『待ってて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
地球よ地球、人類はあなたのために生まれたのに、
人間はいつもこうやってあなたの体を、心を傷つけています。
人間があなたの心を癒やすことができる日は来るのでしょうか?
私はその日を待っています
「待ってて」
隣に住むお姉ちゃんは、7歳年上。さらさらの黒い髪と、赤いメガネが特徴的な美人さん。僕が小学校低学年の頃からずっと、一緒に登下校してくれている優しい人。
「おはよう」
「おはよう、お姉ちゃん」
だけど、それも今日で最後だ。
お姉ちゃんは来週から東京の大学に行く。いつこっちに戻ってくるか分からない。夏休みとかに帰ってくるかもしれないし、何年も帰って来ないかもしれない。
「…………あのさ、お姉ちゃん」
「ん? どうしたの?」
「……ごめん、なんでもない」
「なぁに、変なの」
お姉ちゃんはクスクスと口に手を当てて笑っている。その姿がキラキラして見える。
本当は、お姉ちゃんと手を繋ぎたかった。でも言えなかった。多分、言ったところでお姉ちゃんはなんの抵抗もなく手を繋いでくれるだろう。だけど、それじゃあダメなのだ。
だから、
「ねえ、お姉ちゃん」
「今度はなあに?」
「僕もきっと、東京に行くね」
お姉ちゃんの目が丸くなる。そしてすぐに、小さい子を見るような目で微笑んだ。
「そっか。じゃあ、待ってるね」
「うん」
だから、待っててお姉ちゃん。カッコよくなって、絶対ドキドキさせるから。
お願いがあるの。
未来の私に。沢山沢山お願いがあるの。今幸せ?今の私は幸せとは言えない。きっとまだ未来の私もそうなんじゃないかって決めつけてる。他人から貰う言葉が、声が、意見が、私を変えていく。しんどいし、辛い。本当に欲しいものは待っていてはくれないんだよね。手の中にあったのに、いつの間にか無くなっていて。知らないうちに遠くに行ってしまう。そうやって唖然と泣き崩れることしか出来ない私を、未来の私はどう思う?いつか、迎えに来て欲しいの。もう大丈夫だって言って欲しいの。消えなくてもいいって思いっきり言えるくらいに。だから待ってるし待っていて。私の望みが叶う世界で、思いっきり幸せな私を見せて
「待ってて」
待っててね
君と私だけの世界つくるから
君のことが好きって言ってる女もう少したったらみーんな居なくなってる
結局最後に残るのはあたしなの
だって君のこと世界でいちばん愛してるもん
君も待ち望んでるよね?
こーんなに君のことを愛してるお嫁さんと2人きりでいられるんだよ
ね?そうだよね
だから待ってて、ね
待ってて。
今行くよ。
でも少し時間はかかるかも。
だから、それまでは。
僕をずっと撫でててね。
真っ白な髪の毛で、魔女みたいな帽子をかぶって、大きなリュックをしょっているおじいさん。
神様かな??
僕は、そんな神様に、いつも聞く。
ねえ、神様。
もういっていい??
まだ、ダメじゃ。
次の日も
ねえ、神様。
もうすぐなんじゃない??
まだまだじゃ。
次の日も次の日も
ずっと神様に聞き続けて
約280日
ねえ神様。
僕、行ってくるよ。
ああ。そうじゃな。そうだったな。
もうそんな時期か。そうかぁ。
よぅし。行ってこい!!
ありがとう!!神様!!
僕行ってくるよ!!
バイバイ神様。
うわああああん!!!
ここはどこ??
元気な男の子です!!
あれ??お母さんとお父さんだ!!
やった!!やった!!
待たせてごめんね。
やっと会えた。
僕は、お母さんにぎゅってする。
嬉しいな。
嬉しいな。
これから、はじまる。
僕の人生が。
数年後
お墓まいりにいくわよー!!
お母さんだ!!
うん!!わかったよ。
ここよ。
うわあー!!大っきい。
大っきいお墓には
写真がぽつんと置いてあった。
そこには、
真っ白な髪の毛で、魔女みたいな帽子をかぶった
大きなリュックをしょってるおじいさんが
うつっていた。
あれ??神様??
ねえねえ。
この人だあれ??
ああ。この人は、おじいちゃんよ。
僕のおじいちゃん、、、
神様、おじいちゃん、神様、神様、、
ねぇ神様。
僕のおじいちゃんだったんだね。
びっくり。
僕も、おじいちゃんみたいに髪の毛が
真っ白になるまで長生きするから、
それまでは、気長に
待っててね。
「待つ」のは苦手だ
だけどあなたに「待ってて」って言われるのは
くすぐったいような、どきどきする感じ、
うん、好きだよ笑
────待ってて
待ってろ北海道!!九州住みの私には、雪が羨ましいすぎる。もし第一志望の高校に通れば修学旅行は北海道!楽しみすぎる。待っててね、高校よ!!
待ってて
ねぇ、待ってよ
なんで置いていくの?
君はいつもそうだよ
「先に行ってるよ!」って走ってく
私と一緒に歩いてよ
走らなくていいから
ーそんなふうに考えていたー
今までの私は、そうやって思ってた。でも、違う。
大人の世界では、置いてかれるのなんて当たり前で。
自分が走らないと、必要とされなくなって。
誰かと一緒に、なんて、甘い考えは通用しなくって。
君は、一足先に大人になっていたんだね。
私を置いて、自分は大人の世界に。
だから、君は私の前を走っていてね。
あの時みたいに子供じゃなくなった私は、走ってる。
いつか君に追いつくために。
そして、追い抜いて。君に言ってやるんだ。
「先に行ってるよ!」って。そして、私は走るんだ。
私だけのゴールを目指して。
周りのみんなも、それぞれのゴールを目指してる。
その道のりで、交わって、仲良くなる人もいるかもしれない。
でも、その人にはその人のゴールがあって。
私を私のゴールに運んでくれるわけじゃない。
自分のゴールは、自分で辿り着かなきゃ、一生着くことはできない。
その道のりで、辛かったりしたら、立ち止まって、助けを求めてもいいから。
最後に立ち上がって、ゴールにつくのは、自分。
人と関わっても、自分自身がやり遂げなきゃ、たどり着けない。
さぁ、立って。君のゴールはまだまだ遠く。だからこそ、頑張るんだ。
さて、立てたね。強い人だ。えらいぞ。
じゃあ、お互い頑張っていこうか。
「先に行ってるよ!」
「少し待ってて」
そう言われて待つこと、二十分。
妻はいまだに帰ってくる気配がない。
私の我慢はそろそろ限界だ。
トイレに行きたくてたまらない。
早く帰ってきて欲しい。
どうしてこうなったのだろうか。
話は一時間前にさかのぼる。
私はこの度、妻の買い物の荷物持ちとして、近所のスーパーへやってきた。
なんでも『このスーパーで近年まれにみるすごいセール行われる』という情報を得た妻は、私を荷物持ちとして連れてきたのだ。
普段家事を任せっきりなので、これくらいお安い御用とばかり了承した。
だが妻に言わせれば、結局のところマアマアぐらいのセールだったらしい。
とはいえセールはセールなのでたくさんの物品を買い込み、私は荷物持ちとして過不足なく運用された。
そして車の後部座席に荷物を山の様に積んでいく。
積み終わった後、さすがに買いすぎではなかろうかと、物思いにふけっている時に妻は言った。
「買い忘れたものがあったわ。少し待ってて」
「分かった」
たしかそのような会話だったと思う。
特に考えもなく受け入れたのだが、それが間違いだった。
よく女性は買い物が長いと言うが、妻はそれに輪をかけて長いということを忘れていた。
そして、もう二十分も待たされている。
もう二月とはいえ、まだまだ寒い季節である。
燃料代節約のため、エンジンもかけず寒い車内で待っている。
こうして寒い車内で待たされるのはクるものがある。
するとどうなるか?
トイレが近くなる。
つまり漏れそう。
何度もトイレに行こうと思ったのだが、入れ違いになり妻を待たせてしまうかもしれないので、トイレに行けずにいた。
妻は人を待たすのは好きだが、待たされるのは大嫌いな人間なのだ。
だから、怒らせるくらいなら、少しくらい待てばいいかと思っていた。
買い忘れを買うだけなら時間はかからないはずだから。
だが妻は帰ってこない。
いつまで待てばいいのか?
「待ってて」
妻の言葉が頭の中で反芻される。
なんだか妻が帰ってこないような気がしてきた。
縁起でもない。
たかだか買い物帰ってくるに決まっている
だが頭を振るも、その疑念までは振り払えない。
こうなれば心を無にしよう。
そうすれば、気が付いたときには妻は帰ってきているはずだ。
無、無、無、無、無。
駄目だ、トイレ行きたい。
私は一瞬の逡巡の後、車から降りることを決意する。
妻からは文句は言われるだろうが、漏らすよりましだ。
そう決意し、降りようとしたところでスマホが震える。
電話すればよかったのかと思いながらスマホを見ると、SNSでメッセージが来ていた。
『タイムセールがもう少しで始まるので、もう少し待ってて』
妻には悪いがもう待てない。
私は車を降りる。
私は十分待った。
あとは尿意がトイレまで待ってくれるだけ。
私は祈りながら、トイレに向かうのだった。
あー視覚花火障害ですね。
今のうちに暗闇に慣れていた方がいいですよ。
はいこれ、と医者から手渡されたのはサングラス。
本当はゴーグルの方がいいんですけどね、光をより遮断できるので。目薬出しときます。はい、お大事に〜。
中半、追い出されるように診察が終わった。
はあ、まさかの花火障害かよ。
これは遺伝的に発病するもので、最終的には視界が光で真っ白になる。
おーい。なにカッコつけてのっ。
ひょいっと俺のサングラスが奪われた。
お前なー俺の目が潰れてもいいのか?
一生俺のつぶらな瞳が見れなくなるぜ。
笑いながらサングラスをもてあそぶこいつは一応医学生。患者の気遣いどころか進行を促してやがる。
私さー、花火の科目とった。
ふと、真面目な顔をして言ってきた。
だから私が将来、対花火の特効薬を発明するから、その時の被験者第1号に任命する!
ふはっお前が?期待しないでやるよ。
まあ、見といてよ。
.待ってて
お外に出るのは初めて。
「ここで待っててね」
うん、わかった。
「おもちゃとおやつ、いっぱい買って来るからね」
わぁ、嬉しいな。
「じゃあね·····バイバーイ」
いってらっしゃい。待ってるね。
おもちゃとおやつ、楽しみだな。
でも、本当はね·····おもちゃもおやつもいらないんだ。早く帰ってきてくれて、お家にあるおもちゃで遊んでくれるのが一番嬉しい。
だから早く帰ってきてくれるように、ここでいい子で待ってるね。
青かった空が赤くなって、紫になって、黒くなって。
灰色になって、白くなって、黄色くなって、また青くなっても、ずっと待ってる。
あ、冷たい。
僕知ってるよ。これ、雪って言うんだよね。
雪ってこんなに冷たかったんだ。
·····まだかな。早く帰ってこないかな。
冷たいよ。
ぶるぶる、がたがた。
体が震えてきた。
早く帰ってこないかな。
「待っててね」って言ったから、ずっといい子で待ってるんだ。
雪が僕の周りにいっぱい積もってきた。
冷たいな。·····早く帰ってこないかな。
灰色の空から、冷たい雪が次から次へと降ってきて、僕の体がすっぽり埋まって、もう空が見えないや。
冷たいなぁ·····暖かいお家に早く帰りたいなぁ·····。
「待っててね」って言ったから、ずっといい子で·····ここで待ってるんだ。
◆◆◆
「良かった! 目開いたよ!」
「本当!? 良かった! 早くお湯持ってきて!」
「ミルクあっためました!」
「うん! がんばれ!」
「絶対死なせないからね!」
·····僕、どうやら〝捨てられちゃった〟みたい。
何がいけなかったのかなぁ。
暖かいこの部屋は、見たことない人と見たことない物でいっぱいで、頭の中がぐるぐるぐるぐる、こんがらがってぐちゃぐちゃで、これからどうなるのかすごくすごく、怖かったけれど。
温かいミルクがとっても美味しかったのと、初めて見る人達がとっても優しかったから、もう少し、人間を信じてみようと思うんだ。
――ミャア。(本当に、もう少しだけね)
END
「待ってて」
只今
明日のバレンタインデー用に
ご要望どおり
手作りチョコを制作中
明日の朝
誰よりも早く
真っ先に
あなたのもとへ
届けに行きます
# 待ってて
伝えたい。この気持ちを――
やってしまった――!!!!!!!!!!!!
初めてやっちまったという。二百二十数日続けてきて、初めて。
初めてお題が出ている間にそのお題をこなさなかったという。
このショックな気持ちをわかってほしい。このやっちまった感を伝えたい。
いや、七月から始めてさ。一年続けるって意気込んだのにさ。実際旅行に行った日だって、感染症で高熱出した日だって続けてたのに。本当にショックなんだよ……。
でも、遅れたって今からでも書くよ。
だって、伝えたいから。自分が書くこの物語を(今回は物語でもないけどね……)。
これから忘れずに続けます。
『伝えたい』
そんなわけで、次のお話もお楽しみに! 待っててね。
あー泣きたい。
忘れた時用に追加で投稿できたらいいのになぁ……。
がっつり素な感じで日記(?)書いたの初めてかもしれない。本当か?
そしてなんかついつい追記してるよ。どうせだからもういっそのこと書いておこうと思ってね。
いつもたくさんの♡ありがとー! ってね。
『待ってて』
このお題で1番に思いついたのが持久走です。
走り終わったあとって頭がクラクラして夢か現実か分からなくなって走ろうとしても走れなくて
立とうとしても立ちにくくて咳やばくて
本当に死にそうになりますよね。
今生きてるけど
「待ってて」
今日も好きな人が冷たかった。
嫌われてるからなぁ....
マジでつらすぎる。
本当大大大好きなんだよな__。
冷たいけど優しくて頼りがいあるんだよねぇ...
ほんとに”罪な人”だ。
諦めれない自分もいるし、
”悔しい”
嫌いになってもまた好きになっちゃう。
”恋”って変なの笑
努力したのに全然振り向かないじゃんか。
もう終わらせたいなぁ....
告って振られよっか。
辛いけど告白する。
嫌いでもいい。伝えたい。
”待ってて”
待ってて
別の道を歩き始めた君と僕
毎日が忙しくて
君に会いに行く暇なんてない
だけど君のこと
忘れた日なんて一度もないんだ
頑張って立派な人間になって
いつか君を迎えに行く
君は待ちきれなくなって
他の人に気がついてしまうかもしれない
だけど大丈夫
僕は何度だって君を振り向かせる
絶対に頑張るから
素敵で魅力的な人間になるから
絶対に君を幸せにするから
心配しないで待ってて
待っててね。あ、違うの。ただ、そこにいて。
/お題「待ってて」より
待ってて
僕がもう少し大きくなったら
僕がもう少し勇気を持てたら
僕がもう少し理想に近づけたら
君は僕を見てくれるのかな
『待ってて私もすぐ行く。
貴女のところにすぐ行くわ。
だから待っててね、私も会いたい。
私ね、貴女のことが『好き』なの。
変でしょ?笑
私女なのに、同じ女性の貴女に恋してしまったの。だけど、貴女が自分の命を捨てる前にそれが言えなくて、情けないでしょ?笑
笑ってよッ!!いつもみたいに、、、。
どうして冷たくなっちゃったの?
どうして暖かくならないの?
でも、もうどうせ私も冷たくなるの、
だから貴女に会った時は包み込む様に暖めてね。
待っててね。』
#『待ってて』
No.42
『待ってて』
君は待てない性格だよね
だから待っててとはいわない
君の望むように
何かに向かっていて欲しい
同じ方向を目指す限り、
きっと、またどこかで出会えるから