恋物語』の作文集

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恋物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/18/2024, 1:36:29 PM

『恋物語』

恋とは…
心が乱され一喜一憂するもの

あぁ…
思い出す

かれぴに電話をしたの
あの頃はスマホがない時代で
家電にかけたんだ

かれぴと間違えて
声がそっくりな
お父さんとしばらくの間
会話を楽しんでしまったこと…

ずっとかれぴと話してると
思って🤍🤍🤍だったんだよ

それが…散々話しといて
急に「息子は今お風呂だよ」って…


お父さん…元気かなぁ(*pωq*)

vol.29

5/18/2024, 1:35:11 PM

よく食べてるお菓子。
 使ってるシャーペン。
 タイトルだけ知ってる知らない漫画。
 フレーズだけ知ってるタイトルの知らない曲。
 カバンについてるキャラが出てくるゲーム。
 
きみが好きなものを好きになるからさ、
わたしだけの世界にいて

[恋物語]

5/18/2024, 1:25:48 PM

恋から愛へ、愛から家族へなるかもしれない恋物語。
結末がせめて幸せであれ、とつい願ってしまう。

5/18/2024, 1:24:20 PM

恋物語

ハート型の葉っぱのライラックの花言葉は初恋の香り。

彼女はライラックの花を知らなかった。
花びらが5枚のライラックをラッキーライラックと呼び見つけると幸せを呼ぶという伝説を信じてライラックを探す青年が白いライラックの咲くテニスコートで彼女を見つけるという物語を聴いて憧れていただけであった。

何故なら彼女は白という色を知ることが出来なかったし、ライラックという花を見つけることも出来なかったからだ。

彼女の目は光を色を知らなくて、心臓にも重い病があったから、七つの初夏からほとんど病院で暮らしていた。

そんな彼女を毎日見舞ってくれる彼がいた。

毎日彼女の病室を訪れては彼女の母が窓際に飾る花の色を彼女に教えたり、病室の窓から見える空の青さを教えたり春には桜が咲いたよもうすぐ紫陽花が咲くよ薔薇が咲いたよ向日葵が咲いたよ楓が紅く染まったよ木蓮が花をつけたよと教えてくれた。

彼も心臓に病があり二人は互いに励まし合いながら生きていた。

そんな彼が彼女にラッキーライラックの話を教えてくれた…。

何時か君をライラックの咲く場所へ連れて行って、僕がラッキーライラックを見つけて君に贈るよ二人はそんな約束をした。

二人は、心臓の手術を受ける日を待っていた。彼女が少し早く手術を受けた。彼女は無事に心臓の大きな手術を終えて、その病室で彼を待っていた。

彼は訪れて、何時ものように明るく爽やかな声で彼女に語りかけた。

「僕も手術が決まったよ」
「良かったわ、早くよくなってラッキーライラック見つけに行こうね」
「そうだね、そうしよう」彼の表情が少し曇っていたことに彼女は気づけない。
彼は、極めて明るく彼女に言った。

「ひとつ、言わなきゃならない事があるんだ」
「なに?」
「僕は、別の病院で心臓の手術を受けることになって、暫くここに来れないんだ」
「えっ、何時転院するの」
「明日」
「随分急ね…」
「うん、君の手術が終わってから言おうと思っていて」
「暫く会えないけど、約束するよ僕はまた戻って来るから…分かった?」
「…う、うん分かった」
彼女は暫く考えてからそう答えた。
光を知らない彼女の目からはキラキラと光る涙が溢れていた。
彼はその涙に口づけた。


それから暫くして、彼の手術まで連絡を取り合っていた連絡が途絶え彼女は心配でいたたまれなくなっていた。

そんな、彼女の元にある知らせが届いた
「角膜移植のドナーが見つかりました」
彼女は不安になりながらどうして急にそんなこと?戸惑う彼女に両親は、
「これで、目が見えるようになれば、彼とライラックが見に行けるぞ」
「お願い、そうして」と促され彼女は戸惑いながらも手術を受けた。


手術は無事に成功した。
彼女の目に光は宿ったが、心は光を失った。
何故なら、彼女の目には彼の姿は映ることがないと知ったから。

彼女は悲しみの底に居た。
深い深い漆黒の彼を知る前から知っていた漆黒の世界よりもまだ深い漆黒の世界に彼女はいた。

そこで、あの懐かしい声を聞いた。

「よく聞いて、僕の声が君には聞こえるだろ、僕ならここにいる、君の目の中だ心の中だ、僕の手術が難しいものだと知った時から僕は君の中で生きると決めていた、だからお願い悲しまないで、僕と生きて欲しい」はじめて見る彼の顔は優しいかった。「これが、笑顔というものか…」彼は最後に笑った。

微笑みこう言った。

「僕をライラックの咲く場所に連れて行っておくれ、二人でラッキーライラックを見つけよう」


白いライラックの咲くテニス場でラッキーライラックを探す彼女の目の奥に彼はいた。

小さな恋物語


2024年5月18日

心幸

5/18/2024, 1:23:09 PM

恋愛は懲り懲りだと思っていた。
突如精神年齢がぐんと下がるのだもの。
そんな自分に嫌気がさしていた。
けれどやっぱり、
恋愛はするものじゃなくて、落ちるものなのね。




#恋物語

5/18/2024, 1:18:10 PM

恋物語

日常の一面。私の一部分の変化。

それだけなのに、こんなにも心の面積を占めてくる。

5/18/2024, 1:11:56 PM

「恋物語」

貴方に縛られたい。

貴方に堕とされたい。

貴方と繋がりたい

重い?そんなのそっちの愛が軽いだけでしょ。

これは、私と貴方の歪んだ"恋物語"。

5/18/2024, 1:10:26 PM

#大人しい2人がまったり恋してみる話 (BL)

Side:Tenri Fukaya



小説家として恋物語を綴ってきて早数十年。
30歳になったこの年に、僕は初めての恋を知った。

期待の新星…だなんてもてはやされながらデビューした高校生の頃の僕が恋にうつつを抜かしている今の僕を見たら、きっと卒倒することだろう。


「…そうか、今日は野藤さんが来ない日か…」


最近利用を始めた家事代行サービスで週3日契約で僕の家に来てくれている、野藤玲於さん。
僕より9歳年下の21歳で、見た目はちょっと威圧感があるけどとても親切な家政夫さんだ。

だがしかし今日は土曜日。
契約をしているのは月水金の3日間なので、せっかくの休日でも土日は2日連続でこの家に僕ひとりだけの状態になる、というわけだ。


「…はぁ…」


パソコンとにらめっこしているうちに猫背になった姿勢を正して、僕はベランダに干した洗濯物を取り込みに行った。

この広い家に僕ひとりだけで暮らし始めて随分経つのに、野藤さんが来てくれるようになってから自分1人だけの時間が味気なくて、少し…寂しい。


「…いったいどうしちゃったんだ、僕は…」


もし9歳年上の依頼主から想われているなんて知ったら、野藤さんはきっと僕を気持ち悪いと思うはずだ。
…この歳になっても恋愛経験値が低すぎて、恋を自覚した後でも怖気付いてしまう。

そうだ。こんな時こそ、気分転換をしよう。
この憂鬱な気分のままでは、いい小説は書けない。


「さて…どこへ出かけようか」




──────────────




数分脳内会議した結果、電車で少し揺られていった先にあるショッピングモールに遊びに行くことにした。

よくあるシナリオなら、この電車の中か電車を降りた先でばったり想い人に会う…なんてことがありそうだが、現実でそんなラッキーなイベントが簡単に起こるわけがない。


「…あっ…」

「おいオッサン、どこ見てんだよ」

「…すみません…」

「あ??聞こえねぇんだよ」


…その代わり、電車を降りようとした時に運悪くヤバそうな人にぶつかってしまい、自分史上最悪のアンラッキーなイベントが発生した。

僕は慌てて鞄の中からスマホを取りだして筆談しようとしたのだが、警察に通報するのだと勘違いされてそれを奪われてしまった。


「かえ…て…さい…!」


無理やり大声を出そうとしたことによる喉の激しい痛みに耐えながら、僕は必死にスマホを返してくれるよう訴えかけた。
そんな僕を嘲笑う男と、そんな僕ら2人を面白おかしそうに見ながら通り過ぎていく人々。

…ああ…最悪だ…。


「…ぐっ!?だ、誰だお前!!」

「…いい歳した大人が見知らぬ人のスマホを奪って、何してるんですか」

「てめぇ、何すん…いだだだだだっ!こいつ…力つえぇ…!!」


僕が力なく項垂れたその時、ものすごく聞き覚えのある声が僕の頭上から降ってきた。
その声とその気配で、僕の心臓の鼓動が急に速くなるのを感じる。

おそるおそる顔を上げると、僕のスマホを奪った男の手首を野藤さんが後ろからがっちりと掴んでいた。

…この四面楚歌な状況で、遅れてやってきたヒーローの登場だ。


「…こんなに人目のつく場で喧嘩をふっかけるつもりですか?」

「いだだだあああっ!分かった!分かったよ!スマホは返すから手ぇ離してくれええ…!!」

「…え、野藤さん…?」


僕に絡んできたヤバそうな人は野藤さんの力の強さと190cm級の長身の迫力にすっかり気圧されて、僕にスマホを返すとすぐに人混みの中へ逃げていった。

へなへなと座り込みそうな僕を、野藤さんの逞しい手がしっかりと支えてくれた。


「大丈夫ですか、深屋さん…怪我はないですか?」

"いえ…大丈夫です、助けていただいてありがとうございます"

「…はぁ。俺がもっと早くに深屋さんが同じ電車に乗っていたことに気づけていたら、もっと早く助けられたんですが…」

"あの人にぶつかってしまった僕が悪いんです、野藤さんは悪くないです"


重いため息をつく野藤さんを見て、僕はぶんぶんと首を横に振った。
こんな貧弱な三十路男をあんなにスマートに助けてくれただけで、野藤さんは僕にとってスーパーヒーローだから。


「ところで…今日はこれからお出かけですか?」

"あ、はい…滅多に家の外に出ないので、たまにはショッピングモールに遊びに行こうかなと"


…土日は野藤さんに会えないのが寂しくて気分転換しに来たなんて、言えない…!

だから僕は少しだけ、ほんの少しだけ嘘をついた。


「…ついて行っても、いいですか」

「…!?」


…え?今…なんて?

ダメだ…ここで勘違いしてはダメだ。
ここで勘違いをしていいのは…ハッピーエンドが約束されている恋物語の中でだけだ。

でも…。


"三十路男の暇つぶし程度のお出かけですけど、それでも良ければ…"

「ありがとうございます。それじゃあ…行きましょうか」


歩くスピードなんて僕よりずっと速いのに、僕の歩幅に合わせてゆっくりと歩いてくれる野藤さん…好きだ…っ!

…ダメだ、中学生レベルのトキメキでももうおなかいっぱいに…。


結局…野藤さんと2人でショッピングモールを巡っている間、僕は年甲斐もなくときめいてしまう自分自身を必死に抑えつけ続けていた。




【お題:恋物語】


◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・野藤 玲於 (のとう れお) 攻め 21歳 家政夫
・深屋 天璃 (ふかや てんり) 受け 30歳 恋愛小説家(PN:天宮シン)

5/18/2024, 1:09:19 PM

思いつく
恋物語
ロミジュリで
悲劇の終わり
でも美しく

お題☆恋物語

5/18/2024, 1:09:15 PM

ない
#恋

2024/12/13
追記

人を愛す準備ができていない可哀想な人。
「ない」のではなく「ないと思ってないと怖い」の間違いだろう。
愛されることばかりを考えて、愛すということを疎かにしてしまっている。
本当に愛したい人を見つけよう。
なんてね、これは綺麗事。愛ではなく恋も人生経験だろう。してみたい。でも自分から仕掛けるのは怖いし責任を取りたくない。今はこのまま「ない」ままでいいや。
そんな自分に捧げたい曲。
「Turning out Pt.iii」AJR
Don’t over think it~

5/18/2024, 1:08:40 PM

見かけるとからかっちゃう
顔をあわせるとフンってしちゃう
思ってないこと言って
あのコを悲しませちゃう

ホントは好きなのにな
ホントだよ 言えないけど

今日もあのコをからかっちゃった
「相変わらずノロマだな、競争してみる?」
ただ一緒に遊びたかっただけ
かけっこしよって言いたかったんだ

なのにあのコは優しくゆっくり頷いて
よーいドンしてくれた

当然だけどボクのが速いよね
ゴールの小山にある林檎の樹まで
あっと言う間に着いちゃった

ちょっと戻ってこっそりあのコの様子を見ていようっと
一生懸命進んでる
ゆっくりだけど確実な歩みだ
頑張り屋さんなところもいいんだよね
一見大人しいかと思いきや
やる時はやるコなのさ

あ!行けない見つかっちゃう!
寝たふりして誤魔化そうっと
ぐうぐう ぐうぐう

なんか視線を感じるけれど
そのまま通り過ぎたみたい
よかった
こっそり見てたなんて知られたら恥ずかしいもんね

そのまま寝転んであのコの事考えてたら
かけっこ負けちゃった!

でも嬉しそうなあのコの顔見れたから
今日は一等いい日だったなぁ



『恋物語』

5/18/2024, 1:08:32 PM

「恋物語」

少しずつ蝕まれ

正直に言うと

行動するのもしんどい

なんでこうなったのかな…

したい事まだ沢山あるし

やるべきことも山ほどある

死にたくないだろ

うん
死にたくない

生きていたいのに

何度願っても痛みは消えない

愛しい人よ

僕は君の傍で
笑ってみたいよ

君の笑顔も見られずに

見守る側にまわるなんて

いやだよ。

5/18/2024, 1:08:30 PM

お題: 『恋物語』


恋物語をした後に、口口実を守れるような人と、愛物語の1ページ目を進めていきたい。

恋とは、片方だけで完結する恋愛感情。
愛とは、双方の恋愛感情で成立するもの。

と、考えているから。

恋物語が終わった、と、ひとことで言っても、新たな"愛物語"が
始まったのかもしれない。

5/18/2024, 1:08:14 PM

「わかってしまった」
『わかりたくなかった』

「この感情は」
『こんな感情なんて』

「恋なんだ」
『恋なんて』

「あの人の残りの人生を」
『僕の残りわずかな人生で』

「幸せなものにしたい」
『幸せにできるはずがない』


「『どうか、神様、最後のお願いです』」


「彼を、幸せにさせてください」
『彼女に幸せを与えてください』







『恋物語』

5/18/2024, 1:08:06 PM

恋物語

アニメやゲーム
私ならギャルゲーかな

パルフェをやるつもり

かなり前に
とある奴から
薦めれてたし
他の作品も良かったし

薦めれれた中に
ハズレはないから
不思議なんだけども

そやつとは
いまは無縁

ギャルゲーが
しばらくの主になった
そのキッカケが
メモリーズオフで
ルートが出ないから
やってみてくれって
詩音ルートを探してた

このシリーズは6で辞めた
あと5のアフターはやってない
他はほぼクリア済み

恋物語だけど
物語ほどの恋はしてない
懐かしくはあるかな

役目が終わると
関係も終わる
特に未練はない

これは友達でも同じで
切れ目がある

分かり易いのは
場所による関係性ってやつ
友達にも拘りがない

基本的には成り行きで
作ろうとはしない
友達にしろ
恋人にしても
私は受け身で相手次第

不要とまで思わないけども
無くても困らないかな

最近は恋人なら
いてもいいかなって思うが
人間関係がないから
別にいいかなっとも思う

人間関係は
無理に作るものじゃなく
気がつくと出来ていて
頑張ることではない

私の趣味じゃなくても
私は話を聞くし
私の話もする

居場所なんて
私だけでも
割と手に負えない

物語は物語だから
一応は終わっていて
だから語られてる話なはず

西尾維新の物語シリーズ
いまはどうなってるのだろう
多分もう買わないけど
流石に終わってるのかな

5/18/2024, 1:06:52 PM

"恋物語"

 医者になったばかりで、まだ《天才》とは呼ばれていない頃。
「あの」
 病院のロビーで、後ろから不意に声をかけられた。
 普通なら驚いて身を固くしているのにその逆で、『なんて落ち着く低音だろう』と何故か穏やかな気持ちになった。
「はい」
 声の主は誰だろう、そう思いながらゆっくり振り向いた。
 持ち物や声色的に高校生か大学生くらいだろう。しっかりとした目鼻立ちで、黙って立っていれば大人に間違えられそうな端正な顔つきをしている。
 一瞬時が止まったかのように、どきり、と胸が鳴る。
「これ、貴方のポケットから落ちました」
 そう言って、丁寧に折り畳まれたハンカチを差し出した。
──本当に落ち着く低音だなぁ。テンポも早すぎず遅すぎずで心地良い。
 思わず聞き惚れてしまうが、顔を見て不思議に思う。
 会ったことは無いはずだけど、何故だろう、この人を知っている気がする。
 こんなに綺麗な顔をしている人に一度でも会っていたら、たとえ他人に興味が無くても忘れられるはずがない。何処かですれ違いざまに見かけたのだろうか。なら一体何処で……。
「俺の顔に何か着いてますか?」
 おずおずと声をかけられ、我に返り「えっ」と驚きの声が小さく漏れる。
「はっはい、俺のです。拾ってくださってありがとうございますっ」
 慌てて差し出されたハンカチを見て、自身の物だと認識し、慌てて答えて礼を言う。「いえ」と少し気圧されたような声が帰ってくる。
「ごめんなさい。人の顔をじろじろと……。えっと、何処かで、お会いしていませんでしたか?」
 謝罪しながらハンカチを受け取り、直球に聞いてみる。
「会った事はありませんが……。恐らく、父では」
「え?『父』……?」
 そこで、頭の中で何かが弾ける音がした。
 そういえば以前、院長に会った時『息子』の話をしていた。確か年齢は、目の前の少年と同い年くらい。
 言われてみれば、どことなく院長の面影を感じる。何処かで会った気がして当然だ。
「君が、院長の息子さん?」
「その口ぶりは……また人の話をしたのか……」
 片手で頭を抑えながら呟いた。この言い方をするということは、常習犯らしい。
「ということは、新入生ですか?」
「はい。貴方の後輩、という事になりますね」
「え、俺が卒業生だって知っているんですか?」
「はい。父が『凄い逸材が来た』って言ってました」
──あの人……。
 どうやら、お互いの存在を院長経由で知っていたらしい。
「すみません……父が……」
「いえ……」
 沢山の人が往来する病院のロビーで頭を抑える医師と学生、というなんともシュールな構図ができてしまった。
 数秒の沈黙の後、「あの」と声をかけられ「はい」顔を上げる。
「まだ入学して間もなく、大学での生活やルールがいまいちよく分からないので、卒業生である花家先生から大学の事教わりたいので……」
「え、俺が……?」
「実際に通って学んでいた卒業生から聞いた方が理解しやすいかと思ったので……。あと、できれば勉強も見て貰えませんか?」
「別に構いません、けど……目指している科があるって……」
 その科は確か『外科』だ。細かくは決まっていないが、揃えている参考書等を見るに外科の道を行くのは確実だと聞いた。対して俺が身を置いているのは放射線科。大意は『内科』だ。正反対すぎる。
 いえ、と首を横に振りながら言葉を続ける。
「流石に細かな事までは聞きません。要点や、抑えとくべき点を教えて欲しいんです」
 確かに最初の頃は知らない単語の羅列で、何処をどう見ればいいか分からない。それくらいなら、科が違くても教えられそうだ。
「分かりました、引き受けます。不束者ですが」
「お願いします」
 そう言うと隅に移動して、メモ帳とペンを取り出して何かを書きだした。ペン先を収納してペンを仕舞うと、メモ帳の一番上の紙を破り取ってこちらに戻って破り取ったばかりのメモ用紙を差し出した。
「俺の連絡先です」
 そこにはチャットの個人番号と同じ羅列の番号がボールペンで綺麗な字で書かれていた。受け取ると二つ折りにして胸ポケットに仕舞う。
「ありがとうございます。夜中になると思いますが、登録したら直ぐにメッセージを送ります」
「はい。……あと、敬語はいりません。先輩と後輩ですから」
 先輩、と言葉を発した時にこちらに手を差し出される。
──先輩……。
 まさか卒業してからも『先輩』と呼ばれるとは思っていなかった。『先輩』と言われるのは何度でも嬉しい。自身の顔が緩んでいくのを感じ、頬を小さく叩いて引き締める。
「わ、分かっ、た。……じ、じゃあ……後で連絡、する、からっ」
 そう言って片手を上げると、向こうも片手を上げて「はい、待ってます」と答えて身を翻し、病院の正面玄関をくぐって外へと消えていった。

 この時、まさか数年の時を経て恋仲になるとは、思いもしなかった。
 ここから恋に発展するとか、今考えても考えづらい。
 向こうはこの時俺に一目惚れしたらしいが。
 飛彩は気付いていないだろうが、この時拾ってくれたハンカチを大切な思い出として、今も大切に持っている。

5/18/2024, 1:04:04 PM

【恋物語】

それはまるで、栓を開けてない炭酸飲料の瓶みたいなもので。
『自覚』という栓を開けてしまったが最後、一気に細かな粒が底から沸き上がるのだ。
きらきら。
きらきら。
輝いて、止まらない。
飲み干そうと口をつけたら、普通に飲み干せる時も、げっぷとして仕方ないけど少々見苦しい時もある。
でも。
全て飲み干して、その余韻を楽しむ時、それはとても綺麗なのだ。
それが、恋物語。

5/18/2024, 1:02:49 PM

#5「恋物語(破局編…)」

私が失恋した時…
自分で別れを選んだのに、後悔する。
辛くてしんどくて、泣きたいけど泣けなくて。

一番最初にすること…
部屋にある彼氏の物を全て集めて箱にいれる。
彼氏の悪いところだけを思い出す。
彼氏の連絡先を消す。
女友達に愚痴る。
女友達とカラオケ。

これをしたあと、気持ちが少し軽くなる。
だけど一番は、新たな彼氏をいち早くつくること。

破局後に私的に、一番後悔したことは…
別れたのに、相手からの電話にでちゃったこと。
別れた人の悪口を散々言いふらしたこと。
しつこく復縁を迫られて、途中で迷ったこと。
気持ちが完全になくなるまで二年ぐらいかかったこと。

けど結果的に、別れたからの自由もある…
彼氏からの束縛からかいほうされた。
記念日に興味がない無関心なふりをしなくてすんだ。
自分の好きな格好ができるようになった。
その時に別れたから、今の旦那と出会えた。

別れた直後って絶望するけど…
そんなのは本当に最初だけで、次が見つかればもう過去。
簡単に忘れられる、気にもならないぐらいに。

だから私は、自分の…
あの時の自分の判断を、信じて良かったと思う。
あの時の我慢してる時点で、もう終わってたと思うから。

5/18/2024, 1:01:58 PM

♡恋物語♡

♡←くっ付けると〜
ハッピーエンドしか想像出来ない。
                     優

5/18/2024, 1:01:40 PM

幸せに溢れた恋物語。
私にはいつ訪れてくれるの?

#恋物語

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