
考えたら
ちょっちコワヒ 。。
「愛情」