『後悔』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの時
何をしたら 良かった?
何を言えば 良かった?
何が「正解」だった?
あなたの日常に ワタシがいない。
#後悔
アイスコーヒーを頼んで
飲みながら お腹がひえてきて
あーホットにしておけばよかったなー
と毎回後悔する
そしてつぎもわすれて アイスコーヒーをたのむ
(後悔)
ぴったりなお題くるやん
喧嘩売っとんかww
私だってそこで一緒に喜びたかったよ
こんなふうに世に出る日を一番待ってた
そりゃそうでしょ
私が考えて作り出した作品ですよ
最後までやりたかったに決まってる
でもあの時の私は限界だった
どんなに前向きに作ろうとしても
馬鹿にしたり邪魔してきたり
またはそんな奴を見て見ぬ振りしたり
叩かれる奴が悪いんだって陰口言ったり
そんな奴ばっかの環境で
私は自分のことだけに集中し続けるの無理だった
そういうのやめなよ、ダサいよ
って声を上げたが最後
モグラ叩きのプレーヤーからモグラに変わった
嫌なら辞めろ
代わりはいくらでもいる
何回言われたか
そんなの分かってる
そうじゃない
人間を人間扱いしろって言ってるだけ
でも獣の集団にそれは通じない
気づいたらボロボロだった
仲間を庇って怒っても叩く奴は減らない
朝は最悪、通勤電車で涙が止まらない
PCを開けても何も手につかない
いつも庇ってた後輩が休職した瞬間に
私の糸も切れた
その足で労基に行って
クリニックに行って診断書もらって
上司に叩きつけて
荷物を片付けて片付けて片付けて、、
私のかわいい試作品たち
まだまだ作ってあげないといけなかった材料たち
全部全部ゴミ箱にぶっ込んで
逃げるように辞めた
後悔しないわけない
私は作品を作り続けられたはずだった
今日のこの発表を私自身がするはずだった
引き継いでくれた同僚には感謝しかない
でもそこに私はいない
その事実が重くのしかかる
『後悔のない人生なんてないんだ! だからこそ、俺たちは今を一生懸命生きるしかない。そうだろ?』
「ねぇ、こうかいってなに~?」
「後から悔いること。……そうだな、例えばの話だが。俺が右手と左手どちらかにお菓子を持っているとする。お前が当てられたらそのお菓子をやろう。どちらを選ぶ?」
「んー、みぎ!」
「では右手を開けよう。右手にはキャンディが一つ入っていた」
「やったぁ!」
「しかし、左手にはチョコレートが五つ入っていたとしよう。どう思った?」
「そっちにすればよかったぁ……」
「そういうのを後悔と言う」
「なるほど~! でも、どっちがいいのかわかったんでしょ? じかんをもどしてやりなおせばいいのに」
「それができるのはお前くらいだよ」
「え、そーなの!?」
「お前、俺が時間を戻したの見たことあるか? 俺じゃなくても、漫画とかアニメなんか以外でそんなやつ」
「んー? いないかも」
「だろう。……まぁ、いたら困るしな」
「?」
「いや、何でもない。ところでお前、そろそろ寝る時間じゃないのか」
「あ、ほんとーだ! じゃあ、おやすみなさい!」
「あぁ、お休み」
「俺は、いつになったらお前を元に戻してやれるんだろうな」
『後悔』
後悔しない人生なんて送れるもんか
小さくても大きくても
ああすればよかった
こうすればよかった
何でこんなことになったんだろう
って思ったら
それは後悔だ
だから
後悔の無い人生なんて
それこそ無い
後悔
後悔しっぱなしの人生だ
たまに、自分は後悔しない。とか言ってる人いるけど、本当なのかな。
後悔しない人なんて、この世にいるのかな。
今やこの日本に生まれた事を後悔してる。
根本がそこだから、後悔しないなんて、ありえない。
29後悔
「しまった…」
朝の湘南新宿ラインに乗って居眠りをし、それが熟睡になり、気がつくと群馬にいた。当たり前だ、ここが終点なのだから。目の前には湘南でも新宿でもない、全く知らない町並みが広がっていた。毎日のように案内板でみている地名だが、なるほどこう言うところだったのかと発見でもした気分だった。
空は、よく晴れている。
「温泉でも…入るかぁ」
後悔はしている。しかし不思議なほど、焦りはなかった。人はいきなり遠いところにやって来てしまうと、何かが吹っ切れるものなのだろうか。もちろん上司はおかんむりだろう。だけどこうなったら、すぐに戻るのも勿体無い気がしてきてしまう。普段の自分なら、こんな開き直った気持ちに絶対ならないのに。群馬に来ると、きっと開放的になるのだ。いっそ泊まって遊んでやろうかと思う。
居眠り一秒、群馬に一泊。注意一秒怪我一生、みたいな発音で呟き、とりあえずは歩きだした。
後悔
後悔なんて、いくつもあるが。
あの時の後悔ほど、覚えていることはない。
あの、【沈む夕日】めがけて海に向かって歩いた。妻のもとへ逝こうとして、娘を泣かせたあの日。
いまだに、あの日のことは娘は許してはくれない。
けれど、きっとそれでいい。
許されない限りは、妻のもとへなんて逝けないのだから。
それは、願わくばあと何十年も先のこと。
あと数年で、娘は二十歳になる。
男手ひとりでの日々は、想像以上に苦難があった。
しかし、それとともに。
あの日、娘が留めてくれて。
「パパ」から「お父さん」になるまでの、娘の成長をこの目で見れて。
本当に、良かった。
「良かった」なんて過去形で言ったら、きっとまた、娘に叱られるか。
これからも、楽しみだ。
最近できたという彼氏にも、もしかしたら会う機会が無いとも言えないな。……いや、さすがに気が早すぎるか。
そんなことをひとり思いつつ。朝の支度をする、今日このごろ。
過去のお題「沈む夕日」のその後を描いてみました。
人生は選択の連続である。
右か左、どちらかしか選べないなどよくある話だ。
私は今朝1つの大きな決断をした。
そしてその結果が目の前にある。
結論から言えば私の選択は間違っていた。
やり直せるならば朝の自分に戻りたいがそれはできない。
じわりと滲む視界にぐっと唇を噛む。
後悔しても時間は返ってこない。
私は覚悟を決めて手を伸ばした。
湿った感触が肌に触れる。
「………。洗濯全部やり直しだぁ…」
降水確率50%に賭けた自分が悪かった。
【後悔】
あっ、やべっ。傘忘れた。
いつものカバンになら、小さめの折り畳み傘が入ってたはずなのに。何で今日にかぎって、別のカバンを持ってきちゃったんだろう。
いわゆるゲリラ豪雨の最中、俺は己の行いを激しく後悔していた。そもそも、今朝の占いでラッキーアイテムが「日常使ってるものとは違うモノ」だなんて言うからだ。もっとも、そんな占いを鵜呑みにして以前使っていたカバンを久々に出してきた俺も俺だけど。
「あの、もしかして傘ないんですか?」
そう声をかけてきたのは、同僚の井上ちゃんだ。いつも明るく元気な彼女は、他部署からも人気がある。
「たしか、駅まで一緒ですよね。私の傘、結構大きいんでよかったら入っていきませんか?」
どうぞ、と彼女は笑顔で持っていた傘を差し出した。
「ありがとう、助かるよ」
さっきまでの後悔は一気に払拭された。
な〜んだ、結局あの占い当たってんじゃん。
明日のラッキーアイテム、何だろうなぁ。
そんなことを思いながら、駅までわずかな間の相合傘を楽しんだ。
人間に生まれたことに
とっても後悔してる
来世も人間かなぁ
こんなつらいのもうやだなぁ
早く死んじゃいたいなぁ。
私はきっとこれを繰り返すんだろうね。
君を助けただけで一瞬の隙を見せてしまった事
俺は後悔した。
気づいたら壁に押し付けられているし
首には刃物をつきたてているし
この状況下で好きに動ける奴なんていなかった。
俺がもっと先を考えて動いていればなんて考えた。
俺は1人だけで勝てるなんて1回も思っていない。
後悔してからじゃ遅いから
彼奴らが来るまで俺は倒れない
─────『後悔』
あなたは最善の道を歩んでいます
決断は間違ってはいません
なぜならそれは私たちの
サポートにより進んでいるからです。
自分自身を最大限に信頼してください
あなたは常に光の中で呼吸をし母なる大地とつながり、
無限∞に拡大成長しています
後悔の人生を
送らないために
自分をしっかり見つめていきたい
後悔のばかりの人生は
嫌だから
後悔には二種類ある。それは既に行われたことを悔いる場合と、曾て行われなかったことを悔いる場合との二つである。
彼女から手渡されたノートにはそんな箴言めいたことが書きつけてあった。――何これ?と、怪訝な目を向けたわたしに、彼女は何やら不敵な笑みを浮かべたまま「いいから続けたまえ」と言った。
夜更けのことである。或る男が休憩を兼ねて、珈琲を吞もうと思い立った。湯を沸かし、仕度を整え――と、ノートには手書きの文字でこんな話が続いていた――手近にあったマグカップに珈琲を淹れた。
男は机で飲もうと考えたのだろう。マグカップを手に持って歩き始めた。しかし、作業をしていた部屋に入ろうかという時のことだった。男は現世の虚しさを呪った。
不意に足が縺れ、マグカップが宙を舞う。中の珈琲は放物線を描き、美事に着地する。男の叫びは、永遠の染みを残されたラグマットから立ち上る湯気の向こうだ。
膝から崩れ落ちた男は、珈琲まみれになった床や、その上に散らかっていた本を見ながら誓った。何があっても絶対に溢れないマグカップを作ろう、と。
男の挑戦は数十年にも及んだ。元来の性格や職業上の適性もあったのだろう。どれほどの苦難があっても、理性の光は闇を晴らしてくれるはずだ。男はそんな風に強い決意の下、試作を重ねていった。
やがて男は快哉を叫んだ。完成したのである。
男は専用の台座に据えられた球形の物体に、天辺に空いた穴から珈琲を注ぐ。すると、自動で蓋が閉まった。それから男はその完成品を手に持ち、床へ叩き付けた。金属質の音を立てた銀色の球体からは、一滴たりとも内容物は溢れない。オマケに真空断熱で触っても熱くない。中の珈琲も冷めないというわけだ。
こうして完成した絶対に溢れない球体マグカップは世間を驚かせるに至ったのだ。
――何これ?と怪訝な目を向けたわたしに、彼女はいつの間にか持っていた銀色の丸い物体を示した。買ったの、それ?
「うん」彼女は静かに頷いた。そして、ゆっくりとその球体から手を離した。床に落ちる音が教室中に響いた。中からは液体の揺れる音が寂しく聞こえる。
「開かねんだわ」何でそんなの買ったの?「ネット見てたら、なんか令和最新式って書いてあって、青い電流がバチバチに流れてる画像があったら、つい買っちゃうじゃん」
それから、彼女は無になった表情のまま続けた。「でも、悔しいから、架空の開発秘話を作ったらちょっと愛着が湧いてきた」それがこれってこと?「そう。誰かの後悔から生まれたんなら、って思えばまだマシかなって」
別の後悔生んでるけど、地獄のような連鎖だけどとわたしが口にしかけた時だった。
「あっつい!」突如、彼女が叫んだ。見れば、足許に転がっていた例の球体の蓋が開いていたのだった。なんだ開いたじゃん、よかったな。「よくない!よくないし、あっつい!雑巾!」
昼下がりの教室、窓から入る夏を纏った風に、珈琲の香りが颯然とそよぐ。
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後悔
私はなな、犬のだいちを育てている、だいちはわんわんと毎日、私になついてくる、「だいち、車だ、危ない」と私は言った、だいちは「わんわん」言った、だいちは熱中症になり、私は悲しんだ、「だいち亡くならないで」と私は声をあげた、すっかり私はたくさん笑って、たくさん泣いた、友だちにもその話を伝えた、友だちもすっかり、泣いてしまった、だいちは「わんわん!」と元気になった。
後悔…別にない気がする。その時の最善を選んできたつもりではあるので。
後悔は返らない?
ああ、それは、違うなぁ
後悔は先に立たないのよ。
うん? 立つのは杖じゃないか?
杖は多分なぁ、
転ばぬ先の杖だな。
あ、そうそう、返らないはあれよ
覆水盆に返らずよ。
盆が空だったら大丈夫じゃないか?
そういう事をいう子供だったらカワイイのよ。
そういう事をいう中年にならないタメに勉強するの。
40にして惑わずよ。
選ばなかったことを後悔するぐらいなら選んで後悔しろと人は言う。けれども私は、選んだことを後悔するなら最初から選ばなければいいとも思うのだ。選ぶ重みを知っているから、介入することの難しさを知っているから。私だけは、そう思っていたい。
後悔
私は暗闇の中で、4時に差し掛かるこの時間に1人の友人について深く考えている。
彼女は小学生からの仲で16.7年くらいの付き合いになる。
初めて出会った時、彼女は優しさの塊で控えめでとてもいい子だなと感じた。
すぐに仲良くなった。
仲良くなってからは、毎日放課後17時のチャイムが鳴っても2人でずっと笑い合いながら話し続けた。
私はその頃、女の子の中では割とやんちゃで男の子っぽい遊びが大好きで少々破天荒な事をやらかして楽しむタイプだった。
彼女はその真逆で、ほわほわしていて女の子らしいものが好きで先生の言葉をよく聞くいい子だった。
私は彼女のホワホワした優しいところが好きだった。
実はしっかりしていて賢いところも好きだった。
彼女は私のわんぱくな世界を受け入れてくれて、むしろ私よりもわんぱくになっていった。
お互いが自分に足りない刺激をくれるようで、とても楽しかった。
私達は、親友と呼べるほどの関係だった。
中学に上がり、クラスが端と端になった。
今までずっと同じクラスだった彼女と、初めてクラスが離れた。
知らない子たちが多くて、大好きな彼女とクラスが離れてとても不安だったのを覚えている。
帰り道にどんな感じだったか話そうね!と約束してそれぞれクラスへとわかれた。
自分のクラスに入ると、知らない子が仲良くなろうともちかけてくれたり、偶然知っていた友達と再会できて楽しかった。けれど彼女のいないそのクラスは寂しくて、退屈に思えた。
放課後になり、一緒に帰ろうと彼女のところへ一目散に会いにいくと、彼女はクラスの中で新しい友達ととても楽しそうに笑っていた。
帰り道私は、
「これからあんまり楽しめるかわかんないな、不安だなあ。」
そう伝えると彼女は、
「私のクラスは楽しそうでラッキー。これから楽しみだなあ。」
そう言って、新しくできた友達の素敵なところを語り続けた。
私達は学校への行き帰りは一緒に行こうと約束をしていたので、必ず一緒に登下校することになった。
私は、彼女と話すことが大好きだったから登下校が楽しみだった。
けれど彼女が話すことは全てクラスで起きた話で、それは私のクラスで起きることとは正反対で、いつも知らないその楽しい世界の話をされることが苦痛になり始めた。
私は、自分のクラスの人があまり好きではなかった。
静かで冷たくて上辺だけな感じがして、表面上では仲良くしていたが深く仲良くなりたいと思う相手はいなかった。
彼女と過ごしたいと思う気持ちは強まった。
しかし彼女はもう既に、新しい友達に心が埋め尽くされているかのように感じた。
私の話もあまり聞いてくれずに、新しい友達との話ばかりをするようになった。
次第に私は寂しいを通り越して、なんだか不快な気持ちになってきてしまった。
どうして、私の話を聞いてくれないのかな。
もう、私のことは興味がなくなったのかな。
そんなふうに思って、
自分だけがこんなに彼女のことを大事にしているのがバカらしく思えてきた。
だから、私は自分のクラスで本当に仲のいい子を作ろうと思った。
自分が拒否していただけで、クラスの子達は快く受け入れてくれた。
そして一気に仲良くなり、大親友ができた。
私もいつしか彼女のように、大親友の話をするようになった。
どんなところが素敵で、どんな趣味を持っていて、どんな考えを持っていて。
その時はもう、彼女のことを考えることを忘れてしまっていた。
彼女が寂しそうな顔をしているのにも気づかずに。
私は、登下校もたまに新しくできた親友とするようになった。
だんだんと、彼女と会う機会も減っていった。
ある日彼女はそれを寂しいと伝えてきた。
でも私は、それを適当に流してしまった。
その頃彼女はグループの子達と揉めていたらしく、大好きだと言っていた新しい友達たちに省かれてしまっていたらしい。
当時の私はそれを聞いた時、あまり可哀想だと思えなかった。
私を無視して、その子たちのことばかりを追っていたのに今更私のところに来ないで。と思ってしまっていた。
傷ついている彼女に、何もしなかった。
私は彼女を親友だと何度も感じたはずなのに、その彼女を傷だらけのまま放置した。
そして、謝ることもせず私は今も新しくできた友達を最優先して生きている。
彼女とは高校まで同じ学校だったけれど、適当に接して一応友達という感じで仲良くしていた。
そして私は、高校でも新しい友達を優先した。
彼女はなぜか、あまり楽しそうではないように感じた。
いつしか自分から友達を作らなくなった。
ネガティブな言葉を吐くようになった。
私は彼女の気持ちがわからなかったし、わかろうともしなかった。
そばにいたいともあまり思わなくなった。
そうしてるうちに社会人になった。
私は地元から出て、離れたところに住むことになった。
彼女はたまに手紙を送ってくれる。
会いたいとか、頑張ってね、とか応援しているよ。とか。
優しい言葉を送ってきてくれる。
私は、複雑な気持ちでそれを受け取る。
私はあなたを見捨てたし、大切にしなかった。
受け取る権利のない私に今も手紙を送り続けてくれる彼女になんとも言えない気持ちでいる。
会おうと言われても、会える気がしない。
全てを伝えられたらと思った日は何度もあった。
しかしそれをプライドが邪魔してくる。
私の嫉妬心や、寂しさが彼女を傷つけることになったと認めることが嫌だった。
そうして大人になった今も、伝えられずにいる。
どんなに彼女を思っていたか、どんなに寂しかったか。
傷つけてしまったことをどんなに謝りたかったか。
この後悔を、いつか私の中から捨て去る日がくるだろうか。
伝えなければならないことを全て伝えて、早く君と小学生の頃あのベンチでそうしたように、また心から笑いあいたい。