『宝物』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自分がこれまで歩んできた道
そこに 色んなこと 色んなもの
色んな人との出会いがあって
それらが いまの自分を作っている
宝物がたくさん詰まった
私の人生
これからも続いていく
#宝物
#36
キラッ 光った ビー玉
くるくる 片目でみた世界は
綺麗とばかりに数十分も
まわした万華鏡
紙の着せ替え人形は首が
よれたり 着せ替え紙服
破られたら 泣き出し 新たな
着せ替えを買ってもらっていた
小さい ぬいぐるみ と
大きい くまぬいぐるみ テディペアではない くまのプーさんでもなかったが 私には弟とだよ
偉そうな ことを 話していた
ぬいぐるみ だから
話しできないんだ
勉強や 宿題が ないなんて
いいな だったかな
そんなこと 話したかと
普段は大きいくま弟を風邪ひかないで
なんて 布団にいれ
私が抱きしめていながら 抱きしめられていたのかも そうして睡眠していた
だが ある夜 私は他にも
ぬいぐるみが 机棚に閉まっては
出していたものが 5から10個は
あった
小さい ぬいぐるみ も
一緒に 睡眠 棚なかに置いてき
ぼりなんて… そんな
感情だったかは
はっきりはしないが
弟くまぬいぐるみ を まず
布団に 小さいのは
寒くないかな 頭上とか
弟くまぬいぐるみ と 私の
間とか 並べた
だが 翌朝 私は 悲しみに
気持ちは一杯に なる
朝 ぬいぐるみ達は 私の周りから
散らばり樣が
幼さい私中 ぬいぐるみ達を大事にできなくて
とか 可哀想なことした
私を咎め責めた だが 次の夜も
棚に入ってる ぬいぐるみの目を
みたら なんか辛いの やっぱり
棚なか から でて 一緒に
睡眠したい なんて なって
やはり並べた
朝目覚めたら
大きいぬいぐるみは 横に
だがやはり小さいぬいぐるみは頭上だけでなく
並べた位置より 遠い場所や
足元に 散らばりさ
また 私を咎め責めた
だが 数日はそうした夜から
朝をむかえていた
咎め責めた私に疲れたか
ぬいぐるみ達に悪いと感じたか
ぬいぐるみ達棚なか
目をみても ぬいぐるみ達が
一緒に を 言ってるかのように
瞳 目が そうみえた
寂しいそうと
でも 決めた 覚悟をした
夜布団に並べたら余計に可哀想かも
やはり 小さいのは 棚に
ひとりでないからね
みんな棚なかだから 明日遊びましょうを 話した
万華鏡 や ビー玉 着せ替え人形
ぬいぐるみ 幼い頃の 宝物
今や 絶対的に 全ては
私の部屋に 置きたくはない
1人暮らし 掃除が 苦手に
断捨離さが気持ちいい
スカッとしている
たまに捨てないでいたらなんて
なる有り様でも たいして
困らない
幼さない 頃 着せ替え人形は
箱なかに 沢山過ぎに
万華鏡 ビー玉
弟くまぬいぐるみ 小さいぬいぐるみ
全ては 宝物だった
あの 全てが 消えたが
必ず私に なんらかを
育むはしてくれただろう
幼い 私への宝物
何処にしたさは 勘弁を
「宝物」
宝物…宝物…
うーん、どうしよ。
宝物
人にはそれぞれ大事にしたいものがあるだろう
それは家族や友人だったり、ぬいぐるみや本だったり
そういうのを宝物と言ってもいいのかもしれない
#宝物
経験とか、記憶とか。宝物というと、そんな形のないものを思い浮かべる。
今の私が一番大切にしたいと思っているものは、この平和な日常。
いつ崩れるかわからないと常々思う。だって、何があるかわからないもの。
地震や火事、天災、もしかしたら事故や病気。
一瞬の不注意で全て失することだって容易にあり得るわけで。
そうなると、「今が人生史上一番若い」のと同じく、「今が人生史上一番幸せ」と思っているから、この日々が一番の宝物ということになる。
仕事を辞めて、真っ先に感じたのは、「嫌いな人に会わないってことがこんなにも幸せなものか」だった。
職場に嫌いな人がいて、その人のせいでうつ病にもなった。
いや、嫌い抜いているのならばいっそ良かったのかもしれない。なまじ「いいところもあるしな」なんて思っていたのがよくない。
盲目的に他者を「良いもの」と思っていた頃は想像もしなかったけれど、他人なんて、心底嫌ってもいい。それが今ならわかる。
私はどうしても自己に「ダメなところ」を探しがち。
自分が悪いからあの人は私に対して不機嫌な態度を取るんだ、とか。
自分が悪いからあの人は意地悪するんだ、とか。
違うの。「あの人」がクソなだけ。本当にそれだけのことで、自分を責める必要はない。大抵の場合、原因は「あの人自身」にあって、こちらはとばっちりを受けているだけなのだ。
仕事って、好むと好まざるとに関わりなく、人間関係を築かなくてはいけないじゃん。
嫌いな人と一緒に働くことも多いし、好きな人とばかり仕事ができるわけでもない。
だからさ、どう考えても毎日必ず嫌いな人と会うって生活は、やっぱり無理だよ。あはは。
そういえば、前述の「あの人」に会わなくなって(仕事を辞めて)、新しく腰掛けパートを始めた時。
前任者が、これまたハイパー性格合わないマンだったの。
まさに「最も合わないタイプ」ってこういう人なのか!と開眼した。
それまでの「二度と会いたくない人」なんてかわいいもんじゃん、って痛感するほどの、合わない人。
前任者ということで職場に留まるわけではない(一緒に働くわけではない)けれど、引き継ぎされてるだけで無理で、しかも現場と院長で見えているものが違うというパターンの職場だったり、面接で言われた業務とは全く異なることを最低賃金でやらされそうだったんで、すぐに辞めた。
うつ病が再燃してメタメタになってしまい、最終的には旦那さんに辞めることを伝えにいってもらうという体たらく。まあ、そもそもうつ病から寛解する前に働こうとしたのが間違いだったわけだけれど。
そういう日々があって、今の引きこもり生活がかけがえのないものだと感じる。
専業主婦って適正があるから、難しい人には難しいんだろうなと思うよ。やったことない人からは想像もできないことが日々山積するしね。きっとそんなにいいものじゃない(あくまでも向き不向きの話。向いている人には天国)。
手垢のついた結末だけれども、家族が元気でいてくれることが、一番の幸せで、この生活が宝物だと思う。
2023・11・21
[宝物]
それ、捨てちゃダメ!
まだ使うの!
そのビーズもいるやつ!
新しいのあるけど、それもいるの!
大事にするから!
もうこわさないから。
ねぇ、おねがい!
綺麗事と思われるかもしれないけれど
私にとって
プラスな出会いは
全て宝物
マイナスな出会いも時々は
宝物──
(2023.11.20/宝物)
#107 宝物
きれいなビー玉、
手作りのマスコット、
第二ボタン、
旅行のお土産、
描いてもらったイラスト、それから…
長じるにつれて見返すことは無くなったけど。
純粋に悪意も何も知らなかった子ども時代を、
幸せな日々だったと振り返ることができる。
それこそが宝物なんだと、今は思う。
宝物
せっかちで飽きっぽい私は三日坊主
夢中になるのも熱が冷めるのも常
宝物はその時その時でどんどん変わっていっている気がする
宝物ってずっと長く大切にしてるものでなくてもいいですか?
もしかしたら私にとってはものではなくて経験や記憶かもしれない
これからさらに色々な経験をし
最後の瞬間にはどんな宝物に出会えているだろう
今ここから
去るとしたら
何を
持って行きたいか
何も無い
何も無い
分けた命だけ
どうか
健やかにと
それだけ
ただそれだけ
手には
何も要らない
形の無い
宝物だけ
そっと胸に
「宝物」
宝物
銀(しろかね)も金(くがね)も玉もなにせむに まされる宝 子にしかめやも
万葉集 山上憶良
何よりの宝だと我が子を大切に思う気持ちを、これほど素直に詠んだ歌があるだろうか。
遥か千年以上も昔の人たちだって今の私たちと変わらない。同じような感情を持って生きていたのだと感じさせてくれる。
人間っていいなと胸の中が温かくなる歌だ。
だけど、こんなにも子を愛しむ親がいる一方で、目も耳も塞ぎたくなるような虐待も起きる。どちらも同じ人間だ。
良いものばかりじゃないのは、よく分かっている。
悪いものばかりじゃないと言い切りたいのに。
どうか子どもたちが慈しまれて育ちますように。
#94
〜創作メモ〜
怪我しそう、「何をやっている」「危ないだろ」
役に立ちたい理由、ブラック企業、パワハラ上司、勘違い
前の職場、怒鳴る·大声=トラウマ
彼女とかいないの?、いたら女を雇わない
マネージャーに、「今度のバラエティ番組で、宝物の紹介コーナーがあるらしいので、用意しておいてもらえますか?」と言われた。
「ああ、」とから返事をして、その後は親父から貰った壺を持っていった。収録では、周りから「凄いですねぇ」なんて言われて、その場しのぎのでっち上げエピソードを喋った。
本当の宝物なんて、見せられるわけがない。
宝は隠されてこその宝だろ。
そう思って家に帰り、おもむろに机の隣の引き出しを開ける。中にあるのは、なんてことないただの根付け、小さな鈴のついた地味な根付けだ。
こんなもの見せたって、スタジオの奴らは苦笑いで精一杯だろう。哀しいかな。
ただ、俺の手元で、あいつのことを思い出させながら光ってくれればよいのだから。
★宝物★
あなたに出会ったこと。
あなたと積み重ねてきた時間。
あなたにもらった沢山の優しさや温かさ。
あなたが教えてくれた沢山の気持ち。
あなたの、存在。
宝物。
いいえ。私にとってのあなたは、宝物よりももっともっと大事。
この先もずっとずっと、胸のいちばん深くで、心のいちばん奥のキレイな場所で、やわらかく抱き締めていたい光。
【宝物】
推しの写真、推しがでてる雑誌、推しのグッズ、
推しのCDやDVD。
数年後、もう推していないかもしれないけど。
『今』の私の宝物。
机の上で突っ伏して寝ている彼女に、やわらかな光が差している。その様子を愛おしげに見つめると、ラインハルトは彼女に着ていたジャケットをかけた。そして、机の上に散らばっている書付をひとところにまとめて片づける。
魔術の研究が大好きな彼女は、放っておけば日がな一日、魔術の研鑽に勤しんでいる。時折、外に連れ出してやらないと茸が生えてしまうのではないかと思うほど、ずっと書斎兼研究室に籠り続けている。
彼女自身はそれで困っていないようだが、彼としては……とてもさみしい。手が離せないほど忙しそうな時は遠慮しているが、自分の手が空いているときは、彼女を何かしらに誘って外に出ている。意外にも彼女は素直に応じてくれるのだ。
彼女の寝顔をずっと見つめていたい気もするが、これ以上、部屋にいても仕方ないだろう。彼女を起こすことになってしまっては本末転倒だ。
彼は後ろ髪引かれる思いで部屋の扉を開けた――そのとき、
「……誰?」
目を覚ましたらしい彼女が顔を上げた。彼女は寝ぼけまなこをしょぼしょぼさせて、人気のある方へと顔を向けた。ぼんやりしていた姿が徐々に像を結んでいく。部屋の出入口に立っているのは――ラインハルトだ。
こちらを見る彼の顔が、何だかしょんぼりしているように見える。
「ラインハルト……? どうかしたの?」
彼女がそう口を開いたとき、しょんぼりしていた彼の顔が、見る見るうちに輝き始めた。開けかけていた扉を閉め、彼女の元に向かって歩いていく。
体を起こした彼女は、自分の肩にジャケットがかけられていたことに気づいた。この香りは彼のものだ。脱いで綺麗に畳むと、近くにやってきた彼に手渡した。
「ありがとう。これ、あなたのよね?」
ええ、と彼は微笑みながら受け取った。
「眠っておられたので、起こさないようにと思っていたのですが、結果的に起こしてしまったようで済みません」
「いいえ、いいのよ。あなたこそ、何かわたしに用事があったのではなくて?」
小首を傾げて彼女は言った。そんな仕草の一つ一つがとても可愛らしい。
「その……特に用事があったというわけではないんです」
彼は申し訳なさそうに眉を八の字にする。ただ彼女の顔を見に来ただけなのだと口にするのは、起こしてしまった手前、少し言いにくい。
「そうなの?」
不思議そうに彼女は首を傾げたが、その表情はすぐに穏やかな笑みに変わった。
「なら、テラスでお茶にしましょうよ。今日は天気がいいみたいだから」
「ええ、喜んで」
嬉しそうに頷くと、準備してきますと言って、彼は部屋を出て行く。いつもの流れで見送りかけて、わたしも手伝うわと、彼女もその後を追いかけた。
宝物は家族だけど家族って物じゃない
だから新しい言葉考えた
宝人(たからんちゅ)って言うことにしました。
宝箱がそこにはあった。
ずっと探していたものだ。
俺たちはワクワクしていた。
「じゃあ開けるぞ」
この言葉にみんなは頷いて宝箱に注目していた。
「え?」
宝箱には一枚の紙以外何も入ってなかった。
一枚の紙にはこう書いてあった。
─────────────────────────
この宝箱を見つけてくれた君へ
楽しんでいただけましたか?
何も入ってないじゃないか
なんて怒っていないでしょうね
宝箱に何も入ってないのは
元からだから
でももう宝物はあるだろう
これを読んでいる君の周りに。
一緒に乗り越えた仲間が宝物だから
─────────────────────────
俺はハッとした。
俺は思った。
宝物を探しに行ったあの日からずっと
周りには友だちが居てくれて
アイツらが宝物か。
宝物は元から俺のそばにあったんだ。
─────『宝物』
#宝物
ボクの唯一の家族であったおじいちゃんが亡くなった
おじいちゃんはいわゆる、資産家と言う人だった。
亡くなった後、おじさんおばさんが駆け付けてきた···
「財産分与はもちろん私にもあるわよね?」
「弁護士はまだか?」
家族とは···? いくら富があっても、虚しい
ボクに残ったのは、おじいちゃんと過ごした
この家と、学費と生活費程度のお金、
そして、書斎の金庫だった。
「何が入っているの?早くその金庫を開けて!!」
教わった通りにダイヤルを回すとなんの抵抗もなく
開いた金庫。中からは、僕が小さい頃に作った工作品
両親とおじいちゃんとの写真が埋め尽くさんばかりに入っていた。
「なんだ、用はすんだわね。それじゃ、私はお暇するわね」
お手伝いさんも帰って誰もいなくなった家で、
ボクは思いでの品物を一つずつ見ていった。
覚えているもの、覚えていられないほど
幼い頃の思い出をなぞるように······
品物に埋もれるように一台のパソコン
おじいちゃんの字で
〖ちゃんと覚えているかな?〗
パソコンの中には100万ほどの株が入っていた。
「おじいちゃん、ちゃんと覚えてるよ。」
教えてもらった〖知識〗
これがボクの本当に相続した財産であり宝物だ。
宝物
貴方が私にくれたもの、今では色んな人に希望を与えているよ。私から彼へ、彼からあの子へ、ずっと続いてるよ。貴方の宝物は皆にいい影響をもたらしているよ。
ずっと大切にするから。戻って来てくれとも言わないから。だから、ずっと見守っていて。