安らかな瞳で微笑みかけ
いつも僕の愚痴を聴いてくれる
君の隣は居心地が良くて
陽向のような温もりで
僕を包み込んでくれる
そんな君の隣が好きで
いつしか君の存在が
当たり前になっていた
この先もずっと続いてゆくんだと
そう思っていた
些細な事がきっかけで
少しずつ君との溝は深まり
いつしか埋まらない程の大きな穴になって
陽向は夕暮れの様に影を伸ばし
君は僕の前から消えた
そして時が経ち
そんな君の事を引きずってたある日に
君に再会をする
君は相も変わらず
安らかな瞳で微笑みかけて
いつかの想い出を語り合う
そして君は言う
『貴方の幸せを願っているよ いつかまた』
安らかな瞳で君は去ってゆく
一筋の陽向を僕に残して
3/14/2023, 3:21:01 PM