『待ってて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
♯待ってて
「そう言われた方の気持ち考えたことある??」
何度目かも分からない酔っ払いの絡み方である。
「落ち着くまでとか安定するまでとか一体いつよ?何年かかんの??」
「そんな間に子ども生まれたどころかもう高校生ですけどー!!」
「ずっとシングルで頑張ってきましたけど!!認知も養育費も貰わずに!!」
「はいはい、育ててくれてありがとね。そろそろお酒やめとこかー?」
なだめながら隣の六畳間にひいてある布団まで引きずっていく。
「いい男に育って良かった...ろくでなしだけにはならないでね?」
そんなろくでなしに引っかかったのは誰だよ、とは思っても言わなかった。
だって吹っ切れたとかもう知らないと言いつつ、こんな何年も経っても管まくくらいに憎いとは言え忘れられない、認めたくは無いが好きだった男なのだろう?
我が父は。
「こんだけ待たせてるんだから大富豪とか石油王にでもなっててもらわないと割合わないわよねー」
石油王らしき父をまだ待ってたのか。
あきらめ悪いな。
「きっと俺が石油王になる方が早いんじゃね?」
「ふはは、わらうー!」
冗談に乗ってやったのに失礼な!
#待ってて
私の流したナミダなんて
忘れていいよ
高い高い場所から
笑いながらみていて
置いてけぼりにした貴方に
ひとり悪口言いながら
生きてくから
貴方とやりたかったこと
あれもこれもやっていくから
たくさんのおみやげばなし
抱えて会いに行くから
待ってて
生命の光があなたに届くその日まで
積もっているけど、走れない程ではないかな。
車に積もった雪を退けながら私はそんなことを思う。積雪量の多い地域で育った私からしたら、余裕の範囲内だ。
「そろそろ良いかな……」
ある程度雪を落として、車に乗り込む。先にエンジンはかけておいたから車の中は温かい。
肌を刺す夜の空気で夜勤明けのぼんやりした頭が覚醒していて、問題なく運転できそうだ。問題なく、仕事帰りの彼を駅まで迎えに行けそう。驚き、嬉しそうにする彼の顔を想像してにんまりと笑みを浮かべて車を発進させた。
【駅にいるからね】
【本当にありがとう!お礼に何か奢るよ!】
雪道は特に問題なく運転できて、無事に駅まで着いてからメッセージを送る。すぐに既読がついて、感謝の言葉が送られてきた。
そんなことしなくてもいいのに、と相変わらずの優しさに笑ってしまう。別にいいよと返事をする。
普段から尽くしてくれているから、夜勤明けで運転なんて絶対したくないと思っていたのに、進んで迎えにきたのに。
【着いた!待ってて!】
彼から到着を知らされ、わくわくと胸が高鳴る。
メッセージが届いてからすぐ、彼の姿が目に入る。彼は手を小さく振りながら私の車に近づいてくる。
「夜勤明けなのにありがとう!」
車に乗り込みながら、彼が言う。想像以上の喜びを見せるから、嬉しくなってしまう。
迎えに行くというのも、わりと良いものかもしれないと思った。
2024/02/13 「待ってて」
待っててほしい人
だれだろうと考えるも浮かばない。
待っていたい人はパートナー
いろいろあっても
いろいろあっても
パートナー
【待ってて】
ハニー
君をオレのお嫁さんに
絶対するから。
だから待っていてほしい。
君を理解できるのはオレだけのはずだ。
いくら君が他の人を好きでいようと、
いくら君がオレを振ろうと、
愛している。
この気持ちは昔と変わらない。
もしオレと結婚してもいいのなら
オレは今の旦那をすぐに捨てて君と堕ちる。
そのきれいな肌、可愛らしい声
眼鏡が似合う切れ長の目、艶のある長い髪…
全てが愛しいよ。
あの日 抱きしめながら名前を呼んで
キスを交わした時
オレの気持ちは止まらなかった。
もっと君が欲しかったんだ。
君の幸せを願って
オレは今の旦那と結婚したが
君を諦めきれなかった。
だからその時まで
待っていてくれ。
あの時のように
また君からオレに微笑みかけてくれよ。
待ってて。
【待ってて】は
大好きなスキマジカンの
曲だよ。
男心がわからないから
ずっと【待ってて】 みようかな。
待ってて
空にはまだオリオン座が浮かんでいる
もう少しだ あと少し
桜が咲いて…空に浮かぶ星座が春の星座に変わる頃には…
春の星座が分からないのが格好つかなくて嫌になるな
君が卒業した高校から僕も卒業して、
君が入学した大学に僕も入学する
自分でもまさか理系の大学に受かるなんて思わなかったけど…
君のために受かったんだから、責任取って面倒みてね、先輩
待っててね、って言わないで
まるで宇宙にひとりきり
一緒に行くよ、置いてかないで
「待ってて」
#331
何もせずに待ってても、
ねるねるねるねの色は変わらない。
自分で練り始めなければ、
何も変わらないのだ。
かと言って、むやみに練っても、ねるねは色を損ねる。何事もバランスが大事ということだ。
お母さんただいま!
今日ね、リレーでね、1位取ったの!
葵えらい??
あとね、あとね、友達と鬼ごっこしたの。
鬼だったからね、友達追いかけてたら転んじゃった。
でも葵泣かなかったよ。えらい?
お母さん、いつになったらお写真から出てくるの?
葵お母さんいないと寂しいよ。
早くしてね!もうすぐ葵のお誕生日だから!
待ってるね!
大好き!!
↕当てはめながらお読みください↕
おかえり、葵
うんうん、偉いね、すごいね葵!
あらあら、転んじゃったの?
昔はあんなに泣いたのに、成長したね。
…。
そうね、もうすぐ葵のお誕生日ね。
私も待ってるよ。
あなたの幸せな人生を終えるまで。
大好きだよ。
「私をそこで待ってて。置いていかないで」
そう言いたかったのに、この言葉は私の心の中で消えていく。
気がつけばみんなが遠い存在になっている。
走っても走っても進まない。
まるで悪夢のようだ。
はやく、目が覚めますように。
待ってたって
変わらないのに
待ってしまって
動けばよかったって
後悔したって
過去は変えられないって
言われるんだって
どうしたらいいのかって
動けばいいんだって
でも それって
難しくって
分からなくって
今日を また
待つんだって
#31 待ってて
@philosophy_Mid 自分の適当な頭の中を投稿しているので、暇な方は見てください。暇ではない方も見てください。失礼します。(あ、Xで調べたら出てくるはずです)
テーマ「待ってて」
自分は大好きな愛犬を亡くしてから約数ヶ月ほど経っただろう。未だに亡くなった事の実感を忘れたりなんかしない。
あの子は外で飼っていて、散歩が大好きだった。自分も始めてあの子に会った時に事をずっと覚えてる。自分はあの子が元気でいてくれただけで一日の疲れが癒せれた。でも、そんなある日愛犬の体調が悪くなってしまった。いつも通り元気に走り回っていたのに、足を引きずる様な歩き方でオドオドと歩いていて物にぶつかりそうになったりその場で滑ったりしていた。その事がきっかけに次第に悪くなっていく一方、目も急に見えなくなって耳も遠くなったりしていた。何度も何度も愛犬の名前を呼んでも来ずに立ち歩いてはグルグルと回る…そんな景色がずっと続いていた。もし愛犬を亡くしてしまったら、どんなに悲しいことだろうか。自分は愛犬を一日一日一緒に居たいと思っていても、学校が会ったりとすぐには見守れなかった。ある日学校が終わって帰ろうとした時にお母さんからメールが来ていた。「愛犬が亡くなりました。」自分はそれを見た瞬間膝から崩れ落ちた。いずれは愛犬と別れが来る事は分かっていた。でも、一生懸命一緒に育ててきた愛犬をいざ亡くすとなると心が痛くなるしその場に入れなかったという罪悪感が溢れ出る。自分は愛犬を亡くすまでの間、いっぱい写真を撮ってきた。その中で自分が選んだ奇跡の一枚の写真を硬質ケースに入れて胸ポケットに入れて一時も離さないように大事に胸に刻んである。
だからね、愛犬,貴方はお空でいっぱい遊びなさい。自分も寿命が過ぎたら貴方の場所に向かうから、その場で会ったら、いっぱい遊ぼうね。それまで…待っててね。
【待ってて】
俺の名前は竜胆アキラ。
俺は今、片思い中の人がいる。
そいつの名前は春崎ライ。
クラスの中心で、いつも輝いている。
俺は、ライのことが好きな女子にいじめられている。
理由は、【ライくんがお前と話してるのが気に食わない】
から、らしい。
自分勝手もほどほどにしてほしいところだ。
ライはいつも俺に話しかけてくれるし、
優しく接してくれる。
親には失敗作とよばれ、虐待されてきた。
学校では友達もできず、
いつも、一人ぼっちだった。
でも、そんな俺と
ライは友達になってくれた。
幸せな日々を過ごしている。
_だけど
俺は、今現在、いじめられている。
「おい、立てよ!」
「これじゃ、ストレス発散になんないわね」
「ふっw惨めw」
ドコッ バカッ
殴られている音が脳裏に響き渡る。
痛い、痛い。
苦しい、助けてほしい
気付いたときには、保健室にいた。
俺は、傷だらけだった。
こんな惨めな姿、もう見慣れた。
小さい頃から何度も親に殴られて、蹴られてるんだ。
慣れてしまったんだ。
次の日、俺はライと一緒に下校していた。
「でさーw」
笑顔で話すライは、まるで太陽のようだった。
俺は、この気持を伝えたい。
ずっと、そう思ってたんだ。
『…なぁ、ライ。』
『俺…お前のこと好きなんだ。』
言ってしまった。
絶対断られるに決まってる。
「…アキラ。」
「すごいうれしいよ。俺も好き、」
「でも…」
「ライには、もっといい人がいると思うんだ。
俺なんかじゃ、釣り合わないよ」
_そんなことない
俺は、どれだけ…
『ライ、俺がどれだけお前のこと好きかわかってないんだ な』
『俺は、お前のことが大好き。』
「うれしいよ、アキラ」
「じゃあ、俺は、アキラに釣り合うような男になれるよ う、頑張るから!」
『今のままでも十分なのになぁ…』
「でも、」
「必ずもっといい男になるからね」
「待ってて」
『…うん!!』
俺は嬉しさのあまり、
よこから車が来ているのに気づかなかった。
「…!危ない!!アキラ!!」
キー
_そんな、嘘だろ。
俺の…俺のせいで…!
俺が…!!!
あれから、何ヶ月かがたった。
俺はもう限界で、
ライがいなければ生きていけない。
俺は、木にかけたロープに
首を通した。
___ライ。
“待ってて“
すぐに会いにいくから。
目が覚めると、目の前には大好きなライの姿が。
ライは、一輪の花
もっていた。
「はい、これ、アキラにプレゼント!」
それは、
綺麗な四葉のクローバーだった。
“俺達、ずっといっしょね!
約束だよ!!“
その後、俺をいじめていた女子は、
自殺をした。
これで俺は、心置きなくライとふたりで
いられる。
クローバーの花言葉
約束 幸運 私を思って 私のものになって
“復讐“
【待ってて】End
【200,お題:待ってて】
「ここで待っていて、絶対に動いちゃいけないよ」
重く響く破壊音とそれに重なる悲鳴の声に負けないよう
大きな声で は言った。
「でも はどうするの!?一緒にここにいようよ」
「僕はアイツらを引き付けながら逃げる、僕らにしか入れない部屋があるんだ」
「大丈夫!きっとどうにかして見せる、だから大人しくしてて、ね?お願い」
嫌だ、と言う声は出なかった
口が勝手に「わかった、けど絶対戻ってきてね」と言葉を紡いだからだ
まるで決められたセリフを読むかのように
なんで...駄目だ行かないで!
「うん、わかってるよ」
にこりと笑った の顔を見上げる
バタンと重い音を立てて蓋が閉ざされた。
駄目だ!駄目だ駄目だ!早くここから出ないと、 を一人にしちゃ駄目だ!
そう思うのに体は全く動かない
自分の物ではないかのように、勝手に膝を抱えて目を閉じてしまった。
「大丈夫... は嘘付かないし...」
ああ、ここからの展開はなんとなく予想が付いてしまった
すでに結末を知っている映画をみているような感覚で、膝を抱えた幼い頃の自分を見ている
轟音、悲鳴、破砕音
ボコボコと周りの地面が隆起しひび割れ、日常が壊されていく音
息の詰まるような恐怖の中、必死に涙を堪えて身を縮める自分の姿
いくら待てども はもう戻って来ないと言うのに。
ハッと目を覚まし慌てて体勢を起こした、ぐるっと辺りを見渡してフーッと長い溜め息を付く
のように髪を結い上げ、 のように目の下に傷を作った
そのまま部屋のそとに出て、すれ違う人に明るく言葉を渡す
自分ではない「彼」として
相談があるんだけど
「あーごめん今週は予定が……来週誘ってみて!」
「今週行けんが〜? 来月でいい? テスト期間入った」
「ごめーーーん! まじで来週! 来週は絶対行くから!」
幾重にも保留されたあなたの約束は果たされることはなかった。
奴の無計画度合い? 否、あなたが死んだからだ。
友人に保留され続けた相談は意外と貴方の人生の中で大いなる影響を持つものだったらしい。
そんな重大なことを親友に無下にされ続ければ順当な結果だろう。
誰も悪くなかった。そう思っているのは貴方だけだが、そのような事実として貴方の中で存在する。
お前の死は順当だった。
しかし遣る瀬無いだろう、お前ではなく奴が。
でもね安心して。
来週、奴は来るよ。
【待ってて】2024/02/13
今から帰るね。
待っててと車を走らせる。今日1日頑張ったことを褒めてあげよう、学校であったことをたくさん聞こうと思いを巡らせる。
玄関からリビングに入る。脱ぎっぱなしの制服。こたつに丸まりテレビやゲーム。
別のスイッチオン…
こんなはずじゃなかったのに。
最近、オンラインで知り合った人がいる。
その人からアプローチを受けるようになり、徐々に仲良くなった。
相手は大学生。私は高校生。
会うこともできないし、相手のことはあまり知らない。さらには、遠距離で顔も知らない。
このまま相手のことを待たせてもよいのだろうか。
そして、その人と共に歩むことを決意しても良いのだろうか。私の抱いている気持ちが恋なのかはまだ分からない。
『待ってて』
「いつまでも待ってるからっっ...!」
恋人は目に涙を浮かべながらそう言った。
僕のような最低な殺人鬼でも
待っててくれる人はいたようだ。
僕の懲役は無限。
つまり無期懲役だ。
いつ帰って来れるなんて分からないし、
帰って来れないと思う。
今まで人に言えないような
許されないようなことをしてきた。
全て楽しみながら。
でも君がいてくれたから
それが悪い事だと分かった。
君にはもう会えないよ。
君には幸せになって欲しい。
僕を待たないで欲しい。
全部君が好きだから。
だから......
「ありがとう」
『待ってて』
待っててね。未来の私。
未来で後悔しないように、今を精一杯生きるから。
妥協しないで、全力で頑張るから。