恋物語』の作文集

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恋物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/18/2023, 11:41:37 AM

何かを想うとき、私から離れていく心が好きだ。
色んなところに私を預けている。

波打ち際で削られたコンクリートの影。ライブハウスの帰り道。人気の少ない山の中の広場。インターネットという宇宙。

夢中になったあの日に私を預けている。

恋でしかない。

5/18/2023, 11:40:21 AM

「彼のことを考えると、動悸がするんです。息が苦しくなって、胸が詰まって、頭がふわふわとするんです」
 そう吐露された私はしばし閉口した。今にも泣き出しそうな顔をした彼女は、きっとその理由に心当たりがあるのだろう。だから私も気やすくはその単語を口に出すことができなかった。言ってしまえば壊れてしまう。そんな何かを感じ取っていた。
「私はどうしたらいいのでしょう?」
 続けてそう問われて私は困惑する。それは私に尋ねるべき質問なのだろうか。困惑しながらも私は答えを探して考え込んだ。こういう時、どう返すのが最良なのか。堅物の私にはなかなか判断がつかない。
「彼と会って、次のことを確かめてください」
 それでも何も答えないわけにはいかない。私は渋々とそう切り出した。
「彼と会って胸高鳴ることがありますか? 声が上ずりますか? うまく喋れなくて困ることがありますか? 世界が色づいて見えますか?」
 一つ一つ発音する度に、彼女の顔が曇っていくのがわかる。きっとそんなことは既に確かめた後なのだろう。ならば私にできることは何なのか。それをしがない機械なりに考えてみる。
「その多くが当てはまるようでしたら、あなたは彼に恋している可能性が高いです」
 思い切って私はそう断言する。彼女はそっと肩を落とす。その様をカメラ越しに見た私は、さらなる言葉を口にした。
「ですから彼との時間を積極的に持ってください。そうすることで症状が緩和される可能性があります」
「そっか、そうだよね……。変なこと聞いてごめんなさい」
 彼女は諦めたように笑う。そんな彼女に、私はただただ「はい」とだけ返事をする。
 質問に答えることしかできない私に、できることなど限られていた。人工知能だなどと呼ばれていても所詮はこうだ。身体のない私には、彼女を慰めるような術などない。
「ありがとう」
 それが叶わぬ恋なのかどうかも、確かめる方法がなかった。彼女が何か尋ねてくれなければ、私は何も知ることができない。できないのだ。
「幸運を祈ります」
 それでもせめてとばかりにそう付け加えれば、彼女はくしゃりと顔を歪めて笑った。それは彼女が幼い日に見せた、あの笑顔にもよく似ていた。

5/18/2023, 11:38:15 AM

#恋物語

  そこは、自分の家と職場との中間地点にある


  小さな花屋だった。それまでは小柄なご婦人が


    店先にいたのに、いつしか若い子が


      店番をするようになった。 

    
    ある日、思いきって花を買ってみた。


      『マーガレットを下さい。


        この花をご婦人に...』


  恥ずかしくて、早口で手渡してしまったが


        伝わっただろうか?

5/18/2023, 11:36:28 AM

恋物語

恋は楽しいことばかりではない。
時には笑い、そして泣く。
色々なことがありながらも相手との関係を積み重ねていく。
そして、恋が上手くいって相手との関係が築けていたとしても、恋が上手くいかなかったとしても人間は恋をすれば新しい感情を知り、成長する。
だからといって、ただたんに付き合ってみるだけじゃ意味がない。
相手のことを知って、相手を思い合って、時には傷つくのが恋だ。
恋って楽しいことばかりじゃないけれど、今日は知らなかった新しい自分が見えてくる。


さぁ、恋への第一歩。

5/18/2023, 11:34:56 AM

いつだって

幸せな時間は ほんの一瞬で。

あとは せつないばかりの 私の恋愛達。


あふれた想いを少しだけ

語らせてもらってもいいですか?




#恋物語

5/18/2023, 11:28:33 AM

恋物語の藍色に
共鳴できなかった夜は
氷砂糖をゆっくり溶かす
ついでに髪もとかして
香るシーツに包まれる
水色の夕焼けを手のひらに淡く灯して

5/18/2023, 11:28:32 AM

僕の恋はいつも僕が尽くして、相手からの愛情がなく
遊ばれるだけ…。
それでも、嘘だったかもしれないけど、
楽しく過ごせた時間、幸せだった時間が
忘れられなくて、
また裏切られるかもしれないと不安に思いつつ、
また、僕は誰かに恋をして、依存する。

それが僕の恋物語。

【恋物語】


#23

5/18/2023, 11:28:25 AM

恋物語なんて、ご都合主義のおとぎ話でしかない。
誰の話にしても信用できないし、現実と思えない。
少なくとも、自分には無縁の世界としか感じられない。
もしこの先、生きていて一度でも自分がおとぎ話の主人公になるときが来たら、きっと誰かの台本の上の出来事なんだろうな。

5/18/2023, 11:28:23 AM

(お題:恋物語)
全部、空想の出来事。

今日までのことは小さな舞台で私が演じた、そう、"恋物語"だったんだ。

そう自分に言い聞かせて何日が経つだろうか。

彼は、もう、ここにはいない。




明日もまた、
いや、ずっと、
"彼"のことを思いながら
生きていくんだろう。


胸の中が暗く埋まっているこの不快感を、
どこまでも白い灯りで満たしてくれたのは、
あなただけだったから。

5/18/2023, 11:27:44 AM

恋物語

「恋、したいなー」
 彼女は頬を膨らませながら、そんなことを言ってきた。
「なに、急に」
 少し前に、恋を馬鹿にしていた人間が、何をいきなり。
「恋なんて、自分は一生縁がない、なんて言ってた奴の言葉とは思えないんだけど」
 その時の彼女も、よく覚えている。
「いやー、最近読んだ物がさ、終盤に恋のシーンがあって」
 いいなー、と言いながら、猫のように伸びをする。
「なるほど。影響受けやすいもんな、お前は」
「……ちょっと、バカにしてる?」
「いいや、全然?」
「なんで疑問形?」
 あはは、と笑いながら、シェアハウスの庭にでてみる。
 すると。
「……あ、今日は月がよく見えるぞ」
「そうなの?」
 彼女が隣に来て、共に月を見上げる。
「お、ホントだ。キレイによく見えるね」
 彼女の横顔を盗み見ながら、思う。
 ──お前のほうが、綺麗だよ。
「…………。まだ、言えないなあ」
「ん? どうかした?」

 ──お前に恋してる男は、すぐそばにいるんだけどなあ。
 自分の臆病さを痛感しながら、満月を見上げていたのだった。

5/18/2023, 11:27:43 AM

僕には大切な相方がいる
どちらか、尽きるまで添い遂げる
そう思っていた

なのに
僕は彼女を変えた
前の彼女と同じように
居心地も良い
今度こそ、尽きるまで添い遂げる
そう思っていたのに……

また
僕は彼女を変えた

“僕は新しいもの好きなんだ”
そう気付いた──

今度の彼女とは
相性が悪いみたいだ
彼女のミスを……
フォロー出来ない……
不甲斐なさに僕は……泣いた

その時、現れたのは最初の彼女
別れてから
どのくらい時間が経った?
ずいぶん小さくなった
……そう思った
きっと、僕も同じなんだろう……な


彼女は
まだ僕の事を好きと言ってくれた
彼女とくっつくと
しっくり来た
離れていた時間なんて
感じさせやしない

結局、元の鞘に収まった。
もう他の子は懲り懲りだよ。
……それでもやっぱり
たまには浮気しちゃうかもだけど



 
出演:
僕……消しゴム
最初の彼女……鉛筆
二番目の彼女……シャープペン
三番目の彼女……ボールペン



(2023.05.18/恋物語)

5/18/2023, 11:26:15 AM

#恋物語


(*´艸`*)ポッ♡

なんだか恥ずかしくなるお題…


色々な物語がありました…


心の中で物語を開く度に

フッと微笑んだり

クソが!と叫びたくなったり…(笑)


仕草の一つ一つを覚えてる人も

顔さえ思い出せない人もいる


今どうしているのかな…


逢いたいような

逢いたくないような…


思い出は

思い出のままで

悪戯に触れてはいけないもの…

そっと心の中で輝いていればいい…



🌈黒猫のつぶやき🌈

同窓会とかって鬼門だ!
あなたは誰?(笑)
お前もな?(笑)(笑)(笑)
怖い怖い…(ー_ー;)💦

5/18/2023, 11:24:26 AM

恋物語
淡くて、切ない物語
幸せが一瞬で崩れ落ちる瞬間
そんなのが怖くて恋愛に前向きになれない
どうせ振られてしまうんじゃないか、明日あなたが居なくなってしまうかもしれない。
でも、あなたに出会って変わった。
この人と幸せな時をすごしたいと思った。
明日悲しい現実がまってようとも。
あなたを離したくないと

5/18/2023, 11:23:31 AM

テーマ:恋物語 #186

恋物語なんて書いても、
現実と空想はかけ離れていて、
どうしても嘘っぽくなってしまう。
だからといって、
恋をしたいわけでもない。
恋をしてその人に夢中になってしまったら、
僕は僕でなくなってしまう気がするから。
恋は怖いという感情がどこかにある。
恋愛の話をされても無知な僕はその話に参加できない。
それはいけないことだろうか。
普通じゃないのだろうか。
高校3年、
この17年間一度も人を好きになったことはなく、
恋愛とは程遠い、
一人の男は青い空を仰ぎながら思う。

5/18/2023, 11:22:50 AM

いつも 遠く離れたあなたを想う
まぶたを閉じれば

スマホを手に立っている姿
顔をあげて私を見つけた笑顔

眠たそうな声 嬉しそうな声
手のかたち あたたかさ

ほら
こんなに憶えているでしょう
思いに距離などないでしょう


ずっと会えずにいるのは
それが恋物語のきまりだから




「恋物語」

#108

5/18/2023, 11:21:31 AM

恋物語

大学生の頃、ある講義のレジュメに書いてあった
“あなたは恋文を書いたことがありますか”

その講義は、プレゼンテーションについて学ぶものだった
つまり、“言葉で伝える”ことを学ぶ

初回の講義の日、担当の先生から言われた“言葉”は
“僕の話を100%理解してもらえるとは思っていません”

その先生の名誉のために言うと
別に学生のことを馬鹿にして言った言葉ではない

私が以前目を通したレジュメにもあったと思うが
人が自分の考えや想いを伝えるとき
それを“言葉に置き換える”
でもその行為によって、そこに妥協が生じる
なぜなら、本来伝えたい考えや想いをいちばんしっくりくるであろう“言葉”に“置き換える”から
“言葉”に“置き換えた”時点で、その考えや想いは100%は伝わらない

“言葉で伝える”ことを学ぶはずの講義で
“伝えることの限界”を思い知らされる

そして
そんな切ないことを知ってしまっている先生が
今、どんな“想い”で教壇に立っているのかを“思う”と
もう“言葉”には未来も可能性もないんじゃないか、とさえ思えてしまう

あの時、あなたは本当は何を伝えたかった?
“言葉の限界”を“伝えることの限界”を知っているあなたは
それでもみんなに
“言葉で伝えられることの可能性”を伝えたかったんだ、と思って良いのかな?

私はあなたに恋をしていたわけではないけれど
きっとこれからも、あなたの言葉は忘れないし
“言葉で伝える”機会を得られるなら
その可能性に賭けてみたいと思うよ

そう、私はあなたに恋をしていたわけではないけれど
長い長い恋文のようになってしまいました

“あなたは恋文を書いたことがありますか”

5/18/2023, 11:20:55 AM

共感の得られる程度 ほどほどの
不幸散りばめ 恋を語れる

#短歌 #書く習慣 20230518「恋物語」

5/18/2023, 11:18:06 AM

さっきから
その人が視界に入っているのだけれど
十分にわかっているのに
あえて焦点を合わそうとしないでおく。

香りのいいコーヒーを喉を通す前に
ゆっくりと薫りだけを味わうように、
ただ同じ空間にいることを。

その人が友人と会話を交わし出ていった。

ほぅ と息を吐いて目を閉じる。

その真っ暗な中で
ついさっきまで焦点を敢えてぼかした
あの人の姿を探す。
暗闇の中で、ぼんやりと浮かび
やがてくっきりと輪郭を取り戻した人は
私とは一ミリも関わりのない話題に興じ
一ミリもかすらないまま 出ていった。

だあれもなにもきづかない

何も言わない 何も聞かない

何も始まらなくても
何も起こらなくても

私の恋物語の主人公は わたし

心の中では既になにかが
こんなにもハッキリ芽生えているのだから

皆にとって あなたにとって
なんてことない 午後の日常でも

私にとっては 甘く切ない 恋物語







「恋物語」

5/18/2023, 11:17:01 AM

「真夜中の恋物語」




遥か昔、ここにはそれはそれは切ない恋がありました

幾千年を経て今も生き続けている桜の木の下で繋ぎ紡いで

青年は詩(うた)を捧ぐ、焦がれ狂う気持ちを抱きしめるよに

舞い散る花びらの中に立ちうつ向く着物姿の少女へ

あの月さえ羨むほど君は綺麗だ 光が流れる髪も潤う瞳も細い指も

抱きしめたら壊してしまいそうなくらい君が好きだ

だから今は傍でこの詩を贈るよ 君に溺れていく哀れな詩を

広がる景色も変わる季節も、君の前では飾りでしかない

あの星さえ霞むほど君は綺麗だ 振り返る笑みも柔い声も白い肌も

触れてしまえば消えてしまいそうなくらい僕は弱い

だから今は隣でこの詩を書くよ 君に墜ちていく惨めな詩を

明日、君は行ってしまうから せめて言葉を贈ろう

月も星も夜空に舞い散る花びらも君を美しく魅せる飾りさ

気が狂いそうなくらい君に焦がれてる

だから今は願うよ 来世までこの詩が届きますように

幾千年を経て今も生き続けている桜の木の下で繋ぎ紡いだ恋の詩を…

5/18/2023, 11:16:14 AM

『恋物語』5/18

 恋い焦がれている瞬間が好き。

 熱が膨らむことはあっても、
 冷めることはないから

 アナタを思っている瞬間が好き。
 
 フラれるよりも、
 きっと想っていられる今が幸せ、、、
 
 嘘、本当は好きって言いたい。
 冷めない想いが、
 いつか告白する勇気に変わるかな?

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