子供の頃は』の作文集

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子供の頃は』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/24/2024, 5:14:57 PM

「花曇」

愛しい彼女の名を呼ぶ。

「どうした?」

振り返る彼女の腕の中には、泣き疲れて眠ってしまった子。先程まで激しく泣いていたとは思えない程、今は穏やかに眠っている。
起こさぬように気をつけながら、そっと頬に触れる。柔らかで暖かなその温もりに、知らず笑みが浮かんだ。

「代わります。花曇は少し休んだ方がいい」
「問題ない。気にするな」

けれど、と続けようとした言葉は、彼女の表情に形を無くす。
困ったように、けれどとても幸せそうな微笑み。
我が子を腕に抱ける事が何より幸せだと、離れたくないのだと伝える眼差し。

そんな表情《かお》をされたのでは、もう何も言う事など出来る筈がなかった。


「すまないな。だが少しでも長く側に在りたいんだ…この子も人の血が強いから、すぐに成長してしまう」

幸せそうな微笑みが僅かに陰る。

「そうなれば、あの子と同じように現世で生きていく選択をするのだろうから」

あの子。一番最初に産まれた長男《子》。
活発で好奇心が旺盛で。急に現世に行くと言い、そのまま帰る事はなかった。

そういえばあの子が子供の頃は、甘えたがりですぐ彼女や自分に擦り寄っていたなと、取り留めのない事を思い出した。

「その選択が悪いわけではないんだ。だが、やはり寂しくなるからな」

この先の別れを想像して、寂しがりな彼女は小さく笑う。
何を思っているのか。誰を想っているのか。
子供の頃には気づく事のなかった彼女の一面に、耐えきれず笑みが溢れてしまう。

「すみません。花曇がとても可愛らしいなって」
「…誉」
「ごめんなさい、おにさま。でも、忘れないでくださいね」

笑ってしまった事に気分を損ねてしまった愛しい彼女の髪を撫でて。
謝罪の言葉と共に、告げる。

「僕はいつだって貴女の側にいます。何があっても離れたりしません」

それは初めて会った時から願っていた事。共にいる事を許された時に誓った事。

「っ、主は相変わらずだな」
「はい。相変わらずです」

それだけは、相変わらず変わらない。
子供の頃から想い続けているのだから。言葉にし続けているのだから。

「忘れないでくださいね、おにさま?」

頬を染め俯いてしまった彼女と、その腕の中で変わらず穏やかに眠る我が子を見ながら。

今の幸せを、ただ愛おしく思った。



20240624 『子供の頃は』

6/24/2024, 11:27:44 AM

子供の頃は

あらゆるものがキラキラして見えていた

すべてにワクワクしていた

そんな気持ちを思い出せたよ

君に出会って

6/24/2024, 10:21:47 AM

子供の頃は「将来」というものがあった。それが、子供の頃と今のいちばんの違いのような気がする。「将来」は漠然としてぜんぜん見通せないのに、「将来のために」という理由でいろんな努力を強いられた。特に受験勉強は、「将来のために」という名目のもとに無限の努力を求めてきた。自分が大人になった未来なんてちっとも想像できないのに、「いま頑張らないと、将来自分が困るんだぞ」なんて脅されると不安でしょうがないし、「頑張れば将来のためになるんだ」と信じれば前向きに努力できた。30代後半になった今は、将来のために頑張ろうとは思えない。将来がだいだい見通せてしまったからだ。それが、大人になったということだろうか。

6/24/2024, 10:16:57 AM

子供の頃は、大人になれば好きな人と結ばれて幸せになれるものだと当然のように思っていた。



しかし、現実は上手くはいかない。



恋焦がれる人がいたとしてもその人が自分を思ってくれているのかなんて分かるわけがないのだ。



現に毎日顔を合わせていても届かない想いを抱えたまま1日が過ぎていく。終わらない書類の山に埋もれながら柄にもなく耽っていると悩みの種がやって来た。




「お疲れー。珍しく書類に埋もれてんね」




「悟」




家柄も良くスタイルも顔もいい。こんなやつと同期だと自分がちっぽけな姿に思えてくるし、なんでこんなやつ好きになってしまったんだろうって何度も何度も思うんだけどなんだかんだ助けてくれたり辛い時、側いてくれたりするもんだからもう無理なのよ。好き。



「現場続きだったから報告書とか書けてなくてこの有様よ」



私より何倍も仕事してる悟に泣き言漏らしてる自分が情けない。



「まぁまぁ、お土産買って来たからコレで元気だしなよ」



ちょこんと目の前に置かれたキラキラ光る砂糖菓子



「きれー、これ金平糖?」



駄菓子屋とかで売っているものとは少し違くて全部が透き通っていて食べるのが惜しいくらい。



「そ、なんか限定らしくて並んでたから買ってみた。俺にも一口頂戴」



中身を開けると上品な香りが広がる。色んな色の中から一際輝いて見える青い金平糖を手に取り悟の口に放り込む。




「んまい」




「悟とおんなじ目の色だった」




「…選ぶ基準それ?」




「そ、綺麗だったしいいじゃない」




子供の頃思い描いていた人生とはかけ離れてるけど好きな人の近くで生きれるって事は案外悪くない。




もう一つあった彼と同じ色の金平糖を食べながらそんなことを思う。





-子供の頃は-

6/24/2024, 10:08:58 AM

こどものころは、やんちゃで、でも恥ずかしがりやで、おっちょこちょい、ですぐおこられています。😁

6/24/2024, 10:06:21 AM

題 子供の頃は

子供の頃だけ出来ることってあるじゃないですか。

もちろん、純粋な数とか、社会的に許されているかどうかの範囲でいったら、大人になってからのほうがずっと多いし広いと思います。

けれど、よく子供向けの冒険小説とかで見たことありませんか?
子供だけ入れる隙間に入って隠れたりとか、子供だからこその演技でその場を逃れる場面。

かくれんぼとかの遊びがその最たるもんだと思いますけど。
あの遊びをしている最中って、勝負の行方とかより、よくそこを思い付いたな、とか、よくそこに入れたな、とか、そういう発見で他の子供を驚かせてやりたいという一心だけで参加している子供もいるんですよ。

あの子と私もそういう感じでした。特にあの日は、夏休みのキャンプ、一つか二つ年上の知らない子と一緒に、初めて見る深い森でのかくれんぼでしたからね。
勝ち気な私もあの子も、小学生にとって一年上なんてのははるか大人ですから、うんと驚かせてやるんだと息巻いてたんです。

あの子のことは好きでしたよ。ずっとずーと、競い合いながら笑い合いながら遊べたらいいなと思ってました。
嫌いだなんて思ったことありません。喧嘩は子供にはつきものですし、むしろあるべきでは?
唯一、あえて言うとしたら、不幸だったのは、お互いにライバル心があったことなんでしょうね。
あの子じゃなくて私がこれをやってやりたかった、とか、あったんですよ。

あの子のとっておきの隠れ場所は岩の下でした。
一緒に見つけましたけど、あの子の方が足が早くて体が小さかったので。
するっと蛇みたいに潜り込んで、「私のー!」なんて叫んだんです。
…やだなあ、だから嫌いじゃなかったんですって。
地震が急に起こって、あの子の聞いたことない悲鳴が聞こえて。岩の下、真っ暗な影のなかから、あの子の真っ赤な、苦しみで歪みまくった物凄い顔が浮かんでて。
怖かったし。
可哀想だったし。
ちょうど、お墓みたいだったから。

岩で埋めました。
まあ、子供の頃の話ですから。
ちょっとあやふやなところはあるかもしれませんけど。

6/24/2024, 10:05:25 AM

子供の頃は


ちいさい頃はすぐそばに『神様』がいて
たくさんの神様や仏様に護られている感謝を忘れてはいけない。たとえ目に見えないとしても。
その教えに疑問を持つ事がなかったんじゃないかな。 

学校の帰り道で。
法事の帰りに檀家の家の子供である僕と遭遇したお坊さんはそう言った。

去年亡くなったおばあちゃんもよくよく同じ事を言っていた。『神様はそこらじゅうにいて、みんなを守ってくれている。悪い事をしたらダメだよ。ちゃんも見ている。守ってくれている神様をがっかりさせない人で在りなさい』

口が酸っぱくなるとか、耳にタコが出来るってこういう事でしょう?今でもすぐに思い出せる。そういうとお坊さんはニコニコとわらった。

『おばあちゃんに護られているねぇ』
ランドセルの重みにフラフラしながらお坊さんを見上げると、僕を見つめるお坊さんの目はどこか優しくて暖かい。おばちゃんもこんな目で僕の話を聞いてくれていた。
このランドセルもいつか重たくなくなる日が来る、なんて言っていたっけ。

『そうかな。』
『神様なんて居るのかなぁ』
夕暮れ時の茜色に染まる空を眺めながら、 
聞こえないくらいの声で言ったはずの呟きをお坊さんは聞き落とさない。聞き流してくれたら良いのにお坊さんはどうにも興味を持ったみたいだった。

『どうして?』
『え?』
『どうして、そう思うんだい?』

怒るわけでもなく悲しむわけでも無い。
優しい目をしたお坊さんは僕に問いかけた。
おばあちゃんを思い出させる、優しい目で。


『だって大人はすぐ嘘をつくでしょう?』

神様が居たなら僕は逆立ちだって出来た。
友達とも喧嘩なんてしなくてよかった。
苦手なピーマンだって食べたし、勉強も留守番も頑張った。良い子にしてても何もしてくれなかった。
どんなに良い子にしてても、
どんなにお願いしても、
おばあちゃんを連れて行ってしまったのだ。

神様がいたなら、見ていていたなら
僕の願いはなんで一つも叶わないの。

重たいランドセルを握るとおばあちゃんの声がする。
嘘つき。
いつになったら軽くなるの。
ずっとずっと重たいままで、軽くなる気が少しもしない。

黙りこくってしまった僕の頭にポンポンと手が置かれる。頭を撫でられるとすこし恥ずかしかった。
ちょっと泣いていることがバレないようにぐいっと涙を拭く僕を見て、お坊さんは言う。

『そうだね、大人は嘘つきだ。嘘をついてでも守らないといけないものがたくさんありすぎて、時折、嘘に飲み込まれてしまう。』

『嘘がいけないのはね、嘘で守ろうとしたものがあるのに嘘で壊してしまうからなんだよ。守ろうとしたものを、嘘が壊してしまうんだ。』

『子供は嘘がない。嘘がないと言う事は守るものがないから出来るんだ。守られていれば良い、だから嘘ではなく真実が見える。』

お坊さんの手は頭を撫でることを止めてこちらに伸ばされた。伸ばされた手を握り返す。
夕暮れの道を、僕たちは手を繋いで歩く。

『もしも嘘に自分を忘れてしまった大人がいたら教えてあげておくれ。仏様が見てるよ、って。仏様は魔法使いじゃないから願い事を叶えてくれないかもしれない。
それでもちゃんとそこに居て、目には見えないけどそこに居る。その存在を信じる事で支えられるんだ、心を。
目に見えなくても、信じる。きっとそばで見てる。
ずっと君の心にも宿っている。』


『心に?』
胸に手を当てて問い返す。
『そう。』
心の一番深いところ、そこにずっとある。
そう言って笑う。それをきっとみんな神様や仏様と呼ぶんだよ、と。


『それも、何かを守る為の大人のつく嘘?』
『どう思う?』

うーんと、少し考える。
目の前には沈みかけた夕陽。
夕焼けはもうすぐ夕闇に変わるだろう。

暗くなっていく街にはポツポツと電灯が灯されて、家々の明かりが道を照らす。

『僕は』
 僕は

『本当だといいなって』
優しい嘘でも良いけれど、
見えなくても良いけれど、
そばに居てくれたら良いなと思う。

そう言ったらお坊さんは嬉しそうに笑った。







梅雨が明けて陽射しが厳しくなってきた。
あっという間に7月なって、もうすぐお盆がやってくる。


あの日と比べてちょっとだけ背が伸びて、ちょっとだけ大きくなった。

雲一つない青空に両手を広げて、僕は大空に向かって『ランドセル、少し軽くなったんだ』って伝えたい。

おばあちゃん、少しランドセルが軽くなったよ。
本当だったねって伝えたい。
これからもっともっと軽くなる。

きっと目に見えなくても、会えなくても、
ずっとそばに居てくれる筈だから。







※長すぎて着地点を見失った

6/24/2024, 10:03:32 AM

以前の私はとかく「子どもの頃は……」と思い出話を披露したがったけど、現在進行形で子どもに過ぎないことに気づいてからは控えてます。



(子どもの頃)

6/24/2024, 10:03:02 AM

こどものころ、ずかんを開いては全てを知ったような気になってワクワクしていた。

それを思い出してまた図鑑を開いてみた。
またしても胸は高鳴った。

6/24/2024, 10:02:57 AM

13ページ

「彩音ちゃんは何でも出来て良いわねぇ。おばさんは腰が痛くてねぇ。」
「彩音ちゃん!美琴ね、彩音ちゃんの事だぁいすき!だってね、何でも出来るんだもん!」
「おお!彩音!一緒に遊ぼうぜ〜!」
「凄いわ彩音さん、テスト満点!体操教室でもしっかり側転出来て天才ね!」


「彩音は優しいのね。これなら“妹”が出来ても安心だわ。」

この一言に私は壊れた。
私が1番、私が先。
誰よりも優先順位が高かったはずなのに。

「まだこんなことしてるの!?貴方の妹の梨々花さんはしっかりしてるのに…」
「最近たるんでないか?妹を見習え!」
「お姉ちゃん!邪魔!私が“1番”なんだから!妹優先でしょ!」
「彩音……妹が出来てもっとしっかりすると思ったのに!お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい!」
「嗚呼、彩音?梨々花が妹なのにお姉ちゃん的存在になってるのウケるー。やっぱ彩音いる意味ないんだって。」
「昔は良い子だって言うけどそんなん信じられんよね(笑)」
「お前!提出期限過ぎてるぞ!本当に最近の若者は……」
「君、彩音さんでしょ?梨々花さんにどうせ勝てないんだし、僕と同じ負け組だね……だから…僕の子供産んでよ……?」
「彩音さん、また町内会に参加してないわ!子供も学校へ行かせてないみたいよ!」
「子供が泣いてる声しか聞こえなくて、不便!さっさと引っ越せ!」

なんで?なんで?
私は今まで通りにしただけ……だって。だって。
梨々花が悪いの。私の彼氏奪って……「変わりの男あげる」なんて私をレ○プして子ども産ませて私と子供に虐待&DVして。私は悪くないのに悪人になって。
会社では「今度こそ調べて来たから、ね今までごめんなさい。良い会社見つけたから」ってパワハラ上司押し付けて。期限通りに提出したら梨々花にバラバラに破かれて、私はそれを親に報告しただけなのに我慢しろなんて……私…私……

『も……………無………理……』
病院に行く金も無くて私をレ○プした男は浮気して金を使い果たして。
嗚呼、もう限界なんだ。私もう駄目なんだ。そうだ料理を作ろう。美味しい復讐の味。アイツとアイツとアイツと………いっぱいいるなぁ…大変だけど美味しい味を作るために頑張らなくちゃ………


『っは…ハァ…ハァ………。』
「もう!いつまで寝てるの?いつも早起きだったのに。疲れてる?学校休もうか?」
『まま…こわいゆめみた』
「どんな夢?」
『ママにね、新しい子供ができてね、私に妹ができてね、嬉しかったけどね生きてるうちに何度も虐められてね、レ○プ?されてね子供できてねぎゃくたい受けてね心が限界でね料理しようって妹とレ○プした男とママと先生と生徒を殺して食べようとしてた夢。』
「……………リアルな夢ね……私まで殺されるの……」
『ママ。大丈夫だよ!ママ大好き!』

「ありがとう優しいのね。これなら妹が出来ても安心だわ“彩音”」

『へ?』











これから起こることなんて誰しもがわかってた。
























大量殺人事件【材料調達事件】
宮野彩音容疑者 2057年 東京都

妹に人生を滅茶苦茶にされた。
食べようと思った。無様な姿を晒して欲しいと思った。復讐したかった。

伊藤豊和(目が無い)
宮野梨々花(挽肉状態)
宮野有三(焼かれた跡)
宮野雄平(首に縄の跡)
荒谷武(数箇所刺されている)
佐々木雫(口が裂かれている)
佐藤美琴(手が無い)
有馬恋児(手足が頭の横にある)
飯島環奈(首に包丁が刺さっている)
佐藤竜也(頭から心臓まで裂けている)
字木武尊(口が裂けている)

以上11名殺害

入江加奈子(脳を損傷)
水戸光一(首に切り傷)

以上2名重症

外崎綾子(手に数箇所切り傷)
飯村柚綺(目元に切り傷)
分枝優斗(足骨折)

以上3名軽傷

判決死刑


子供の頃は良かったなぁ

ギリギリッ…………

「死刑執行完了致しました。」
「ご苦労-」

6/24/2024, 9:59:54 AM

子供の頃は
私には子供の頃の記憶があまりない

でも、周りの人はみんな、手のかからない子だったと言う

6/24/2024, 9:54:49 AM

自分のことを根暗の陰キャだと思ってた

大人しくて優しい子だと思ってた

運動が全くできないと思ってた

でも、ある程度成長して確信する

私、できなくないじゃん

ということに。

みんなみんな、

寄ってたかって

つまんない呪いをかけてくれたよ

仕返しなんて思いつかないけど

せめて

私はそういう魔女にはなりたくない

◼️子供の頃は

6/24/2024, 9:53:46 AM

#子供の頃は…
子供の頃は、【未来】とか【幸せ】とか、【幸せな未来】とか【永遠】なんて信じられなかった。でも、今なら、描ける。心から愛する貴方となら、【未来】も【幸せ】も【未来】も【永遠】も何もかも、描けるし、信じられるし、幸せも感じられる。このまま、二人の幸せが永遠に続けば良い。彼は、私を沢山支えてくれて、そのおかげで私も変わらなきゃと思えた。だからこそ、これからも私は、変わっていきたい。彼の為にも、自分の為にも。まだまだ変われる。そう自分の可能性を信じてる。心から彼を愛してるから、沢山の事を信じられた。子供の頃は、知らなかった【幸せ】も【永遠】も、貴方とだから感じられた。これからも貴方の隣で愛を誓い、叫びたい。

6/24/2024, 9:51:13 AM

【幻想郷のTAKENOKOvsKINOKO】
 博麗結界で外の世界から危害を受けないようにしてきた幻想郷。しかし、それは攻撃性能を持つ物質だけ。そのため、よく世界の物「迷い物」というのが入ってきた。そしてこれが今回の異変の原因となる。さぁ、君はどちら側につきたいかな?
魔理沙「さぁ、今日もきのこ狩りだ!お?なんだあれは。」
私はいつもの森にやってきていたのだ、草の上に目立つ白い物を発見した。私はそれを拾い表を見た。
魔理沙「こ、これは。」
その紙にはキノコとタケノコが描かれてあった。その絵に魅了されたのか、その紙を博麗神社へと持っていっていた。
魔理沙「霊夢!霊夢!これを見ろ!」
霊夢「え?キノコとタケノコ?それが何よ。」
魔理沙「霊夢はどっち派だ?」
霊夢「ん~、タケノコ。」
魔理沙「何!?敵だな。」
霊夢「はぁ?なんでそうなるのよ。」
魔理沙「これは幻想郷

6/24/2024, 9:43:17 AM

創作)19話   子供の頃は

--4月14日--
前古望叶:よーし、今日は学校終わりだ、明日からは授業も始まってくるからなー、じゃぁあ、また明日ー
若井想光:ねえ、家何処らへん?一緒に帰ろーよ!
八木千尋:ごめん、僕さ、前古くんと先生に質問あってさ、あと10組の浅野くんとも一緒に帰る約束してて…ごめんね
想光:え?わ、分かった…
千尋:先生すみません、話したいことがあるのですが、お時間ありますでしょうか?
望叶:了解、今日オレンジ買おうと思っててさ、
千尋:はい?
望叶:俺の行きつけの八百屋、売ってるオレンジ少ないのに、すぐ売れちゃうし…6時位には帰るよ?
千尋:あ、分かりました、、、そういう事で良いですか?
望叶:うん!!!…じゃあねー、また
千尋:はい、さようならー!
--午後6時30分--
望叶:いらっしゃいー、来てくれて嬉しいよッ♡
千尋:どうも…で、お話なんですけど、何で担任なんですか?
望叶:いや、志望校知らなくて、クラス表見て驚いた、あと千尋ちゃん成績ヤバいじゃん
【説明::席替えはあるが、クラス替えやテスト時は名簿順の代わりに成績順に並ぶ】
千尋:あぁ、1組の1番ですか…ありがとうございます……、、あの、志音織くんがあまり家族だとバレたくないようで…
望叶:えー?じゃあ、時間あるか志音織が聞けば良かったじゃん
千尋:敬語で話すのが嫌らしいです
望叶:えー??なんだよぉー、、あと、バレたくないって、子供の頃は「お兄ちゃん格好いいんだー!!結婚したいくらい!」とか、色々言ってたじゃん♡
前古志音織(←2人の会話を見守ってた):
いや、今思ってるんだけど、、学校では恥ずかしいし、色々聞かれるの嫌、、お、お兄ちゃんもプライベートとか他人に聞かれたくないって言ってたし、兄弟だって言って、お兄ちゃんの事聞かれるの疲れるし、お兄ちゃんも嫌だと思って…
望叶:志音織ちゃん…!!めっちゃ考えてくれてるじゃん…!!!!嬉しい…!♡納得したよ、言わないようにはする!!
志音織:ありがとう!

6/24/2024, 9:33:30 AM

(子供の頃は。)🦜 
 
   あのね。
     僕達も 
       みんなと同じで

    (子供の頃
       イヤイヤ、期が
          有るんだよ。)

   ・今まで
     ご飯を、素直に
        食べて居たのが
     イヤイヤ、して
       口を開けないんだね。🦜

        《それはね。》

   「自然界の中で
      自分で、食べ物を
        見つけて
          食べる為の
      自然な、本能の
        始まりなんだね。」🦜

    ✣人間しゃんと
         同じみたいだネ。

6/24/2024, 9:23:42 AM

子供の頃は、“しょうちゃん”だなんて呼んで俺の後をついてきたのに。それも成長するにつれて無くなり、俺もアイツも互いに忙しい生活を送っていた。
別に、同じ高校に通っているのだから会えないわけじゃないのだが、俺は俺で、来月はインターハイが控えている。これに勝たなきゃ夏が終わる。だから毎日必死になって遅くまで練習に明け暮れていた。向こうも多分、部活が忙しい時期に入っているんだと思う。アイツと同じ吹奏楽部のヤツが練習がきついとかぼやいていたのをどっかで聞いたから。
「なあなあ。あの子、よくね?」
合宿で昼飯をとっている時だった。友人の1人が急に言った。指さす方向には――アイツがいた。何人か女子たちと談笑しながら昼を食べている。
「あーあの子な。結構可愛いよな」
「おい。俺が先に目つけたんだからな」
俺を挟んで友人たちが言い合っている。よくもまあ勝手なことを言えたもんだ、と呆れたが、勝手でいいのだ、とも思った。別に俺はアイツの何でもない。
「そいやショウタ、あの子と同じ地元だっけ?」
「ああ、まぁ」
「仲よかった?」
「……別に」
「なんだよー、仲よかったら紹介してもらおうかと思ったのによ」
誰がお前なんかに、と思った。アイツは相変わらず仲間と談笑している。涙が出るほどに笑ってるその顔を見て、ふと幼少期のアイツの顔が重なった。小さい頃も確かあんなふうに、顔をくしゃくしゃにして笑ってたっけ。幾つになっても面影は残ってるもんだな。同じ人間なんだからそりゃそうか。
もう随分と話さなくなってしまった。避けてるとかじゃなくて、互いに忙しくなってしまっただけ。そう思ってたのに、たまたま放課後廊下でばったり会った時、アイツの顔を見て初めてそうではないと分かってしまった。
「……あ、えと、久しぶり」
一本道の廊下のど真ん中で出くわした。俺もアイツも携帯をいじりながら歩いていたから、近くに来るまで互いに気がつけなかった。
「おう。元気か」
「うん、まぁ」
「そっか」
久しぶりなのに、会話はちっとも弾まず。明らかに空気が重かった。もっと、近況だとか学校生活での出来事とか、話題はたくさんある筈なのに、俺もアイツも視線が忙しなく動いていた。俺も挙動不審だったけど、アイツはもっとすごかった。慌てているというよりも、その表情は困っているふうだった。
「俺と話するの、嫌なわけ?」
気づいたらそんなセリフが口から出ていた。言ってしまってから、俺の馬鹿、と思う。これじゃまるで、喧嘩を吹っかけているようなもんだ。アイツもまた、目を見開いて俺を凝視してきた。
「……悪い、そういうんじゃないんだ。ごめんな」
「嫌なのは、そっちでしょ」
「は?」
「だって、全然話してくれなくなったから」
「おいおい待てよ。お前が今みたいな顔するから、煙たがられてると思ったんだよ」
「そんなこと、ないよ」
思ったよりも大きな声で彼女は否定をしてきた。でもそれっきりで、下を向いてしまった。なんなんだ全く。よくわからなくて、何を言ったらいいかもうかばなかったから、俺はただ黙っていた。そうしたら、彼女がこっちを見た。昼休みに見たような顔ではなかった。今にも泣きそうな顔だった。
「また昔みたいに話したいよ……しょうちゃん」
その呼び名を聞いて、不思議な感覚になる。言われ慣れていた、でももう2度と呼ばれることはないと思って思い出になったその名前が呼ばれて。時間の感覚が狂ったみたいな、変な感覚になった。でも、変だと感じていたのは最初のうちだけで、今度は別の感覚が俺の中を駆け巡ってきた。あったかいような、心地いい感じ。
「次の日曜」
「え?」
「土曜は部活だから、日曜。どっか行くか。どっかうまい飯食えるとこ」
「あ、うん……あ、ダメだ、日曜は私が部活」
「んじゃあ夜。お前が練習終わったら。同じ地元なんだから、夜でも平気だろ」
「……うん!」
「店はお前が探しとけよ」
「わかった。しょうちゃんも部活頑張ってね」
変わらないあの笑顔を最後に見せて、アイツは向こうへ歩いて行った。初めから、話をする機会なんて山ほどあったんだ。なのに部活だとかお互いの予定がだとか、言い訳みたいな理由をつけて適当にしてた。でも、お前のおかげでそれじゃダメなんだよなって気づいた。
色々、反省することもあるけどとりあえず今言えることは1つ。日曜が楽しみだ。

6/24/2024, 9:11:01 AM

「子供の頃はよかった」

 そう呟く君の、昔と変わらない笑顔が、子供の頃から好きだった。

6/24/2024, 9:00:38 AM

#子供の頃は

子供の頃は、良かったのに
子供の頃は、あんなにも簡単に「すき」って言えてたのに。なんで今はこのたった一言を言うのがこんなにも難しいのか
「ねぇ、俺、すちくんのこと好きなの」

「俺もみことちゃん好きだよ」
あんまりにも簡単に言ってしまえる君が憎い
俺が勇気をだして言っても、それを流して微笑んで簡単に言ってくるすちくんが、ずるい
俺のことをただの友達だって、思ってるからか
…違うか、俺が"そういう意味"で好きって分かってるから、知らないふりしてくれてるんだよね、
ごめん、でも、ちょっとでいいから俺と向き合ってよ
俺の目を真っ直ぐ見て、
『俺は友達として好きだよ』
って、言ってくれたら諦めれるのに

6/24/2024, 8:59:48 AM

「子供の頃は」

 娘から、来月入籍することになったと連絡を受けた。来月26歳になる娘は、会社員で電車で1時間程離れた町で独り暮らしをしている。
 突然のことで驚いた私は言った。
「なんだ、お付き合いしている人がいたんだ」
「付き合ってるといえばそうだし、付き合ってないかもしれない」
 娘の返事は曖昧である。
「結婚式はしないの?」
と尋ねると、
「それはないかも」
と声に元気がない。
 なぜそんなに突然決まったのか、さらに尋ねると、赤ちゃんができたからと言うので、さらに驚いた。
 親が親なら、子も子だ。
「やだ、今まで言わなかったけど、私もそうだったんだよ」
「ええ!」
娘が大声を出した。
 今は「授かり婚」というらしいのだが、30年以上前の私の時は「できちゃった結婚」とか「でき婚」といわれていた。両親からは、とりあえず早く籍を入れなさいと怒られ、職場では順番が違うんじゃない?と冷ややかな態度をとられ、特に年配の女性からは、汚物のように避けられた。
 娘が生まれて成長していくうちに、私自身の周囲に対する恥ずかしさや気まずさは少なくなっていった。何より両親と義両親が娘を可愛がって
くれたことがとても嬉しかった。
 妊娠がわかった当初は、しばらく悩み泣いたりもしたが、結婚したことも産んだことも正解だったと思った。

 それから娘の仕事が休みの日は、私は娘の新居のアパートに出向いて家事やら出産の準備を手伝った。母親の私が同じような道を通って来たことで、安心しているのだと思っている。
 入籍を終え、予定日まであと3か月となり、私のほうが楽しみだった。
 そして私は娘の思い出話を語って聞かせるのだ。
「あなたが子供の頃はね…」 
 あんなに可愛らしく幼かった娘が、母親となるなんて。なんて感慨深いのだろう。

 まったくばばバカである。

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