『安心と不安』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「安心と不安」
安心は、あるよ。
今
あなたが、感じれる物。
不。
無いと、一緒だと、思ってる。
不安は、ないよ、きっと。
まだ
そこには、ないもの
音を出してはいけないよ
声を出してはいけないよ
そうさこれはかくれんぼ
怖い鬼に見つからないよう
身動ぎしてはいけないよ
扉を開けてはいけないよ
だってこれはかくれんぼ
恐い鬼に気付かれないよう
泣いてしまってはいけないよ
怒ってしまってはいけないよ
だって君は可愛い子
復讐の鬼にはならないよう
約束約束指切りげんまん
幸せに生きてそれだけで
錠を落とした扉の外
僕は勇者になれるはず
‹安心と不安›
写真を撮ってほしいと古いカメラを渡された
アナログなそれに手こずらないよう
丁寧に丁寧に教えてまで
普通のデジタルので良いじゃないかと言えど
これが良いのだと譲らない
朝日の昇る様を背に
1枚だけのポラロイド
真っ黒に現像されていく
その表情を見れたのは
‹逆光›
何もかもがありました
平和な日々も
穏やかな時間も
満たされた心地も
大切な人たちも
何もかもがありました
何もかもがありました
あのひとが誓った白い花の
指輪にそっと口付けて
何もかもがありました
夢の中なら何もかも
現から必ず辿り着くと
約束をしたひとだけが
‹こんな夢を見た›
好きな時間に行けるなら
どこに行きたいと問うてみた
ずっと未来と無邪気な笑顔
宇宙の終わりを見に行きたいと
成程この子は
だから今
‹タイムマシーン›
机の上は準備万端
ケーキを切ってお酒を注いで
時計の針が頂点を
目指すまでわくわくした瞳
0のコールも高々に
グラスを呷って背から倒れて
大人の最初の一口目
笑っちゃうくらいに苦かった
‹特別な夜›
例えば例えば暗い海の
例えば例えば深い底
きっと誰にも見付からず
潰れて消えてしまえるのに
どうしてもそこへいけないの
どうしてもそこへいけないの
‹海の底›
安心と不安
ネガティブ思考用に作られた脳は、
誰よりも過敏。
愛を愛として認識できなかった。
恋のはずなのに疑ってしまった。
親しい者でも心を許せなかった。
友情だけの関係性は苦手だった。
孤独で人生を彩る方が、僕にはお似合いらしい。
だけど、作ってしまった以上、
作られてしまった以上、
その関係性になってしまった以上…
突き放すことなど、できない。
切り離せない安心と不安。
あの日死ねば良かったなんて思わないような、
僕らしい人生を送りたいと思うよ。
安心と不安
暗闇があるから 灯火を知る
震える肩に 落ちる羽
確かなものは 何もなくても
今ここにいる 静かな予感
ピコタンなんて持ったことない
タコパンだ
HERMESは
するめー
CHANELは
チャンネるー
ロエベは
べろー
GUCCIは
愚痴愚痴
私は
しまむらー
笑笑
なんだこれ?笑笑
安心と不安
「好き」って言われて安心した。
素っ気ない態度に不安になる。
抱きしめられて安心した。
お金を無心されて不安になる。
一緒にデートして安心した。
叩かれて汚い言葉を吐かれて不安になる。
また「好き」って言われて安心する。
安心と不安を繰り返す毎日、薄々、こんなの恋じゃないのは気づいてる。
けど捨てられたくないし、捨てたくない。
ただそれだけの関係が、なぜか心地いいの。
私の心は今安心と不安の天秤を
行ったり来たり
あなたは私を好き?嫌い?
呟きながら花びらをむしる
結果は秘密
『安心と不安』
月だけが照らす部屋の中で
古めかしいヘッドフォンを付けて
今日はジャズを聴いている
静かな静かな1人の場所
たまに聞こえるは自分の鼻歌
僕の時間
僕のためだけに進む時間
遠くで虫が鳴いている
それに気づいてジャズを消した
虫の音だけが聞こえる夜に
何故か涙が溢れていた
君といると、
安心と不安が一気に押し寄せてくる。
君の声は落ち着く。優しい。
だから話を聞いているととても安心する。
でも
これで合ってるのかな、とか
君は私のことどう思ってるのかなって
いっつも不安になるんだよ
ねえ、どうにかしてよ
「安心と不安」
話してるときはすっごい楽しくても
バイバイした後ひとりで反省会しちゃう
安心と不安。
安心と不安の
間には。
何が
挟まってるだろう?
明日も元気に。
『安心と不安』
ひとりぼっちは嫌だ。
誰もこの悲しみに共感してくれない。
真っ暗で叫んでも水の中みたいに声がかき消されてしまう。
誰か傍にいて欲しい。
もう...もう嫌だ。
そこから救ってくれる人が現れるわけもなく、
無気力で過ごす日々の中、通りすがりに助けた人が
仲良くしてくれるようになった。
人と接するのに苦労したが、
なんやかんやで大切な人になった。
暖かくて、心が落ち着かなくて...
それでも触れたり声を聞けば安らいで...
こんな感情がずっっっっと続けばいいのに。
守らなきゃ、この人を
自分と同じ思いにさせないようにしなきゃ。
...でも、もしこの人が離れたら?
あー...ほら、また怖くなってきた。
安心の裏に潜む不安が張り付いて剥がれなくなる。
逃げられないのかな。やっぱずっと辛いや。
語り部シルヴァ
#106 安心と不安
恵まれた環境でも
咲ききれないかもしれないよ
「安心と不安」
< 今日をちゃんと生きれたかな?>
< 明日もちゃんと生きれるかな?>
< 安心して眼を瞑れる夜は訪れるのかな、? >
小指の付け根の横のところが擦り切れて痛くって、うまく歩けなくなるまでは幼さが代わりになった。
「なくなってはじめて気付いてばかりでは何も意味はないんだよ。」
そうかな。
夜明けの空に消えていく星々より美しいものばかりなんだけど不安なばかりなんだ?あの星を落としてみせたら考えなくていいことばかりだ。この重力で。笑顔になってくれるなら靴底が擦り切れるまで走るからさ。半年は掛かると思うけどさ。
優しい魔法で地獄を見せてよ。月の石を掴んで。肩にかかる詩吟の温度だけが秘密の合図だった。きみをこの世界でたった一人にするための冒険譚のための犠牲になる準備を、バックパックいっぱいに詰め込んだ。
覚悟だった。
安心と不安
『安心と不安』
俺は橘傑、3ヶ月ほど前に高校3年生になったばかりだ。
簡単に言うと俺は無感情な人間だ。
昔は感情を全っく表に出さないせいでみんなからよく怖がられたり、避けられたりするようになり小学生の頃は友達がいなかった。
親に嘘でもいいから周りに合わせて感情を出せと言われた。
だから中学からはみんなが笑えば自分も笑う、みんなが怒れば自分も怒る、みんなが泣けば自分も泣く、みんなが楽しそうであれば自分も楽しむふりをした。
嘘笑い、嘘怒り、嘘泣き、嘘楽しみ、俺が出す感情には全てに嘘がつく。
そんな生き方をしているうちに周りに合わせるのが、嘘が得意になっていた。
俺が出す感情はすべてが嘘、嘘で作り上げられた人間だ。
そんな自分が嫌いだった。
そして怖かった。
何が怖いかというと、いつか誰かを傷つけてしまうんじゃないかということだ。
『不安』だ。
拓史「俺、明日の試合でダンク、決めるわ」
徳馬「は?!、無理だろ、チビには笑」
拓史「チビじゃねーよ!笑」
バスケ部のみんなが笑った
傑「あははははっ」
だから俺も笑った
ちゃんと笑えてるか?俺
彩子「あの、す、すみません!、たったたたた橘先輩、先生が呼んでます」
男の声しか聞こえないバスケ部が練習している体育館の入口の方から見知らぬ女子生徒の声が聞こえてきた。
徳馬「おいっ傑!彼女か?笑」
傑「ちげぇーよ笑」
ちゃんと笑えてるか?俺
この女子生徒は一ノ瀬彩子という名前で、3ヶ月前に入学したばかりの1年生らしい。
一ノ瀬さんも職員室に用事があったらしく、2人で職員室まで行くことになった。
傑「ごめんね、うちの顧問面識のない生徒にもすぐ雑用とか押し付けるタイプの先生だからさ」
彩子「いや、全然大丈夫です!」
傑「まぁ、本人がそう言うならいいか、でも嫌だったらちゃんと言いなよ、あの先生も別に悪い人じゃないからさ、先生は誰とでもすぐ仲良くなれるような人だから、すごい人だよ」
彩子「そうなんですね」
彩子「えっ!?、橘先輩腕にめちゃ包帯みたいの巻いてるじゃないですか!、大丈夫ですか?、あっ!もしかして厨二病ですか!?、厨二病の人ってこういうのふれられるとすごく流暢に喋り始めちゃうんですよね、もしかしてそういうタイプだったんですか!?」
傑「急にめちゃ早口だし、すごい妄想だな笑、これはそういうのじゃないよ、テーピングってやつだよ」
彩子「そうだったんですね、良かった」
傑「なんの安心?笑」
彩子「これがテーピングってやつか、初めて見ました、すごいですね」
傑「ふふっ好きなだけ見ていいよ、ほらっ」
ちゃんと合わせられてるか?俺
彩子「おー、ふむふむ、頑張ってる証ってことですよね」
彩子「先輩って友達が多くてすごいですよね、私友達1人しかいないです。」
傑「そんなことないよ、それに友達1人もいたら充分だよ」
彩子「橘先輩って頑張り屋さんですよね!」
傑「頑張り屋さん?」
彩子「はい!だって今の世の中共感が全てだから友達を作るにはみんなに合わせないといけない。そんな事ができる橘先輩は頑張り屋さんです!」
傑「、、、、」
俺は今心から嬉しいと思えてる。
報われた気がした。
初めての感覚に驚いて固まってしまった。
これも初めてだ。
彩子「あっ、すみません偉そうなこと言って」
傑「いや、全然大丈夫、むしろ、、、ありがと」
気付けばもう職員室の前についていて、本当ならここで話は終わりのはずだったが
傑「でも、、でももしボロが出てしまってみんなに合わせられなかったらどうすれば、みんなの期待を裏切ってしまうようなことになったら、、、」
彩子「、、、、」
傑「ごめん、今のは忘れてくれ」
彩子「ボロが出たぐらいじゃみんな失望したりしないですよ、だって橘先輩が頑張り屋さんってみんな知ってますから。」
それから俺が卒業するまでの間たまに一ノ瀬さんに話しかけるようになった。
でも嫌われるのが怖くて片手で数えるほどしか話しかけられなかったが一ノ瀬さんは俺が話しかけてくれるおかげで友達も増えたと喜んでいて良かった。
俺はまだ『不安』だったんだ。
7年後
「みなさんはじめまして、今日から入社させてもらいました一ノ瀬彩子です!どうぞこれからよろしくお願いします!」
俺の目から涙が出ていた。
心の底から泣くのは初めてだ。
俺の初めては全て彼女だ。
3年後
徳馬「おー、やっと来たか、久しぶり、でもないか1週間前に式場で会ったばかりだもんな」
俺は友達の徳馬の家に来ていた。
そこにはバスケ部のみんなもいた。
(ちなみに妻は自宅で友達と会っているらしい)
自然と学生時代の話をしているうちに時間が過ぎていた。
徳馬「そういえばさ、傑はなんで一ノ瀬ちゃんを好きになったんだ?」
傑「彩子は俺の『不安』をも掻き消してくれるくらい『安心』を与えてくれる存在だったから」
安心と不安を行ったり来たり
全部、自分次第だよね
不安の種はそこら辺に沢山あって
私はそれにいちいちつまずく
私の目から警戒心が覗き
私の口はひくひく動く
視界はなんだか狭まって
足どり重く内股になる
安心の種は目に見えなくて
花粉のように漂っている
私はそれを空気のように
すうすうすって
時々大きなくしゃみをする
私の鼻が良くなれば
少しは匂いもするのでしょうか
ほのかに甘い香りが
大けな声を出いてしもうた。けんど、主は命に代えても守るべき存在や。
「吉行を選んで良かったよ」
顔に熱が集まって、どこからとものう桜の花弁が落ちてきた。
「少しの間、目を瞑ってくれる?うん、ありがとう。ちょっと待ってて」
怖いけんど、主の言うことなら従うほかない。みぞうも長い闇の中で、微かな吐息と布が擦れる音がした。
「お待たせ。もう開けてもいいよ」
目を開けたわしの前に立っちょったのは、素顔の主やった。背に月明かりを受けて、髪と目の白さが際立っちょって、声を出すことを忘れてしもうた。
「顔に出るタイプなのはわかっていたけど、そこまでとはね……」
「いや、あんまりにも綺麗やったき……もっとよう見してくれ」
頬に手を添え、左目を隠す前髪を梳く。
一見すると白金に見えるが、間近で見れば薄く榛色が滲んでいる。
「面白い目やねや」
「そう言ってくれて嬉しいよ。誰かに素顔を見せるなんていつぶりかな……」
「おんしは政府の役人の前でもそれを外さざったもんな」
「あはは……いや、ちょっと怖くて」
「そうか。その、わし以外に顔を見しちゃあせんのか?」
「うん。でも、ずっと前は外していたけど……知ってる人はもういないさ」
その言葉を聞いた瞬間、やちもない感情が湧いて出る──この素顔を、他の誰ぞに見してほしゅうない。
「大丈夫だよ。目元は出すことになるけど、こうやって見せるのは吉行だけだよ」
「げに?」
「うん。分霊とはいえ、君も神様の一柱でしょ?」
主は薄う笑みを浮かべた。
この気持ちを見透かすように。
「戻ろうか。ココアを淹れてあげるから、暖かくして寝よう」
「あぁ……」
風吹けば飛ばされそうな彼女なのに、わしの手を引く姿が頼もしゅう思えた。
2024/01/25・安心と不安
安心と不安ってお題。難しくて無理でしたね。
こう言うのをパッて思い浮かべられる人たちってすごいですよね。
いつもみなさんの文章を楽しく拝見させていただいております。
彼女と手を繋いで大通りを歩く。
一緒にいるととても安心できる彼女。
でも今の僕の心の中は不安でいっぱいだった
こんな事彼女と一緒にいる時に考えるべきではないと分かっている。
でも考えないようにすればするほど、深みにはまっていく。
思い出されるのは朝の事。
僕は大事なデートの日、がっつり寝坊して慌てて支度して家を出た。
問題はその後だ。
その時僕は玄関のカギをかけただろうか?
どうしても思い出せない。
いつもは家を出る時、ちゃんとかけてあるか確認する。
でも今日は普通じゃなかった。
いつも無意識でカギをかけているけれど、慌てて出てきたのでカギがかかっていないのかもしれない
「どうしたの?」
彼女が僕の顔を覗いていた。
「何でもないよ」
僕は嘘をつく。
こんな自分を知られるわけにはいかない。
「嘘。だって私の手、痛くなるくらい握ってるもの」
「ごめん!」
僕は思わず握った手を離す。
だけど彼女はにこりと笑って、再び僕の手を握る。
「大丈夫」
僕の目をじっと見る。
「困っていることがあるなら一緒に悩みましょう。私たちは恋人なんだからね」
彼女の優しい言葉に思わず、目から涙がこぼれる。
なぜ僕はこの人に隠し事なんてしようと思ったのだろう。
こんなにも頼りになる人なのに。
「実はね。もしかしたら玄関のカギをかけてないかもしれないんだ」
「そっか。それは不安ね」
そういうと彼女は少し考えた。
「じゃあ、今から君の家に行きましょう」
「えっ。
駄目だよ。今から家に行くとなるとデートできなくなってしまう」
「でも不安、そうでしょ」
「そうだけど……」
彼女の言葉は正鵠を射ていて、何も反論ができない。
「それにさ。おうちデートができるって考え方もあるでしょ。
おうちデートのついでにカギの確認、それで行こう」
彼女はあっさりと予定を決めてしまった。
「さあ、君の家にレッツゴー。
私は君の家を知らないからエスコートしてね」
そう言って彼女は無邪気に笑った。
本当に敵わないなあ。
「分かったよ。こっち」
僕は繋いだ手を引いて、自分の家に案内する。
彼女の温かさが、不安だった僕を安心させてくれる。
しばらく歩いていると、彼女が質問をしてきた。
「一つ、聞きたいことがあるんだけど……」
「何?」
「君って玄関のカギがかけてあるかどうか、気になるタイプ?」
「うん、毎日出る時確認してる。
今日は忘れちゃったけど……」
「なるほど。提案なんだけど、次から私が確認してあげようか?」
「えっ」
彼女の言葉に思わず振り向く。
「つまりそれって」
「うん、一緒に住もうよ」
彼女の言葉は魅力的だ。
もしそうなれば、僕は安心して外出することが出来る。
「私はきっちりカギをかけられるタイプだから、頼りにしていいよ」
「うーん、突然すぎて……」
「もー。じゃあデートが終わるまでに決めておいてね」
これ駄目って言えないやつだな。
言うつもりもないけど。
「そうだ、同棲が無理でも私がカギを確認するから安心してね」
「どういう意味?」
わざわざ家に来て確認してくれるのだろうか?
「君の家の近くに部屋を借りて、玄関を監視してあげる。
さながらストーカーのように」
「……冗談だよね?」
僕が聞くと、彼女はふふふ笑う。
「それどういう意味なの?」
僕の質問に、彼女は笑うだけで答えてくれない。
今まで見たことのない彼女の様子に動揺してしまう。
初めて僕の家に来るから、緊張しているのだろうか?
彼女の知らない一面を見てしまい、僕は不安になるのだった。