『寂しさ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
月を見上げると
冬は真っ青な月
新月の前には
約束をしたい
会おうよ
会おうよ
何度も何度も
今宵も
真っ青な満月
果たされなかった
真っ黒な雲に覆われる
光に手を伸ばしても
不倫や浮気って長年のテーマだったわ!
この気持ちを書こう!まずは、分かることから
私からの儚い贈り物。
カズレーザーの番組で『人たらしは敬語とタメ口を混ぜる』って話していて、
目上の人と話す時は、感情だけをタメ口にすると親しみが湧いて好印象らしい。
「嬉しい!ありがとうございます」
「かっこいい!素敵ですね」
「やったぁ!いつにしますか?」
年上の人と仲良くなりたい人は使ってみて
寂しさ
職場の先輩が亡くなってから2週間が経った。
先輩はいつも冗談を言っては心地の良い笑い声を響かせていた。先輩と会話をしていない時も、隣の部屋からいつも楽しそうな笑い声が聞こえていた。
いつもあの場所で煙草を吸ってスマホをいじっていた。
自分のことを人見知りだと言っていたが、全くそうは思えない程に気さくで茶目っ気のあるお兄さんだった。
娘の事を可愛がっていて、嬉しそうに幼い頃の写真を見せてくれた時があった。これからも楽しい話が聞けると思っていた。
今でも信じられない。何の前触れもなく…。
時の流れは残酷だ。今でもなぜ?どうして?が止まらない。
嘘であって欲しい。
明日、職場の駐車場に先輩の車が停まっていたらいいのに。
あなたがいなくても世界は回っていくんだと。
分かっていたけどとても寂しい事実。
寂しかったら歌えばいいさー
何処からかアルトパートが聞こえてくるさー
ソプラノパートが聞こえてきたら病院に行くさー
寂しい男の話
男は公園で缶コーヒーを飲んでいた。
男は子供たちを見ながら楽しかった子供の頃を思い出し寂しくなった
寂しさ
寂しさを隠すように私は今日も下を向いて歩いていく。でもなぜか途端に足元が明るくなった。なにかと思い少し顔を上げるとそこにはあなたが立っていたんだ。あなたの笑顔は周りに星が舞っているように光り輝いていた。あの日から、あなたに出会ったあの日から私は下を向くのをやめた。教えてもらったもんね。「君の顔をきれいだと」
「寂しさ」が消えたのは
貴方の言葉だけじゃなくて
行動で愛情を示してくれたから
寂しさは好きだ。
人を好きになれる。誰かを求められる。
だからずっと寂しさに身を浸していたいと思う。
この寂しさのざわめきは、死に似ているのだろうか。
それとも、死ぬということは、もっと寂しいことなのだろうか。
僕は恐くなって君に電話をかける。
寂しさに溺れ死んでしまわないように。
お題《寂しさ》
人付き合いって難しい
うまく人と付き合えないから
今の私は常に寂しさがある
慣れれば平気という重りを付けて
今の私は生きている
剥がしても
剥がれない
薄皮のように
いつも寂しさは
つきまとう。
寂しさ
寂しくて結婚したの
そう言ってた女の人は寂しそうだった
さみしいさみしいと言って
とうとう旅に出てしまった
あなたを慕う人はこんなにいたのに
あなたはこっちで神様になったんだよ
私たちがもらいすぎたのかな
お返しが足りなかったのかな
どこかで元気に暮らしていますか
もう寂しくないですか
私は常に合理的に、理性を使って生きてきた
自分を信じてる
寂しさに負ける訳がない
私の感じている寂しさは
誰も知らない
誰も分からない
でも私は
誰かが感じている寂しさも
何も知らない
何も分からない
人によって感じる寂しさは
違うものだから
自分の感じる寂しさを
他人が知ることはできない
「私も思ったことあるよ」
なんて言って
”寂しさ”を知ったかぶりして
何の意味があるの?
自分の感じる”寂しさ”を聞いて欲しいの?
そばにいて欲しいの?寄り添っていて欲しいの?
私の”寂しさ”を他人が理解できるなら
私が”寂しさ”を感じることはないはずなのに
「寂しさ」
こんな言っちゃっていいのか心配ですが、
最近、何もかも「つまんな」って思っちゃうんです
よね。
急に成績爆上がりしたから調子乗ってんのかな?(笑)
あと、笑ったり泣いたりするのが楽しくなりました。
楽しいから、面白いから、笑うんじゃなくて
笑ったら楽しいから笑うみたいな感じです。
笑いすぎたら疲れるんですけどね(笑)
泣くのも楽しいですよね。(?)
好きなときに泣いたり(?)
※別に何かあったとかではないです※
前あった嫌なこととか思い出して泣くみたいな
感じです。
なんで楽しいのか、理由....言葉で表しにくいです(笑)
泣いたらスッキリするとかではないです。
面白いことないかな〜...
これからリア友へ向けたメッセージ下に書くやつ
多くなってくるかと思います(笑)
ご理解頂けるとありがたいです🤲🏻⸒⸒
<ここから先はリア友以外ご覧にならないで下さい>
⤴適当(笑)
↓
↓
リア友へ↓
大丈夫!!
変な趣味なんて思ってないから!!大丈夫!!
私もハイテンションでいこうかな...(笑)
#寂しさ
寂しさでしか育まれないものがあるとしたら
貴方は寂しさとどう向き合うの?
あまりにお粗末な消費を繰り返し
後に何も残らないとして
それでも欲しがりをやめないつもり?
どうしたら貴方を取りこぼすことなく
何も奪わず隣にいられるの?
寂しさと引き換えにどんな時間を手に入れたい?
みんなは努力している
だから、できる だが、私はできない
ゲームという短期的な報酬に誘惑される日々
受験は失敗し、社会から取り残されるだろう
【寂しさ】
誰もそばに居ないから
誰も言葉をかけてくれないから
誰の手とも繋がっていないから
僕だけがわかるように
僕の周りに透明な棘を纏って
近づいてきた人のことを突き放すんだ
誰かに触ってしまった後の
暖かさを知ってしまったら
もう戻れないことは知っていたから
2024-12-19
寂しさ値
「人が感じている寂しさを簡単に数値化できる器具を開発したよ」
髭を蓄えた博士が言う。
「今回の治験ですが、この器具の使用で寂しさ値が正確に表示されるか、また数値を元にして行う解決手段の模索のため行われます。では、順にお並びください」
助手の説明もテキパキと行われ、実験開始。
「こういうの、なんか緊張するよな」
「そうっすね」
まだ世に出回っていない機器を身体に試すのだ。最初は緊張していたが、実際に行われたのは、機械に繋がった布を腕に巻き付けて少し締め付けるだけという、血圧測定のような内容だった。
「それでは、寂しさ値を発表します。1番さん68。2番さん56。3番さん75……」
測定できる最大値は100だという。私は40だった。上京1年目、友人との出会いにも恵まれ、幸い人間関係に困ったことはないのだが、やはりホームシックというのは実在するらしい。決して低い値ではないよ、と博士。
誰もが、人の温もりを願うものなのだ。
だからと言っても。
「それでは、寂しさ値改善のための実験会場に移りますので、こちらの貸し切りバスに10分ほどご乗車ください」
「報酬とは別、私のおごりだ。気にせず食ってくれ」
みんなで集まって喋って飲み食いして、寂しさ値が減るものだろうか。
遠慮なく喋ってという博士からのお達しもあり、その疑問も口にしたが、賛同者は多かった。
それから小一時間が経って。
「1番さん34、2番さん29、3番さん23……」
私は26だった。
「この方法での数値への反映は一時的なものかもしれないが、寂しさなんてそんなものだから。人との繋がり、忘れんようにな」
理屈はそうかもしれないけれど、納得いかないってば。
やはり他の被験者もそう思ったらしく、博士に詰め寄ると、一般人の知識はそんなものか、と一蹴された。
残りの時間、みんなで肉をたらふく食ってやった。
寂しさを埋めるのは
本当の愛か
偽りの愛か。
ただ寂しかった
この寂しさを、
寂しいって言葉だけで
表すなんて簡単過ぎやしないか
どうも心は賑やかではなく、
気分がいいわけでもない。
ただ寂しい。心細い。
ただ、拠り所が欲しかった。
たった一瞬の気持ちだった。
逃げたかったのだ、この寂しい気持ちから
僕は逃げたかったのだ。
逃げた先には何もなかった、
後悔ともって厚塗りにされた
寂しさの気持ちだった。
寂しさ
改札口の前で一人立つ。
ぼんやりと待つ古錆びた駅舎の中にビュウっと吹いた冷たい風に自然と首を窄めた。吐いた息が白い。
首元のマフラーに埋もれた顔を、券売機から戻ってきた友達はまるで亀みたいだと楽しそうに笑った。
人もまばらな過疎地の駅では利用客などほとんどいない。ましてや帰宅者もいない平日の夕刻では貸切にも等しかった。
時代に取り残されたかのような小さな駅にたった二人。
暖房もない無人駅で列車を待つ。
何を話すべきか迷っているのはお互い様だった。
別に永遠の別れでもなんでもない。
会いに行こうと思えば行けないわけでもない。
同じ国で生きていることに代わりはない。
ただ、産まれてからずっと一緒だった。
二人小さな村で一緒に産まれて常に共に育った。
自然とずっと一緒のままだと思っていた。
それが自分だけだったと知った。
すぐそばにあった筈の距離の遠さを知らなかったのは自分だけで、接し方がわからなくなった。
村の冬は寒い。
山々に囲まれた小さな駅は遮るものもなくより凍えるように寒く、吐いた息の白さでは冷たくなった手は暖まらない。顔にかけたメガネで目の前が白く曇る。何も見えなくなる様が自分の気持ちのようで隣に座る友に気づかれないように目を伏せた。
あと少しで列車が来る。
最後のチャンスなのだ。何か言わなくてはいけない。
このまま何もしなければきっと終わってしまう。
そんな確信じみた危機感がある。
タイムリミットが近いはずなのに薄ぼんやりと白く曇った思考では何を伝えるべきなのかわからない。
口を開いて仕舞えば置いていかれる寂しさで
相手を罵ってしまいそうだった。何故、言ってくれなかったのかと。一緒に行こうと言ってくれないのか、なんてそんなワガママは口が裂けても言えなかった。
さよなら、を言うつもりで来たのだ。
意地でも笑って見送るつもりだ。子供じみたものだと思う。それでも寂しい気持ちは自分だけだったという寂しさは悲しみになった。ずっと一緒だったのに、本当はひとりぼっちだったなんて。
『3番線に電車が参ります』
冷えた空気の中だとアナウンスが響く。
心臓がドキンと鳴った。時が来た。なんて声をかけるべきかもきめきれないままでベンチから立ち上がると黙って隣の席の友のキャリーを持った。
ありがとう、なんて微笑まれる。
引き攣った愛想笑いを浮かべて、顔が冷たすぎてなんて言い訳をした。そんなことを言われる資格がない。
電車に乗り込む友達が振り返る。
なんて言えば良いの。無難なはずの『またね』すら出てこない。何か言ってよ、と顔を見ればニコニコと笑っていてこんなに寂しいのは私だけなのかとまた寂しくなった。
出発のチャイムが鳴る。いよいよ別れの時だと言うのにかける言葉が見つからない。
さよならを言いたかった。もう寂しくなりたくなかったから。それなのにさよならを言ってしまったらもっと寂しくなりそうで。
喉元まで込み上げた惜別の言葉は最後まで出てこなく、代わりに出たの両目からの大粒の涙だった。
『ありがとう!』満面の笑顔でかけられた言葉と共にスライドドアが閉まる。
ゆっくりと動き出す電車の中で友達が手を振った。
その口元が動く。
たった四文字分のその動きに列車を追いかけた足が止まった。
両目からとめどなく涙が溢れる。
口元の動きはたった四文字。
あれは多分『だいすき』だった。
古びた駅舎の中にたった一人残された少女は泣き崩れるように膝を抱えて小さな声で『うそつき』と呟いた。