『子猫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小猫
子猫って、なんであんなにかわいいの?
姿形、目、声…すべてがかわいい。
でも、成長して、大きくなって太ったら、憎たらしくなる。
他の動物でも同じだよね。
それを分かった上で付き合わないと。
みんな変わるんだよ。
だから今を一生懸命、楽しく生きないと。
そうしないと損だよ。
子猫
子猫、猫好きだ。犬も好きだ。
子猫は、可愛いがれるように、可愛い顔している。
動物は、可愛い、大切にしたい。
動物可愛い。
子猫のように
無邪気に甘えたい
いつからだろう
素直に甘えられなく
なっていたのは
心の奥底では
甘えたい気持ちがある
でもそれが難しい
ふわふわ、ころころ。
柔らかな毛が目の前で揺れる。
未熟な足をめいっぱい踏ん張って歩き出し、踏ん張りきれずに転がりまわる。
澄み切った瞳で目前に広がる世界を見据える姿は、愛されることを信じきっているようだ。
ころり、外へと真っ先に飛び出した子が高く甘えた声を上げる。
その首元を捉えて柔らかな寝床へと戻してやる。
冒険心はいいけれど、少しは大人しく寝ていなさい。
まだまだ薄く柔らかな毛を繕いながらそんなことを思ってしまう。
愛しい子ら、まだもう少し母の元で甘えていなさい。
みゃあぉ。
子猫の声に答えるように、母猫の声が響いた。
子猫
雨の日に段ボールに入れられた捨て猫。
それを見つける不良。
傘の中に入れて
「お前も俺と一緒だな…」
のやつ。
この洋風の家
昔少女と一緒に
遊んだ
まだいるかな
そんなことを考えていると
チェリーの首輪をした
子猫がいた
子猫の先にいるかもしれない
そう思い追いかけ始めた
力いっぱいにきみは
鳴きながらうったえる
ひとりぼっちで淋しいのは
人間ばかりじゃないことを
わたしの声を
きょうだいの声と間違えるなんて
思ってもみなかった
もうきみの仲間は
ずっと前からいないというのに
どんなに鳴いたって
もういないんだというのに
わたしも泣いてしまいたいよ
いつになったらきみは
小さなかわいい心をひらいて
この腕に身を寄せてくれるのか
わたしだったら絶対に
きみをひとりぼっちにはしない
きみをずっと大切にするのに
#子猫
『子猫』
愛くるしい陽だまりの仔
人の世の憂いなど取り払って
ただ其処に赦しを残して
「子猫」
声はするのにどこにも居ない。
本当に君は猫なのかな。
あなたに好かれたくて
あなたの目にとまるように
ありとあらゆることを
頑張ったんだよ
この私が
あなたの好みに合わせようと
頑張った
けどなぁ
何にも考えてない
純粋無垢
天然子猫に
勝てるはずもなかったよ
子猫の頃は
わたしにもあったのかな?
忘れた。
わたしは
努力ってなんですか
駆け引きってなんですか
って顔して
すいと生きる
大人猫になるんだ
#子猫
「白猫ハクと同居人」
夜になって、ボタボタと雨の音が聞こえてきた。
ボクはこの音が嫌いだ。
否応にも子猫の時を思い出す。
箱に入れられて、置いていかれた。
次第に辺りは真っ暗になり、ボタボタと雨が降ってきた。何が起こっているのかも分からず、ずっと丸まっていた。
こんな日は、同居人のベッドに潜り込む。
「ん……?ハク、いらっしゃあい」
同居人はボクを「ハク」と呼ぶ。
最初は何の事か分からなかったが、名前だと気づいてからは「ハク」と呼ばれると嬉しくなる。
「なぁに?雨の音怖かったの?」
『違う、お前が怖がってないか心配だったんだ』
「ハクは怖がりさんだねぇ」
だから違う……!
「袋に入れて流されてたんだ」と
子猫を膝に乗せて言った叔父
子猫と聞いて思い出すのは、まだ小学一年生の頃、家の近所にいた子猫だ。といっても見たのはたったの1日だけの野良猫だ。
その猫の見た目は忘れてしまったが可愛かったのは覚えている。トイレの時は穴を掘って用を足し、また砂をかけて埋めており、お利口なネコだった。
子供あるあるだと思うが、自分も親に飼いたいとねだった。答えはあるあるの言葉だった。でも親猫が見当たらないので見守る事となった。
翌朝、自分はこっそり牛乳をあげようと辺りを見渡すが見当たらない。残念だが学校へ行く準備をする。
学校が終わると、あの子がお腹を空かせてるだろうなと心配で急いで帰る。でもあの子はいない。すでに土の中だ。車の事故。
俺は誰も責める事は出来なかった。ただ落ち込み泣いた。あの子猫は忘れる事のない悲しい記憶。
子猫
子猫の動画見て癒やされて
明日もちょっと頑張ってみようかな、なんて
#37 彼が倒れた。
子猫のように小さく、丸まっている。
少し離れた場所からはそう見えた。
すごく心配になって、駆け寄る。混乱しながらも、彼に声をかけた。それでも、返事はなく、代わりに荒い苦しそうな息が聞こえてくる。うずくまっていて、何かの痛みに必死に、耐えているようだった。
…………自分が発作を起こした時みたい。一瞬、そう思った。
彼の苦しみを自分の頭の中に流れてくるみたいに、詳しく感じるような気がした。少し前、私が苦しんだ時に助けてくれたから、私も助けないと。頭ではわかっているのに、彼が苦しむ姿が少し怖くて、何もできなかった。
その時に先生が来て、すぐに運ばれた。
離れた場所で、運ばれていく彼を見る。スローモーションで、映像が流れているかのようだった。信じられない光景だった。
___子猫
子猫
君の幸せの理由
君の笑顔の理由
君が生まれた理由
その全てになりたい。
寒くて、心細くて、声を出せずに震えていた。
周りに生き物の気配は感じなかった。
ふわふわの柔らかな何かが体を包んだ感覚と優しい音がした。なんだろう、わからないけど、なぜだか怖くはないなぁ。
「─────?」
何を意味するのかは分からないけれど、音、声がする方に顔を向ける。うーん、よく見えないや。
口を開くとピャーと、か細い声が漏れた。
プニプニしたものが開いた口に入れられる。なんだろう、これ。……あ、甘い。もっとちょうだい、もっと飲みたい。なんだか、ぽかぽかしてきた。眠たいな……。
よく見えない目を開けると、甘いのはなかったけど、お腹の辺りがあったかかった。
優しい声がずっとしていたから、すごく安心した。
ここは、あったかいな。ずっといたいな。
ふふ、喉から変な音がしてきた。
ゴーロゴーロ、グールグール。なんだか落ち着く。
「もしもし、どうしたの?母さん今から夕飯の買い物に行くところよ。……え!?子猫を拾った!?
……どうしようって、あなたねぇ……もうー、今どこにいるの?今から迎えに行くわ。獣医さんのところに行きましょう。……わかった、すぐに向かう。父さんには連絡しておくから。……うん、あったかくしてなさいよ。」
〜子猫〜
私は子猫を見た
その猫はどんな色をしていたのか
思い出せないんだ
ただあの目
あの
先を見据えたような美しい目
目が合うだけで心が打たれてしまうような
高揚感や爽快感
ただそれだけ覚えている
あぁまた会いたいな
なぜかあの猫を見た日から
いいことばかりが起こるんだ
# 子猫
子猫可愛い……好き()
子猫に限らず猫ってなんで可愛いんだろうね。
ンンン 子猫だらけの世界に行ってみたい(語彙力とは)
−子猫−
小さな猫
大きな猫
普通な猫
小さな人間
大きな人間
普通な人間
猫と人間大きさは全然違う。
子猫ときたら全然違う。
でも小さな生き物でも生き抜いていく事ができる。
だけど人間は一人で生きていくとは困難であるのだ