『宝物』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
蚊帳生活
2024/11/20㈬日記
虫の話しなので。
百足のせいで始まった。
まだ続けているけど
今月で終ろうと思う。
百足は気温10度か15度以下になったら活動をしないらしいから。
百足が一匹出てたら
数日後に、もう一匹ツガイが
出ると聞いて気を抜かずに、靴や
スリッパを履く時は、注意する生活。
特に土日は噛まれたら、病院に行けないからね。
寝ていて手を噛まれた人によると
突然、痛みが走り、手首から先が
千切れたと思ったぐらい痛かったらしい。
怖くない?
ツガイについて、帰って来ない夫を
探しに妻が来るのか?と妄想を書いたけど、未だツガイは出ず、妻に
嫌われていた夫だったのかも。
これ書いてフラグにならなきゃ良いけど……。
そしてまた3月から蚊帳生活を
始めなきゃならないらしい。
辛い。
今年は暖かったから、虫が多すぎたのかも。
ダンゴムシの事も日記に書いていたけど、ダンゴムシ狙いで百足が
来ていたなんて、知らなかった!
ダンゴムシって足が遅いから
狙われるんだって。
子供にも捕まえられるし、百足に
狙われるし、今回の事でダンゴムシを気の毒に思った。
それでね、百足が出た話しを旅行中に父にした。
「めっちゃ足が早いんだよ!」
「足がいっぱいあるからな」って。
言うと思った……。
なんで、答えが分かっているのに
話しちゃったのか。
これも人間の性?
でも聞いて、本当に足が早いんだから。
しつこい。
宝物ね、ドラマ「わたしの宝物」を
見ているよ。
最後どうなるんだろうって思って
見ている。
おやすみね。
『たくさんの想い出がつまった家だ……』
昨日、家に帰ると恋人がカーテンを見ながら、そう呟いていた。
その言葉は次の日になった今でも、俺の心に残っている。
彼女との想い出は、何もかもが宝物だ。
出会いも、不安になったことも、すれ違いも、それ以上に沢山ある笑いあったことも。全部が幸せな宝物だ。
今日は休みの日で誰もいない。俺はあの時、彼女が触れていたカーテンに手を伸ばす。
〝これからも想い出をたくさん作っていこう〟
そう、彼女に告げた。
俺は嬉しくて、口を開けずに目を細めて笑う。
俺と彼女は少し前から将来の話しをしていた。〝家族になりたい〟という願いを彼女も理解して受け入れてくれている。
部屋全体を見回す。
この家は2LDKで、ふたりで住むには十分だ。でも家族になったら、きっと手狭になることを理解している。だって、家族はふたりから増えていくものなのだ。
「宝物、きっと溢れるよ」
おわり
一八八、宝物
『宝物』
君がくれたこの気持ち。
君に会えるだけで、楽しみすぎて夜眠れない。
君に会えた時、途端に鼓動がうるさくなる。
君が笑ってくれると、僕の心は幸せで心が
いっぱいになる。
全部、全部、君が僕に教えてくれた気持ち。
君に出会うまで、知らなかったこの気持ち。
誰かを"好き"になる気持ちより、
もっと大事で温かい、誰かを"愛する"気持ち。
今日は、感謝の気持ちを込めて――。
僕は、君と生涯を共にしたい――。
僕と、結婚してください。
夫との想い出とともに
ここでの書き込みが増えていく
それはまぎれもなく
私と二人の宝物である
これからも一緒にたくさん増やしていこうね
想い出とともに
『宝物』
小屋の奥で蜘蛛の巣を張り巡らし
漏れた灯油でストーブを浮かせる
不貞腐れる水道管はクリスマスを待ちわびて
無理やり開けた窓で包帯を固結び
本棚だって泥まみれの靴を履くさ
夢見る姿見にステージメイクも割れて
玄関マットにとびきりのペンキを塗ったら
スポットライトだけで特別感をご招待
さあ合鍵をどうぞ
今更何をお探しになりますか?
髪は女の命だという。
周りを見渡せば、長い黒髪をそのまま流したり、束ねたりしている女の子がたくさんいる。規則がきかない学校の外に目を配れば、茶色や金色やピンクの髪の女の子がいるのだろう。染髪された髪は好きではなかったが、最近ようやく好きになった。
髪が綺麗な女の子は総じてかわいい。たとえおばあちゃんでも、白髪は美しい。
「ねえ、君もそう思わない」
背中に気配を感じて振り向いた先にいた女の子は、シャンプーのCMに出ている女優も真っ青なくらい、綺麗な黒髪の女の子だった。
「髪が綺麗なら、顔はどうでもいいわ、私」
私の言ったことに、思わずはっとするほど黒髪が美しい子は、怒りながら反論してくる。
「そんなのおかしいよ。私は断然顔派。イケメンとか美人だったら、どんなに髪が荒れていてもいい」
「そう? 私たちって、とことん合わないね。ないものねだりって感じ」
ぶわっと風が吹き、その見事な黒髪が乱される。すぐに風は止み、するとすとんと一瞬で元通り。今、本当にシャンプーのCMみたいだった。
顔を覆うくらい伸ばしている前髪を整えながら、その子はぽつりと呟いた。
「……その綺麗な顔、大切にしてよ」
髪が綺麗な人は、心根まで綺麗だ。
『宝物』
昔々のお話です。
一人の旅人がいました。
旅人は、見つけた者は必ず幸せになれるという、
伝説の宝を見つけるために、
長い長い旅を続けていました。
いくつもの山を越え、谷を越え、
砂漠をわたり、森を抜けても、
宝の眠る地へは、中々たどり着けません。
「宝探しなんて大変ですね。
そんなに探しても見つからない物を、
それでもなお探すのは辛くないですか?」
旅人は、立ち寄った村の人から
そう尋ねられました。
「そうでもないよ。
最近思うんだよ。宝を探すこの日々こそが、
私の宝物かもしれない、とね。
君と出会ってこうして語らう今日もまた、
私の宝物になるだろうね」
旅人は微笑みながらそう言い残して、
村を去りました。
旅人は宝を見つけたかどうか、
その村人には分かりませんでした。
でも、旅人は幸せになれたかどうかは、
村人はわかったような気がしたのでした。
おしまい。
宝物
幸せと感じれる心
楽しいと言い合える家族
笑いあえる友
美味しいなと言って食べる事のできる環境
行きたい所へすぐに行ける足がある事
生きていて宝物だと感じれる事柄はたくさんあること
に私はありがとうと言いたい
お母さん産んでくれてありがとう
たいしたものじゃない
かんちがいしてる事だってある
らくして得られない時も
もんだいばかりで厄介な場合も
のんのん だから抱きしめたくなるんだ
#宝物
小説
迅嵐※『たくさんの思い出』の続き
家の鍵は空いていた。ドアノブを回し中に入ると、いつもはきちんと揃えられている嵐山の靴があっちこっちに放り出されていた。視ると、嵐山は寝室に居るようだった。しかし寝室のドアを開けようとするが、何かに引っかかっているらしく、ビクともしない。
「…嵐山」
ドア越しに声をかけるが返答はなかった。きっと、ドアを背に座り込んでいるのだろう。
「ねぇ、嵐山……開けてよ」
ドアに手を添え、おれは情けない声で懇願する。
「……嫌だ」
「謝らせて」
「…………何に対してだ」
「嵐山を信じきれてなかったこと」
はっ、と息を飲む音が聞こえた。しばらくすると小さくドアが開く。ゆっくりと中に入ると、部屋の隅に座り込んでいる嵐山が目に入る。俯いた顔は暗く、いつもの明るさは鳴りを潜めていた。
「…嵐山」
おれはしゃがんで、座り込んでいる嵐山と目線を合わせる。
「…傷つけた。ごめん」
引き寄せるように抱きしめると、肩口から弱々しい声が聞こえてくる。
「……約束、覚えてたんだな」
「…思い出したよ。今まで喧嘩することなんてなかったからすっかり忘れてた」
「……俺は、別に女とか男とか関係なく迅が好きだ。…………でもお前にとって俺は…性別で人を好きになるような人間に見えていたということだろう?」
「違う、違うんだ嵐山」
震える声で続ける嵐山は、自らの放った言葉にさえ傷ついているようだった。
「迅…俺は…お前の何だ?」
問われ、おれは目を見開く。そして、嵐山を抱きしめる腕に少しだけ力を込めた。
「……お前は…おれの未来だ」
え、と小さく掠れた声が、おれの耳に届く。
「未来で、希望で、宝物」
「……」
「だから、取られたくなくて焦った」
「…迅…」
「お願い、遠くに行かないで。……我儘かな…」
許してもらえるだろうか。おれは少し怖くなって、嵐山の首元に顔を埋める。
「………全く、しょうがない奴だな」
嵐山の温かい手がおれの背に回る。
「この我儘勘違い予知予知歩きマンめ」
「……ごめんって」
「俺が可愛い女の子に靡く?…バカ。お前は俺の何を見てきたんだ」
「……うっ…」
「…でも、約束覚えててくれてありがとう」
どちらともなく身体を離す。よく見ると嵐山の頬には涙の跡があった。ここに来てからずっと泣いていたのだろう。おれは嵐山の頬に手を伸ばす。涙の跡を親指でなぞると、嵐山は少しだけ気恥ずかしそうに笑った。
「…泣かせちゃったな。ごめん」
「いや、俺こそ悪かった。迅の気持ちを考えずに行動してしまった」
お互い謝ったところで、ふっと笑みを零す。始めての喧嘩は、硬い床の上で収束したのだった。
「…ところで迅、俺ってお前の宝物だったんだな」
「なっ…そこ蒸し返さなくていいだろ!」
「宝物」
僕の宝物。
それは君との思い出と君からもらったプレゼントだ。
これからも大切にしたい。
大事な私だけの宝物
誰にも奪われないようにそっと隠しとかなきゃ
絶対に無くしたくない宝物
ずっと私の側にいて
私には決して誰にも渡すことのできない大切な大切な宝物が存在する。それはとある1枚のハンカチだ。
といってもそのハンカチを本来の何か拭くために使うということはない。
そのハンカチには中学時代の友人からのメッセージが書かれているからだ。受験が佳境を迎えた時当時通っていた塾の先生が共に受験という強敵と戦う同士として生徒間の結束を強くするために書かせたのだ。それを私は活用して当時の仲の良かった同級生にも書いてもらったのだ。そのおかげでこれはこの世にふたつと無い私だけの応援メッセージ付きハンカチとなったわけだ。
思えば随分と長い付き合いになったものだ。
高校時代は毎日お守り代わりにクリアファイルに入れて持ち歩き、卒業後に引越した時にも忘れずに新居に移した。
この宝物を失う時それ即ち私が人としての心を失った時である。そう信じている。
宝物、それは大切にしまっておきましょうとでも
言われているのですが、
本当にそうなんでしょうか?
大切な物こそ、距離を取りつつ、程よい関係に、
なっている事が一番の幸せではないか。
私は、そう思ってしまうのですけど、
実際にそれをしたらどうなるのか気になったので
実験をしてみた、それも人体実験だ。
それをしたくなる欲求を高める薬を治験として、
投入して、実験を試みるのだ。
結果はこうだった。
「実験結果」
対象の大切にする宝物は、永遠にしまわれる事に
心が壊れてしまい、性格改変、人体損傷、レイプ
様々な事をされてしまい、心が病んでしまった、
そして、自害してしまったのだ、
それを見た対象は、狂ってしまって、器物損壊、
自傷行為、妄言、狂言、何でもかんでも、
してしまい、やはり対象は、自害してしまった。
この結果から、人の宝物には、汚してはいけない
"人間は奥深いから、永遠に楽しめるな。"
人間でない俺にとっては、関係ないけどな。
有限の物に縋るのは、とても哀れである。
人間よ、自由であれ、人外よ、制限されよ。
まだ見ぬ、真実を知る事を貴方は恐れますか?
恐れませんか?一生貴方に問いを出される、
その恐怖を味わって怖がりながら生きてね。
それじゃ、また、楽しみにしてるね。
end…。
本当に終わり?
いえ、終わりではない。
永遠に起こりますよ。
だから、大変ですね。
【宝物】
宝物
それは、何気ない幸せ
かけがえのないもの
いつの間にか見失う
そっとしまって
忘れないように
宝物だった時間を壊したのは、
彼らじゃない。
全部、私だ。
そしてまたひとつ罅が入って。
わかっているのに止まれない私は、
泣く資格なんてない。
-宝物-
宝物
あなたとの日々は私にとって宝物だった。
あなたが当たり前の様に私の隣に居てくれたり、他の友達よりはちょっと特別に扱ってくれたり。
今のままの関係でも十分楽しくて、嬉しくて。
あなたと二人きりで話すたびに、私の心はふわっとして、それだけでその日は一日幸せで。
それでも、あなたと恋人という関係になる事を夢みなかった訳はなく。
むしろ、正直なりたかったくらいで、どれだけ授業中に妄想していたことか。
ただ、それは私にはあまりにも勿体無いと思っていたんだ。
だから、高校を卒業した今あなたの隣に居るのが私でなくても、あなたが幸せなら私は幸せだ。
そう思いながら、私は右手で結婚式の招待状を握りしめた。
左手にはスマホを握っている。
その画面には、メッセージアプリが開かれている。
『お前には絶対きてほしい‼︎』
幸せのお裾分けだ、とふわりと笑う。
大丈夫、私は今幸せ、幸せだから。
宝物は大切に宝箱にしまっておく事にするよ。
『宝物』
宝物が一瞬で飛んでった
空に高く高く
ちょっとやそっとのジャンプじゃ届かない
手も伸ばせば届くかもしれない
けれど、私にそんな勇気はない
宝物の我が道を歩もうと、ようやく踏み出した一歩なのに
ここで邪魔したらどんなふうに砕け散ってゆくのだろう
だから、私にそんな勇気はない
『宝物』
私は子供の頃から内気な性格だ。
人と話すのが苦手で、いつも一人ぼっちだった。
しかしそれは高校生までの話。
こんな性格の私に優しく話しかけてくれた彼がいたから……
彼とはだんだん仲良くなり、その彼の前では普通の女の子でいられた。
そんな関係はずっと続いている。
そして私は一生の"宝物"を手に入れた。
氷雅
ないな~
使わないでとっておいてる物でも宝物ってはけでもないし、
思いでもパッと思い付かない。
人生経験なさずるなー
みんなってどんな宝物持ってるの?