『快晴』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
疲れた
ずっと眠い
コンカフェの仕事なんて本当はしたくない
来月から週一にしようかな
ずっと仕事のことばかり考えててつまんない
いつか趣味とのバランスを取れるようになるかな
明日はオーラス
せっかくの二連休も楽しくなかったな……
「明日は、晴れがいいなニコ」
あぁ、
「私死ぬ時は、綺麗な快晴がいい!」
君と最後に見たのがこんな曇天なんてな
君には、快晴が似合うニコ....
“快晴“
『快晴』
今朝は晴れていたはずなのに····。
午後になってからずっと曇りじゃないか。
─少し気分が悪い。
曇りの日は頭が痛くなりやすい。だから、雨の日と曇りの日は嫌いだ。
今日はあまり楽しくない。心の中も、曇りだな。
─明日はきっと"快晴"だ。
快晴
○快晴○
空一面(10,000平方メートル?!)に
雲が1割以内の時!
晴
空一面に雲が9割までの時!
曇り
空一面に雲が9割以上の時!
日本晴れ
空一面に曇一つない時!
ずっと快晴は日本晴れだと思ってた!
曇りは太陽が隠れると曇りだとおもってた! 徳博😮
通算94作目
もっと読みたい♡1047記念号
「はやく!こっち!」
彼女に手を引かれながら、僕は悲鳴を上げている足をなんとか持ち上げた。
限界を訴えているのは足だけではない。
脇腹だってキリキリ痛むし、息を吸うたびに肺は痛いし、ゴウゴウ鳴ってる血流は煩いし、ゼエゼエいってる僕はダサい。
すごい場所見つけたの、なんて、子供みたいに彼女が笑うから。
こんな晴れた、暑い日に、運動不足の体に鞭打って山登りに付き合っているわけだ。
というか、山に登るならはじめに言ってほしかった。
クラクラする視界に頭を振りながら、彼女の後ろ姿を追って山道をぬける。
山頂だ。
人の手が入っているらしく、多少均された地面に申し訳程度に木でできた椅子もどきが設置されている。
登頂の感慨に耽る間もなく、彼女がまた強引に僕の腕を引いた。
「ほら、こっち!」
ようやくなんとか立っていますって体を保っていた僕は、たたらを踏みながら彼女の視線を追った。
「見て!さくら!」
言うとおり、桜であった。
普通の花見と違うのは、桜を上から見下ろしているという点だ。
山の斜面に、絶対に人なんか来ないだろって場所に固まって桜が植わっていて、それを僕らが上から見ている。
晴れた空の青と、山の緑と、桜色のコントラスト。
何も言わずに桜を見ている僕を、驚かせられたと思ったのだろう、彼女が得意げにふふんと笑った。
気づいているのだろうか。いや、気づいてないんだろう。
こんな場所から、お誂向きに見える場所に固まって桜が植わっているなんて不自然だ。
これは、きっと昔誰かが、この景色を見せたい誰かに向けて作ったものだ。
そんな景色を、今僕は、彼女と見ている。
なんで僕を連れてきたの。
僕と見たいと思ってくれたの。
そんな情けない言葉が出てきそうになって、ぎゅっと下唇を噛む。
なあ、おい、これを作った誰か。
アンタは誰に見せたくて、こんな景色を作ったの。
ざ、と吹いた風に思わず目をつむる。
空気の抵抗がなくなって、ゆっくりと瞼を持ち上げると、視界にうつったのはキラキラの彼女の瞳だった。
「ねえ!みた!?いまの!!」
正直反射的に目を閉じたため、彼女に感動を与えたらしいモノは見られていない。
風で桜の花びらがどうとか、隣で夢中で喋っている彼女を見つめる。
彼女が見たものは分からないけれど、それは、今僕が見つめているものときっとそう変わらないと思った。
「うん。きれいだ。すごく」
そう伝えると、一瞬呆けたような顔をして、やっぱり彼女は顔ぜんぶを使って嬉しそうに笑った。
満点の笑顔、君は快晴。
午前9時。
今日は日曜日。休日と言うだけで何とも清々しい朝。
普段より少し遅れてやって来た1日。
カーテンを開けば、部屋に射し込む光。
思わず薄目になる。
どうやら今日は快晴のようだ。
お散歩。ウィンドウショッピング。少し足を伸ばして観光も良い。
次々に浮かんでは消えていく今日の予定。
そうだ。確か近所の公園の桜が丁度見ごろだったはず。
お弁当を用意して花見をしよう。
そうと決まれば行動は早い方が良い。
未だ寝静まる家族を起こし始める私の声。我が家の1日が始まった。
かめむしの日々を旅路にする家で四月の朝が冷蔵庫にさす
快晴。それはこんな場所では二度とお目にかかれない景色だろう。霧で薄暗い森を見てそう考えていた。霧の森では時が止まったかのように景観が当時から変化していない。もちろん、それは天気や天候でさえもだ。記憶をそのまま閉じ込めていたかのように、何も変わっていなかった。もともと彼は特別晴れが好きだとか、天気一つに気分が左右されることは無かった。が、流石に毎日霧が立ち込めていてジメジメしていると嫌にもなってくるようだ。汗がしっとりとした肌を伝う不快感。上を向こうにも、生憎木々が視界を遮っている。この場所に来る前は天気なんてどうでもいいと思っていたが、今はとにかく涼しい風に吹かれて快晴の下で散歩でもしたい。
『快晴』
休日、いつもの買い物へ行く。今日は快晴。そして満開の桜。仕事帰りは深夜なので、桜の見頃に気が付かなかった。これは買い物だけでは勿体無い。
私は交差点で山へ向かってハンドルを切った。
街を抜け、川沿いの一本道を山のホテル目掛けて一気に車を走らせる。ようやく車を停めた私は桜で溢れた街並みを見下ろした。その見事さに感動していると、ふいに脳裏に言葉が響いた。
「今年もピンク色の季節になりましたね」
毎年、一番桜を目にすると必ずこう言った彼。いつも穏やかで優しかった彼。ほんの些細な事で喧嘩して、突然別れてしまった彼‥。
桜を見て少しブルーな気持ちになるのも、いつか終わる日が来るのだろうか。
今日は快晴だ。
僕とは違って明るい光を放っている。
僕も、快晴のようになれたら_____
快晴、それはもう清々しいほどの晴れた空。
心にあった違和感を確かめようと歩を止めて、
そっと振り返ると、晴れ空の下、彼が立っていた。
目が合うと、ゆっくりと微笑む彼に心臓が高鳴った。
「気付いてたなら言ってくれればいいのに」
穏やかに言葉を放つ笑顔からゆっくり後退りすると、彼も一歩、二歩、とこちらへ歩み寄ってきた。
「そんな…」
「今日は天気がいいね」
「どうして」
「快晴って、こういう空のことを言うんだろうね」
問いかけに答えない彼から何か引き出さなくては、
と考え足を止めた。彼も連動するように歩を緩める。
しかし思考をシャットダウンした頭の中は、警報が鳴り響くだけだった。走らなくては、と唯一の信号を脳から足へ呼びかけても、一度後退りを止めたそこは伝達を遮断したかのように動けない。
「さぁ、もういいだろう?諦めなよ。君の帰る場所も知っているよ」
笑みを引っ込めた彼の言葉に耳を疑った。なんで、と声に乗らなかった言葉が頭の中でこだまする。冷や汗が背中を流れ落ちた。
「今度は間違えない。2人で幸せになろう」
いつの間にか目の前まで来ていた彼に手首を握られ、骨の軋む感覚に顔を顰めた。トラウマが呼び起こされる痛みから解放されようと顔を上げると、
快晴に照らされた彼は、もう一度また目を細めた。
『快晴』
僕は今ものすごく清々しい気分だ。
ほら、空は快晴。まるで僕の心の様に明るい。
アハハハ、アハハハ、アハハハハ〜
お空は晴れているけど心は曇り。お空は青いけど心は無色。お空は明るいけど心は暗い。お外は暖かいけど心は寒い。お外は楽しそうだけど…だけど…心は心はいつも辛い。ただそれだけの事なのかもしれない。でもでもね、ただただ楽になりたいんだ。
ただ生活をさせろと訴えてるのに、頭の上を戦争の道具を飛ばす。よく見える!なんて、ひどく恐ろしいことだろう。見えないのもまた恐ろしいが、よく見えることを喜ぶなんて。ただ生活がしたいのだ。住居と食事に憩い、自由に考える時間を持ち、その自由さを謳歌できる安定を、せめてそこを目指す姿勢を、とそれだけだ。頭の上を飛び去るものなんて求めていない。上空に戦争の道具をなんて、それは、いつか落ちてくる。何かが。飛ぶ道具でさえ。今にも。今日にも。ただ、生活がしたい。
─快晴─
えー、実はわたくし、先日死んでしまいまして。
とても他人事のように言ってるって?いやいや、自分でも驚いてますよ勿論!
でもねぇ、その死に様がこれまた綺麗なモンで。
今日はそれを話したくて来たんですよ。
わたしが死んだ日はね、真っ青な空が広がる快晴だったんですよ。
その日は、特別大事な用があった訳でも無かったのでね、散歩に行こうと思いまして。
実はわたしの家の裏には、大きな山がありまして。
これまた見事な桜が咲いているんですよ!
しかもあまり知られていない、穴場だったんです!
だからわたしはその山をとても気に入っておりました。
勿論今年も、見事としか言えないような桜が咲いておりましたよ。
5枚の花弁が風に揺られ、その下には散った花弁の絨毯がありまして。
どうやらわたし、その桜に魅了されましてね。地面なんて見てなかったんですよ。
その先に階段があることを忘れて…。えぇ、皆さん御察しの通り、落ちてしまったのです。
薄ピンクの絨毯に、赤黒い血はとても目立ちました。
そのあとは眠るように…という感じですね。
人も居ない田舎町だったもんで、私が見つかったのかも分かりませんね。
これこそ桜の木の下には死体が埋まってる、ってモノですね。
なんと浪漫ある死に様でしょう…わたくしはとても感嘆したのです!
只でさえ綺麗な桜の下で…おっと、長く話し過ぎましたね。
長くなると止まらないので、これでわたしの最終章は終わりと言っておきましょうか。
是非貴方の死に際も、此方に来た際にお聞かせください。では、また何時か。
雲一つない晴れ渡った青空を見上げる。
あー綺麗だなー。清々しい。
何も悩みなんてない。こんな天気みたいに晴れ渡った心。
気分晴れやか爽快快晴! 人生楽しい!
……って言ってみたいなぁー!
『快晴』
本日快晴。
うちのベランダで一人花見中。
前の芝生スペースに濃いピンクの八重桜、只今八分咲き。
たまに花びらがちらっと舞う。
ビニールシートひいて座ってたら尻が冷えてきたので
折り畳み椅子出してきましたよ。
室外機をテーブルにしてコンビニ弁当食べながら
ビール飲んでまーす。ホッホッホ。
前の棟にこのアプリやってる人いないかな?
手振ったりして。そしたらスゴいな。ないな?ないか。
花見で一杯。おお、快なり。
(快晴)
恋することは…苦手なの
心も躰も…私のすべてを支配する
私が私でいられなくなる
貴女はそう言って…
僕の頬を両手で包みこんで
唇から僕を引き離した
ねぇ…気付いているんだろう
心も躰も支配されているのは
僕の方だってことを
恐れることなんて何もない
恋はふたりだけを包み込むから
恐れることなんて…ないんだ
快晴 13日
今、めっちゃ快晴(笑)
まぁ、どこかには雲はあると思うけど…
カーテンの隙間から光りが射し込んで目が覚める。
開けてみると雲1つもない、いい天気。
風や鳥の鳴き声が心地よくて気持ちのいい朝だ。
体を伸ばして深呼吸すると今日は何しようかと考えてみた。
休日で予定もない日に目覚めがいい朝を迎えるとは。
いつも休日は昼過ぎまで寝てダラダラ過ごす。
こういった日は何をしようか本当に困ってしまう。
でもこんなにいい天気の時に何もしないのは勿体ない。それだけは確信していた。
いつもしないことやってリフレッシュができれば、絶対に充実した休日が過ごせそうだからだ。
とりあえずお腹に何か入れよう。
せっかくなら近くのカフェでモーニングをいただこうかな。
そして食べながら今日の予定を立て素敵な休日にしたいと思ったのだった。