『幸せに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたの笑顔を知っている
あなたが晴れるときの眩しさを
あなたのその視線の意味を知っている
お日様のようなその眼差しを
その暖かさを
あなたの温もりを知っている
心が解れるその優しさを
手の大きさを
お日様のあなた
その光は何処か遠くへ
私もあなたのお日様だったでしょうか
そのまなじりを。
その陽を向けるのは誰だったのでしょうか
私は行くわ
お日様の私
また誰かを照らして暖かい日々を
お日様のあなた
どうか、 幸せに
『幸せに』
「お幸せについて討論」
フレデリック / オドループ の一節。
お題が見えた時、これが浮かんだ。
'' 踊ってるだけで退場
それをそっかそっかっていって
お幸せについて討論
何が正義なんかって思う "
自分らしく自由に振る舞えば、周りとして異物のように捉えられる理不尽。
誰かがいなくなっても他人事な冷淡な社会。
討論は上辺だけで、本当は型にはまった幸せの押し付け合い。
ルールを守り大人しくしているのが正義か、自分らしくいれるのが正義か?
「正義」というのは何て独善的で曖昧なのだろう。
不信感と行き場のない怒りが、布団に隠される。
おやすみなさい。
幸せに 𓈒𓏸𓐍 𓇢
今思えば幸せになって欲しいと思う
付き合う前にちゃんと考えて思わせぶりみたいなことしてごめんって正直に振ってくれて、私も前に進めたんだよ。
あなたには、人の愛し方や接し方、信じることで幸せになれる経験をしたの。
振られた時はとても辛くて、頭の処理も追いつかなくて、何にも手につかない時もあったくらい。
大事にされていた感覚、一度でも愛されていた感覚も今に繋がるものなんだと。
初々しくて清らかな恋が実った今、相手にも、自分自身にも優しく大切に、信じ続けようと思える。時には不安になってなかなか眠れない夜もあるけど、でも
とても幸せ
だから、はやくあなたも幸せになってね
ありがとう
決めた!
絶対にわたしがわたしを
幸せにする
わたしが楽しいって思うこと選ぶんだ
わたしが今食べたいものを選んで食べるんだ
わたしが気に入った色やデザインの服をきるんだ
わたしがわたしがでも時にはいいよね
→短編・軽やかな憎しみ
あなたは何も言わずに私に先立って汽車に乗り、私のスーツケースを荷物置きに押し込んだ。
「外から見送るよ」
「えぇ」
私の顔は強張ったままだ。今になって、物わかりの良いフリ?
あなたの真意が分からない。下手をして機嫌を損ねたりしたら、どんな制裁が待ち構えているか分かったものではない。
しかしあなたは項垂れて、身構える私の横を通り過ぎて行った。
窓を挟んであなたと私。
汽車に乗る私は高い場所からあなたを見下ろす。そのことが私を安心させ、私は汽車のガラス窓を開けた。
「北の地では、いつでも雪が降ると聴いた。君は喉が弱い。気管支に気をつけて」
窓の外から、あなたがすがるように私を見上げた。
いつもなら「荷物を持ったせいで腕が痺れた」とか「お前は身勝手だ」だとか、執拗に攻撃しようとするのに、今日に限っては私を気遣う言葉しか言わない。その狡猾さに、私の背中に虫が這うような嫌悪感を覚えた。
汽車が動き始める。
あなたが足を一歩踏み出した。私は思わず身構える。追ってくる? 襲われる! 思わず体をギュッと両手で抱いた。青痣の鈍痛が、私の胃をひっくり返りそうに痙攣させた。
しかし、彼は動かなかった。強く唇を引き絞り、その場を立ち止まっている。
慈愛に満ちた瞳で私を見つめる。柔和な微笑みを浮かべた口の横に、手のラッパ。
「お幸せに!」
あなたが私の展望を願う? ありえない!
私はあなたを信じない。
私はあなたから受けた仕打ちを忘れない。
負けるものか。
私は窓を開けて身を乗り出した。
大きく深呼吸。とびきりの笑顔を顔に貼り付け、あなたに手を振る。
「あなたも!」
あなたの善意の表情がガラガラと崩れる。
冷たいナイフのような瞳が私を刺そうとした。
でも、もう届かない。
汽車は走り出した。あなたから遠ざかる。
私はいつまでも軽やかに手を振り続けた。
テーマ; 幸せに
みんな幸せになってね
みんな幸せになろうね
みんな幸せになるよ
私も幸せになるよ
幸せに
政治 世の中 不満いうより
ささやかな幸せに笑顔あふれる
〈セツナノキセキ〉
───奇跡は必ず起こるから
俺は小さい頃から脚が弱かった。それだけじゃなくて体も周りより弱く、よく体調を崩していた。
それでもデビューをし、クラシックまでダートで走った。ダート三冠という栄誉ももらい、シニアからは芝で走った。ダートとは違う感触。だが内にあったのはいつも、走りたい衝動だけだった。
純粋にレースを、競り合いを楽しむ気持ちだけが。
年度最後の大レースに出場が決まった秋、トレーニングの休憩の時に片足だけ立てなくなった。俺の足じゃなくなったように力が入らなかった。
でも最後に京都大賞典をラストランに選んだ。
テーピングを何重にも巻き、いつも以上にストレッチもした。
デビューの頃よりも俺を応援してくれる人がいる。ファンファーレが鳴り終えた今もその声は止まなかった。
残り400メートル。脚に力が入らなくなってきた。半バ身追い越されていた。
でも、ゴール板を駆け抜け、着順表を見たら俺が1着だった。1バ身差の勝利。
ゴールした後、ファンたちは俺に向かってこう言った。
ーー最後の奇跡をありがとう
ーー泡沫の夢を見せてくれてありがとう、と。
奇跡は起こる、俺が最初で最後に実感したことだ。
title︰幸せに
あなたが笑顔で隣にいてくれた
つい頬を撫でた表情が愛おしかった
たまに失敗すると
しょぼくれたり、ムッとしたり
コロコロ姿を変えるあなたに
変わらず僕は頬に触れ愛でた
どんな表情も素敵で大好きだった
あなたが変わらない表情を見せた時に
僕は頬に触れていつもと違う表情に変えられた
いつも僕は幸せだった
あなたの全てが幸せだった
「僕はあなたを幸せに……」
いや、また出逢った時聞いてみよう
ありがとう。僕の笑顔を作ってくれた人。
塩 小さじ1
砂糖 小さじI
どちらを強く感じるんだろう。
生きるためには水と塩が大事で
喜び、幸せ感じるためには甘さも必要。
スイカの甘みを塩が引き立てるように
生ハムとメロンを一緒に食べるように
人が生きるということは
どちらも不可欠で必要な、毒。
「幸せに」というお題で、2つのシチュエーションが浮かんだので両方書いてみました。
1.
お幸せに...
そう言うのが精一杯だった
それ以上は
喉の辺りが苦しくて...
頬をつたう涙に
夜の風だけは優しかった...
──────────────
2.
幸せになれよ!
笑ってそう言ってくれたけど
昨夜酔って泣いてたね、
お父さん。...
これも私のエゴだから許さないでね
昔、羽の生えた男の子と遊んだことがあった。
一度きりだったし、もう顔も名前も覚えていないけど真っ白で汚れ一つない綺麗な羽はずっと忘れられずにいる。
引っ込み思案で人が怖くて上手く話せないから一人遊びばかり上手くなった。そのまま大人になったせいで孤独でも寂しいと感じることはない。楽しそうにしている人の輪が眩しくても羨ましいよりあの場に自分がいなくてよかったと安堵してしまう。どうしようもない日陰者なのだ。
何かの本の付録でついてきたフェイクブックの小物入れを本棚から取り出す。隠しておきたい宝物を入れるのに最適で今でも手放せずにいるものだ。中身はその時々で変わるけど、一つだけ変わらないものがある。
おもちゃのアクセサリーや着せ替え人形の靴、押し花のカードなどの下、底に同化するように折り紙で包んで一等大事に隠したもの。
「相変わらず、だね」
インスタントカメラを買い与えられたとき、何か撮ろうとはしゃいで公園に行った。誰もいない夕方過ぎの夜の入りに真っ白な羽を広げた男の子がいた。あんまりにも綺麗だったから思わず写真を撮ってしまったのだ。
男の子は困ったように笑いながら、私の身勝手な撮影に付き合ってくれた。一緒にポーズをとったり、遊具のてっぺんから星空を撮ったり。フィルムがいっぱいになるまで撮って、あっさりバイバイして帰宅した。
後日、現像した写真には男の子は写っていなかった。
「まあ、実物があればいいもんね」
薄明るい公園がぼやけて写る写真をひらひらと揺らす。
シャリンシャリン、と音が鳴ったからそちらをみると、真っ白な髪の男性が、いや私の夫が、おかえりと言いながら部屋に入ってきた。
「まだ鎖は解けないの?」
あのときと同じように困った顔をしながら、それとは裏腹に嬉しそうに声を弾ませて、まだだよ、と言う。
私にはみえない背中の何かを気にしながら言うから、私は黙って頷くしかない。もう私にはみえない羽を、どこにもいけない彼を、私はどうすることもできないから。
「いつになったら幸せになれるかな」
あのとき交わした約束が私と彼を繋いで離してくれない。だからもう、これは私の罪で罰なのだろう。
分不相応な願い事なんてするものじゃない。
【題:幸せに】
幸せになりたい。
何が幸せか分からないけど何となく幸せになりたい。
ただ漠然と、そう思う。
そこまで考えて、ぼんやりとそんなことを考えられる環境はもしかしてかなり幸せな方なんだろうな、と思った。
END
「幸せに」
幸せに
物語の主人公は貴方
貴方の幸せを心から願っている
だから
ガラスの靴は壊しましょう
寝ている狼は起こしてしまおう
魔法使いは裏切って
鬼は意地悪じいさんの用心棒
お供の三匹は途中退場
ぼろぼろになって
傷ついて泣きじゃくって
でも死ぬ事は許さない
物語が終わってしまうから
困難のない物語なんてあると思う?
黙って立っているだけで
『幸せ』になれるなんて
本気で思っている?
都合の良い幸運だけで解決する主人公なんて
お呼びじゃないの
不運 敗北 挫折 訣別 失望
苦しんで苦しんで
足掻いて
もがいて
のたうち回って
立ち上がる瞬間を私達に見せて
『幸せ』になりたいなら
血反吐を吐いて掴みとりなさい
『幸せに』
「最初から好きじゃなかった。」
そんなひどい言葉を投げかけられてから、心の中でどうしても相手を許せない自分がいた。
言葉は人を傷つけることも喜ばすことも出来る。
言霊って本当にあるのだから。
きっと私も同じ事を思ってたけど、それを言ってしまったらどれほど傷つけてしまうか知ってるからこそ言わなかっただけ。
きっと相手は色々後悔してる。
もう辛かった事を認めて、どうでもいい相手を私の頭の中に住まわせずに、相手を許そ。
そんな私は幸せです。
これから先もずっと幸せです。
あなたも幸せに。
テーマ「幸せに」
「ここでお金を払うと、好きな夢が見られるって本当ですか?」
息を切らした様子の幼い少女の声にカウンター越しの男が振り返った。
薄水色のワンピースをはためかせ、手には大事そうにがま口財布を持っている少女は真剣な目をしていた。
「まぁ…」
金縁のメガネをかけた年増しの男は頬をかいた。
「概ね合っているよ」
「前にここに来た友達は、花畑に居る夢とかお菓子の街に居る夢を全然見れないって文句言ってました!」
「クレームかな?」
「だから、私がちゃんと好きな夢が見れるって証明します。このままだとその友達はクレームを言いふらしてしまうと思うので、私が止めます。代わりにちゃんと好きな夢を見せてください」
ガバリとお辞儀をする少女を見て、男はため息をついた。
「少し誤解してる所があるね。好きな夢、と言うよりはその人が幸せに感じる夢を見られるんだよ」
「これが見たいって思った夢は見れないんですか?」
「その人が無意識に幸せだと思う夢を見るんだよ」
「うーん…?」
首を傾げる少女に向かって男は料金表を広げ、カウンター下から小さな缶を出した。
「うちは良心的でね。幸せな夢1粒につき500円。2粒なら900円。3粒なら1300円。寝る前にこれを飲むと、幸せな夢が見られる。」
缶を男が振るとカラコロと音がした。ジッと見ていた少女は慌ててがま口財布の中を確認する。
「300、400、500…円…。1個しか買えないです…」
「1個も買えるんだ。幸せな夢をたった500円で」
「確かに…!」
少女は顔を輝かせた。
「夢の中では、私は自由に動けますか?あの、夢だ!って思いながら好きなこと出来ますか?」
「明晰夢の事かな。出来なくはないだろうけど…夢から覚めやすくなる上に都合が良くなりすぎるからオススメ出来ないな」
「え、絶対良いのに…」
「夢だと思わない夢の方が案外楽しいんだよ」
金縁メガネを光らせて男は笑う。少女は少しだけ顔を曇らせる。
「あの。満足出来ない夢だったら返金してくれますか」
「返金対応は受け付けておりません。」
男は急に真面目くさった敬語を使う。
「こちらでお客様が見た夢の内容が確認できない以上、返金し放題になっちゃいますんで」
「ええ〜」
「幸せな夢というのは、奥深いものだよ。その時は幸せだと分からなくても、よくよく夢の要素をじっくり見ていけば幸せのヒントが隠れていたりするものだよ」
「そのヒントを見つけられたら、現実でも幸せになれるって事ですか?」
「そういう事。そしたら無意識に君が何を幸せだと感じているか、ハッキリ分かるかもしれない」
「ふーん」
「…と、ここの店主が言っていたと君のお友達に伝えてくれるかな」
「分かりました」
少女は考え込んだ顔をして、そして顔をあげた。
「なんだか、それで一旦友達を納得させられそうです。クレーム言わないように言っときます。ありがとうございました」
またガバリとお辞儀をする。
「あれ、君は買ってかないの」
「えーっと」
顔を上げ、少女は頬をかいた。
「返金対応は受け付けておりません!」
少女はニッコリ笑った。
男が不思議な顔をしている間に、少女はパタパタと店を後にした。
足音が消えた後、昔似たような薄水色のワンピースを娘にやったなぁ…とふと思った。
今も十分幸せだが
まだまだ足りない
目標の幸せには
まだまだ努力が必要だ
人生の成長と共に
幸せも成長させていく
#幸せに
幸せの定義なんて、未だに分からない。
息をしているだけで満たされる人もいるらしいし、
温かいご飯に頬を緩める瞬間だと言う人もいる。
眠りに落ちる安らぎを、それだと信じている人もいる。
でも、どれも少し遠い気がしてならなかった。
ただひとつだけ、確かな形を知っている。
――貴方に、選ばれること。
隣にいてもいいと許されて、
名前を呼ばれて、視線が重なる。
それだけで、世界の輪郭はきっと優しくなる。
それだけで、世界は意味を持つはずだった。
……けれど、それはきっと、貴方の幸せじゃない。
貴方の目が追いかける先にいる人を、
どうしても、綺麗に祝福することができない。
醜いって分かってる。
それでも、この感情だけは捨てられない。
多分、これだと幸せになれない。
だからせめて、
貴方だけは――どうか、幸せでいて。
私から離れてしまったあの人
いつも
笑わせてくれて
助けてくれて
自分を1番に考えてくれて
大切にしてくれた人
自分には
その好意を返すこと
なんてできなくて
悔しくて
さらっと別れを告げてしまった
今になってわかる
どんだけ愛されて
どんだけわがままで
どんだけ愚かだったか
今でも好きって
言ってくれそうなあの人
自意識過剰でも
自分を進化させてたい
そして
1番近くで
あの人の幸せを
毎日願っていたい
遠くに離れちゃったけど
新しい場所でも
自分頑張るから!
だからどうか
あの人が
幸せに過ごしていますように
【幸せに】
同じような性格の人間が、
それぞれが全く違う環境で過ごしたら
どちらの方が幸せだろうか。
どちらも平等に恵まれ、平等に恵まれないこと
その上で環境が全く異なることを条件とする。
ここでの環境は家庭、友人、学校や職場などの
"人間関係"のこと。
そんな実験でもされているかのような
誰も知ることのない、知る必要もないお話。
一人は家族に愛され、何不自由ない生活を送ったが
周りに恵まれず、絶望へ堕ちてしまった。
『家族以外誰も信じたくない。
友人も、親友も、所詮ただの他人なんだ。』
もう一人は周りに愛され、楽しい毎日を送ったが、
家族に恵まれず、既に絶望へ染まってしまった。
『家族なんて所詮縁の切れない他人だ。
特別な時間を過ごした友人こそ信じたい。』
二人は全く違う人間のように思える。
一生出会うことのない、相容れない二人だろう。
しかし、類は友を呼ぶという
縁とは不思議なものだな。
絶望の底で出会った二人は、
どちらより深く、暗い絶望の底にいるかを
競っているようだった。
お互いが当たり前のように幸せだった環境を
相手が持っていないことに心底驚いていた。
同じくらいの深さで、同じくらいの暗い場所で、
絶望に染まった顔一つせず、
幸せそうに、自分たちの闇を語り合っていた。
二人が出会うことで、
お互いの恵まれなかった所が報われるのでしょうか。
どちらも絶望へ堕ちるという不幸にはなったが、
本人たちは幸せそうだったため、
どちらも幸せである。
優劣は考えられなかった。と結論付ける
※この話は全てフィクションです。
あとがき (読まなくても大丈夫です。)
本当は物語にしたくて、シリーズ物的な感じで
お題に合わせながら、終わるまで書いていく
みたいなことをしたかったのですが、
書きたい時に書きたいことが書けなくなって
自分の重荷になると思ってやめちゃいました。
だから今回は終わり方が変な感じする。
まぁいいか。書きたいこと書けたし。
めでたしめでたし。