『宝物』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
宝物って
いつも壊れないか
心配になる。
だから私はあんまりそういうの決めないようにしてる。
実態のあるものがいちばん怖い。
ないものは無くしたりも壊したりもしない。
私は身体があるのも、
お金があるのも、
恵まれてるのも、
正直怖くて、怖くて。
手放したくなる。
けど結局すごく大事なのは分かってるから
そんなこと出来ない。
やっぱり不況が1番落ち着く。
何も産まないから。
夢にずっと生きたい。
家族でピクニックに行った時。
バドミントンや野球の道具を持ち出して、あまり人がいない公園に行って。
朝から一緒に弁当を作って。車の中でも、楽しく会話して。
そんな、宝物のような記憶。
そんな記憶が、うちの今の体にある。
僕の体にそんな記憶はない。彼奴らは家族なんかじゃない。
ただ同居してるだけの他人。血も繋がっているだなんて絶対に考えたくないし信じたくない。
子供の目の前で喧嘩して。
腹が立ったら子供にあたって。
差別することなんて当然で。
そんな家庭誰が望むというんだよ。誰も望まない家庭を、お前らが作ってるって。
父親だとかいう奴にね。「子供が出来たから産んだだけ」って。
こいつは、僕らに愛なんてものはなかった。
一人になってしまうのが怖いから。だから、誰かに構って欲しいから、僕らに引っ付いてるだけ。
母親なんていう奴にね。「子供なんて産まなかったらよかった」って。
じゃあなんで産んだ。産まなければよかったじゃないか。
なんで僕なんて産んだ。自分でもわかってるんだよ、産まれてくるべき人間じゃなかったって。
でもその人間を産んだのはそいつで。
なんで。こんな世界に産まれてくるなら、産まれたくなかったよ、僕だって。
こんな家庭に産まれたくなかった。子供を追い詰める家庭にいたくなかった。
だから死のうとしたのに。上手くいかないから。
愛されることもない、求められることもない、誰かを救うことすら出来ない。能無しで、役立たずの奴を。
なんで、産もうとしたのさ。
外面がいいからか、嫌いなタイプの人もなぜか引き寄せてしまうようだ。そういう人と付き合うのはとても面倒臭くストレスを覚える。
まれに奇跡みたいな、それこそ宝石のような素敵な出会いもあり、その時にはこの上無い喜びや幸せを感じる。
「人間関係も断捨離を!」なんて話も頷ける。だが逆にそういった自ら進んで会いたくない人も含めた人間関係が宝物なのかも知れないと考えたりもする。
無理矢理そう思い込んだとしても嫌いな人を好きにはなれないだろうから、突然気が変わって要らない物と一緒に断捨離してしまうかも知れぬが。
#宝物
あなたの宝物は何ですか?と誰かに聞かれたら、おそらくこう答えると思う。
ない、と。
宝物に成り得る物品を他人から譲渡されたことも、自ら購入したことも又これからも購入することはないので。
宝物はない。
そもそも、金で買えるような物体が宝物に成り得るとは到底思えない。
どうせ、飽きたり、他に欲しいものが出来たら、売り飛ばすだろ?
たいして手入れもしないで、汚れたら捨てるんだろ?
宝物なんて売ってないんだよ。
テーマ「宝物」
何気ない風景
過ぎゆく時間
記憶に残る声
思い出す表情
この瞬間にある全てに
刻まれているDNAが寄り添う
あと何年続くだろう
この記憶こそ
わたしたちの宝物
お題「宝物」
宝物ってなんだろう、人とのつながり?いや、たぶん、手だと思う。ピアノをやるにも、縫い物や食べ物を作るにも、動くのはその手だ。両親がくれた身体、きょうだいがくれた優しさ。それを余すところなく表現してくれるのは、私にとっては二つの手だと、いつも守りながら思っている。
宝物
飽き性の私には、これと言って宝物がある訳では無い。
でも私には私がいるから。宝物以上の価値があるって信じてる。
宝物
人から何か貰っても
人から好意を寄せられても
大きく感情を揺さぶられる事は無かった
そんな自分に薄情だなと思っても
特に変えれることでもないし、と割り切っていた
そんな僕があるプレゼントを貰った
いわゆる誕生日プレゼントだ
その中にはちょっとした小物と大きめな紙が1枚入っていたんだ。
その紙は友達が書いてくれた似顔絵と短めのメッセージが書かれていて、嬉しい気がした。
似顔絵を眺めたあとメッセージを読んでみる
こういう手紙やメッセージは自分が薄情と再認識するら、少し苦手だった。
それでも僕の為にわざわざ書いてくれた文章
ありがたく読んだ。
メッセージの内容は簡単に言えば
友達の、誕生日にあげたプレゼントが嬉しかった。
心がポカポカした。だからお返しね。誕生日おめでとう
という内容。
僕があげたプレゼントがプレゼント担って帰ってきた。
今まで無いほど心が *ポカポカ* した
嬉しかった。
ずっと悩んであげたプレゼント、
こうもはっきり褒められる事は初めてだった
伝えられなくても分かってた
でも、
伝えられる良さとは、こう言うことなのかもしれない
今でもそのプレゼント達は宝物だ。
ここにしたためているのは、誰かにとってはただの駄文
あるいは、好きな作品
私にとっては、宝物の数々
いかようにも
お読み頂けるだけで、私は幸せです
ほんのひとときでも日常を忘れて
楽しんで下されば嬉しいです
いつも読んでくださりありがとうございます
#宝物
ずっと、リピート再生ボタンを押している。終わってしまったら、また最初から再生している。目で見て、耳で聞いて、得た五感を足りない脳味噌で想起させている。
もう形は残っていない。あるのは記憶だけで、写真もベッドもネックレスも、全て無くなってしまった。それでも、記憶には残っていた。それだけで十分だった。
いくら形にしても、それはいつか滅びてしまう。形のある物が劣化しないわけがなくて、写真だって色褪せるし、壊れたベッドは使えずに捨てられて、ネックレスはどこかに落としてしまった。一つひとつと物をなくすたびに、永遠という概念を求めることは間違いだと思った。
でも、そこにそれがいたという事実だけは永遠だった。わたしが知っている限り、それはこの世に残る事実で、わたしがいなくなってしまっても、誰にも知られない、でもそこにあったはずの事実だと改めて認識したその日、わたしはやっと、すこしだけ楽になれた。
だから、今日も、いつも、いつでも、あなたと過ごした日々を思い出している。
いつだったか、母にとって私はどういう存在なのかを尋ねたことがあった。宝物だと、母は答えた。宝物って具体的にどんなものを指すのか、母にとっての宝物ってどのくらい大事なものなのかよくわからなかった。
そんな母とは今では折り合いが悪く、数年に一度連絡を取るくらいになってしまった。
今では私にも子どもがいる。子どもから同じ事を尋ねられたとき、私はなんて答えられるだろう。
#宝物
逆に宝物にしたいこと
宝物か………
幼稚園児は、プラスチックダイヤをよく集めて宝石として飾っていた。
今ね………難しい………
今日の深夜、夜中に空腹が起きて今日の0時半ごろにレトルトの味噌汁と納豆を食べた。
睡眠が足りていないことで夜中に空腹になるらしい
言いにくいけれど、
2018年に元彼からセックスしよう。と、誘われた。だけど、私の身体に複数のセルライトがある為、彼に告白したら
[セルライトがある女とセックスしたくない]
そのことがショックになり
2019年にも違う元彼にも
私の容姿のことでセックスを断れた。
とてもショックで2019年から寝れなくなった。
スマホで調べてみると初セックスする平均年齢が
18歳らしい
私は元彼二人にセルライトと容姿が原因で
セックス2回断れてた25歳の処女
心の中で思うセックスは、どんな感覚で、どんな幸せを掴むんだろう?
だから、コロナ渦時だった2020年にも
あまり寝れなかったし、モヤモヤの心が続いた。
2人の元彼を忘れたい
もう5〜6年前の元彼なのに、
結婚したよ。告白されたよ。
結婚のプロポーズされた。
の、報告が次々と聞くようになった。
私が勤務する職場でも結婚するんだ。
赤ちゃんいるよ。とか
母が25歳で結婚した。ということも原因
幸せ報告をよく聞くけれど
処女を卒業したい。
周りから私のことを
かわいいから自信持ちなよ
可愛い容姿だけどね、どうして恋愛しないの?
自分から行きなよ
時々思い出してしまう
元彼が言う理想の女性
韓国アイドルのツワイスのモモ
女優の山本美月
と、比較されてとてもショックだった。
容姿のことで振られたから、
逆に、私も、三浦春馬、山崎賢人、坂口健太郎、
中島健人似の男性と付き合いたかった。と言いたかったけど当時はその言葉発言を我慢した。
だから、今でも容姿を見て判断する男性と恋愛したくない。
性格を見たいから
宝石は恋愛
宝石の恋愛して本当の愛を探すんだ。
宝石の恋愛をしないで死ぬのはイヤだ。
私にとって1番、一生後悔するから
宝石の恋愛して本当の愛を捧ぐんだ
私が生まれてきたのは愛を探す為
5歳から思っていた
だけどなんで………🥲
クリスマスの日に、わたしたち3人は集まっていた。宝物を見せ合おうって誰が言い出したのか。
美春は、リングを持ってきていた。ファッションのブランドメーカーのものだ。
沙恵は、私たちに写真を見せた。そこには何十冊ものノートが写っていた。「これさ、受験の時に勉強したやつ。捨てれんのよ」。
あんたは? とさいごにわたしの番だった。
わたしは立ち上がった。にこり、と2人に笑いかけてみる。
「はあ?」
美春は、テーブルの上に置いていたリングをバックに片付けながら、不審な声をあげる。
「わからないかな」
わたしは吹き出しそうになった。
「まさか、あんた」
沙恵の顔が真っ赤だ。
「そう! わたしの宝物はわたしよ!!」
その日以来、わたしのあだ名はナルシスになった。
ええ? 自分を好きになって自分を大切にするの重要なことじゃない? ただ、2人は、この日、「あんたの勝ちだわ」と、兜を脱いだのは確か。それは、呆れたという感じではなかったと思うけど。そして、ケーキの配分を大きくしてくれた。そ、それは、嬉しいような、いらないような。
この町に何かが起きている。
俺が守り続けた平和な町に。
何も変わらないはずのこの町に。
正体も分からぬ違和感を感じる。
最初は1件の老人の行方不明から始まった。
2週間前のことだ。
俺はなんでもない事件だとこの時は思ってた。この町では珍しいがな。
そして先週は3人の行方不明者が出た。何かがおかしい。
そう感じた。
そして今週もまた、1人行方不明者が出た。朝までは目撃情報があったが同棲していた彼女が仕事から帰ってきて、それからいつまで待ってても彼帰ってこなかったそうだ。
俺はこの町から逃げることにした。俺のカンが囁いている。この町にいてはまずいと。行方不明者には悪いが、俺はこの町にいることに無性に不安を感じた。
そして、家内に話し、遠くに引っ越すことにした。
娘が帰ってきたらこのことを話さなければならない。
ずっと過ごして来たこの町、友達と別れなければならないというのは酷な話だが、家族という俺の宝物を守るためにはそうしなければならないのだ。
この町には何かが起きている。
日常に何かが潜んでいる。
俺以外にそれに気づいた者はいるのだろうか。
とにかく、家族を守るのだ。
そして娘が帰ってきた。
俺と家内は言った。
「おかえりなさい」
警官と町
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こんにちは。またはこんばんは。またまたおはようございます。
葛餅 かえるです。
このお話で「町」のお話は終了です。
私はこの書く習慣というアプリに「子猫と町」というお話を書いて始めました。思いのほか書くことが楽しく、
続きを書こうと思い、「私と町」「俺と町'」そして今回の「警官と町」を書きました。一旦ここまで書いて、自分の中ではいい感じにお話を終わらせられたと思っております。「町」というお話の続きを書くかは分かりません。
今後としては、不定期に様々なお話を書いていこうと思うので、今後ともよろしくお願い致します。
誰かに面白い、暇を潰せるようなお話であると感じて頂けることが私にとっての至福です。
私のやる気は真夜中から。
本当の実力なんて
見せ物じゃないわ。
この世は無知な方が安全なの。
自分を偽り続けて欺くことを
後々助かったと思う人もいれば、
一生無意味で
偽らなくてもよかったと思う人もいる。
偽るのって大変だからね、
真夜中はいいと思うの。
真面目そうな
通りすがりの人だって
もしかしたら
お酒ばっかり飲んでる人かもよ?
夜は人が変わるの。
もちろん変わらない人もいるわ。
私の擦りむいた膝に
大きい絆創膏を貼って
目の下にクマを作れば
なんだか大変そうな人に見えるでしょう?
コーンフレークを
毎朝食べてるだけの人なのにね。
宝物は誰にも見せないって決めてるの。
鳥かごから鳥を出したら
飛んでいってしまうのと同じ感じ。
ペンを持って
机に座っても
言葉は思いつかないし、
選べないのよ。
ぐちゃぐちゃな文でも
私が読めればいいの。
誰に読ませても
感想なんて酷いものでしょう。
いいのよ、
音楽聴きながら書いてるものなんて
歌詞が紛れ込んでたり
気分が変わって
急に話が切り替わったり
するものだから。
それにしても寒いわね。
真夜中に書くのは
やっぱり違うのかしら。
私の大好きな漫画だって
手に取らなきゃ
ただの飾り。
"Good Midnight!"
って大好きな一言も
使い続けたらいつかは飽きる。
一生懸命に作ったものほど
残念がられるのは
泣きたくなるほど悔しいけど
目から涙は出てこなかった。
背伸びをしたって届かないものが
他の人にはあった。
宝物なんてものは、大事にしまっておくだけじゃだめなんだなあ、とつくづく思います。
【宝物】
「宝物」
色々な気持ちを込めて買ったもの。
友達からもらったもの。
アルバム。
学校の文集。
それらはみんな私の宝物。
でも年を取って、家の都合で引っ越して、だんだんとなくなってゆく。
それでも最後の最期は、そんな大好きなもの達に囲まれて、あの世に行きたい。
『宝物』
乖離する神々の介入と
悪辣たる叛逆の芳詠
懊悩たらしめる無秩序の
叛逆者曰くアポトシース
粉灰たる追憶の片鱗に
未だ偽る改竄の痕
腐敗する虚言の誤謬と
痼疾たる盲目の亡命
煩悩に誑し込む冒涜の
盲目奴騙るアポテトシス
悠久たる開闢の使者に
未だ臠(みそなわ)す朧気な過去
「宝物」
小さい頃、虹🌈の下に宝物が埋まっていると聞いたことがある。
虹ができる仕組みを知った時、虹へ近づくことはできないと知った。
誰も見ることができない宝物。
どんなものだろう。
子どもの頃は、たからもの、たくさんあったなぁ。
おもちゃのゆびわ、かわいいしーる、ふりふりのどれすのおにんぎょう、あかいくつ、、どれだけ増えても、どれも大事だった。
大人になって、あの頃よりいろんなものを手に入れられるようになったのに、“ 宝物 ”という響きにふさわしいものを、私はまだ、見つけられずにいる。