『愛を注いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
靴を脱いでコンクリートを踊る。
ふわふわして天使になったみたい。
ほら、みんなかわいいって言ってくれるの。
そしたらもっとふわふわしたくて甘いお酒を飲むの。
かわいいでしょ?
今日だけ触っていいよ。髪も首も胸もお尻も脚も、
ほら、幸せでしょ?
朝は嫌いなの。汚いところが丸見えになるから。
ずっと夜ならいいのに。そしたら誰かしら私のそばにいてくれるでしょ。
あなたもそうだと思っていたの。
みんな朝の光に照らされた私になんて興味ないと思ってた。
優しい言葉なんて夜だけのものだって。
気づいたらあなたのことばかり考えてるの。
少し長い黒髪から見える目がミステリアスで好き。ピアスの開いた唇もエッチで好き。
でもあなたはどれたけお金を出しても優しい言葉をくれるだけで他に何もくれないの。
特別扱いしてくれるのにそばにいてくれないの。
ねえもっともっともっともっともっと愛を注いでよ
腹は膨れない。
病気は治らない。
寒さは凌げない。
役に立たない愛よりも、金が欲しい。
そう願うのは可笑しなこと?
テーマ「愛を注いで」
愛を注いで
愛が目に見えたらいいのに
そうすれば
私の愛をなみなみと
コップに注いで
あなたに差し出すのに
愛を注いで
一回目の優しさは気まぐれだ
水を注ぐ。
2回目の気まぐれは、暇つぶしだ
水を注ぐ。
3回目の暇つぶしは、何となくだ
水を注ぐ。
4回目の何となくは、気になって、だ。
水を注ぐ。
5回目の気になって、は、気がついたらしていた、だ。
水を注ぐ。
6回目は、習慣になっていたことに気がつく。
水を注ごうとして
蕾になっていた。
人間以外の生き物の感情がわからない。そんなの当たり前だって言われるかもしれないけど、僕の先輩たちはみんなわかるって言う。
水族館で働きはじめて三ヶ月。僕はリクガメの飼育を担当している。名前は「くーちゃん」だ。
「ちゃんと愛情を注いでいれば、みんな反応してくれるよ」
毎日、愛を注いでいるのに、くーちゃんからはなんの反応も見られない。僕の愛が足りないのか、あるいは先輩たちより想像力が足りないのか。くーちゃんの感情は読めないままだった。
「まだ動物たちの感情が読めないんだよね。人間と違って、難しいよ」
彼女といるときに、そんなふうに話した。すると彼女は
「あんた、人の感情はわかると思ってんの?」
「え?」
それからも、僕はくーちゃんのお世話を続けた。最近は僕が来ると首を出してくれるようになった。それでも何を考えているかはわからない。
そんな変化が嬉しくて、それも彼女に報告した。
「人間みたいに言葉がない分、細かい動きとか、体の変化で読み取るしかないんだよね。それが難しくて、でもそれがやりがい?になってるのかな」
「・・・」
ほどなくして彼女は僕の元から去っていった。結局、人の感情もわからなかったみたいだ。
今日も僕はくーちゃんのお世話をする。ケージの中をキレイに掃除したあと、くーちゃんの顔を見ると、くーちゃんはゆっくりと目を閉じて、またゆっくりと目を開けて僕を見た。
休憩に
コーヒーを注ぐ
紅茶を注ぐ
緑茶を注ぐ
勉強中のあのこに
ココアを注ぐ
眠れないあのこに
ミルクを注ぐ
かぜ気味のあのこに
レモネードを注ぐ
あったかい飲み物を注ぐ時
そこにある気持ち。
「愛を注いで」
母は愛を持って植物に水をやる
それと同様に、子を世話する
すくすくと育つ両者
違いは、実の出来次第
注がなすぎて干からびることもあれば
注ぎすぎて腐ってしまうこともある
君と愛の花を咲かせることはできるだろうか
『愛を注いで』
【愛を注いで】
あなたが大好き
あなたのためならなんだって出来る
わたしの全てを捧げたい
だから、どうかあなたは壊れないで
わたしの無限の愛を受け止めて
パトリック・スター
プロフィール
性別:男
主人公、ある時仕事を探すために、隣町に住むことにした。そんなある日はカーニーズがフライ外出を探していて、パトリックがカーニーズで働くことになった
騙しあい
今日はこの仕事を覚えよう
覚えたら、給与アップ
そろそろやってみない、リーダーを
やってくれたら、手当がつくよ
ねぇ、そろそろ、私の代わりしない?
このお店、あなたの好きなようにしていいよ
いつの間にか
あなたの為ではなく
自分の為になっていた
テーマ
「愛を注いで」より
窮極の変身ベルト
悠か
はるか
ひふか
るーみー白芍ここここ
るる、ていきゅう
ルキさ、ん
ははははははははははははへへはははへへしょうもない性もない
〜な、きがする
ぬめこです。ぬめ。
貧乏性の貧乏缶だしたいんかやつは
すべて口走る、はたけ
せめて、みたい、と、親類で行く家族旅行
インオアフ。しま。なんか見てみたい。
ちょくちょく、いってしらべて、良さげかな〜なったら座ってみたい、オハフの鐘に。
色なんて形、白なんてクチの中、くろは…
いかなるくろは、初とし、缶なくらら
「ねぇ今日は泊まれる?」
「いやー平日だし帰らないと」
「そっか…今週また会える?」
「今週は厳しいな、今日だって友達と飲みに行くって言ってきたし」
「えーつまんない」
紗里は不服そうな顔をして彼の腕を掴んだ。
「じゃあ俺、帰るからまた連絡するわ」
紗里の腕をほどいて彼は部屋を出ていった。紗里は1人になりため息をつきながらベッドの上に大の字で寝転んだ。
この関係はあと何年続くのだろう。考えても終わりの見えないトンネルに入った気分になる。幸せにならないのは分かってる、でもこの不淫らな恋を終わらせることはできない。それほどに紗里は彼を愛している。いつか自分を選んでくれるのではないかと期待している。やっぱり行かせたくない。彼の温もりを感じて夜を過ごしたい。起きたらおはようと言い2人分の朝食を作る。夜帰ってきたらお帰りと言い何でもない話で盛り上がり熱い夜を交わす。
部屋を出ると彼がドアを開けようとしてるところだった。
「待って」
紗里は走り寄って彼を後ろから抱きしめた。
「行かないで、私をひとりにしないで」
「悪いな紗里、でも帰らなきゃ」
彼は振り向いて紗里の唇にキスした。
「愛してるよ紗里」
そう言うと彼は家を出た。
紗里はその愛のこもってない言葉を信じることしかできなかった。
私に愛を注いでよ。
私を甘く溶かしてよ。
愛を注いでよ。
私も愛を注ぐから
2人で一緒に堕ちよ
─────『愛を注いで』
昨日、法務局に書類提出しました。
ギリギリ年内には所有権の移転ができる。間に合って良かったわ。
冬の朝も美しい。
空気が澄んで、私は自由だ〜と叫び出したい感じ。
行きたいレストランに一人で行けないってことはあるけれど、でもアイツと行くのも、全く楽しくなかったよね。
ひとりっていいです。
働いたら働いた分だけ
税金払わないといけないの
まじでどうにかしないと
日本崩壊するかも?
お題『愛を注いで』
サークルのメンバーのみんなにカップケーキを作ることにしたの。
クリスマスパーティーに持っていってみんなで食べられるように。
だけど、好きな彼の分だけ特別に私の『愛』をトッピングしてあげる。
食べたら最後、最初に見た相手のことが好きで好きでたまらなくなる薬。
これは絶対に私が彼に手渡ししないといけない。
あぁ、クリスマスがくるのが待ち遠しいなぁ。
男はとあるバーに来ていた
ここはいくつも前の時代に存在した酒を飲むための場所で女性がそれをより楽しくさせてくれるようなものとは違っている
まぁ、女性が楽しませてくれると言う点においては変わらないと言えるが
「今日はどのようなものがよろしいですか?」
営業マンみたいな口調の店員だが、こんなところではそれがむしろ助かる
「そうだな 今日は最近流行りのものでもお願いするかな」
特にこれと言って飲みたいものもなく疲れていたのもあって選択を面倒に思ったのだ
「では、こちらの愛シリーズなどいかがでしょう」
新しいものをと言うことで気の逸る営業マンのように即座に答えてきた
「ふむ、愛シリーズねぇ じゃあ、この中から作ってもらうとしよう」
特段シリーズものに興味もなく、カタログを適当にめくりながら答えた
この店”愛樹”が提供するもの それはエキス
多くは語らないが、女性が楽しませると言えば察しもつくだろう
「ん? この子 めぐみ?」
愛シリーズの中で異彩を放つめぐみの名
「では、この子にしてもらおうか」
「かしこまりました」
マスターの顔に戻ってるな
グラスにめぐみのエキスを注ぐのを眺めながら聞いた
「なぁ、マスター この子はめぐみなのに、なんで愛シリーズの中にいるんだ?」
「あぁ、愛と書いてめぐみと読むのですよ」
今日も、世界は美しい。
朝日が窓から差し込んでいた。
薄緑に朝日に透けた葉の向こうには、朝露が煌めいている。
爽やかな風に乗って、優しい小鳥の囀りが届く。
その柔らかな平和に混じって、登校前の子どもたちの、少し眠たそうな「いってきます」や「おはようございます!」が聞こえてくる。
あちらでもこちらでも、誰か大切な人に対しての、「おはよう」が飛び交っているに違いない。
ぐぅん、と伸びをして、外を眺める。
朝の日課には良い朝だ。
伸びをして、今まさに朝の世界に出て行こうとする彼女は、この世界が好きだった。
どうしようもなく厳しくて、辛いこともよくあるけれど、世界を憎んだこともあったけれど、それでも彼女は世界が好きだった。
相変わらず朝は穏やかに美しいし、昼は燦々と賑やかで、夜は静けさと冷たい闇が美しかったからだ。
人は悪いことをするかもしれないけど、悪人にも愛を注いでいる人がいて…だから彼女は、知らない誰かも誰かの大切な人で主人公である、この世界を愛していた。
彼女は、この世界がどうしようもなく好きだったのだ。
世界を愛しているものは、愛に敏感になる。
知らない親が、我が子にかける声も。
太陽が地球に注いでいる光も。
月が夜を静かに照らしていることも。
それが各存在が、この世界に愛を注いでいるのだ、と思えるほど。
彼女はそして、そんな大好きな世界のために、自分も愛を注ぎたいと思っていた。
常に世界を大切に思い、誰かを助け、もっともっと愛が溢れる世界にいたかった。
つまり彼女は、世界に期待していた。
この愛すべき世界を、愛に溢れる平和な世界にしていきたいと思っていた。
それを妨げるのは、大抵人間の存在だった。
有史以来、多数の動物と人類と植物を、幾度となく滅ぼしてきた人間。
同族同士でさえ、争いごとに飽くことのない人間。
歴史上は比較的平和なこの現代でさえ、殺害と事件の絶えない人間。
彼女は、人間は滅ぶべきだと考えていた。
そして、そのための計画を、人生を賭して練り続けていた。
同族を殺すことで、世界に愛を注いで、世界をより良いものにする。
それが彼女の夢だった。
彼女の注ぐ、愛だった。
人間にヒーローと呼ばれる敵の、目の前で、膝を折りながら、彼女はそんなことを思い出した。
自分の注いだ愛を。
自分が愛した世界の朝を。
愛を注いで、道半ばで敵に頽れる。
愛を仇で返されたようなそんな日でも、世界から裏切られたように感じるそんな朝でも。
相変わらず、今日も世界は美しい。
美しかった。
地面に頽れながら、彼女は相変わらず、世界に愛を感じて、注いで、注いでいた。
愛してやまなかった晴れた朝日に愛を注がれながら、この日、一人の犯罪者が死んだ。
小さな子供
子供であられなかった子供
〚神様〛なんて言って
誰も彼もその子供にすがった
子供は人を愛していた
心から
自分からは愛を雨みたいに降り注ぐくせに
愛され下手な、あなたへ
注がれる愛から、逃げないで
私みたいな劣等生とは…脇役とは、違って
あなたは愛されるべき「人間」だから
【愛を注いで】