『忘れられない、いつまでも。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「忘れられない、いつまでも。」
時計を見た。
25時。
最近、寝付けない事が多くなってしまった。
今日だって、すぐ起きてしまった。
なんとなく、夜風に当たりたくなって。
散歩に行く事にした。
すぐ帰るし、サンダルでいっか。
暗い、静か。
でもこれが妙に落ち着くのだ。
家から1番近い公園に来た。
少し森に入るからか、この公園は街灯も近くになく、
他の人にもあまり知られていない。
僕のお気に入りなのだ。
そっとブランコに腰をかけて、
軽く漕いでぼーっとする。
そしたら、ぼーっとしすぎたのか。
ブランコから落ちてしまった。
この公園は珍しく砂ではなく草が地面を覆っている。
だからそれ程落ちても痛くはない。
転けてそのまま上を見た。
そしたら____。
すっごい綺麗な夜空が広がっていたんだ。
僕もあの星になれたら...なんて思いながら
手を上に上げた。
が、その手は虚しく空を切った。
まぁそりゃそうか。
でも、こんな綺麗な景色久しぶり。
いや、初めて見た。
こんな景色、"忘れられない、いつまでも"。
貴方はもう忘れてしまったかもしれない
でも…
私は覚えている
あの時の
貴方の髪型
服装
貴方の匂い…
まるで昨日の事のよう
忘れるコトなんてできない……絶対
貴方に貸した1000円
返して!!
【忘れない、いつまでも】
あなたとの日々は
些細な幸せ
という言葉がピッタリな
素敵な日々だった。
わたしは、あなたの事を
あなたとの思い出を
忘れないし、
忘れたくないし、
忘れられない、いつまでも。
体育祭の後、私の前で死んだ兄の姿を
私は、忘れない
これから先、一生
忘れられない、いつまでも
あの日は珍しく父とふたりで外出をした。
父は口うるさいし顔も怖いけど
とても優しい人だった。
父の日が近いこともあって
なにかプレゼントをしたいと言う私に
今日2人で出かけてるのがプレゼントだから
別にいらんぞと嬉しそうに言った。
父へのプレゼントを半ば強引に買い、
夜は美味しい居酒屋でお酒を飲んで
沢山話をした。
母さんも連れてくれば良かったかなと言うと
今日は父さんとデートなんだからダメだと
言ったのが可愛いなぁと思ったことを
よく覚えている。
酔いも回ってきた頃、父が突然
「杏は大事な人っているのか」
と聞いてきた。
「え!いないよー。作る暇ないもん忙しくて」
「確かに。毎日大変そうだもんな。」
「欲しいけどねぇ。彼氏。」
なかなかむずかしいんすよ、、と
とほほ顔の私に父は
「…どんな人と付き合っても父さんも母さんもお前が選んだ人なら大丈夫だと思ってるから、もし紹介したくなったらいつでも遊びに来なさい。」
と穏やかな声色で言った。
「父さんは『娘は渡さん!』っていうタイプかと思ってた笑」
冗談交じりにケラケラ笑う私。
すると父はより穏やかな声で
「そんなわけないだろ?父さんが母さんに出会って、人生が明るくなったように、杏にも自分の人生観が変わるような出会いがあるはずだよ。その時が来たらきっと杏にもわかる。この人なんだって」
その時の父さんの言葉、表情、お店の喧騒、全てが
一枚の写真のようにずっと忘れられないでいる。
そしてそれから数年後、
私はシロくんに出会った。
父さんの言葉の本当の意味を
その時わかったように思う。
「杏さん、俺やっぱりスーツで行った方がよくない!?初めてお家にお邪魔するのに普段着でほんとにいいの!?」
「大丈夫。父さんも母さんもそういうので人を見たりしないよ。」
「うう、緊張する、、」
そう。父も母も私が選んだ人を
この人と生きるって決めたってことを自分の事のようによろこんでくれるはず。
きっとあの日と同じような顔で声で
私たちを受け入れてくれる。
ああ、綺麗だ。
己の眼に映される蝶に嫌気が差した。
自分の意と反して、憎らしい情が沸いてくる。無理もない。あれは蝶でなく霊だ。
人を攫い、その輝かしい翅で妖艶に羽ばたきながら舞って、毒で襲う蝶。
もともとは鬼"だった"。鬼の霊、とでも言うべきか。
鬼の持つ角も、体躯も、武器も、神とやらのもとへ返還され、その代償に美しい翅と飛ぶ能力を手に入れた。
彼等は「鬼霊」と呼ばれた。鬼の霊だ。
ちなみに、俺は鬼だ。
人間が想像するものと同じ。角で威嚇し、その体躯で狩りを行い、己の武器で人を襲う。
はあ。400年ぶりに見たな。
あの人間は、これから襲われるのだろうな。
あんな蝶に見惚れて女房も子供も置いて駆け出すとは。馬鹿なやつだ。
そんな馬鹿なやつは「あなたさまは我々の村を鬼から守ってくださった英雄だ」「感謝しても仕切れない」「ありがとう」などと祈るように手を合わせながらひとり言をしている。
何も知らない人間だ。
村を守ったのは鬼だぞ。
「ああ、鬼霊だ。」
舞うように寂しく飛ぶ蝶に、嫌気が差した。
#2024.5.9.「忘れられない、いつまでも。」
書いていたら全て消えてしまい、書き直していたため文がおかしいところがあるかも。
あの蝶の話、創作です。綺麗で思いついた。
蝶の話、2作ほどあると思われるので見てってくださいね。
鬼に寿命があるとして、ここでは1000年から5000年ほどとしています。ざっくりすぎだろ。
〘忘れられない、いつまでも。〙
人を傷つけた時、痕を抉った日。誰に言われるでもなく、自分が被害を受けた訳で無い。けれど、呵責の念に押しつぶされそうになる。
そして、影が囁く。
「お前は悪だ、罪人なのだ。人を殺めた。
許されざるものだ。許されてはいけない。
けして許すな。俺はそれを知っている。」
妄執は声に呼応するかのように次第に大きくなり、俺を食おうとする。逃げる、もそうしきれず飲み込まれる、大きな口へ。無駄な努力だったのか。
ドボンッ。
体内は底知れぬ海のように揺蕩い、生物がこちらを見ていた。目を向けてはいけない、あれを理解してはいけない。せめてもの矜持だった。
覚めたとき、目元は濡れ、息は荒い。あれは俺でない、違う存在なのだ。鏡の像にそう喋る。
『忘れられない、いつまでも。』
悪いことほど忘れられなかったりする。
傷つく言葉、狂った頭の中。
あの感覚。
私はずっと愛情が欲しくてもがいてた。
正面からぶつかっては傷ついてた。
あの傷はまだ残っている。
きっとずっと残るだろう。
でも、でも
傷は私を強くするから
苦しかった経験に感謝。
苦しんだ、もがききった自分に感謝。
君が私の服にこぼした
コーヒーのしみ
しみ取りが苦手な私には
どうしようもなくて
いっそ捨ててしまえばいいのにね
でもなんだか
これで君色に染まれたみたいで
この しみみたいに
君の心にも
私がこびりつけばいいのに
忘れられない、いつまでも
ですから、何度も言ってますが。
いつまでも忘れられないことなんてないんですよ、この歳になったら。こっち側に来たらわかるでしょうよ。
なんもかんも忘れるってこと。
自分にとって都合の悪いことなんて そりゃあもうここぞとばかりに瞬殺です。
ヒーローもののマンガでよくある自分の特技で、ラスボスやっつける時の主人公のように得意顔ですよ。
それと引き換えに、いいこともすらすらと忘れていくのですが。
少なからず覚えていることと言ったら、人から言われた、若しくはされた、嫌な言動でしょうか。
思い出すだけで腹が立ってしまう、あんちくしょうな奴等です。
でもこれって、私が悪意もなく言った一言があの子やあの人を傷つけてしまい、あれやこれやを覚えられている可能性もあるってことですよね。
いや、確実にある。
そんな人達にしてみれば、私こそがあんちくしょうなのです。
怖いですね。
少し、過去の自分を戒めるために、振り返る努力せねばならないかと。
はて、どうやって振り返るんだっけな。
方法を忘れたんですけど、どなたか教えてください。
結局これend
忘れられない、いつまでも。子供の頃の楽しかった日々何も考えていなかったわけでもないが自分のことだけに意識を向けていれば良かった日々。忙しさに繊細さが失われて降り積もる苦い思いが純粋さを灰色に染めていく寂しさを覚えながらも帰らない時間と積み重なる虚しい日々。忘れられない幸せは今は遠く、ただ薄れていく思い出の中でホコリまみれになっていく。
忘れられない、いつまでも。
忘れたくない事ばかり忘れて、
忘れたい事ばかり覚えてる。
忘れられない、
そんな思い出も
いつしか記憶から溢れ落ちてく。
なんだか思い出せそうで思い出せない。
その感覚だけが残る。
あれは、いつのことだっけ?
なにが、あったんだっけ?
わからない、わからない。
忘れてしまった。
でも、あの景色だけは今でも覚えてる。
きっと、大丈夫。
これだけは覚えてる。
いや、絶対
忘れられない、いつまでも。
一昨日の『初恋の日』でも書いたけど、初恋の人からの
「笑ってた方がいいよ」
は何があっても忘れられません。忘れたくありません。
『忘れられない、いつまでも。』
「忘れられない、いつまでも」
わたしに取って、生涯で一番
忘れられない事は何かと考えて
見ました。
はて?
大切に一緒に暮らしていた。
猫が虹の橋へ旅立ってしまった事
いつまでも悲しんでいれば
天国に居る猫達にわたしの涙の雨が
降り注いでしまうから、楽しい
想い出を勘を考えようと努力してます。
そうすれば、また、生まれ変わって
わたしの元へ舞い降りると思ってます。
次に、忘れられない事を考えて見ました。
わたしの人生でこれ程、恋のアピールを
された事もないし、勿論、お付き合いも
した事もありません。
ただ、一人を除いてです。
これは、とてもびっくりするぐらい。
わたしの心が揺れ動いてしまったのは
今でも、忘れられない、出来事でした。
あの時に、こうしたら、こう言ったらとか
数え切れないくらい反省する事があります。
わたしの存在はその人の人生を変えられた
のかなとか?
強くなれたのかなとか?
夢を抱いて、今はそれに向けて
がんばっているのかなとか?
いつも思ってしまってます。
思えば、その人の愛に
わたしは溺れてしまって居たな!
その甘えから、抜けたさないと
前に進まないと思い。
勇気を出して、聞き出したけど?
わたしの思いは届かずに
終わってしまった。
生まれて初めて、本気にさせた
恋でした。
それは、けして
いい結果にはならなかったけど!
わたしは前以上に人に対して、
優しくなれる様になり
この経験はきっと
忘れられない、いつまでも
わたしの宝物になるでしょう。
めぐみより
忘れられない、いつまでも。
放課後、部活終わり。
ちょうど夕日が沈む頃。
君は僕に笑顔をくれた。
いつも通り、部活を終えて帰宅する。
空は綺麗なオレンジ色。
チャリで帰るのに絶好な景色だ。
夕日が沈むところを見た。
手で四角を作って、写真風にして見た。
一緒にいた君も同じように見た。
写真が好きな僕は君よりも少し長い時間。
夕日を手におさめていた。
ふと君の方に手を向けると。
君はこちらに気づいて。
笑ったんだ。
沈む夕日と君の笑顔。
なんて言えば良いかわからない。
けど、すごく感動したんだ。
あの日の君の笑顔。
僕は忘れないよ。
君は忘れているかとね。
いつかその感動を。
君にあげたい。
忘れられない、いつまでも
忘れられないあなたの事が、いつまでも
いつも何処にいても一緒にいたのに、くだらない事で笑って些細な事で喧嘩して沢山思い出を作ったね。なのにあなたは私に何も言わずに、突然に逝ってしまった。酷いよ。
後で母から心配かけたくなかったらしいって聞いたけど、そんな事言わないでちゃんと教えてほしかったよ。
私は楽しかったあなたとの毎日が忘れられない、いつまでも。
忘れられない、いつまでも。
帰り道、あの日に出会った友達。
あの日は夕日が綺麗に輝いていたのを覚えてる。
「なぁ、お前さ、1人なの?」
「…うん、1人だよ。」
ちょっとした坂から僕を見下ろす君。
黒色ランドセルはちゃんと閉めてない、風で横に揺れている。
「転校生?」
「うん、少し前に引っ越してきたの。」
そして君は「ふーん。」と興味なさそうに返事をしたんだ。
君は少し重い口で僕に言ったんだ。
「じゃあ俺と友達になってよ。俺が最初の友達になってやるよ。」
そう言って君は僕の目の前に立って、僕の手首を掴んだ。
「えっ…ちょっ…ど、何処に行くつもりなの!」
「俺が良いものを見せてあげるよ。」
そう言った君は無邪気な笑みを浮かべていたんだ。
あの笑顔が僕の中でいつまでも忘れられなくて、ずっと残っているんだ。
「俺が初めての友達だからな!そして、俺"も"初めての友達だしな!」
あの時の、君の表情。
桜が開花した様な、満面の笑み。
記憶の中に、根ずいて離れないの。
---二作目---
軽蔑、蔑みの言葉。
まるでゴミを見るような、冷たい目線。
酷く絡み付いて
もう、忘れられる事は無いのだろう。
けれど
自分に手を差し伸べてくれる
優しい言葉を掛けて、背中を預けさせてくれる
仲間の存在も
忘れることは無いのだろう
#忘れられない、いつまでも。
294作目
忘れられない、いつまでも・・・。
いつまでも忘れられない嫌な記憶。
嫌な記憶だけが鮮明に心に残っている。
そのせいで楽しい記憶が薄れていくのだ。
嫌な記憶ほど忘れられないものだ。
”時が解決してくれる”
”嫌なことは忘れよう”
時の流れで忘れられてたら、こんなに苦しくない。
ずっと、ずっと残り続ける。
”否定され続けたこと”
”理不尽に怒鳴られたこと”
”理不尽に怒られたこと”
それを忘れられるか?
忘れられていたら、人を信じられないなんてことには至っていなかっただろう。
自分でも分かる、”グレてしまったな”と。
嫌なことを忘れられずに、ため続けて、”あぁ、この人も理不尽に何かしてくるのだろうか”と”この人には裏があるに違いなくて、裏切られたらどうしよう”と心のどこかで思ってしまう。
仲いい子でも、内心どう思われてるのか怖い。
”もし、突然裏切られてしまったら?”
”もし、突然嫌われてしまったら?”
”もし、突然友人関係が崩れてしまったら?”
怖い、怖い、怖い、怖い。
人間関係が崩れるのがいちばん怖いのだ。
そうなれば、”一人になる”し、”避けられる”場合だってあるのだ。それは、”普通じゃなくなる”ということだ。
私はこれ以上”普通”じゃなくなるのが怖いのだ。
私には兄が3人いて末っ子で女1人…
3才上の兄は何かと私をこき使った。
ある土曜日、学校から誰もいない家に先に帰った私は「よし!味噌ラーメン作ろ♪」ってな感じで準備、出来上がって、さてと机に運ぶタイミングで兄が帰宅…嫌な予感
「おっ!美味そうだな…俺のも作って」
上下関係が出来上がっていた私に断る選択肢はない…
渋々とまた台所へ…「兄ちゃん、塩ラーメンしかないよ」そう言ったら「何でもいいわ」って…「私、絶対に味噌だからね」って釘さしてからラーメン作りを続けた。
よし出来た!兄ちゃんの塩ラーメンを持って居間に行った時…
あれだけ頼んだのに私の味噌ラーメンを兄は勝手に食べていた。
食べ物の恨みと日頃の恨み(笑)
次の瞬間、出来上がったばかりの塩ラーメンを鷲掴みにし兄目掛けて力一杯なげつけた!!
切れた兄も食べ残した味噌ラーメンを私に投げつけた!!
しばらくして、我に返り周りを見渡すと部屋中がとんでもない事に…
もちろん、私と兄ちゃんも大変な事に…
次の瞬間……
「母ちゃん帰って来るぞ!」の兄の一声でバトルはいきなり大掃除にチェンジ…母ちゃんの鬼の形相が頭をかすめつつ…
「兄ちゃん、ちょっとやり過ぎたね〜」と深く反省しながら兄妹は散らばったラーメンを集め続けるのであった…
バカバカしいが平和な兄との思い出
忘れられない、いつまでも…