愛を注いで』の作文集

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愛を注いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/13/2024, 2:04:56 PM

ねぇ 。好き、伝わってる?

どれだけ彼のことを好きでいても変わることない関係

まず、私は彼に愛を注いではいけない
私1人の意思ではダメなのだ

社会には、教えられてないだけでたくさんの暗黙のルールがある 。

その1つに入っている…のかすら分からない当たり前なこと そんなことに私は片足を突っ込んでいるのかもしれない

私は、先生が好きだ 。
どうしようもないほど

恋、とまでいくのかはわからない
でも人間として誰よりも大好きな人

私が身勝手な行動をすることによって迷惑がかかる可能性が大いにあることを十分わかっているし、好きだからこそ先生と生徒との距離感は保って学校では常識ある行動を自分で責任を持ってしている 。

それこそが、今私ができる最小で最大の愛情表現だから

この思い、気づきませんように

でもちょっとだけ気づいて

いや、やっぱずっと気づかないでいて


そんなどっちもつかずな感情に振り回されてばかり 。
私も、わからない

誰もわからない

人の気持ちなのだから、仕方ない

それでもダメなものはダメで 。

一般的に異質なのは私の方だし、大人からに危機感を持たれるのは当たり前なこと あの人たちもこれが仕事だから 。仕方ない以外言葉が見つかならない

そして、それなら、私一人で解決しようと思った
私にしかどうしようもできないから


いつも自分の気持ち押し殺して授業を受けていた 。
気づいてないフリをした

じゃないとやっていけないから 。


でも生徒のためには一生懸命なところ

生徒と同じ目線で考えてくれるところ

生徒のためにちゃんと怒ってくれるところ

いつも沢山工夫されてる授業をするところ

私の満点のテストを嬉しそうに話すところ

小さな怪我や風邪にも心配してくれるところ

嘘が下手でわかりやすいところ

本気で私たちと向き合ってるところ

好きな物にはとことん真っ直ぐなところ


まだまだ沢山あるけど、先生の性格をちゃんと見てきて好きになったんだよ

一時の彷徨いとかじゃないよ 。

私も本気で向き合ってる 。



先生は既にたくさんの愛を注いでくれて、育ててくれてるんですよね

知ってますよ、いちばんね


私も

テストは90点台、満点を連発したり授業を頑張って成績維持したり

あえて、近づきすぎないようにしたり

自分の気持ちに歯止め効かせてたり

委員長になってみたりして

私なりの愛情注いでるの 気づいてますか?

12/13/2024, 2:03:30 PM

とにかく美味しいもの食べて、長生きしてほしいと思う。そういえばと手に取るまで知らなかった物の使い方、注意点……これってどこまで食べられるんだ?
煮方……え、これを合わせるとだめなのか。
あんなにどうでもよかったことが気になり始めたら仕方なくて、調べ尽くしてできるだけ大丈夫なものを作りたい。あわよくば美味しいと言って欲しい。

これ、苦手って覚えてくれてたんだね。ありがとう。力を注いだところとは違ったところに、あなたは笑った。

【愛を注いで】

12/13/2024, 2:02:55 PM

兵士は苦しかった。
 長い長い戦争がようやく終わりを告げ、兵士の仲間は皆死んでしまった。兵士もまた大怪我を負い、飢餓と孤独に苦痛を覚えながら、どことも分からない道程をひたすら歩き続けている。
 そこらじゅうに散らばっているのは、瓦礫か、人間か。確かめる気も更々起きない。それが生きているのか死んでいるのかも、正直どうでもいい。
 兵士は何のために生きているのだろうと自問した。
 家族も、友人も、大切な人は皆いなくなり、国は荒れ果て、助けてくれる者などいない。
 こんなに苦しい思いをしてまで、命を繋いでいく意味は果たしてあるのだろうか。あったとして、それを誰かが教えてくれたとて、自分は納得できないのではないか。
 ならどうして、今この道をずっと歩いているのだろう。
 どこに向かっているのか。何を求めているのか。
 兵士は逡巡したが、答えには辿り着けない。考える気力も体力も、もう残ってはいないからだ。
 それから、どれぐらいの時間が経ったのか。
 気づけば兵士は夜の森を彷徨っていた。月明かりは届かず、風と虫だけが静かに歌っている。
 兵士は明かりを探して顔を上げた。
 ひとつ、煌々とかがやくものがあった。家だ、可愛らしい民家が一件建っている。
 兵士はその光に吸い込まれるように、足を運んだ。
 しかし、途中で膝が抜けてしまった。どさりと重たい鎧が地面に崩れ落ちる音がする。
 ああ、もうすぐそこだというのに。結局、自分の手はいつも欲しいものに届かない。
 立ち上がれないまま、家の明かりをぼんやりと眺めていると、突然その扉が開き、誰か出てきた。
 少女だ。深い湖色のローブを身につけて、ランタンを手にこちらを振り向く。
 あどけない顔は驚きを浮かべて、すぐさま駆け寄ってきた。
 大丈夫ですか、という問いかけに上手く答えられない。少女は返事を待たずして、兵士に肩を貸してくれた。重たい足を引きずるように、兵士は少女の家へと歩いていく。
 少女は見ず知らずの兵士に、献身的に接してくれた。鎧を脱がせ、傷の手当てをし、自分のベッドを貸してくれる。嫌な顔ひとつせず、ただ優しさを兵士に与えてくれる。
 兵士は泣きたくなった。涙は出なかったが、こんなに無条件に優しさを享受するのは、もういつぶりか思い出せないくらいで。ただ、嬉しかった。
 数日が経ち、兵士はようやく歩けるようになった。
 ふとキッチンを覗けば、少女が何かを作っている。
 少女はまともに食事ができなかった兵士に、お粥など消化にいいものをいくつか作ってくれた。それはどれも彼女に似た優しい味で、とてもおいしかった。けれど、今作っているのはしっかりした料理のようだ。
「よし、あとは仕上げだけ」
 ご機嫌に、少女は戸棚から何か小瓶を取り出す。
 と、その様子をこっそり見ていた兵士を振り返り、にんまりと悪戯っぽく笑った。
「これを最後にいれます。さて、なんでしょう?」
「え……と、怪しい薬……?」
「失礼だなぁ、仮にも君の命を救った恩人に対して」
「す、すみません」
「ふふ、冗談、冗談。これはね、愛だよ」
 ポン、と軽快な音を立てて、小瓶の蓋が開く。
 中に入った透明な液体を、鍋にゆっくり注ぐ。それをかき混ぜながらひと煮立ちさせて、少女は火を止めた。
 ふたりぶん、器に盛って食卓へ持っていく。
「魔女の特製ポトフ! 召し上がれ」
 愛、とはどういうことなのか、聞こうとしてやめた。目の前のポトフがあんまりおいしそうで、疑問がどうでもよくなったからだ。
 匙で掬って、少し冷まして。ひと口。
 熱かった。舌の先をやけどして、痛くて。喉を通り過ぎた優しい味のスープが、じんわりと心を温めていく。
 ――どう、おいしい?
 懐かしい声が、聞こえる。
 生まれ育った家。下がり眉の、母の笑顔。おかわりをねだる下のきょうだいたち。誰よりも料理を絶賛する、おおらかな父。
 忘れていた、家族との大切な思い出。
 きっと、頬を生暖かいものが伝ったのは、やけどの痛みのせいだ。
 もうひと口、またひと口。だんだんと、熱さは旨味に変わっていく。ぽかぽかと、身体中が温まる。
「ふふ、泣くほどおいしかった?」
「っな、泣いてない……」
「強がりさんだなぁ」
 少女は楽しそうに笑って、兵士が食べる様子を見ていた。自分は食べていないのに、満足そうな顔をして。
 あっという間に食べおわり、兵士はお礼に食器を洗った。ようやく動けるようになった身体だ。命を助けて、看病してくれたお礼を、きちんとすべき時だ。
 兵士は考えたが、少女にとって何がいちばん嬉しいかは、本人に聞くのがいいだろうと思った。さっそく尋ねると、返ってきたのは意外な言葉。
「これを君に預かってほしいんだ」
 手渡されたのは、さっきの小瓶だった。
「これ……結局、何?」
「だから、愛だってば。君もさっき感じたでしょう? 料理にこめられた愛」
 愛。少女の言葉に、心の奥がじんわりと温もりを帯びる気がする。
「今度は、君の番」
 少女は靴音をコツン、と鳴らして、ローブを翻す。
「私が君にしたようにさ。今度は、君が誰かにその愛を注いであげてよ。それが、私にとっていちばん嬉しいこと」
 振り返った彼女は、やっぱり悪戯っぽく笑っていた。
 よくわからない。兵士はそう思った。
 わからないけれど、それが少女の答えなら、自分は誠実に全うするべきなのだ。
 兵士は小瓶を大事にしまって、必ず恩を返すことを誓った。
 それから数日後。傷の癒えた兵士は、少女に何度もお礼を伝えて、森を去っていった。
 深く、深く、息を吸って、吐いて。

 少女は苦しかった。
 何十年にいちどの大干ばつが村を襲い、少女はひとりぼっちになった。死んでいったものたちは皆、顔も名前も好きな食べものも全部知っていた。
 泣いて、泣いて、すっかり涙も枯れてしまって。少女は酷く後悔した。喉は焼けるように痛いのに、潤してくれる水はどこにもないからだ。
 割れた地面に身を伏せて、少女は目を閉じる。これは全部悪い夢で、目が覚めたら昔のように、祖母がおいしいご飯を作っていてくれるのではないか。
 そんな期待と、絶望を胸に、眠りに落ちて。
 目が覚めた時、少女はベッドに寝ていた。けれどそれは、使い古した自分のベッドではなくて、見慣れた自分の部屋でもなかった。
 そこにいたのは、祖母ではなくて。名も知らぬ青年だった。
 目が覚めたね。青年は涼やかな声でそう言って、何かを持って少女のそばへとやって来る。
 お腹が空いているかと問われ、少女は素直に頷く。すると膝上におぼんが乗せられ、お粥の入った器と匙を置かれた。
 青年はポケットから徐に小瓶を取り出し、ポン、と軽快な音を立てて蓋を開ける。中には、怪しげな透明の液体が入っていた。
「これをお粥にいれます。さて、なんでしょう?」
 青年は、どこか悪戯っぽく笑った。

12/13/2024, 2:02:10 PM

愛を注いで

この時期は別れのシーズン。
部活を引退する先輩たちの姿はかっこいいし、尊敬できるけど切ない。
入部したての頃憧れてた3年生の先輩がいたけど、最近は2年生の先輩に憧れてた。
でも、引退してからは、やっぱり3年生もかっこよかったなって。
失ってから、その大切さに気がつく。失ってから、また会いたくなる。
だから、これからは目の前にあるものを失わないうちに、感謝して、尊敬して、『 愛を注いで』いきたいと思います。

今を大事に。在るから愛せる。

No.1

12/13/2024, 2:00:35 PM

『愛を注いで』

いつだったか、実家に帰って家族で揃って宴会をしている時に父さんが言った。
「みんなよく帰ってきてくれた。嬉しい。みんながどこで何をやっていても元気でいてくれればそれでいい」と
普段、無口で自分の思いを口にしない父さんが酔っぱらって口にした言葉がそれだ。だから、それは、きっと父さんの本心なのだろう。
いっぽうの母さんは、たまに俺のスマホにメッセージを送ってくれる。
その内容はというと……
「元気にしていますか? ちゃんと食べていますか?」
かいつまんで述べると、そんな感じのメッセージである。
そのメッセージを見るたび、小さい頃を思い出す。
うちの両親は共働きだったので、母さんが帰ってくるのは夕方の6時頃だった。
小さい時に母親が傍にいないというのはとても寂しくて心細い。婆ちゃんや兄ちゃんが小さい俺の面倒を見てくれていたが、それでも小さい俺にとっての一番は母さんだったのだ。
夕方の6時頃に車の停車する音が外から聞こえてくると、急いで玄関に出て母さんを出迎えたものだ。
その時も母さんは車から降りるなり「ただいま。お腹は空いてない?」と俺に聞いて頭を撫でてくれた。
間違いなく父さんも母さんも俺に『愛を注いで』くれていた。

いっぽうの俺はどうだろうか?
考えてみる。
すぐに答えはでた。
愛されてきた自覚はあるが、愛してきた自覚はあまりない。
父さんや母さんは俺に良くしてくれているけど親孝行は何もできていないし、しっかりものの兄ちゃんは俺の将来を心配してくれているのに時たまウザいなぁと思ってしまうし、弟は好き勝手に生きている楽観主義者なので俺が声をかけても意味ないし、爺ちゃんはしんじゃったし、婆ちゃんはボケが入って俺を電気工務店の人と思っているので話が通じないし……
文章化して理解する。俺は誰も好きじゃない。どこを切っても自分、自分、自分で、他の人なんてどうでもいいのだ。
……いや、そんなはずはない。そんなわびしい人間だと信じたくない。
もう一度、愛について必死に考えてみる。しかし俺が『愛を注いだ』人や物は思い浮かばない。そもそも『愛を注ぐ』ってなんだ? ますます訳がわからなくなってくる。
考えが煮詰まった時は、はじめに戻って考えてみるべきだろう。
俺のはじまりといえば父さんと母さんだ。生物学的にもきっとそうだ。
父さんは言った。
「みんながどこで何をやっていても元気でいてくれればそれでいい」と。
俺にだってそういう人はいる。それは家族の皆もそうだし、友達や、疎遠になってしまった人たちもそうだ。
母さんは言った。
「元気にしていますか? ちゃんと食べていますか?」
俺にだってそう聞きたい人はいる。元気で、お腹を空かせず、幸せに暮らしていてほしいと願う人が何人もいる。
そう思うのが愛なのだろうか?
そして俺は気がついた。
このような思いを言葉やメッセージで大切な人に伝えるのが愛なのだと。俺ひとりで勝手に納得していてもしょうがないことなのだ。
だけど俺はやっぱり誰にも『愛を注がない』
だって、家族や友達にそんなこというの、恥ずかしいから。

12/13/2024, 1:57:34 PM

私があなたにあげた分を
返して欲しいとは思わない

それは
量で測るものではないから

それをあなたに向けるとき
私は確かに
幸福を享受していた

それは
誰かから誰かへと
注がれていくもので

巡り巡ることで
絶えず続いていく

受け取ったものは
また違う形で
返すといい

大事なあなた
私を愛さなくていい

でも、
誰かを愛して生きていって

12/13/2024, 1:57:17 PM

「愛を注いで」


海月に毒がなく簡単に触れることができるなら海月は綺麗と言われたのだろうか。

月に簡単に手が届き触れるなら
月は綺麗と言われただろうか。

過去が美化されるのは
もう戻ることができないからなのか。

苦しみ辛い時 助けを求めても
誰も手を差しのべないのに、死んだ途端
死んだ事を惜しむのはもう喋る事も会うことも触れることもできないからなのか。

触れることができないものに人は綺麗だと感じるのだろうか。

12/13/2024, 1:56:53 PM

作品33 愛を注いで

 
 親に愛され過ごしてきた。血は繋がっていないけど、本当のわが子のように愛されていた。幸せだった。だけど、妹が生まれた途端愛されなくなった。
 異性に愛され過ごしてきた。容姿が整っているからだ。どいつもこいつも体目当てだった。後々聞いた話だと、賭けの対象にされていたらしい。
 友人に愛され過ごしてきた。お小遣いをたくさんもらえていたからだ。たくさんプレゼントを送った。友人が私の悪口を言っているところを見るまでは。
 後輩に愛され過ごしてきた。部活のお別れ会では呼ばれなかったけど。
 先輩に愛され過ごしてきた。そのはずだ。だから大学は親愛なる先輩についていった。再会したとき、まじでついてきたのかよと、引かれた。
 みんなに愛され過ごしてきたはずだ。それは私の勘違いなのかもしれない。
 誰か、私に本物の愛を注いでください。

12/13/2024, 1:55:19 PM

『愛を注いで』


何もない 空っぽのビン 透明で
何も見えない 隠してるだけ


ちゃんと注がれてるんです
沢山ビンの中にはあるんです
ただ気付かないだけ
見てないだけ
気付けなかっただけ
思ってる色でも形でもなかっただけ


本当にそこに何も注がれなくて
入ってなかったのだとしたら
探せば良い
長い長い時をかけてゆっくり
ためていけば良い


それでも空いているのなら
自分で注いでしまえば良い
自分から注ぎに行けば
返事が お返しが帰ってくるかも
待つだけなら誰でもできるが
注いでやるのは以外と難しい


人には人の注ぎ方があるから
勘違いされやすいし
勘違いしやすい
そこを分かってやれれば
もっと良くなる

12/13/2024, 1:53:00 PM

いくら愛を注いでも

植物みたいに上手く育たない

それでもまだ注ぎ続ける勇気も

諦める強さも私にはない

12/13/2024, 1:49:57 PM

愛を注いで


愛とは様々あるものだ

親愛、友愛、恋愛、偏愛、慈愛、博愛…

数ある愛の中でも、一等感情を揺さぶられたのは、あれは無償の愛だろう



遊び疲れ、寝落ちてしまった子を寝床に運ぼうと抱き上げる

腕の中の子が、ふぅ、と深く息を吐き体中から力を抜く

抱き上げた時に少し起きたのだろう
けれど相手が私だと分かった途端、安心したのだろう

いつもと変わらない、何気ない瞬間
他の何よりも純粋な、無償の愛


親が子に注ぐ愛と同じか、それ以上に
子は親へ愛を注いでいる

12/13/2024, 1:49:43 PM

恋とか愛とか、そういうのがわからないという疑問はいかにも青臭いもののように思えますが、いかんせんバカにはできないなと思います。この地球上のすべてのカップルのうちきちんと恋と愛を認識しているのはいったいいくらいるのでしょうか。少なくとも僕はわかりません。自分は交際経験はありますがそのどれもが恋と愛の正体をはっきりさせるものではありませんでした。よくわからないものはなあなあにして生きるというのもアリですが、性分でそれをなんとなく気持ち悪さを感じてしまうのです。もしみんなが恋と愛の認識をしないままそれらしいことをしているとすれば、これは恐ろしいことです。愛を注ぐとかいう言葉がありますが、私たちはいったい何を注いでいるのか。まあ、自分なりの答えが出せたらそれが一番だとは思うものの、やはり恋愛はむずかしい。

12/13/2024, 1:48:50 PM

愛を注いで
注いで
注いで
注いで
満たした味噌壺

12/13/2024, 1:44:26 PM

空っぽな器、透ける向こう

静寂が広がる無の世界


      
ぽつりと1滴の雫が落ちる

ぽつり、ぽつり。

瞬きする度粒は増えて

器はまばゆく光出し

琥珀色が溢れだす

冷たかった器は

じんわりと、温まっていく


あなたの優しい眼差しは

私を照らす太陽のよう

あなたの言葉はすべて

甘くて爽やかな蜜のように

私の喉を潤してくれる

空っぽの器は満たされていく

あなたの愛で満たされていく



【愛を注いで】

12/13/2024, 1:42:19 PM

愛を注いで


私に愛をいっぱいちょうだい。
私は愛されているか不安になるの。
いっぱいいっぱいちょうだい。

12/13/2024, 1:38:58 PM

注ぐ愛は持っているが、注ぎ方が分からない。
そもそも、愛とは注ぐものなのか?
自分の中にタプタプと溜めて、愛情込めた眼差しで見つめてるだけじゃダメ?
きっとそのうち愛が溢れ出して、注がずとも相手に流れ込む時が来るかもしれないけど。

行動で見せる愛は、本物か否かの見極めが難しい。
その理由は人それぞれだから。
私利私欲だったり、承認欲求だったり、謀略や下心から生まれる行動だったり。
家族や親子なら、まだ本物の愛を示しやすいかもしれないけど、それを日常にするのはやっぱり難しい。

だからまずは、自分自身に愛を注いで、自分の中にタプタプと溜めて、そのうちに愛が溢れ出すのを待とうかな。
そしたら、自分は満たされてるから、きっと嘘偽りなく誰かに愛を注げるかも。
惜しみない愛をあなたへ。
僕はもうお腹いっぱいだからね。

他人への愛とかリスペクトをまったく持たない人もいるんだろうな。
自分への愛すら持たない人も。
誰かを傷付けたり、自分を終わらせたり。
この存在はそんなに価値のないものなのか。
誰にだって両親がいて、産んでくれて育てられたからこそ、今ここにいる。
軽んじていい理由なんてどこにもない。

愛の注ぎ方。
そんなもん知らなくても、きっと誰かを幸せにすることは出来る。
自分がそこにいるだけで。
誰かがそこにいるだけで、自分が愛に包まれ幸せを感じられるように。
そんな以心伝心が、愛を注ぐということなのかもしれない。

12/13/2024, 1:37:55 PM

わたしにもどなたか、
愛 というものを注いでください

虚しいですね
淋しい 悲しい 。


_ ₂₀₀

12/13/2024, 1:35:39 PM

この悲しみも、涙も、全部あなたがくれたもの

あなたがくれたものなら全て受け止めて生きていこう

ステージに立つあなたを見続けると信じて疑わなかった輝く未来は失ったけど

心の中であなたは生き続ける

心の中のあなたは神様だって消せはしない

大きな光が消えたこの世界を、
あなたの歌と共に生きていく

あなたの声が灯火となって照らしてくれる

この寂しさ丸ごと背負って今を歩む

そして、いつか天国で会えた時、
あなたのおかげで頑張れたと報告します

その時はご褒美に生歌聞かせてね

今まで生きる光をたくさん与えてくれてありがとう

これからの生きてく力をたくさん残してくれてありがとう

54年間お疲れ様でした。

一中山美穂ファンより

12/13/2024, 1:31:18 PM

【愛を注いで】

愛のコップってご存知ですか?

「あ?なんだこのCM」

たまたま職員室のテレビで
目にした内容だった。

「聞いてんのか?」

俺は先生の声で
意識を現実へと戻された。

「お前言ったよな?
今回のテストは特に頑張れって」

「言われたような~?言われてないような~?」

「はぁぁ…数学ならまだ
皆が苦手だからって思えるけどな
なんで、苦手科目が現代文なんだよ」

「数学は公式覚えればいけるっしょ?
けど、現代文とかって公式ねぇーじゃん!!」

「敬語を使え。そこからだぞ?」

「………」

「どうした?黙って」

「1+1は2」

「は?お前…壊れたか?」

「センコー?数学は四捨五入あって
【切り捨てる】ことはできるけど
なんでさ、恋愛は切り捨てられねぇーの?」

「お前にしては難しい質問を問いてくるな」

「別にいいじゃん?」

「コップに満杯の愛が入ってるとしろ」

「愛?水じゃなくて?」

「いいから黙って聞け」

「満杯の愛が縁ギリギリなのに
そこから新しい愛を入れたらどうなる?」

「縁ギリギリだから溢れるに
決まってるっしょ?」

「そうだな、けど
コップにヒビが入ったら?」

「もれる!!」

先生は首をゆっくり左右にふった。

「もれない」

「は?ヒビだろ?絶対そこから
もれだすに決まってる!」

「俺の話聞いてたか?
誰も水の話をしてないんだよ」

「ん?センコーこそ頭壊れた?」

「よく耳にしないか?
【歪んだ愛はドロドロ】って」

「ドロドロ?」

「ドロドロだからヒビが入っても
もれだすことはない。」

「へぇー!なるほど!」

「どんなにコップがヒビ入ろうとしても
中の愛は一滴もこぼれない
けれど愛を受け取りすぎると溢れる。」

「あー、確かに溢れちゃうな」

「けどなよく未練ってあるだろ?」

「それさ!!マジで現在進行形!!!」

「じゃあ、そんなお前に朗報だ」

「溢れ出た愛は地面へと落ちるよな?」

「ひゅーと落ちるな」

「落ちたとしてもドロドロな
愛は現状を保ったままだ」

「うん?それが?」

「結局、コップの周りにドロドロくっついてんのは
歪んだ愛が滴ってるってこと」

「やべぇ…分かんなくなってきた」

「簡単に言うとな俺が言ってた
【コップ】を【心】に変換してみろ」

「コップを心に変換?」

「いいか?
歪んだ愛がお前の心にまだ
ドロドロにくっついてるってことは
消化しきれてないってことだ」

「あ!だからか!!」

「そうだ、だから未練ってことだ」

「俺の心の周りを溢れ出た愛が
まだくっついてるってことで
未練タラタラってことになってるってこと!?」

「お前…本当に国語苦手なんだな」

「へ?」

「俺が簡潔に教えてやる」

「さすがセンコー!」

「俺が言いたいのは
愛の未練が試練に変わったってこと」

「ん?え?もっとよく分かんねぇ」

「新しい1歩を踏み出せってことだ」

「それと愛をどう関連づけたんだよ?」

「いいから行ってこい」

「何処に?」

「予鈴なったぞ」

「あ!やっべぇぇ!
センコー!よく分かんなかったけど
サンキューな!またな!!」

静かになった職員室で俺は言葉を発した。
【俺はお前に生徒として
愛を(すくった)救ったんだよ…このクソガキが!】


おわり

12/13/2024, 1:26:12 PM

私は君に愛を注いだ。それは過去形ではなく現在進行形であり君へ行動で愛を伝えている。
君は私が君へ愛を注ぐ前から私へ愛を伝えてくれていた。そして君も現在進行形である。
そんな私たちの今日を良ければ覗いていってください。

金曜日だと言うのに今年最後のテスト。週終わりのテストは想像以上につらくてこの金曜日のために今週は勉強以外に何かした記憶がなかった。今年のラストチャンス。だからこそ教科前の少しの時間も復習のために教材を読み込む。すると君が見せてって私の元へ来る。隣に並んで2人で見たいページの争い。無駄な時間だけど、私にとっては無駄な時間じゃなかった。
昼休み。私は最後の教科に向けて復習をする。人が2人くらいたかって来てもなお張り詰めた空気は変わらない。点数を少しでも伸ばし…うっ、か、肩が重い…

「ねぇ、ちょっと!なんでそんなに体重かけてくるの!?肩痛いんだけど!?」

「えーなんとなく。身長縮めばいいかなって」

「私の身長これ以上縮めてどーすんのよ?」

「身長ちっちゃい方が可愛いよ」

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?チビっていじりたいだけでしょ?ってか勉強したいの。邪魔しないで?」

私が1人で教材を読み始める。すると君は俺も見たいって後ろから手を回してくる。ふわっと香る胸を締め付けるような君の匂い。上を見上げれば君の顔が見える。少し後ろに反らせば君に寄りかかれる。そして私の目の前には回された君の腕。つまり何が言いたいのか、バックハグもどきです。今でも鮮明に覚えている。心臓が口から出そうな程鼓動が高鳴ったこと。みんながいるのに…金曜日だから甘えモード増しやがってこんにゃろー。いつもならステイをかけるのに今日は許しちゃったじゃん。

掃除。担当の先生がいなくてでも教室掃除を手伝うのも億劫で。近くの掃除場の人たちと交流しながら時間を潰していた私たち。私が先生に捕まって本日のテストの話をしていた。するとまたしても君がやってくる。ムズムズ。珍しく君がムズムズしている。何か話したいのだろうか。君が近づいてきて私が君の腰に手を回す。右耳に私たちだけの秘密話を囁く。ちょうどチャイムが鳴り教室へ帰る。その時に君が私の両腕を掴む。

「ちょっ…離してよー」

「えー、無理ー」

君の手の温もり。私はこんなに容易く君に触れていい存在なのだろうか。

放課後。君と私は居残りをする、自主的に。君と隣の席。机をつけて君にちょっかいを出す。鼻を通り抜ける君の匂いが忘れられない。君の頑張っている横顔にフィルターがかかって幸せなくらい輝いている。

「今日歩き?一緒に帰ろ…?」

「ん」

たった一言でもすごく愛おしくてたまらない。結局君と一緒に帰ってきてすごくすごく幸せな1日だった。テスト期間で十分に構ってあげられなかったけど、君にたくさん愛を注いで挽回していくつもり。ごめんね、大好きだよ、許してね。

題材「愛を注いで」

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