『子供のように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供のように
無垢で純粋な様に羨望心を抱くこともあるかもしれない
でも、昔は楽しかったなんて思っちゃいけない
だって今が不幸みたいじゃないか
子供のように____
「苦しい」という感情があること。
それを否定できないのが悔しかった。
「楽しい」という感情があること。
それを肯定できないのが悲しかった。
時々、想像するんだ。
誰かが100%の加害者になることを。
そうすれば、私だって怒れる。
時々、想像するんだ。
自分が100%の被害者になることを。
そうすれば、私だって泣ける。
できるものならそうしたい。
できるものならそうでありたかった。
いつだって無い物ねだり。
”子供のように”何て言われなくても。
子供になりたかった子供だったんだと、今更ながら知った気がした。
子供のように
好きな人
私は何人を好きになったか言います六人を好きになりました。
そのうちの四人は今では好きじゃないです。
残り二人はなぜか好きになりました。
でも一人の人には好きって言いました。
残りの一人には好きって伝えることができないです。一人はよく遊ぶけどもう一人はあんまり遊ばないです。一度三人で遊びたいです❗
子供の頃は、だまされやすい奴だった。
ぬいぐるみは大事にしていたら、いつか喋ると思って短冊に願い事までしていたし、
Tシャツのプリントが夜な夜な動き出すと言われたら、毎日ポーズが変化してないかを確認した。
鈴の音が聞こえると言われたら、わくわくしてサンタを待った。
書いてるだけでも恥ずかしい。
でもファンタジーの中に生きていたからこそ、
驚きと感動が多かった。
夜のお風呂の妖怪が心の底から怖かった。
マジックが本当の魔法だと思った。
今じゃ感じられない感情だ。
子供のように戻れたら、
毎日に発見がたくさんあるんだろう。
#子供のように
「子供のように」
知ってると知らないって天と地の差がある。
知ることのほうが重要なこの世の中で、
子供のままでいる幸せもある。
私はそう思う。
#43
"子どものように"
長袖のシャツに薄手の上着とストールを羽織りフルートが入ったケースを片手に外に出る。昼間より冷たく、だが朝とは違った冷たさの風がそよそよと頬を撫でる。今日は息抜きにまたあの曲──Last Surprise──をやろう。ケースを置いて蓋を開け、フルートを取り出す。丁寧に手入れされた黄金色のフルートに、月の光が反射する。気温と湿度が違うからか何となく反射する月の光が、夏の月の光と違う気がする。ふぅ…、と一呼吸すると構えて、演奏を始める。
──やっぱりこの曲は聴いても吹いても楽しい。
この曲は時々、息抜きにこうして吹いている。この曲は聴いていても体が揺れるし、吹いていても体が揺れる。
俺がフルートをもう一度やろうと思ったのもこの曲だし、初めてアレンジしたのもこの曲。この曲には思い入れが沢山ある。だからなのか、作業中に流したり息抜きに吹いたりするのは。この曲をもっと身近に置きたい、感じたいと思っているから色々な形でこの曲に何度も触れているのかもしれない。
勿論この曲は息抜きにも丁度いい。この曲に触れている時の自分は、まるで子どもだから。さっきから体が揺れている。足もステップを踏んでいる。俺一人だけの演奏会だからできる事。
ふぅ、と一息吐き、フルートを口から離す。体が演奏を始める前と比べて火照っていて、頬を撫でる夜風が心地良い。演奏で熱くなった体から、熱をいくらか奪っていってくれる。いい息抜きになった。
──…さて、戻って風呂入ろ。
フルートをケースに仕舞い、ケースを片手に病院の中へ戻った。
明るい太陽に照らされ、温かい庭。
子供のように走り回る私は
誰がどう見ても子供に見えただろう。
子供ように走り回っていた私は、
その時どれだけ幸せだったかな
子供に見えるのは子供のように元気だったから。
子供に見えることは健康ということ。
子供に見えてしまうのはその人が
よっぽど元気だったから…?
言われたら嫌かもだけど
よく考えたら嬉しい言葉。
悪口じゃないんだ。
子供に見える、って。
「子供のように」
今回も読んで下さりありがとうございます。
私が書く作品は長文が多いですが、
皆様、最後まで読んで下さるのでとても嬉しいです.ᐟ.ᐟ
誰かの心を動かす。
そんな素敵な言葉を私は作りたいです。
SF
青空の下で
一般人枠の当選確率は一億分の一とも言われた。
それに奇跡的に当選しても、厳しい訓練の連続。生命の危険がある為、手加減は一切なく、また希望者はごまんといるので、脱落者は容赦なく落とされた。
そして……ようやく、前世紀の遺物と呼ばれる巨大なエレベーターに乗る。
身体に掛かる強烈なGのなか、籠は着実に上へと昇って行く。
やがて籠が止まる。無人探査機の調査データの結果、大気の成分は基準値に納まっているが、念の為、防護服を着込み、皆ぞろぞろと扉に向かう。
扉が開く。まず、目に映ったのは、どこまでも広がる青い空。
「……ここが地上……」
地下都市では絶対に見られない、遠くに霞む地平線。
私達は子供のように、焼けた土の上を駆け出した。
お題「子供のように」
自身があるとかないとか
そう言う概念がなくならないと永遠に考え続ける
何かと俺の事を気遣ってきたり、何かと金を出そうとしたり、
抱き締めて来たり、頭を撫でて来たり、「好き」と言葉で愛情表現をしてきたり。
俺ばかりが一方的に甘やかされている現状に、年上としては不服な気持ちになる。
俺だって年上としての余裕を出したいし、あいつに何かをしてやりたいと思う。
けれど、
「......」
「?どうした?」
「...お前、俺の頭撫でるの好きだよな...」
「...フッ、あぁそうだな...。それに、こうしている時のお前の嬉しそうな顔を見ていると気分がいいからな」
「...嬉しそうにしてねぇよ...///」
「そんな顔で言われても説得力の欠けらも無いな」
「うっせ、年下の癖に生意気なんだよ...///」
「...本当に嫌ならここから抜け出せばいいだろう?」
「...///...もういい、...もっと撫でやがれ...///」
「こんな上から目線なお誘い他にないな」
「...///わりぃかよ...」
「いや?それがお前だって知ってるからな」
「はぁ〜ほんと生意気///」
「それが好きなのだろう?」
こうして子供のように...子供と言うには素直じゃないにも程があるのかもしれないけれど、
こうして甘えられる時間も、悪くないと思ってしまう自分がいる。
#子供のように
88作目
子供のようにきらきらと目を輝かせて
僕の言葉を待つ君が愛おしくて
なんだって話してあげたくなるんだ
一緒にいられる時間が、もう少し長くなればいいのに
それでも今日はこれでおしまい
とっておきのお話は、次に会う日のお楽しみ
(子供のように)
#7『子どものように』
子供っぽいとこあって以外ー、最初は美人でクールだと思ってたけどかわいい。これでいいんだ。
小さい頃から、年下や同い年の子の面倒を見るようよく頼まれた。しっかり者ねーなんて言葉に素直に嬉しくなって、進んで人のために頑張ってた。
いつの間にか、あの子はいい子だし勉強もできて完璧よねーって。完璧、完璧。どこがよ。完璧な人には周りが怖がるから、自分から打ち解けやすくしないと人が集まらない。抜けてるところを見せて、可愛らしく。愛嬌も大事よね。
そんな生活から抜け出したくて、できるのが当たり前の学校へ進学した。ここはここでなかなかキツイ。常に向上心な性格で救われているものの、73が50になるこの世界。元生徒会長がクラスに2人いることもあるし、楽器を弾ける子なんていくらでもいる。
誰もが1回はアイデンティティが揺らぐはずだ。ここでは絶対に完璧になれない。でも、だからいい。皆がありのままの私を見てくれる。変に大人にならず振る舞える。昔好きだった物にまた興味を持ったりして、こんなに自分が子供らしかったんだと気づくことがある。これからは自分のペースで大人になるんだ。
子供のように、ただ夢想する。
それはいつしかつまらなくなった。
どうしてだろうか。
飽きたから?成長したから?鬱だから?
いいや、ただ、満たされなくなっただけ。
いつか、叶えたいな。
テーマ:子供のように #334
子供のように無邪気で
純粋無垢なままでいれば得することも
あるかもしれない。
でもそれだけじゃ生きていけない。
バカ真面目になって
正義感を持って行動しても
特ばかりじゃない。
時には息を抜いて
不真面目になってもいいじゃないか。
子供のように。
子どものようになりたい時がある
キラキラ輝く瞳
無邪気な笑顔
自然に甘えられる
いつの間にか忘れてしまったけど
子どものようになれたら
淋しさも消えるのかな
大人になると
素直な自分を出せなくなってしまうけど
本当は
ありのままの私を
わかってもらいたいって思うよ
子どものような
純粋さを
少しだけ残して
大人になりたかったな
【子どものように】#18
「こどものように」
こどもの目は美しい。
ひとたび見る景色は新鮮で色濃く鮮やかにその瞳に映る。
大人の目も美しい。
長い人生をかけて見る景色は一色では表せない深い色をその目に映す。
こどものように色眼鏡なしに鮮明に景色を見ることは難しいかもしれない。
今までの経験や知識、大人から見るフィルターってあるよね。
でも、こどものように
暑い、寒い、楽しい、悲しい、嬉しい。
全部、全部。
感じるままに。見えるままに。
そのままの色を感じ取れる感性を持ち続けたいと思う。
子供みたいに無邪気な瞳で
子供みたいに純粋な心で
子供の頃の好奇心を思い出して
子供の頃の真っ直ぐな夢を追いかけて行けば
大人の心の闇も
すべて、払えるだろう
捨てないで。
そう言って泣いている姿に心底吐き気がした。
何を今更、そうやっていれば私がその気になるとでも?少し前まで、散々その感情に縋っていたのは私だったのに。
ピュアな彼に惹かれた。優しくて、彼の為ならどこへでも行ける気がした。だから、私もそう思って貰える様に振舞った。好かれたい一心で作った自分自身を演じたのに。
その結果がこれか。なんとまぁ、無様なもので。
それは、彼に思った?それとも自分に?どっちでもいい、兎にも角にもこんな場所には居たくない。
相手がどんな子なのかは知らないけれど、趣味の良いフレグランスは実に小賢しい。置いていても不思議では無いけれど、そもそも彼が匂いをあまり気にしないタイプだからね。
私に対する挑発だろうが、冷めてしまえば逆にありがたいものだった。彼への気持ちがこんな位で翻ってしまうのならば、彼は本物じゃなかった。本物の好きを私は抱けていなかったんだ。
あーあ、良かった。時間を無駄にせずに済んだね。良かったね。
時間ばかり取られて、捨てられてばかりの人生だと彼は言っていた。私はそうなるものかと思っていたけど、なるほど。
閉じ込めていた本音が、彼に好かれる為という檻から解き放たれてしまえば、滝水のように溢れ出す。
そういうすぐ情けなく本音を言うところ、嫌いだった。
最終的に前向きに考えるならまだしも、ずーっとぐずって、それも嫌だったんだよね。
理想と現実の区別がついてないところも、嫌いだった。
そうやって哀れな振りをして振る舞えば、なんだかんだで優しく許されて来たんだろうけど、やる事やってたら通用しないなんてこと誰だってわかるでしょ。
綺麗な言葉だけ吐いて、自分は汚い行動をします。綺麗な世界で受け止めてくださいって?無理無理。
何となく私を見下してたところも、嫌いだった。
対等に思ってなかったでしょ?後ろに着いてくるものだって思ってたのかな。あぁ、でもこれは私も悪いかも。だって嫌われたくないって初めに壁を作ってたのは私だったから。
あーあ、失敗したんだなぁ。
……なんだか、似た言葉を知っている。
お母さんがいつも私に言ってたや、失敗作だって。だから妹に手をかけるのは当たり前だって、自分が嫌だった言葉。
お母さんと同じことをしようとしてるんだ、私。
じゃあ、子供のように泣いている彼には、昔同じだった私が言って欲しかった言葉を口に出すべきかな。
君のお母さんになれなくてごめんね、って。
子供のように
走り回りたい
あのエネルギーのカタマリ感
じっとしていられないって言いながら
元気いっぱい走ってる
あの子供のようにね
走っても苦しくなさそうなあの感じ!
(でも子供時代を思い返してもそんなに元気いっぱいだった記憶ないんだよね)