『安らかな瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
貴方は眠る。
乱れたシーツの上で、
太陽が目を覚まし、今日を呼んでいる。
私は眠る。
汚れた貴方の隣で、
今日の始まりが訪れる。
始まりを終わりに変えた私達は、今日に別れを告げる。
そして、夜を待つ。
お題《安らかな瞳》
まだ見ぬ夢幻の春をまぶたに描いて
まだ知らぬ季節さえも愛おしく想い散ってゆけるのは
君の笑顔に春の陽ざしをみるからだろうか
安らかな瞳→正直あまり書かない僕にとってはこの単語が出ても何も書けない。
千景は安らかな瞳で僕を見た。
そして微笑みながらはにかんだ。
『麝香猫の夜』
奥深い眠りから醒めた朝 窓の雫と蜥蜴の亡き骸
しゃがみこんでみつめる先は 今しか見れない新世界
空想好きの私はいつも ペンとノートを片手に持って
生きてる証を残そうと 足掻くように詩を書いた
この詩は私の糞そのもの 読んでもいいし捨ててもいい いつのまにか夜がまた来る 麝香の匂いで何故だか私は目が冴える
君は凄く悲しそうな眼で僕を見るから
僕は手助けのつもりで君を殺した。
その時、君は安らかな眼で僕を映していた。
私は大事な人の死んだ姿を見た事がない
亡くなったという知らせを聞いたことがあるだけ
いつかその時が来たらその人は安らかな瞳をしているんだろうか
その瞳に恋をした
吸い込まれそうなほど
大きなその目が
全てを話してしまいそうなほど
暖かい目線が
大好きだった
いつかまた
あの瞳を見たい
「安らかな瞳」n
安らかな瞳で微笑みかけ
いつも僕の愚痴を聴いてくれる
君の隣は居心地が良くて
陽向のような温もりで
僕を包み込んでくれる
そんな君の隣が好きで
いつしか君の存在が
当たり前になっていた
この先もずっと続いてゆくんだと
そう思っていた
些細な事がきっかけで
少しずつ君との溝は深まり
いつしか埋まらない程の大きな穴になって
陽向は夕暮れの様に影を伸ばし
君は僕の前から消えた
そして時が経ち
そんな君の事を引きずってたある日に
君に再会をする
君は相も変わらず
安らかな瞳で微笑みかけて
いつかの想い出を語り合う
そして君は言う
『貴方の幸せを願っているよ いつかまた』
安らかな瞳で君は去ってゆく
一筋の陽向を僕に残して
アイツは私に、いつも憐れみの瞳を向ける。それは、時に私を、不愉快にする。
私には、父がいなかった。
幼い頃に両親が離婚して、今は母が女手一つで育ててくれている。駅のホームの反対側にいる男。アイツはそれを知らないはずなのに、いつも、あたかもそれがわかっているかのように私を見る。
気味が悪かった。母に相談しようとも、警察に連絡しようかとも思った。私自身が社交的な性格であるため、本人に直接言うこともできた。それでも、私はしなかった。
いつも私に向けられているその瞳は、もう一つの意味でも受け止められた。
それは、我が子を見つめる安らぎの瞳。
私があの男を通報できない理由は、私の中に存在する、幼い頃の記憶。今はもうモザイクがかかったようにはっきり見えないが、あの男に似た父が、私をそっと抱きしめていた。
安らかな瞳
素敵な響きの言葉だけれど、何故だか上手く想像出来なかった。
実際に安らかな瞳をした人にはあまり会ったことがないからかもしれない。
唯一思い浮かんだのは、仏像くらいだった。
その仏像も、よく見ると辛うじてうっすら目を開いているのが分かるくらいで瞳と言えるかは怪しい。
調べるとそもそも目を完全に閉じている仏像の方が多い気がする。
目を開けている仏像は大抵険しいお顔をしていた。
安らかな、という言葉からはどうしても死を連想してしまう。
普段あまり使う機会がない言葉だからか、
最期に見た満面の笑みのまま眠っているようなあの人の顔が目に焼き付いているからか。
きっとこれから色々な人に出会えば、
この言葉の意味をしっかりと理解できるようになるのだろう。
ゆっくりお休み
傍に居てくれてありがとう
ふわふわの毛並み
ガラスみたいな瞳
わたしのたからもの
ずっとずっと忘れないよ
今は涙が止まらなくても
君のいない世界をしっかり生きるよ
お空でずっと見守って居てね
また会おうね
約束だよ
大好きな猫が虹の橋を渡って
空の世界に行った
安らかな瞳
そんな瞳で見つめないで
余計に不安になるから
君の瞳に映るその先は
どこか哀しそうだった
今まで積み上げてきた想い出が
安らかな瞳に映し出していたのだろうか
儚く
美しい
安らかな瞳の
あなたはもう
此処には
いない。
広大なお花畑。
どこからか吹いてくるやわらかい風。
一面真っ青な空。
みんなを照らす日光。
その中に、たった一人、ぽつんと立っている。
色とりどりに咲き誇っている花々は、
たくさんの瞳を持っているようなものだ。
一輪一輪に見蕩れ、
やがて取り込まれ、
私に安らぎを与える。
――今日は……にもってこいの日、舞台。
人生に疲れた私は、たくさんの安らかな瞳に囲まれ、
この風景に合うような鳥に今、なる。
〜安らかな瞳〜
わたしは、アオイの瞳が嫌いであった。
アオイはいつもいつも、わたしを見てくるのだ。
「今日も何か落ち込むことがあったの?」
優しく話しかけてくるアオイは、他の人には好感が持たれそうだが、今のわたしにはただただうざったい。
「ねえ」
アオイは、俯いているわたしの顔を覗き込んでくる。わたしは必死に目をあわせまいと、顔を逸らした。
わたしは、その顔が、その瞳が嫌いなのだ。
その、何もかも見透かしてくるような、何もかも赦すような、その安らか瞳が。
どうしてわたしなんかに話しかけてくるのだろう。
わたしは彼女を裏切ったというのに。
ことの発端は、わたしへのいじめだった。
まあ、そうだ、ただただわたしが陰気臭いとか、そういう理由である。
わたしはいじめなどくだらない、下衆な人間がするものだ、と斜に構えていたが、さすがにこたえるものがあった。
ノートや教科書を切り裂くのはないだろう。金がもったいないじゃないか。
とまあ、そういう理由でいくらか落ち込むことはあった。
教室にいると、馬鹿どもがわたしをコケにしてくるため、わたしはいつもの校舎裏のベンチで食事をとっている。
アオイと話す様になったきっかけは、いつも通り1人で弁当を食べようと、ベンチに座った時だった。
めんどくさいし展開よめるんでやめます
読んでくれてありがとうございました
久しぶりに見たその顔は
とても穏やかなものだった
いつもどこか疲れた表情をしていたのに
憑き物が落ちたような
清々しさ?いや、晴れやかさ?
いや、安らかさを感じさせる顔をしていた
久しぶりに見るどこまでも真っ直ぐな
けれども暖かみのある優しい目
その瞳にあてられて
こっちまで心穏やかになる
安堵した空気が
二人を包んで取り囲む
永遠に続くわけもない
けれどその時間を切望するでもなく
ただただ夢中で見つめ続けた
互いのその安らかな瞳を
正直、変わった奴だとは思ってた。
いつだって飄々としていて、ニコニコと笑っていて、それでいてよくオレ達を観察している、そんな奴。
つり目で黒目がちの瞳は、何となく小動物のようで。
普段はある理由から見られないその眼が、妙に印象的だった。
ーーーそう言えば、同僚がよくボヤいてたっけ。
”アイツと居ると、調子が狂う”
”迂闊なこと言うと、訳が解らないまま丸め込まれる”
”支離滅裂なくせに、妙に説得力があって困る”
だけど、何故かオレにはそんなことはなくて。
寧ろ、怖いくらいによく言うことを聞いてくれたし、色々なことを話してくれた。
その時は、いつだって楽しそうに眼を細めていたっけ。
ーーーでも。
「ごめんなさい。オレのせいで、あんなことになって、ごめんなさい」
思い出したように泣きながら懺悔を繰り返すアイツを見ているのは、正直辛かった。
虚ろで、光さえ飲み込んでしまったかのような漆黒の瞳は、何故かオレに向けられていたから。
ーーーだから、初めてだったんだ。あんなにも穏やかで、”安らかな瞳”を見たのは。
それが最初で最後になるなんて、思いたくなかったけどね。
安らかな瞳
安らかな瞳だなって思うその瞳だってきっと数え切れない涙で濡れてきてるはず。
だから何も知らない私たちが上部だけの褒め言葉で形容してはいけない。
安らかな瞳
貴方が安らかな瞳で見つめていたその先は、
貴方にとってかけがえのない
大切では表しきれない
想い出が映っていたのだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今日2つ目の投稿です。「想い出」にしたのは意図的です。短い文でしたが、何かを感じてくださったら幸いです。