『寒さが身に染みて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
早朝、真冬の大気はどの地にあっても澄んでいるように感じる。
寒さは大の苦手だけれど。
空を仰いで冷たい空気を吸い込むと背筋が自然と伸びて、凛とした気持ちになる。
大昔だけれど。
ふわふわイヤーマフにマフラー、コート。
そしてミニスカロンブー。
お気に入りの冬定番な格好。
バイト先のパートさんたちに「見てるだけで寒い!」なんて言われてたなぁ。
そう、あの頃は意味わからなかった。
寒くはあるけれど、寒さで肌がギュッと締まる感じで、耐えられないということはなかった。
夜勤帰り。
駅前で裾にフワフワついた可愛いワンピースを着た若い女の子二人組を見かけた。
生足ハーフブーツ。
ひえぇ〜〜、寒い!!
……そうか、見ているだけで寒いとはこういうことか、とようやく知れた。
こちらはジーンズの下にレギンスだし。
足の裏と甲にカイロ貼ってるし。
お腹にもカイロ、マフラーにもカイロ。
だってねぇ。
寒さが身に沁みて、どころじゃないのよ。
骨身に染みる、感じなの。
肌がギュッと締まる感覚ではなくて、細胞の隙間から骨を軋まされるような感じ。
昔よりふかふかお肉があるのに、まるで役に立たないわぁ。
……やっぱり、筋肉ないとダメなんでしょうね。
基礎代謝も落ちているのでしょうし。
今年はストレッチだけじゃなく、少し負荷かかる運動してみようかなぁ。
パワー!!(を下さい)
【寒さが身に染みて】
私今日、めちゃくちゃ寂しい気分になってるから、
余計に寒さが身に染みるよ。
帰る時、仲良い子が待っててくれなかったとか、
会話に混ざれなかったとか、
ほんの些細な事が続いてしまって、
被害妄想炸裂してる。
私さ、そういう日が定期的にあるんだよね。
寂しい気持ちが膨らんじゃう。
あぁ、早く家に帰って、
せめてこたつで暖まろう。
それでおやつでも食べて、ゲームもしちゃう?
ほんの少しの楽しい事をたくさん考えて、
気分が盛り上がる時を静かに待とう。
みんな、明日も安心安全でね。
読んでくれてありがとう。
寒さが身に染みて
やっぱりちょっとだけ寂しかった
あの子って、もういないのかな
寒さが身に染みて
今日は寒いなあ。
そんな芯から冷えるような夜の夕飯は、
鍋焼きうどんで決まり。
一人用の土鍋に、鶏肉や白ネギ、薄揚げに人参、大根や蓮根も入れたこともあるし、他にもいろいろ具をのせて、最後に卵を落としたら溢れそうになる。
ほら、ぐつぐつ煮えて、おだしのいい匂いがしてきたよ。
熱々のおうどんを食べたら、お腹もポカポカになるよ。やけどしないでね。
「美味しい!」
#144
氷点下の朝
寒さが身に染みて
ゴミ出しがツライ
#寒さが身に染みて
#83
寒さが身に染みて辛い冬
どうせならこのままもっと
寒さをナノ化技術によって
肌の奥まで浸透させて
上から乳液でフタをして
次の夏まで持ち越したい
季節が、私の味方になる
SK-II
寒さに身が染みて
朝。布団から身を起こし、火を起こし、やかんを傾けてコーンスープの素の入ったマグカップに湯を入れる。熱くて、ほかほかで、焼いた食パンといっしょに食べたら、きっとおいしい。
身支度を終えて、外に出る。湿り気のない空気澄んだ空気と、冷たいドアノブ。手袋をしていると、鍵がかけづらくなってしまう。息が白く映されている。今日は雲一つない青空だというのに、まったくさむくってやり切れない。
想像しよう。今はやっとあたたかくなってきた春。
カーディガンを着て、外に出ると、あたたかな空気と、希望と、ほんのすこしのさみしさ。桜と緑と、外を駆け回るきいろいぼうしをかぶった子たち。クロワッサンの売店。
帰りにスーパーに寄って、シチューの材料を買うの。にんじんと、じゃがいもと、鶏肉と、あと…玉ねぎ?
お家に帰ると、どうしてもあの澄んだ空気に魅了されて、今日はベランダで食べようかなと考える。
部屋はまだ寒い。
彼女が作ったスープのマグを包んでため息を吐く。すごくすこく温かかったんだ。
「インスタントだよ?」
いいのいいの。
「特価の218円のやつだよ?」
いいんです。
お湯沸かして注いでくるくるして出してくれただけ貴方は神様なんですよ!!
昨日は鏡開きだったのでお汁粉にモチ入れて食べた。
腹の底から温まったな。
今日の昼は袋ラーメンを食べた。汁まで飲み干した。
腹の底から温まったな。
寒さが骨身に染みる時は
温かいものを口にするに限る。
温かいものを温かいうちに食べれるって
それだけで御馳走だな。
(寒さが身に染みて)
『寒さが身に染みて』
冬の寒さに腹を立てるぐらいには寒がりなので冬場に天体観測をやるやつの気がしれないと思っていたのに高校生になってからできた友達の趣味が天体観測だった。
「冬でもやるのか」
「冬でもやるよぉ。今度一緒にどう?」
なんとなく断りきれず、一緒にやることになる。
君は初心者だから、ということでそいつの家のベランダが今夜の観測場となった。真冬の寒さが早速身に染みて震える。早速帰りたくなったがそんな薄着だと寒いに決まってるでしょ、とカイロや上着をこれでもかと渡された。よくよく見るとめちゃくちゃに重ね着をして着膨れている。同じような体型になってみるとなんとか耐えられそうな気がしてきた。きょうは新月で月明かりがなく、星が見えやすいらしい。星座早見盤や天体望遠鏡を自前で持っているそいつの話には神話や最先端の技術のことが織り交ぜられていて理科の授業で習ったときよりも数倍面白かった。もっとちゃんと勉強していればと思わされる。
「今からでも遅くないよぉ。一緒に沼らない?」
なんとなく断りきれず、次の約束をしてしまう。帰り道にカイロを握りしめながら感じる真冬の寒さは相変わらず身に染みて震えたが、あまり腹が立たなくなっていた。次の天体観測までにもう少し厚手の靴下や上着を手に入れないといけない。
息を吐くと白い気体がほわっと空中に浮かぶ。
そんな様を見ると寒さが身に染みてより寒くなる。
隣で歩いていたあなたが、
「じゃーん!」
と言いながらカイロを取り出した。
「自分用とあなた用に持ってきちゃった!褒めて!」
「…ありがとう。流石。」
「ふざけたのに!素直に返されると照れちゃう!まあそんなところが好きなんだけど。」
…あたたかさと嬉しさと恥ずかしさとが身に染みてあつくなってきた。
240111 寒さが身に染みて
僕は基本ネガティブで
だから書くことも俯きがちな話ばかり
でもたまに明るい話を書く
でもあまりいいねは来ない
暗い話の方が
共感でも産むのだろうか
いや、下手なのか
「寒さが身に染みて」
別に今日は、特別寒い日じゃない。
なのに寒さが身に染みるのは、きっとひとりだから。
右見ても、左見ても、身を寄せ合う恋人たち。
私もいつかあちら側になれるのだろうか?
そもそもなりたいのだろうか?
そんな事を考えながら、
ポッケの中のカイロで暖を取った。
寒さが身に染みて
寒さが身に染みて来た季節ですね。
最近投稿できなくてすみません。
しばらく、投稿できなかったのは、スランプになってしまいました。
またネタが思い着き次第書こうと思います。
しばらく投稿されなかったら、ネタが尽きているか、リアルが忙しいか、ただサボっているかと思ってください
眠れない夜は浅い哲学で頭が埋まる
どんな議題でも答えはいつも冷淡
まるで人間のぬくもりを感じない
己の心の寒さが身に染みる
『寒さが身に染みて』
ひゅるりと隙間風が沁みる。
冬の寒さを一番感じるこの季節、その風は町中を駆け巡り、体を冷やしていく。
……そして、懐も淋しい。
年末年始のシーズンを超えると、肥えたのは腹のみということである。
テーマ/寒さが身に染みて
外から帰ってきても、しばらくは部屋の中で厚手のアウターを着込んだままストーブの前にしゃがみ込む。
手袋をしていたにも拘わらず、指先の感覚はまるで雪の中についさっきまで差し込んでいたあとのようにジーンとしていた。
急に暖めたせいで、かえって痛痒くなる……それも痛い感覚が70パーセント、痒い感覚が30パーセントといった状態だ。思わず自分の内腿に両手を挟んで強く擦り合わせてしまった。
表面的にはカラダじゅうから寒さは拭えたのだけれど、なんだかカラダの芯が軋むように感じる。ホットココアを飲むという選択もあったけれど、早めにお風呂へ入ることにした。昔と違って今の給湯器は沸くのが早い。20分もしないうちにコールサインが鳴って、人肌よりも2℃高めの湯船に肩までどっぷりと浸かった。
お風呂セットの日本の名湯〝別府の湯〟を入れたせいか、微かに蜜柑のような香りの湯気が立ちのぼる。薄い灰色のにごり湯に何となく鼻の高さまで潜って、ブクブクと息を吹いて遊んでみる。
そんなことをしていたら何やらどうしたものか、若い頃の色んな辛かったことを思い出した。でも、その全部を乗り越えてきて今がある。どんな人生にも必ず春の陽気は訪れるもんなんだよなあ、などと火照り微笑みながら、声なく独り言ちるように心の中で思った。
寒さが身に染みるから、あとで暖まることの喜びやら幸せというものを噛みしめるように感じることが出来るんだよね。
なんだかうとうととして来て、気持ち良くてお風呂の中で寝てしまいそうになった。湯冷めしないうちに裏起毛のあるフリース地のルームウェアを着込んで、さらに半纏を羽織った。ストーブの点いたリビングでアイスクリームを片手にソファーへ腰を沈める。なんという幸福感かしら。なんならばアイスケーキまで食べられる勢いはあるやも。
身に染みるほどの寒さが嘘のようだけれども、そんな寒さがあったからこその温かな幸せな時間を満喫している私なのである。
『寒さが身に染みて』
仕事終わりの帰り道。冷たい風が吹き荒れ、普段よりも寒さが身に染みて急におでんが食べたくなった。
『おでん食べに行かない?』
『俺も今、そうやってLINEしようとしてた』
絶対嘘でしょ。口に出して笑いながら彼にLINEを返すと、彼は5分もしないうちに私の前に現れた。ニヤニヤしている顔につられ、私も顔がニヤニヤした。
______やまとゆう
寒さが身に染みて
曇り空の朝、ゴミ出しにギリギリ間に合いひと息つく
ちぐはぐなサンダルに笑い、半ズボンだったことに気付いてさらに笑う
たった数十メートルの家がすごく恋しくなる冬の休日
行くよ〜と誘われ、着いたら凍った川の上にテントが多数⛺️ 極寒の中先ずはテントを張り、次に約40センチの氷にハンドドリルで穴を開け、既にヘロヘロ💦
小さな釣り針にエサを付け、そっと穴の中にスルスルと〜それから約3時間🤷♂️
何も釣れず⤵️ 帰るよ〜の声 寒さが身に染みて 言葉が出ない。でも心の中ではやった〜これで帰れると😅