快晴』の作文集

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快晴』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/13/2024, 2:25:51 PM

#駆と棗 (BR)

Side:Natsume Isshiki



10歳の時、僕の世界から音が消えた。
あの日は今日のように雲ひとつない快晴だったけれど、朝目覚めるとひどく静かで、開いた窓から吹いてくる穏やかな春風もどこか冷たく感じたのを覚えている。

…この季節の快晴の日は、今でもその感覚を鮮明に思い出してしまう。


「…」


かつて僕は歌うことが好きだった。大好きな音楽を聴いて歌うことが僕の幸せな時間だったのに、生まれて初めて抱いた歌手になるという将来の夢は粉々に砕け散った。

ただ…そのショックで日に日に感情を失っていく僕の周りから友達が1人、また1人と離れていく中、2歳年下の幼馴染・駆だけは今も僕のそばにいてくれている。

実親の愛を知らずに育ち、歌えなくなった自分に価値はないだなんて思っていた僕に、彼は僕の両手では抱えきれないほどに大きな生きる希望をくれた。


『棗くん、お昼何食べたい?』

『今はオムライスの気分かも』

『じゃあ俺が作ってあげる!』

『駆って料理できたっけ?』

『失敬な!できるってば!』

『ごめんごめん』


駆は約8年ほどかけて僕のために少しずつ手話を覚えてくれて、現在は僕との会話はほぼそれだけで成立するようになった。

…でも、僕の耳が聞こえなくなったことで彼に迷惑をかけていることも事実だから、申し訳ない気持ちは消えていない。


『棗くん、まだ俺に申し訳ないって思ってるでしょ?』

『何で分かったの?』

『そりゃ分かるよ!だって俺が3歳の時から一緒にいるんだし』

『すごいな、幼馴染歴16年は伊達じゃないね』


上機嫌でオムライスを作り始める駆から窓の外の青空へと視線を移すと、桜の花弁が1枚部屋の中へ舞い込んできた。

…駆と一緒にいる時くらいは、苦手な春を好きでいようかな。

僕は駆の背中に視線を戻し、手話でこっそりと彼に「大好き」を伝えた。




【お題:快晴】


◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・水科 駆 (みずしな かける) 19歳 棗の幼馴染
・一色 棗 (いっしき なつめ) 21歳 10歳の時に突然耳が聞こえなくなった

4/13/2024, 2:22:44 PM

快晴


(本稿を下書きとして保管)


2024.4.13 藍

4/13/2024, 2:21:27 PM

快晴、
快いかどうかなんて気分次第だ
だから、晴れを一つにせず
空をよくみて、たくさん名前をつけたことは
ステキなことだと思う
同じように、
こんな自分きらいだとか思わず、
今日の自分はこんな模様かなと、
自分の心に名前をつけてみるといい
すべて自分の柄になる日がくるから

4/13/2024, 2:21:04 PM

快晴の青空は

妙に晴れ晴れしく

かえって

憂鬱になりそうになる時がある。

けれど、

雨上がり後の快晴は

澄み切った空気と

黒く濡れたアスファルトに映える青空が

とても清く、美しく感じられ(反射するアスファルトも大好き)、

息を吸いやすい、

心がリセット、リフレッシュするのを感じる。

人間の心も

毎日快晴であると

疲れることもあるから

バランス大事だから

時には感情を出してみて、

その後にくる 

雨上がりの後のような

晴れやかさを

実感してみるのもいいかもしれない。

4/13/2024, 2:17:44 PM

明日も晴れたら

コーヒー飲みませんか?

もし朝早く起きていたら…

カフェ行きませんか?

もしコーヒーの気分でないなら

朝がゆ食べませんか?

中華粥はどうですか?

お粥でもないなら

牛丼屋の朝定食でも…

以外と美味しいよ…

それとも…

ブランチになら?

昼呑みしませんか?

町中華はどうですか?

皮蛋と鴨のローストでも…

それとも…

うちに来る??

あまり大したことはできないけど…

君の好きなパンを焼いておくから

君の好きな塩パンとハニーブレッドはどう?

もし明日晴れたらですけど…

ふたりで…?

もし晴れたら…

ふたりになりませんか?

もし良ければ…

ふたりでそのまま…

ふたりで暮らしませんか…?

明日も明後日も…

これからも…

いつまでも……

ふたりで…

ふたりで居ようよ!

4/13/2024, 2:13:37 PM

心晴れる快晴
心追いつかない快晴
心癒される快晴
心満たされる快晴
やっぱり快晴好き❤️

4/13/2024, 2:11:44 PM

快晴の空に、君の笑顔が重なる。離れていても、心は

4/13/2024, 2:11:36 PM

快晴。
私は快晴が好きだ。
雲一つないきれいな空。そんな空を見るととっても澄み切った気持ちになる。
それより、みんな雨は嫌いと言うのだけれどどうしてなのだろう。憂鬱な気持ちになるから?服とかが濡れたり汚れたりするから?たしかに汚れたりするのは嫌かもしれない。でも私はそれより、雨の日はいつも私を落ち着かせてくれる。だから私は雨が好きだ。私は空が大好きだ。なぜなら見上げるといつもそこに空がある。自分の気持ちが沈んでいるときも、自分の気持ちが上がっているときも、どんなときもいつだって上を見上げるとそこには広くて自分の視界に収まりきらないぐらいの空が広がっている。そんな空を見ると、私も空のように広くて誰にも邪魔されないきれいな存在になりたいと思うから。私はこれからも空がすきだと思う。

一回物語書いたのに充電なくなってシャットダウンしたんだけどwガチ萎える。最悪。意外といい感じだったのに、やる気なくした。最悪。私のアカウントでは主に短編小説的な感じで物語を書いています。見てみてね!

4/13/2024, 2:09:50 PM

今日は快晴だねって

笑う君の横顔は

分厚い雲がかかっているように

影っていたの

4/13/2024, 2:07:32 PM

いつか、この心のモヤモヤが晴れて快晴になりますように。

もちろん、人の手も借りるけれど
自力で乗り越えないと意味がない

自分に負けないように、周りに流されないように
沢山イメージして、イメージよりもっと素晴らしい景色にであえるように…

そこにあなたはいないかもしれないけれど
私は新しい自分で生きていく。

4/13/2024, 2:05:38 PM

快晴、夏日、岸壁、目下には海。

同性の彼女と手を繋ぐ。

私たちを認めない世界にさようなら。

4/13/2024, 2:04:13 PM

『快晴』

本日快晴。
雲一つない、恨めしいまでの綺麗な空。
昨日の放課後に告白し、君の驚いた顔を見た途端怖くなった。
そしてそのまま逃げた身としては只々、学校へ行きたくない。
雲に遮られる事のない光も、絵の具をそのまま流したみたいな空も、学校へ行きたくない気持ちを高める要素でしかない。
それでも学校へ向かって歩みを止めないのは、告白に対して良い返事が聞けるかもしれない、という一縷の可能性があるからだ。

「……行きたくないな」

学校が近づくに連れ、登校中の生徒が増えるに連れ、行きたくない気持ちが募る。
行きたくなさすぎて、泣きたくなってきた。

(あぁ、嫌だな)

告白したことまで、後悔してしまいそうで。
本当はずっと言わないつもりだった。
だけど君なら、優しい君なら私の告白も受けてくれると思ったんだ。
あんな驚いた顔、初めて見たよ。

「おはよう」
「うひゃあ」

丁度君のことを考えていたから、君に声をかけられて驚いた。
違う意味でドキドキした。
でも良かった。
最悪、完全無視もあり得ると思っていたから。

「ねぇ、昨日の告白のことなんだけどさ」
「えぇ、あぁ、うん」
「いいよ」
「……え、本当に!?」
「……うん」

君は照れながら返事をくれた。
私の先程まであった不安など嘘のように消えてなくなり、むしろ今は踊り出したいくらいの気分だ。

「えっとじゃあ、今日からよろしくね」
「うん、でも初めてだから……痛くしないでね」
「もちろん、任せて」

やっぱり告白して良かった。
優しい君は今日もとても美味しそうな匂いがして、今からその時が楽しみだ。

『私……実は、吸血鬼なの! これから毎日少しでいいから、君の血を吸わせてくれませんか?』

4/13/2024, 2:04:04 PM

快晴。雲一つ無い 土曜日。
なのに 今から仕事で気分は曇り空。

本日は預かり保育利用の子どもが少なくて
大人の顔にも余裕が見える。

普段話せない細かい部分まで相談できたのは良かった。

ただ、子どもが少ない分、仕事がとても長く感じた1日でした。

明日は休日。何しようかな。

4/13/2024, 2:03:46 PM

(快晴)

快晴の日、花や緑がいつもより色鮮やかに見える

快晴の日、向いから走ってくる友人が輝いて見える

快晴の日、いつもの日常が冒険の始まりのように胸が踊る

快晴の日、足取りが軽やかになってステップを踏んでしまう

快晴の日、空気がいつもより澄んで美味しく感じる

快晴の日、心がいつもより晴れやかに弾んでいく

快晴の日、化粧のヨレがお天道様によって目立って見える………Wow…

4/13/2024, 2:03:28 PM

快晴
青く澄み渡る空を見上げ
ふと海の底を思い出す
深く静かで
どこか居心地のいい場所。
春の陽気の下で息づく多くの生き物たちも
どこかやかましく聞こえる。
そんな空を見上げる。
空にも表情も
感情もあるかのような
そんな錯覚を最近感じる

4/13/2024, 1:58:02 PM

瞼の向こうが明るくなって、朝だと気づく。ゆっくりと目を開ければカーテンの隙間から覗く明るい光、隣で眠る彼女はまだ夢の中「天気、いいな」特に今日の予定はない、珍しいことといえば二人の休日が重なったことくらいか「おはよ」「…起きたのか」ゴソゴソと隣が騒がしくなる「今日どこか行く?」気づけば俺の傍らにぴたりと近づきスマホで何やら調べている。ちら、と視線を移せばタイミングよく彼女と目が合う「行きたいところあるのか」「うーん。こんなに天気いいからどこか行きたい」「けど行きたい場所はない、と」言葉を継げば正解、と笑う瞳にこちらも頬が緩む「でも春秋くんとお家でまったりもいいかなぁ」「最近忙しそうにしてたもんな」自分はどちらでも、彼女と過ごせるならと会話を続ける「んー」スマホを投げ捨て東に絡まる小さな体、甘くて優しい香りが漂う「居心地良すぎて抜け出せない〜」「俺のせいか?」気づけば東を見下ろす彼女、寝起きのふにゃふにゃの顔が愛くるしい「春秋くんが起きてくれないから」そのまま東の首に絡まる腕、二人の距離がなくなって溶けていく「起こす気ないだろ」「ん、春秋くん、大好き」もう一度カーテンの向こうの空に視線を移す。少し遅めの朝食に二人で出かける準備をしようか。

快晴

4/13/2024, 1:55:54 PM

快晴とは、少し違うけど晴ばれした気持ちになっています
理由は、引っ越して心機一転新しい暮らしができるかもしれないからです

4/13/2024, 1:49:40 PM

快晴

「本日は雲一つない快晴で、、、」
液晶に映る女性は何が楽しいのか
溌剌とした笑顔と声色で液晶越しに話してくる。
毎朝の恒例行事と化した天気予報。

快晴は鬱陶しいし
雨だと悲しい。

嵐だと煩わしいし
寒いのは単純に嫌い、いや。

そして私はなんでこんなに天気予報にも
不満を持てるんだろうと、、、
皮肉混じりに笑ってしまうまでがテンプレ。

今日も行ってきます。

いい天気だ。

4/13/2024, 1:49:23 PM

快晴


ふと空を見上げた。

そこには、絵の具で塗られたような雲一つない青い空が一面に広がっていた。

「綺麗…」

気づけば言葉にして呟いていた。

心が洗われた気分だった。

4/13/2024, 1:46:38 PM

快晴

ひこうき雲
    
      荒井由実

白い坂道が空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
あまりにも若すぎたと ただ思うだけ
けれど しあわせ

空に憧れて
空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲…。


今日は、快晴で桜がひらひら舞い落ちて
桜の季節も通り過ぎようとしていました。

夫と二人あなた達のお墓参りにゆきました。
少し早い、白いカーネーションの花束を抱いて。

こうして、私がいることを、あなた達は見ていてくれていますか?

あまりにも早すぎて
あなた達に会わせられなかった、彼と彼が夫になって、私が夫と作った私の家族。

きっと、見ていてくれていると信じています。

快晴の空に掛かる、あのひこうき雲に乗って
あなた達は、私たちを桜の花びらで迎えてくれたでしょう。

知ってるよ、わたし。

あなた達の命を乗せたひこうきは、何時だって、わたしの空を旋回しやがてやがて迎えに来ると。

その日を、わたしは楽しみに待っています。

今じゃないね、いつかきっと。

それは、わたしが決めることじゃない。

わたしは、その日、夫とわたしが夫とつくった家族に「ありがとう」と言って あなた達の迎えのひこうきに乗って、きっときっとひこうき雲になるわ。

その日まで、もう少し頑張ります。

見ていてね、そして必ず迎えに来てね。

お父さん、お母さん。

そして、いつかは、わたしもひこうき雲になって、誰かを迎えにゆけますように。

そうなれる道を
本日快晴。

2024年4月13日

心幸

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