『安心と不安』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
"安心と不安"
ハーネスをきつくしめても背を向けて
飛び降りるのに滲む躊躇い
安心は、柔かな温もり。
不安は、ひんやりとした靄。
感情の波が深ければ深いほど
闇は濃く、光は輝きを増す。
人生には要らない感情など無いのかもしれない。
安心と不安
朝は安心
夜は不安
なぜなら夜は暗いから
なぜなら朝は明るいから
ネガティブになることもないし怖くもない
人もいるし声が聞こえる
音がなくて光がないのは不安
微かな音にも敏感に
怖いから早く朝になって〜
おはようで始まっておやすみで終わる1日。
当たり前のようだけどそれがないときっと不安。
安心しているときこそそれの大切さに気が付かない。
先輩が誰かと一緒にいる! 僕以外の誰かと! 僕はきゅうりにびっくりした猫みたいに飛び上がって、シャーッ! と威嚇するようにふたりの間に割り込む。どうやら知り合いでも何でもなく、ただ迷子のその人に道を尋ねられただけらしい。先輩の代わりに僕がテキパキと教えてやって、さっさと追い払う。危なかった。これが現実じゃなければ相手を殺していた。
去っていった方角を警戒するようにじっと睨みつけていると、先輩が笑う。「君は過保護だねぇ」と言い、僕の頭をぽふぽふとなでる。嬉しいけど嬉しくない。先輩は何もわかってない。
「大丈夫、君だけだよ」
そう微笑む先輩がひどく優しい顔をしているから、僕はそれを信じて安心してしまいたくなる。でも先輩はきっと、地獄の真っ只中にいる人を見つけたら簡単に手を差し伸べてしまうだろう。相手が動物でも人間でも。完膚なきまでの救いを。僕にやったみたいに、簡単に。
君だけ、が、君も、になる日がいつか来る。僕はそれをずっと恐れている。それだけが不安なのに、先輩は気づく素振りもなく僕の頭をなで続ける。さすがの僕にも矜持ってものがあるのでそろそろやめていただきたいのに、その手があまりにも気持ちいいものだからなかなか言い出せないままでいる。
明日も今日と同じ日が多分続くだろう。
根拠の無い自信でそう考えて、私は一人寝室へと向かう。
あたたかい布団、静かな夜。
寝返りを打ちながら布団の中でふと考える。
今、地震が来たらどうなるだろう。
暗い部屋を見渡して、一つ一つ確かめる。
防災バッグはそこ。
押し入れには非常食。
カバンには防災ボトルも入ってる。
カセットコンロはあるし食べ物はなんとかなる。
水が少し足りなくなるかも。
でも多分大丈夫、と一人呟いて寝返りを打つ。
安心と不安は紙一重。
どれだけ準備をしていても、不安が完全に払拭されることは無い。
でも安心材料を一つ増やして、不安を少し軽くすることは出来るはず。
END
「安心と不安」
『何も言えない』
「それで聞いてよ〜!またさ〜」
そう言ってストローをクルクル回す彼女。グラスの中で氷が音を立てて一緒に回る。
目の前で楽しそうに喋る彼女は、以前まであった暗い影を潜めていた。「結婚するんだ、」と苦しそうな顔で言ってきた時は、どうやったら彼女を救えるかばかり考えていた。あの彼氏は役に立たないし。もう無理やり割り込むしかないかと言ったら慌てたように「いいよ!いいよ!やめて!」と断られてしまった。そう言われてしまったら何も出来ない。友達の危機に何も出来ないのか…と落ち込んだものだ。
不安な気持ちで迎えた当日、新郎新婦の指輪交換の時に現れた謎の男に彼女は連れ去られた。誘拐…というには少し違く、派手なスポーツカーで去っていったし、なにより素顔も隠していなかった。不安に思っていたが。その後すぐに彼女から、大丈夫ということを聞いた。何でも、その謎の男の仲間になったらしい。1度、その仲間に会ったが皆いい人だったので、安心して彼女を託すことが出来る。
……でも、不安なことが1つ。前より断然彼女の怪我が増えた。その活動上仕方がないとはいえ、やはり大事な友達が傷つくところは見たくない。でも、彼女からあの場所を奪うような真似をしたら、また暗い彼女に戻ってしまうのだろう。あんな彼女はもう見たくない。そう思うと何も言えなかった。
「ねぇねぇ、紹介したい人がいるんだけどさ!」
「えー、誰だろう」
彼女の顔を見ながら、私は無理やり笑った。
【安心と不安】
・・·・・· 安心と不安 ・・ · ・・· ・・· · ・・ · ・・ ·・・·・・· ・・ ·・・·・・·・・
·・・·・・·・・·・・·・・· ・ Je suis en train d'écrire. ・·・・· ·・・·・・·・・・・·
安心と不安
あなたと出会えて、毎日が、安心と不安の繰り返し…
優しくて、わたしを分かってくれる安心感と、他のひとと、楽しそうに会話したり、誰にでも優しいのが不安になる…
勿論、あなたが、わたしに誰よりも優しい事、でも、誰かにとられるんじゃないかと、不安になってしまう…
あなたの優しい眼差しの行方が、何時も安心なのに不安になるわたしは、もっと強くなりたい…
「安心と不安」
常に隣り合わせ
心の中に
住んでいる
たくさんの結晶達
ふぁーっと
舞い上がり
キラキラして
ゆるやかに降りてきて
ホッとする
それが安心
その後
急に結晶達が
乱雑に動き始めて
バラバラに
掻き乱される
どうしようもない行動
それが不安
ずっと繰り返している
安心と不安
カウンセリングで話せる安心。
カウンセリングの日に元気でいれるか不安。
人を愛したくて 航海にでた
沖まできたとき 不安になって
あー 僕の心 ぐるぐる回って
海図を失くし 船酔い状態だ
人を愛したくて 後悔するなんて
バカみたいだな なんて
海流に乗って ただ流れていると
波をよけて あなたが現れた
あー 僕の心 すーっと静かに
波の音色と 安心の色に変わってく
もう何も怖くない
たった今 ここに愛を
見つけることができたから
さっき、投稿した事なんですけど。確かに若い頃からたくさんの本を読んできましたが、内容はほとんど覚えていません。読書ノートにメモを書かなかったので忘れてしまいました。私の言う判断というのはどこまでもう一度再読するか、悩んでいます。今、考えているのは夏目漱石の作品に絞ろうか、また昔の本をひっばり出して再読するか、本当に悩んでいます。こんな目に遭わないように読書ノートを作った方がいいと思います。そういう努力が「安心」を生むのかも知れません。
安心と不安
君はいつも、ほんとうは私は君を愛していないんじゃないかなんて言う。
心外だなぁと思う。
私はこんなに君を愛しているというのに。
たしかに少し言葉に出すことは苦手だけれど。
…………。
でもしょうがないじゃないか。恥ずかしいものは恥ずかしい。
いつも言葉に、態度に、私への思いを滲ませてくれる君を愛おしく思う。
そのおかげで私は不安なんて感じたこともなく、毎分毎秒君に愛されていることを自覚して安心している。
だけどきっと君は違うのだろう。
言葉にも、態度にも、あまり出さない私を見る度不安になってしまうのかもしれない。
でも、私だって何もしてないわけでもない。
私が買う本は大抵スピンが着いているけれど、君から貰ったからしおりを使っている。
私はネクタイをつけてはいなかったけれど、君から貰ったタイピンをつけるために付け始めた。
今まで辛口だったカレーは、君が甘口が好きだと言っているのを聞いてからずっと甘口で作ってる。
好きでも嫌いでもないけれど、いつ来てもいいように君が好きだと言っていたから同じアイスを常備するようにしてる。
私の趣味じゃない置物も、アクセサリーも、ストラップも、料理も、何もかも。
私の生活が、少しずつ君に傾いていて。
必要ではないのに無駄なことだってしてしまう。
君に合わない日も、毎日私のどこかに君がいる。
でもやっぱりそれで満足してくれとは言えないから、君をちゃんと安心させられるよう、君にちゃんと言えるよう、練習しておくよ。
安心と不安。
『安心と不安』
愛してるよ、
愛してるよ、
どこかで聴いたフレーズ
繰り返す不協和音
アラームが鳴り響いて現実に戻る
だけど、そこにキミはいない
探さなきゃ
迎えに行かなきゃ
そうやって走り出す
泣きながら
転んでもいい
愛を歌うんだ
キミがいる場所にたどり着く
無様でいい
かっこ悪くていい
愛を叫ぶんだ
でも、どうしようもなく
世界が絶望で満ちていて
暗闇で何もみえなくなる
冷たい雨が
わたしとキミを凍らせる
意識は遠くなる
キミの優しい声がした。
あたたかくて、包み込んでくれるような体温。
「おはよう」
目覚めるとキミがいた
キミが笑って
わたしも笑う
それがどんなに幸せか
テーマ:安心と不安
部屋の寒さから逃れるように、布団に潜り込む。冷えた足先が、少しずつ温まっていく。
体が暖まるほどに、心もほどける。これだから冬の朝というのは布団から出られないんだよなぁ、と思う。暖かい安心感に包まれていつしかまどろんでいた。
夢を、見たらしい。
嫌なイメージだった。短い悪夢にぱちりと目が覚め、いつの間にか布団から出ていた手が少し冷えてしまっている。
体調が悪くなるといつもこうだ。私は、飲み忘れていた漢方薬を飲むために布団から出る。
お湯を沸かし、漢方の顆粒をぬるま湯で流し込む。体が少し暖かくなり、さっきの夢からくる不安も、いくらか薄らいだような気がする。
私の安心は現実逃避が出来る日々。
挫折や絶望を味わいながらそれでも生きていかなければいけない現実から少しでも離れたい。
そんな欲を満たしてくれる日々。
私の不安は現実逃避が出来ない日々。
それを許さない環境、人。
【#26. 安心と不安】
私は心の憎悪と共に夜を過ごす。あなたはどんな時だって一緒って言ってくれたよね、?終電真近で私が「ちょうど近く寄ったのよ。」って言っても、嫌じゃない?私があなたに縋ってもあなたは私を見てくれるの?私があなたを求めてもあなたは返事をしてくれるの?1歩私たちの関係を進めたって急に冷たくならないよね、?
日はとっくに暮れていて机の上に転がる風邪薬やら頭痛薬やらを薄目に見ながら、ベットに横たわっているのに螺旋階段から落ちるような感覚に喉の奥からこぼれそうなものを抑えていた。でもやっぱり溢れでて、机の上にある風邪薬を、プチ、プチ、プチ、プチ、プチ…………
どれくらいだっただろうか。気づけば日が少し見えていたはずの外は私の心を写すかのように抱えていた憎悪が焦燥へと変わっていった。今日何もしてない、と流石に休みの使い方に呆れた私はいつもの黒いショルダーバッグとスマホと風邪薬を持って焦燥の街へ飛び出した。何も考えずに。
気づくと何度も来たことのある彼の家の最寄駅に着いていた。周りを見渡すと歩道の端に並ぶ木々にイルミネーションがされていて、笑顔で溢れていた。私はそれを見てひとつ風邪薬をプチッ。
気づくとやはり彼のマンションに着いていた。私はただボーッと歩いていただけなのに。手が勝手に動いてしまった。この焦燥感から抜け出したくて。インターホンを鳴らし、とりあえず彼に家に入れてもらった。
彼はやっぱり私が来てくれたことが嬉しかったようで
「なんで来たの?」とちょっと低い声で聞いてきた。そういう落ち着いた感じをわざと出しているんだな。そう感じて私も返す。「あなた、私の作った料理好きでしょ?」と来る途中で寄ったスーパーのレジ袋を見せた。「今日はね、」と話そうとすると視界の端で写った脱衣所からはみ出した女の下着。そうだった。私何で忘れてたんだろう。そうすると彼は「まぁいいや、とりあえず入りなよ。君の作ったご飯が食べたい。」と焦ることもなく普通の声で言ってきた。私が別の女の物の存在に気づいているのを知らないかのように。
食事も済ませ、ソファに二人で座る。テレビには街がイルミネーションで彩られている様子が報道されていて、私は彼に聞いた。「私のこと嫌いじゃない?」「なんで?」「分からなくなったから、」「そっか。」「私とずぅっと一緒だよね、?」「」「うん」質問しては答えを聞いて、質問しては答えを聞いて、、、私は心の中で渦巻いていたものが霧がかかるのを実感していた。
「私のこと好き?」
彼は遠くを見つめて「好きだよ。」そう言って彼は「シャワー浴びてくるわ」といって私から離れていった。
でも私知ってた。もう私のことアイシテくれないんだって。でも心の奥では安堵と溢れる愛で埋め尽くされていって、黒いショルダーバッグから風邪薬を取り出してプチッと、、、、、、、もうないんだった。
私はシャワーを浴びてきた彼に「終電見逃しちゃった、」とわざと言った。彼は快く受け入れてくれた。シャワーを浴びさせてもらってひとつのベッドに入る。私は螺旋階段の焦燥をチラチラと見ながらそれを潰すかのように彼の腕に抱きついて眠りについた。
「安心と不安」
安心したのも束の間、すぐに新たな不安が首をもたげて私の心を覆い尽くす。この不安は、尽きることがないのだろうか。もっと安心して安定した心持ちで生きていたいのに、不安は勝手にやってくる。
いつか不安が消えて穏やかに過ごすことってできるのかな。
寝れない夜がある。将来のことをぐるぐる考えて、ベッドの中で1人暗闇の中にいる。無秩序に変わっていく世界の中で、私は変わることが怖かった。
どうしようもなくてスマホを開いて、何か動画を聴こうと思った。何でもいいや。そんな私の指が触れたのは、夜を優しく包む光になった。
動画だと思ったそれは配信だった。聴きやすい声音。きっと面白いことを言っているのであろう、少しわざとらしい抑揚。サイダーのような笑い声。不思議とこの人の声を聴くと心が解けて、その日は眠りについた。覚えていないけれど、幸せな夢を見たような気がする。
その後、その人のことを知って好きになる日が来るのだが、それはまた別の話。
また不安になって眠れないときは、サイダーのような変わらない声を聴かせて。
【安心と不安】