『愛を叫ぶ。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
絶え間ない孤独感と、
湧き出る不安感が、
私を覆う。
それは蠢き回って、
私の前で止まる。囲む。
そして私を食べ尽くす。
誰でもいいからそばにいて欲しいと思う。
その思いも飲み込まれていった。
しかしこのままひとりだと、
ここから抜け出せないようである。
誰かに愛されたかった。
愛すというのが、
私にどう利益を及ぼすのか考えつかなかったが、
きっと良いものなんだろうと思った。
でも、誰も、愛せなかった。
私にはもはや感情は消えていた。
自己防衛にのみ尽くしていた。
だから愛されなかった。
それは明白だった。
だから、この孤独感と不安感が、
私をいつまでも蝕むのだ。
私はどうにかここから出ようと思って、
行動をしようと思った。
これが、
今私がこうして、
何者か、私の知らない誰かに対して、
何も無い場所で、
愛を叫んでいる理由である。
「愛を叫ぶ。」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人でーす!!!
ぜひおいでください!!!
愛がわからない。
一昔前に流行った愛を叫ぶ映画も、何だか私は冷静な目で見ていた気がする。
愛した人との壮絶な別れの話だったのに、愛がわからないからわからない。
でもみんなは感動して泣いたという。
でも月日が経って、その違和感を肯定できる世の中になって良かったなとは思う。
愛がわからなくても、生きてはいける。
愛を叫ぶ。
死んでもいいから、記憶を戻して。
過去の自分を恨む自分。
消さなきゃよかった、記憶。
過去に戻ってやり直したい。
けど、運命を変えると消えてしまう。
過去の記憶に残る君。
愛していた、記憶。
彼ともう一度愛を叫び、謳歌したい。
愛を叫ぶ
点滴の液が白いカーテン越しの陽の光を柔らかく映しながら落ちていく。
酸素吸入の管を鼻に着けて、君はただ手を握ることしか出来ない私を見上げた。
「身体に気をつけて。ちゃんと、ご飯食べてね」
私といられて幸せだったと言って笑う。君の瞼が閉じ、か細い呼吸の音が消えるまで、私はただ何も言えず、君を見詰めていた。
夜の国道線。
『口下手なのは初めから知っていたから』
態度でその眼でいつも告げて貰っていた……と、いつの日かの君が脳裏で笑む。
空が淡く光始め、寄せて返す波が煌めく。
でも、もう君は隣にいないから、それでは伝わらないだろう?
君の命日に君と初めて出会った海を訪れる。
彼岸の君に届くよう声を張り上げて愛を叫ぶ。
298字
私はあいを叫んだことがありません。何に対して、誰のため、目的、ドラマ、役に立つ?
そして霙ふり、
洟垂らして
――山村暮鳥「愛に就て」
自分の息の白さが、余りにも冷たく見えた。僕は仕事を終えると、衆目など一切構わずに、街の中を走っていた。
或る日のことだった。数年振りに会った中学の同級生から一本のカセットテープを手渡された。お前、これ憶えてる?――ラベルには拙い字で「The Beatniks」とだけ書いてあって、僕はほとんど自動的に、あぁ憶えてるよ。僕がダビングして君にあげたやつだろ。
けれども、言いながら仔細ははっきりとは思い出せずにいた。急に呼び出しといて、それだけ?――僕は手元のビールをゆっくりと傾けながら、そう訊いた。
おいおい、本当に憶えてないのかよ。友人は呆れたように言う。お前の青春の一頁だっていうのに――放送室のこと……ここまで聞くと、日々の仕事に倦み疲れていた、僕の昏い脳裡にも、ようやく事の全景が浮かんできた――今の今まで封じられていた苦い記憶というやつが――それから僕は友人に教えてもらった日時をメモすると、店を出た。
――岸壁に寄せて砕けるノイズのようなさざめきが、闡明する。
僕は何処をどう走ったのか。潮の香りのする一隅に座り込んでいた。やがて大きな倉庫の間をよろめくように歩いていくと、洞々たる波の向こう側に、街の燈が耀う。遠く、最終便だろう飛行機が飛んで行くのが見える。
臆病で、怠け者で、言い訳にまみれた生をやり過ごすように生きてきた僕は、君との約束さえ何もかも忘れてしまって、今もこうして、あの時と同じように、ただ情けなく叫ぶことしか出来なかった。
いつしか降り始めたみぞれに曝された僕の顔は、冷たく濡れている。
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愛を叫ぶ。
愛って叫ぶものではなく呟くものだと思う。平凡さは何よりも真実。
愛を叫ぶ
愛を叫ぶ
お題を見た途端 萎える感情
萎えると言っても病気な訳ではない
愛など叫んでいる場合ではない気分
最近書けなくて、何も浮かばなくて
お題をチラ見して閉じていた
昨日も閉じた
挙げ句の果てにお題なんて結局似た様な
なんて、ふてくされる
毎日お題を考えるのは大変なことだと思う、ごめんなさい
でも、今はちょっと愛は叫べない
「世界の中心で愛をさけぶ」?
いえいえ、日本の片隅で愛をささやきますわ。
それで十分。
20230512/愛をさけぶ
初めてあげた愛の叫びは、ただの断末魔だった。
「愛の叫び」
初めて彼を見たとき、妖精の子どもみたいだって思った。私たち、やっと6才になったばっかりだったから。でも、よく覚えている。
幼かった彼の耳には、丸くてつやっとしたものがいつも入っていて、先生はそれを「ホチョーキ」といった。
「大きい声をだしてびっくりさせちゃダメだよ。」
有り余るエネルギーをこれでもかと放出する男子たちの中で、彼だけがゆっくりと呼吸をして生きているのだと思った。
小学4年生のとき、彼の世界から音は閉ざされた。それでも私は彼と、囁きあうような会話を重ねた。どちらも筆談、私は少しだけ手話も覚えた。
もう聞こえていないのはわかっていたけれど、ときどきこぼれる、彼の妖精みたいな声を思いがけず拾うその時間が、私の宝物だった。
4月になれば、私は公立の中学、彼はろう学校へ通うことになる。やさしくてかっこいい彼のことだから、きっと彼と同じ景色のみえる、天使みたいな女の子たちからモテるのに違いない。
もう背丈も違う。歩くスピードも違う。私たちの生きる世界は少しずつかけ離れてゆく。
数歩先の、今にも羽ばたいていってしまいそうな彼の背中へ、声のままに叫んでみる。
「私を置いてかないでよ」
いなくなっちまったあとで言うのもどうかしてるが……
「床の間に差し込む冬の朝焼けを 二人眺めたいくたびの朝」
今でもお前の背中を思い出すよ。最期までさすってくれと言っていたお前は、確かに俺を愛していたんだな。
──────
多分おそらく全力で、静かに愛を叫んでいたあいつに。
愛を叫ぶ
とある曲に「この声が枯れるくらいに君に好きと言えばよかあった」っとあるのだが,,,今思えば、今まで叫びたくなるほど好きになった人はいない、、まぁ私が今まで付き合って来た数は1人だ。それもクソみたいなやつだったしょうもない理由で「冷めた」なんて言われた。私もそれがトラウマでなかなか恋愛は出来なくなってしまった,,,クソ野郎,,,絶対呪ってやる((ボソッ…まぁこの話はさておき私には今「好きだよ」と言ってくれる人がいる,,,別に付け合っているわけではない、、「付き合って欲しい」も言われた、、でも私は恋愛は怖いと考えた(またこの人もつまらない理由で冷めてしまう)怖い、、嫌われてしまうのが怖い、、見捨てられてしまうのが怖い、、こんな中途半端な気持ちでお付き合いなんて出来ないもちろん好きだよって言ってくれるのはすごく嬉しい嬉しい気持ちに変わりは無い誰だってそうだと思う「友達」「両親」「兄、姉」「彼氏、彼女」「妹または弟」「いとこ」「おじいちゃん、おばあちゃん」誰にだって嫌われたくないって気持ちはあると思うでもどうしたらいいのかも分からない誰かに相談したところで完全に解決するわけじゃない、、逃げたいでも逃げられない好きだよって言ってくれる人に失礼だだから私も「嘘」をつくの「私も好きだよ」っていつか「嘘の好き」が「本当の好き」になるまで──────最近,,,は誰かを好きになるのも悪くないなと思ってます。
【愛】と言うものが分からない私にとって
『愛してる』と言える人のきもちを理解できない。
そんな私でもいつか愛を叫ぶことはできるのだろうか?
#愛を叫ぶ。
愛を叫ぶ。
ありがとう!!!
これからもそばにいて。
YOUが必要だから!
すきだー!
いつまでも元気で!
いつか君に届くように
僕は君のために愛を叫ぶよ。
もう君にはきっと届かないけど
君はまだ寝ているだけなのではないかと
勘違いしてしまいそうなくらい目を閉じていた。
呼びかけても返事がないし少し冷たくなってるのが
彼女が亡くなってしまったなによりの証拠だった。
色んなところに電話をかけた。
僕の感情は悲しさの1色に染まって
家族や彼女の友達の慰めなんて
ちっとも頭に入ってこなかった。
彼女はもうすぐ亡くなってしまうことなんて
とっくに知ってたのか
1冊のノートを見つけた。
彼女の文字が少し滲んでいるところがあった。
彼女も泣きながら書いたことがわかった。
彼女は僕の良いところを書いてくれていた。
・優しい
・面白い
・よく笑う
・清潔感がある
・いつも頑張って仕事をしてる
・いっぱい甘えてくれる
・たくさん甘えさせてくれる
・私をよく見てくれる
・記念日を覚えて祝ってくれる
・こんな私を好きでいてくれる
本当は結婚したいくらい大好きで
貴方に恋をして愛していたの。
私はあなたを離したくなかった。
でも、私ちょっと体悪いみたい。
私が恋した、愛した君へ
私と別れる選択肢を与えます。
どうか私と別れてください。
本当は君が他の人を好きになるなんて嫌だけど
君に幸せになって欲しから。
最後に
「私は貴方に恋をして、
愛して愛されて幸せだった。
今度は貴方が幸せになって欲しい。
本当にありがとう」
読み終わる頃には自分も泣いていた。
それから海に向かった。
命は海から来て海に帰る
そう聞いたことがあったから
「俺も君を好きだ!愛してる!」
...だから何も言わずに居なくならないで欲しかった。
居なくなっても
俺が君を鮮明に思い出せなくなるまで
俺はずっと君を好きでいるよ
─────『愛を叫ぶ。』
僕はあなたのために愛を叫ぶ。
いつまでも叫び続ける。
たとえ、君の姿が変わってしまっても、
僕の想いは永遠に変わらない。
だから。
〜愛を叫ぶ。〜
愛を叫ぶ。
僕はこの世界でどれだけ君を愛しく思っていることか。
愛してる。愛してる。愛してる。
何度口にしても足りないくらい。
君のことを愛している。
胸を張って言える。
僕が誰よりも君を想っていることを。
重たいくらいの愛だけど。
それでも叫ばずにはいられない。
鬱陶しいくらいの愛だけど。
心から溢れて止まらないんだ。
この気持ちをどう伝えたら君に伝わるだろうか。
たとえ、一生報われない愛だとしても。
「愛を叫ぶ」
かすかな呟きには
何の重みも感情も無い
あなただからこそ
叫ばせてください
愛は燃えてこそです
私は叫ぶ
愛を叫ぶ。
夫よ、愛しています
と。
俺は叫ぶ
愛を叫ぶ。
妻よ、愛しています
と。