『忘れられない、いつまでも。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あのときの衝撃
自分に降りてきた感覚
もう忘れない
自分が誰かに憑依されたとき
もう忘れな、
忘れられない、いつまでも
あなたの言葉
あなたの仕草
あなたのすべて
お題:忘れられない、いつまでも
あなたが私を見つめる。
「きっと大丈夫!頑張ってるの知ってるから。」
「なんでも聞くよ〜。」
「絶対大丈夫。どーんと構えて😊」
「明るい姿しか見たことないけど、凄く努力して大変な思いをしてるんだろうなぁ、って思ってる。ポジティブなあなただからどこでも大丈夫!」
「応援してるから頑張って🏴」
「根性の別れなんてないよ〜」
「もっと自分のこと大切にして🥺」
「キツい時も笑ってるけど、もっと私にはキツい姿見せていいんだよ🥺いつでも笑うことは悪いことではないけど、、」
「どこにでも会いに行くよ!」
「また必ず会おう!その時に元気な姿を見れるの楽しみにしてるから!」
「私がついてるから大丈夫。」
「あなたなら大丈夫。しっかりしてるから。だからたまには気軽に道からそれてもいいと思うよ!笑」
「頑張れ!」
あなたからもらった言葉は、ずっと大切にしたい宝物。
2024/05/09/(木)
忘れない、いつまでも
毎日家事をしてくれること
お弁当を作ってくれたこと
忘れ物を届けに来てくれたこと
私の趣味に付き合ってくれたこと
不安な時にそばにいてくれたこと
私が自分を信じられなかった時、信じていてくれたこと
夢を応援してサポートしてくれたこと
私の嬉しいことを自分のことのように喜んでくれたこと
私の嫌なことを自分のことのように怒ってくれたこと
私のことを大事だと言ってくれたこと
私は忘れない、いつまでも
ありがとう、お母さん
その店は、人々が行き交う賑やかな通りからすこし離れた場所にあった
その店を紹介してくれた友達は「すぐに分かるから」と、地図も描いてはくれなかっが、方向音痴の私は案の定迷ってしまった
と言うのも、扱っている品物から想像するイメージとは違い、いたって普通のオフィスだったからだ
あえて、人の気を惹かないようにという意図なのだろうか
店に入ると、様々な大きさの、色々な種類のリュックサックが所狭しと並べられていて、そこには優しい文字で
「貴方に相応しい重さと形をお選びください」
「お試しになりたい方は店主まで」
と書かれた札が下がっていた
いかにもこれから山へ昇ります、という感じのリュックから、サッと肩にかけてお洒落の脇役に、というファッショナブルなものまで、客のニーズには全て応えてくれそうな品揃えに、わざわざ来た甲斐があったと安堵したが、そもそも私はこの店の商品が一体どんな物なのかを理解していなかった
私には、忘れたくても『忘れられない、思い出』があった
ずっと、ずっと、心に抱えて、これまで何とか生きてきたけれど、最近ではそのことに心を囚われている自分に嫌気がさし、何とかその思いを手放せないものかとその友達に相談したのだ
すると、その友達は
「誰にでも勧めるわけではないんだけどね
君がずっと辛そうだったことは知っているからね
きっと何かの力になると思うから、この店を訪ねてごらんよ」
と教えてくれたのだ
一応目についたリュックを手に取ってみたけれど、選び方も分からなかったので早速店主に相談した
初めてであること、友達の紹介であること、を告げた
すると店主はゆっくりと頷いて、説明を始めた
「この店のリュックサックは、あなたがこれまで背負ってきた人生そのものなんですよ
悲しさや辛さや憎しみや、手放したくても心に棲みついてなかなか離れていこうとしなかった重しの数々…」
「これだ、と思う物を試しに背負ってごらんなさい
もしそれが、あなたの物であればすぐにピン!と分かるはずです
もし、背負っても何も感じなければ、ピン!と来るまで試してみてください」
店主の話はまるでおとぎ話のようで馬鹿馬鹿しくも思ったが、その目は人を騙しているようには感じられなかったので大人しく従うことにした
いくつか手に取ってみたが、4つ目を手にした瞬間、手に電気のようなものが走った
静電気かと思ったが、背負ってみてそれがそうでは無かったことが分かった
そう!これが、「私のリュックサック」だったのだ
背負った途端、私は思わずしゃがみ込み、大声を上げて泣きじゃくってしまっていた
何が起こったのか、何故泣いているのかは全く分からなかったが、その自分を俯瞰して見ている自分の存在にも気がついていた
ひとしきり泣いた後、ふと気がつくと、さっきまで背負っていたリュックの重みが全く感じられない
背負うのに苦労するほどの重みだったのに、だ
思わず振り返ってリュックを探ろうとすると店主が近付いて来た
「それがあなたの荷物だったようですね
とうですか、少し軽くなったでしょう?
1度の来店ですつかり手放せる人もいますが、皆さん何回かはお越しになりますよ
あなたの様に涙を流す人、そのままリュックを背負って山登りに行かれる人、リュックを日常使い続ける人…
そのリュックとの向き合い方も皆さんそれぞれですよ」
「どんな人にだって、忘れられない思い出はあるものです
楽しいものや幸せなものならそのまま大切に持っていたらいいが、ご自分を苦しめる思い出は手放してしまった方がいい」
私もこれですべてが解決するとは思っていない
でも、これまで私を苦しめていた
「忘れられない思い出」
を少しは手放していかれそうな気がしている
忘れられない思い出、をめぐる不思議な体験だ
「忘れられない、いつまでも」
僕が生まれた時もう先にこの世にいた家族の猫。
僕のお兄ちゃんとして色んなことをしてくれた。
一緒に寝てくれたり、遊んでくれた。
でももういない。
僕が塾にいるときに息を引き取った。
塾に行く前は暖かったのが塾から帰ってきた時には冷たくなっていた。
10年以上一緒にいた家族がだんだん弱っていく様子を毎日見てるのに助ける事が出来ないのが悔しかった。
あの時の感覚は忘れられない、いつまでも
高校入学。
入試で会った小学校の時の親友。
最後に少し話した。
話すタイミングが見つからず数週間後になってしまった。
「LINE交換しよ」
即答して断られた。3年のブランクは大きい。向こうには友達がいて凄く楽しそうだった。一方、こっちは友達なんか居ない高校に入学した。そうそうに突きつけられた、コミュ障の俺、簡単にグループに入れるわけもなく。
家でゲームしてると通知が来た。同じ趣味を持つ人が連絡してくれた。最初はネッ友のようにLINEでしか話したことがなかった。その子と初めて話した。高校で初めて、
趣味が合う人と話した。すぐに打ち解けた。
その子とは成人した今でも仲良しだ。
忘れられない、いつまでも
好きだったあんたの笑顔が
好きだったあんたの声が
好きだったあんたの横顔が
忘れたくても脳裏に焼き付いて離れないんだ
忘れられない、いつまで経っても
あの日、悲しい涙を流した君を
綺麗で、でもどこか切なくて
自分ごとではないのに
胸が張り裂けそうに痛かったのを覚えている。
自分ではその涙を拭えないのだと
自分のために流された涙ではないのだと
心底、悔しかったのを覚えている
そして同時にそう思った自分に驚愕した。
そんな日を今も色鮮やかに覚えている。
【忘れられない、いつまでも。】
教えられたことは覚えられないけど、自分で感じた「思い」は忘れられない。
もう10年前のこと。親に言われた「あの言葉」がこびりついて離れない。
小さかった僕にはとても恐て、重い言葉だった。
今となってはとても小さいこと。どうでもいいようなこと。
だけど、それが忘れられなくて。一度傷ついた心はもう一生治らなくて。
僕の心は子どもの頃のまま、大人になってしまった。
人間は「楽しかったこと。」より、「辛かったこと。」の方が鮮明に残る。
嫌な思い出ばかりが心に残って、楽しかった思い出が薄れていく。
人の言葉は、その人の助けになることもあれば、人を傷つける「凶器」になることもある。
その凶器が心に刺さって、一生抜けない人だっている。
人の「言葉」一つだけで、この人の人生を一生狂わせてしまうこともある。
凶器が深く刺さってしまったら、その傷は一生治らない。それは心体ともに、同じで、
僕の心に刺さった凶器の跡は未だ消えない。
「忘れられない、いつまでも。」
①硬め
私はある小説の文体に憧れている。論理的な文の構造、豊富な語彙、多才な表現で自分のフェティシズムを芸術として書ききる小説家の文体に憧れているのだ。私も偏愛するものを、かの文豪の如き筆力で書いてみたいとの願望を常日頃抱いている。だが、私は愛する小説の文体への理解が乏しく、全く書けないでいる。故に、私が願望を抱くきっかけとなった作品への思慕をいつまでも、忘れられないでいる。
②いつもの書き方
私はとある小説の文体に憧れている。読みやすい文の構成、沢山の言葉、色々な書き方で自分が好きなものを書ききる小説家の文体に。私もその小説家のように自分が大好きなものを書いてみたいと願望を持っていた。しかし、好きな小説の文体をよくわかっていないため、なかなか書けないでいるのだ。だから、私が願望を持つきっかけとなった作品への思いを忘れられない、いつまでも。
③やわらかめ
私はある小説の書き方に憧れている。読みやすい文のつくりで、言葉がいっぱいあって、いろんな書き方で自分が大好きなものを書く小説家の書き方に。私もその小説家みたいに好きなものを書いてみたいと思うけど、書き方がよくわからないからぜんぜん書けないんだ。私が願いを持つきっかけになった作品への好きな気持ちを忘れられない、いつまでも。
④セリフっぽく
私ね、ある小説の文体に憧れてるの。読みやすくて、いろんな言葉で、多才な表現をする人なの。私さ、その人の書き方で書いてみたいけど、よくわかんなくて全然書けないの。私、あの作品への気持ちを忘れられない、いつまでも。
あのときのこと。忘れられない、いつまでも。
高校からの帰り道、君は突然現れた。
一目惚れだったよ。君を見た瞬間、心臓がバクバクした。
今まで経験したことのないこの気持ち。
君が初めてだったよ、笑
別れちゃったけど、後悔はしてない。
でも、今でも夢に出てくる。
仕事からの帰り道。
私は君とまた出会う。
「らとはわたしのものなの」
そう言って光の入ってない目で私を見る主様。
いつもより怖かった。
でも、忘れられないくらい美しかった。
もう一度みたい。
忘れられない、いつまでも。
どれだけ時が経っても。
ふと、瞼の裏に浮かぶ。
「絶対に許さないから。」
その言葉と暗い瞳。
真っ黒に染まった瞳は黒曜石のように美しかった。
そんな主様を見てると息が詰まって、
鼓動が早くなるのを感じた。
あんな冷ややかな目で見るなんて。
いつもの主様の面影がない。
「はい、あるじさま。」
なんとか返事をしたら、
主様は私の首に首輪を付けた。
「もう、どこにも行かないでね。」
あぁ。やっぱり主様は暖かい。
でも瞳に光はない。
少し息の浅くなった私と、優しく私を見る主様。
「だいすきだよ、らと。」
あの瞳を忘れられない、ずっと。
「忘れられない、いつまでも」
嫌なことほど、忘れられない、いつまでも。
何でだろう…。
ふとした瞬間に思い出す。
そして、その時に戻ってしまう。
戻りたい時は、いい思い出や
現実逃避で乗り切ったりする。
その繰り返しだ。
そう思うといい思い出も
忘れられない、いつまでも、ということだよね。
「○○って心無いよね」
そう言われた言葉がいつまでも、忘れられない。
そう言われた時、自分の中でもふっと腑に落ちてしまった。
誰かが傷ついていても共感できない。
だって、傷ついてるのは私じゃない。
誰かが悲しんでいても共感できない。
だって、悲しんでるのは私じゃない。
人の悲しみを想像することが出来ないわけじゃない。
ただ想像してその人のことを分かったようなことを言いたくないのだ。
でもその気持ちは他の人にはあんまりわかってくれない。
ただ、私は嘘をつきたくないだけなのに。
忘れられない、いつまでも。その言葉が私の頭の中にある。
うまく人と関われない時、
「私は心が無いからなぁ」それが口癖になった。
口癖になると本当に心が無いようになって
自分の気持ちさえもだんだんわからなくなっていった。
私は何が好きなんだっけ。
私は何がしたいんだっけ。
私なんでこんなところにいるんだろう。
誰かといれば相手に合わせて
1人でいれば寂しくって
いつからこんなめんどくさい自分になったんだろう。
あぁ あの時か
あの言葉を忘れられないから、私はこうなったのか。
今日も
明日も
過去も
好きになれない私へ
忘れないで、いつまでも
すべて、私だよ。
忘れられない、いつまでも。
あの人とすごした日々と、あの人の匂い。
忘れたい、でもできない。
あなたの笑顔と好きな花。
‐忘れられない、いつまでも‐
♯49
300字小説
忘れられない言葉
私は赤ん坊の私以外、乗組員が全滅した宇宙船の中で、ロボット達を家族、友人として育った。
今でも思い出す。父が船内農場から帰ってくる足音。栄養も味も満たせるように、私の食事を丁寧に作る母。食べるのは私だけだったけど、父と母とおしゃべりしながら囲む食卓はとても優しかった。
私の情操教育の為に学校を開いてくれた先生。そしてクラスメイトの友達。救難信号を受け取った救助艇が来るまで、毎日が楽しくて寂しいなんて思ったことがなかった。……だから。
あの宇宙船は私が救助された後、そのままになっているという。
『また会えるよ』
別れるときの、いつまでも忘れられない彼等の言葉を胸に、私はかの宙域に向かう探査船に乗り込んだ。
お題「忘れられない、いつまでも」
【忘れられない、いつまでも。】
あなたと話し合って、納得して別れたつもりだった。
他の人を好きになったり、あなたのことを考える回数も減ったりした。
だからもうあなたのことは、このまま忘れられると思ってた。
でも、好きになった人が振り向いてくれていざ付き合い始めたら、あなたと比べてしまった。
あなたならこんな酷いことは言わなかっただろうとか、こういう時に気遣ってくれたのにとか。
あなたのことを考える回数は、気付けばまた増えていた。
自分の心に何度も嘘をついた。
あなたのことなんてもうどうでもいい、私とは関係ないことだと。
だけど、やっぱり無理だったんだ。
あなたのことが忘れられない、いつまでも。
私の頭の中には開けられない箱がある
その箱の中には
思い出すと辛すぎる記憶が入っている
未来の希望をすべて覆うような闇が広がっている
私が私でいるために
今日も生きるために
その箱はどんな時も固く閉ざされている
その箱のおかげで
あの記憶を一生思い出すことはない、だけど
その箱が私の頭の中からなくなることはない
私は思う
どんなに忘れたいことも、完全には
忘れられない、いつまでも。
『忘れられない、いつまでも』💙
”ここに君はいらない”
あなたに言われた言葉。
気にしない。
見返せるくらいに強くなる。
そう思っていても、
ずっと胸に引っかかってる言葉。
僕は必要ないのか。
僕はどうしたらいいのか。
誰にも相談もできずにいて。
今日も心が
壊れていく音がする。