『待ってて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
沢山待たせるかもだけど1人前になって帰ってくる
だからそのときまでお互い離れ離れだけど
必ず迎えに行くから待ってて
もう少し待っててくれ
少しだけ生きる理由があるから
あの子を育てることは時間稼ぎ
ぼーっと毎日を生きて死ぬ時間が来るのを待っていた
関心は無かったがよく似てるあの子と暮らすことになって長い
去年、高校生になった
大学進学を考えているらしい
だから、もう少し待っていてくれ
待ってて。
すごく時間がかかってしまったけど、駆けていくから。ようやく私は分かったの。
だから貴方はどうかそこにいて。貴方の待っている場所へと走って、伝えたいんだ。
いつも乗るバスの停留所。この時間に待つのは私とあなたの二人だけ。
たまに世間話をする程度だけど、私はそれが毎日の楽しみになっていたの。
だから、待ってて。私も急いで行くから。
夜にしか会えないあなたに
たくさん たくさん話したい事あるけど
まだまだ日は明るく
裏腹に思いは募るばかり
もどかしいな…
でも このもどかしさも恋のエッセンス?
さて 今夜も待ってて
時計の針がピッタリ10時なったら
ここで逢おうね!
#待ってて
待ってて____
小さい頃、貴方に命を救われた。
気にするな、なんて言われたけれど、
私はあの時からずっと貴方に夢中。
ねぇ、聞いて?
私、あの日からずっと、強くなるために訓練してきたんだよ。
楽しそうに海賊になる夢を語る貴方を見て、
いつか貴方と一緒に海に連れて行って欲しいと思ったから。
今度は私が、貴方を隣で助けたいと思ったから。
頂上戦争?危険だから来るな?そんなの知らない。
待ってて、今度は私が助ける番。
🔥
約束なんてしていなかったのに、アナタも私の好きな花をもってこの場所で待っててくれたのか。
#待ってて
やっと見つけた。
待ってて、今迎えに行くよ
待ってて
自分にやっと興味を持てるようになったから
胸を張って行けるように頑張るから
だから待ってて
どうかお願い
「待ってて」
川の向こう側に彼を見つけた。歩いて渡れるような、浅く小さい川。早く彼に会いたくて、ワンピースの裾を持ち上げて川を渡ろうとしたら、「来るな!」と彼に怒られてしまった。デートに遅れても、お買い物で時間がかかっても嫌な顔ひとつしなかった彼が、今にも泣きそうな顔をして怒っている。
「ずっと待ってるから、急がなくていいから、今は帰りなさい。」
その言葉を聞いた次の瞬間、私は目を覚ました。白い天井、周りにはカーテンと電子音が鳴る機材が置かれている。あぁ、私は彼の元へ行けなかったのだ。
いつも私は彼を待たせてしまう。でも、彼は一度も嫌な顔をせず、「急がなくていいよ」と言ってくれていた。まだ何十年も待たせてしまうかもしれない、それでも貴方は待っていてくれるのでしょう。貴方が望むなら、いつか私の命の灯火が消えるまで「」。
今日はバレンタインだからどんなテーマが来ても恋について書いてしまう気がする。
バレンタインにいい思い出はない。だからといって悪い思い出がある訳ではない。普通の男からしたらバレンタインは日常の延長線上に過ぎない。そんなことを分かっていながらやっぱり期待してしまうのが男だ。真上に上がった太陽を見ても、冬の感じもバレンタインの感じもしないこんな時間を意外にも愛おしく思う。この太陽が沈んでしまったら少し寂しくなってしまうのではないかと思う私は意外にも男の子なんだと思わされなんだか嬉しかった
『ごめんごめん! いま電車乗ったからさ、もうちょっと待ってて!』
目にもとまらぬ速さでスマホを操作して、久しぶりに会う友達の沙綾にメッセージを送る。待ち合わせ時間は11時だったのに、スマホが示すのは、とっくにレストランが家族連れで賑わっているであろう時間だ。
電車の座席に腰を落ち着けてスマホを見ていると、沙綾から返信があった。
『チカ、私、決心がついた』
決心。一体なんのことだろう。
なに、どうした?──と打とうとしたところで、沙綾から連続でメッセージが送られてきた。
『ごめん』
『勝手に賭けてたの、チカに』
『今日、約束通りチカに会えたら思いとどまろうって』
『もし、いつも通り遅刻してくるなら、その程度の縁だったと思おうって』
『チカに会いたかったから』
『ごめん。もう来なくて大丈夫だよ。じゃあね』
その日から、私は遅刻が恐ろしくなった。世界で一番、恐ろしくなった。
私は今でも、遅刻した私を恨み続けている。
『待ってて』
「一人前の男になるから待ってて。絶対迎えに行くから」
そう言って彼が私を迎えに来てくれるのを待っていた。7年ぐらい経っただろうか。私も随分歳を取った。
信じた私もバカだったけど、多分私の人生の中で一番好きだった人だと思う。改めて今までありがとう。私は別の人のお嫁さんになったよ。
______やまとゆう
君からの「待ってて」を聞くたびに、私からどんどん離れていくように聞こえてくるのは、気の所為だよね。 不安だよ。
待ってて
待っててね、自分。
この本体は、まだ未熟でさ。
まだ自分を見つめようともしないんだよ。
勝手に前だけ見つめて、進もうともがいてる。
分かってるんだよ、1回見つめないと、前に進めないことくらい。
でもね、溺れそうになってる時みたいに、
バタバタ進もうとしてないと沈んじゃうんだよ。
沈むのが怖いんだ、だって、
沈んだら、今の自分がいなくなっちゃうから。
もがいてもがいて積み立ててきた中途半端なもの達が、
積まれた意味を失って、崩れちゃうから。
それが嫌なんだ、恐ろしくて仕方ないんだ。
だから待っててね。
この本体がそんな自分を認められるようになるまで。
明日初めてインターンに参加する。参加する企業は、情報通信業であり地元密着型である。私は、Uターンを希望していてかつ情報通信業で地元に貢献したいと考えていたので好条件ということもあり参加することにした。参加するにあたって、不安な点がある。それは企業の方と話す事だ。私は初対面の人と話すのが苦手だ。例えば、アルバイト時の接客中マニュアル以外のことを言おうとすると慌ててしまって何を言っているか分からなくなってしまったことがある。インターン時にそのようなことがあっては、企業の方たちに失礼になってしまう。当日は、そのようなことがないよう入念に企業研究を行い、挑もうと考えている。
あぁ、境界線が曖昧になる。
モヤモヤってぼやけてきてジワ〜って滲みてくる。
人との境界線が。
褒められなくなったのはいつから?
出来るのが当たり前になって、誰にも褒めてもらえなくなって。
他人とはハッキリ線を引いて、傷つかないようにしてたのに。
それなのに、当たり前に出来ることを褒められて簡単に嬉しくなって。
待ってた事に丁寧にお礼を言われて、嬉しくなって。
浮かれちゃダメだって。
浮かないように、また自分の背中に重りを背負う。
☆待ってて☆
あなたは人を待たせた事はありますか?
待たせた事を申し訳ないと思いますか?
相手の大切な時間を奪ったという
罪悪感はありますか?
待ってての言葉の背景には
待たされている人にも限られた
大切な時間があるという事
そしてそれは取り返しのつかないもの
そう考えると
待っててが少なくなると思います❢
◤小指で紡ぐ◢
「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ーます。指切った」
子供の頃の、他愛ない約束。俺はその約束の内容を、覚えていない。
☆。.:*・゜
何時もの花の香りに、頭の霞がゆっくりと晴れていく。昔誰かに貰った月下美人の花は、何故か枯れる事も無く、俺の机の上で咲き誇っている。
朝に花瓶の水を変えるのは、かれこれ十年程続けている俺の日課だ。上品な香りは、俺の大切だった人を思わせる。
あれ。誰だっけ。
まあ取り敢えず、この花は俺の大切だった人から貰った物なのだろう。顔も名前も覚えていない。声なんて以ての外で、匂いは…。月下美人の香りがふわりと漂っていたかもしれない。
花を顔の近くまで持ってきた。何となく、落ち着くのだ。理由も分からず、ただこの香りに埋もれていたいと思う。其の事に、何の疑問も抱かなかった。
いやしかし、こんなにも大切な人を忘れてしまうものなのだろうか。幼馴染…うん、そうだ。隣の家に住んでいた。もう空き家になっている家に。俺の家だって、両親が死んだ時に俺が引き取らなければ無くなっていただろう。久しぶりに、隣の空き家に踏み込んでみることにした。
何も無い。いや、空き家なのでそれはそうなのだが、本当に何も無くなっていた。懐かしさの欠片も込み上げてこない。しかし、無駄足だったかと帰ろうとしたその時、俺の視界の端に子どもの足跡が映った。
何となく胸がざわめいて、その足跡を追っかける事にした。それは、ひとつの部屋へと続いていた。
ドアを開ける。そこには、綺麗な子供部屋があった。ここは⬛︎⬛︎⬛︎の部屋だ。何故残っている。だって⬛︎⬛︎⬛︎はあの日、⬛︎に轢かれて、⬛︎んだんだから。八月⬛︎日の、蝉時雨の鳴り響く日に、⬛︎じ込められて、それで俺は、⬛︎✕○⬛︎▲●□◆☆□。
ふらりと体が傾いて、地面に激突する。そして、意識が薄れていった。
「おーい」
少女の声。知っている声だ。
「うーん、起きれないかー」
どうも意識はあるが、外の状態が分からない。視覚も触覚も味覚も奪われている。残っているのは、聴覚と嗅覚だけだ。少女の声と、月下美人の香りだけが俺の世界になっていた。
「君はねー、ここに迷い込んじゃったの」
先程よりも大きくなった声が聞こえる。迷い込んだとはどういう事だろうか。確かに先程の、部屋の状態はどう考えてもおかしいものだった。
「だからねー、帰らなきゃダメなんだけど、その為には約束を思い出さなきゃいけないの」
それは無理だろう。ここ何年も、思い出せていない。
「私も手伝うからー」
何を知っているというのだ。君ごときが。いや、君が⬛︎⬛︎⬛︎なのか。君が月下美人を俺に渡して、、、
「ちょっと思い出したね。月下美人を渡したのは私だよ。君が約束を叶えられるまで枯れない月下美人」
一体君は何者なのか。
「それには答えられないんだ。ごめんね」
頭の中が読まれているらしい。あまり気分の良い気はしない。
「ごめんね。聞こえてきちゃうんだ。それで、分かりそう?」
約束、君は、優しかった。博愛主義という言葉が似合うような人で、僕の憧れで、大好きな人だった。君と、ずっと一緒にいたかった。
「そう」
僕が、君と約束を交わしたのはいつ?
「中学生の頃よ」
君が⬛︎んだのは?
「その翌日」
君はそれを知っていたの?
「……」
知っていたんだね。君は優しいから…、そうか、君は優しいから、僕に幸せになって欲しいと言ったんだね。
「違うわ」
じゃあ、ずっと一緒にいたかったとか?
「それは貴方でしょう」
じゃあ何を約束したんだい?
「言えないわ」
案外待ってて、とか。
「ええ、それと忘れないで」
なるほど。確かに、僕は君の⬛︎に耐えられなくて、忘れてしまったんだね。
「ええ、そうよ。それと、もっと話していたかったんだけど時間みたい。待ってて。今度こそ、ちゃんと会いに行くから」
少しづつ意識が薄れていって、起きた時には頭が激痛に包まれていた。痛いところに手をかざせば赤くなる。どうやら嫌な打ち方をしたらしい。
まあ、このまま救急車を呼ぶと俺の不法侵入もバレるので、こっそりと家に帰って自分で処置を施した。そして、机の上を見れば、月下美人が枯れていた。
「お疲れ様。今までありがとう」
十年程、ずっと咲き続けた花にお礼を言った。多分この花が、俺の心を守ってくれていたんだろう。
花を新聞紙で丁寧に包んで燃えるゴミに捨て、ベッドに身を投げ出した。今度こそ待ってて、なんて、子どもとして産まれてくるつもりなのだろうか。
ブーッ、ブーッ
スマホのバイブ音が鳴る。妻からの電話だ。
「妊娠よ」
嬉しそうな声が耳元で聞こえる。
「性別は?」
「それはまだ分からないけど、、、」
「楽しみだな」
「ええ」
にこにこと笑う君の顔が、確かに俺の瞼の裏に蘇る。空中で指切りげんまんをした。今回は、幸せに、穏やかに、過ごせますように。健やかに、成長してくれますように。
テーマ:待ってて
そういえば、「待っててね」という想いでいた記憶がほとんどない。子どもの保育園へいそいそと迎えに向かうときはいつも想っていたんだけど…
むしろ、「間に合わなくちゃ」という感覚の方が、圧倒的に多かった気がする。言うまでもないことかもしれないが、大事な物事に関するときばかりだ。
いつ頃からそんな感覚になったのか記憶の網を手繰ってみて、自分が20歳のときの、親友の急な逝去に思い至った。交通事故で、その死に伴って周りの人達に凄い勢いで波及していった心の衝撃や痛みの様相の中に私も巻き込まれた。厳密な意味で「単独事故」ではなかったことが、関わる人達の心曇る期間を長引かせていた。あまりに突然な親友との「死別」が、それからのち現在に至るまで、私のメンタリティや行動の基本方針に大きく影響を及ぼしているのは間違いなさそうだ。
その基本方針、言わば「努力目標」の目指すところは、以下のようなものだ。
自分が何を考えているのか、惜しみなく表現する…ただし、傷つけないことをだいじに。でも自分の至らなさを根絶できなくても、誤解があればそれを解く努力を忘れないようにする… 誰と「死別」しても後悔に沈まないように、自分にできる「良い表現」を尽くせるようにする…。つまるところ、私は「大好きな人たち」との間に育み、棺桶の向こうまでも抱きしめて行ける“こころの宝”が、いつも温もっていてくれることに執しているのだ。やっぱり私は強欲であるらしい。
強欲な私から、「小さな魔法の覚書」を一つ、プレゼント致そう。バレンタインだからね。これは誰でもできるし、あなたの「大好きな人」が、たとえ地球の裏側に居てもちゃんと届く。注意しなければならないことはひとつだけ。この魔法は、「純然たる祝福の想い」であることが、発動の絶対条件だ。「相手を自分の思うとおりにコントロールしたい」などと望むと、そもそも作用できない。ともあれ、楽しい気持ちで取りかかって下さいね。
魔法はイメージをとっかかりに生まれてはたらくと言われている。でもイメージ以前にある「意図」と「感情」が、「魔法が生まれる」原初地点であり、「イメージ」は作用ムーブメントの具体化を担う部分だ。私は今「魔法」などと表現しているが、これは現実事象の万般にわたる共通事項であり、このプロセスを経ないで出し抜けに顕現する事象は皆無だ。地球という場所では。意識的であろうが、“無意識的(つまり無自覚)”であろうが、皆、息をするように「魔法」を使っている。個人レベルと集団レベルがあるが、そこへの言及は今日の論旨から逸れてしまうので、またいつか。
さて、イメージ。
自分の左手に、銀に輝く光を持つ。炎のような光だ。その銀の炎に、空高くから綺羅星のような光が降り注ぐ。そのきらめきは一つひとつが純然な愛という生命だ。銀の炎をできるだけ美しく、澄んだ光にしてゆく。
左手はそのまま、今度は自分の右手に、明るい紫の光を持つ。色美しく澄んだ紫の炎だ。
両手それぞれに持っている二つの光の炎を、自分の胸の前で合わせ、ブレンドする。
ブレンド光を両手で「丸める」。おむすびみたいにイメージしても良いだろう。丸めた光を、自分がちょうど良く感じる大きさにする。
届けたい相手のところに、それが届く。細かな部分は想像力を働かせて、より良く自分らしく創造的に。
即時的に顕れるかどうかを気にしない。目に見える証明を求めない。このプロセスはイメージする傍から本当にエネルギーが組まれて動く。目玉に見えなくても、はたらく。応用が利くので、自由に楽しむことが大事だ。