『好き嫌い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「好き嫌い」が今日の作文テーマだ。好きなものと嫌いなものがあるのは人間として自然なことだと思うし、何が好きで何が嫌いかというのは、人格をかたちづくる重要な要素だと思う。しかし「好き嫌い」という言葉は、あまり良い意味では使われない。「好き嫌いせずになんでも食べなさい」やら「好き嫌いせずになんでもやってみろ」やら、とにかく子供は「好き嫌いをするな」と言われて育つ。確かにあまりに栄養が偏るのは良くないが、食べられない野菜がひとつやふたつあったところで、それで健康を害するとは思えないのだが。逆に「君は好き嫌いが多くていいね」とか「あなたは好き嫌いが激しくて素敵ね」なんて言い回しは聞いたことがない。好き嫌いが激しい人物像って、けっこう面白くて魅力的だと思うけど。
【好き嫌い】
私には大嫌いな人がいる
小さい頃からずっと一緒で
所謂腐れ縁と呼ばれるようなもの
要領よく器用に物事をこなせて
運動神経もよく文武両道
おまけに性格も良い
目立ちたがっている訳では無いけれど
彼の周りにはいつも人がいて自然と中心にいる
私とは真反対の人
そんな彼は幼馴染だからか私にさえも優しくしてくれる
私が辛いときなど誰よりも早く異変に気付く
怪我や体調不良を隠しても彼には通用しない
他に人は沢山いるのに何故か彼はいつも私の隣にいる
ずっと私に着いてくる
彼は絶対に私を1人にはさせてくれない
そんな彼が本当に憎い
本当に……彼は...
私の大嫌いで
…………大好きな人
好き嫌い
「好き」
「嫌い」
「好き」
「嫌い」
「好き…」
奇数の花びらを見つけては、相手が自分のことをどう思っているか、占ってみる。
占うというより、ただの自己満足というか、
縋りたいという感じだろうなぁ。
嫌われてはいないと思う。
でもあの人の「好き」は、友情とか博愛とかに近いようなところがある。
どうすれば「好き」って言ってもらえるのだろう。
どうすれば彼の「特別」になれるのだろう。
思わず偶数の花びらを見つけてしまった。
「嫌い」
「好き」
「嫌い」
「好き」
「嫌い」
「好き…」
こんなふうに都合よく「好き」と貴方から聴けたなら…と、風に舞った花びらを眺めていた。
No.27『好き嫌い』
私は好き嫌いが激しい。
それは食べ物にとどまらず、人の好き嫌いもたくさんある。
好き嫌いなんてないほうがいいに決まってる。
好き嫌いなんてなければ食品ロスは減るだろうし、人を好き嫌いしなければ、争いだって起きないと思う。
好き嫌いをなくしたいな…。
「この食べ物は、好き?」
「好き」
「この色は?」
「好き」
「このドラマは?」
「うーん…嫌い」
「この虫は?」
「え、嫌い嫌い、大嫌い」
「この絵は?」
「あんまり好きじゃない」
「この写真は?」
「うーん、ちょっと好き?」
「この空間は?」
「結構好きかな」
「じゃあ、僕のことは?」
「…世界で一番大好きっ!」
【好き嫌い】
「好き嫌い」
ピーマン、やーよ
苦いんだもん
にんじん、やーよ
おいしくないもん
トマト、やーよ
ぶちゅっとするもん
セロリもやーよ
くさいんだもん
お野菜さんはあなたのことが
とっても好きかもしれないよ?
それでもやーよ
みんなきらい
大好きなママ
ぷんぷんしてる
私がなんでもいやいやしたから
大好きなママ
かくれんぼしてる
笑みさん、笑みさん
出ておいで
ママ、ごめんなさい
いつか
きっと
お野菜さんとも仲良しになるかな
怒っちゃやーよ
怒っちゃやーよ
お題:「好き嫌い」
あれ、好き
これ、嫌い
いいよ
やめて
やって
しないで
人とは表裏
好き嫌いで生きいてる
抑えようとも
嫌いなものは嫌い
好きなものは好き
誰にも止められない
それが人というものだもの
【好き嫌い】
自分の価値観でしか物事を推し量れない。他者と比べる。自分の課題じゃないところに全力を注ぐ。他者の気持ちを理解しない。1つの側面でしか物事を判断しない。人間は愚かで醜い動物。
心が病む。そのことさえも他者に影響されている。それはそれで許し難い。なぜこんなに弱いのか?なぜこんなに心を乱すのか?不安、憤り、葛藤。それらの闇が心を支配していく。
何度も自分を奮い立たせる。奮い立たせること自体が不自然な行為であることを知っていても。そうしないともはや自分を保てない。
もう、行き着くところまで来ているのか?まだ変われるのか?わからない。この世に人間が蔓延る限り、この感情は消えることはない。
この世は闇。その闇は人間が作る。そして人間だからこそ、その闇の存在を感じる。
出口はあるのか?出口を見つける気はあるのか?もう諦めているのか?どうなんだ?
19時、都会
2024/06/12㈬日記
美味しい皿うどんのお店があるからと連れて行ってもらった。
注文をタブレットにするようになったらしく、連れて行ってくれた人がものすごく驚いていて、そんなに驚くこと?と面白かった。
僕の隣に座ったおばあさんが
常連さんだったらしく
「皿うどん小」と言ったら店員さんがタブレットを操作していた。
なるほど、こういうのもアリだねって感心した。
機械化が進んでいて、僕も歳を
とれば、全くついて行けなくなるんだろうなあ、と常日頃思っている。
タクシーに乗って
とある高校の前を通ったら
運転手さんのお子さんが、昔、
通っていて部活で 全国大会に
出場したと話しを聞いた。
「凄いですね」と答えたけど
別の人から全国大会に出て有名だけど練習の 声がうるさいと 聞いたことがあったので、 人、立場に
よって物の味方は違うよね と思った。
都会のビルのせいで、太陽の光が
遮られて 田舎ほど明るくないことに気づいた。
ビルの明かりがと 灯っていても
太陽の力には負けるんだね。
ちなみに皿うどんは食べずに、
夏季限定メニューを食べました。
限定に弱い。
昨日のおやつね、食べてない人が
いたから、そっと、その人の分を
取り置きした。
良く言えば取り置き、
正確には盗み。
明日、渡そうと思って。
美味しかったからね。
おやすみ。
「好き嫌い」
食べ物でも人でも好き嫌いが激しいことよりも好き嫌いが特にないことのほうが自分はいいと思ってる。
なんでも食べれたら作ってくれた人を悲しませずに済むし、自分が幸せになれるだろう。
人に好き嫌いをつけるのは抵抗がある。
私が好きになるのも嫌いになるのも勝手だけれど、なんだか自分の中で無意識に人に順位をつけているようで嫌なのだ。また「あの人は嫌い」と言い、敵を増やすのはめんどくさい。嫌いを苦手に言い換えて嫌いな人をつくらずに済んでいる。誰もに好かれることはないと思うし、ありのままの自分で過ごしていよう。空気を読みすぎてしんどいのは結構。
「好きという言葉は怖い、自分が何を好んで何に喜びを抱くかを他人に知られてしまうし否定されると傷つく、でも、嫌いという言葉は自分の内を隠せるし、否定されても傷つかない」
という感じの言葉を目にしたことがある。
私は自分の内側を知られるのが好きではない、この言葉の中にあるように「否定されると傷つく」から
お前がそんなん好きなの
それが好きとかよく分からん
など
私の意見への感想や相手の意見であることは分かっていても傷ついてしまう
好き嫌い
よく使われる言葉だけど
私にとっては決して軽い言葉をじゃないと思う。
【好き嫌い】
好きはともかく
嫌いはなるべく減らしたい
もういい大人だし
いつまでもニンジン苦手
はちょっと恥ずかしい
パクチーだって
お店で食べたら美味しかった
問題なのは
人間関係の好き嫌いか
幸いな事に環境に恵まれて
大抵は好きに分類される
しかし苦手意識が勝ってしまう相手も居る
逆に居心地が良く頭1つ飛び出る相手も居る
きっとどちらも
距離感を少し間違えたら
壊れてしまう
その辺の
バランス感覚に長けてると自負し
むしろ核として来た
もういい大人の
お子ちゃま部分が見え隠れする
それはそれで
ちょっと恥ずかしい
頑張ってニンジンいっぱい食べたら
好きな物いっぱい食べれるルールだったらいいのに
とりあえず
ニンジン食べて
もう少しちゃんとした大人になろう
題:「好き嫌い」
あたしはアイツがキライだ
俺はあの子が好きだ
告白されたけど、断った
あたしはアイツをよく知らないから
緊張しながら告白したのにフラれた
分かってはいたことだけど
でも、何でだろ
あたしはいつの間にか、見かけたアイツを目で追ってる
何だろう
フラれたのに、妙に視線を感じる
ますますあの子を好きになってしまう
『あっ』
そうか、嫌いだったアイツの事が好きになってるんだ
もしかして、まだあの子に告白するチャンスがあるのだろうか?
2024年6月12日
SIVA5052
好き嫌い
好き
だけど
同じ思いじゃないから
嫌いかもしれない
あなたがいない世界があるなら
私は同じ道を選ぶかな
この歌詞の意味が私にはわからない
ずっと違う次元を生きてるみたいに感じていて
寂しくなる
ひとことでいいのに
好き嫌いをカテゴライズする事に関して、僕の右に出るものはそうそう居ないだろう。人間とは実に多面的で曖昧な生き物だ。知的生命体と自然界においては稀有な己の知性を誇る一方で、獣同然に成り下がる事もある。どれだけの主義主張を声高に訴えた所で、その優劣は情勢や背景、人徳によって左右される。好き嫌いもそうさ。あれだけ好きだ好きだと宣っていたのに目を瞑りさえすれば見えない様な失敗でコロッと態度を変えたり、さんざ嫌いだと喚いていたものに少し指先が触れただけで惚れ込んでしまう事もある。
ああ、何て軟弱な。全く嘆かわしい。
その点僕は随分分かりやすくて良いぞ。人は皆僕を我儘だ意固地だと指差して笑うが、自身が生物として僕に劣っていると無意識下の自覚があるからこそ、そうして僕を笑う事しか出来ないのさ。まともに顔を突き合わせて話したって鼻っ柱を叩き折られる事は明白だからね!だから誰も僕と話したがらない。僕の目の届かない所でこそこそと身を丸め、嘲笑を交えて囁くことしか出来ない。ちょっと遊んでやろうと目を向ければ鳩のように飛び去ってしまう。いや、滑稽滑稽。
好き嫌い
彼女は好き嫌いが激しい。
「トマト?嫌い!」
「ピーマン?もっと嫌い!」
「野菜嫌い。なんで食べさせようとするの?」
「それより一緒に甘いもの食べましょ。私いい店知ってるの」
彼女は好き嫌いが激しい。
「この服嫌い。なんか微妙」
「この本嫌い。文章読むのは苦手なの」
「このお菓子嫌い。パサパサしてるのよ」
「贈り物のセンスがないわね。私が選び方を教えてあげる、今週の日曜日は暇?」
彼女は好き嫌いが激しい。
「あの女嫌い。ぶりっ子だし、影では悪口ばかりだし。」
「あの女も嫌い。彼女持ちの人にばっか擦り寄って。」
「あの女とか大っ嫌い。外面はいいけど最低なのよ」
「あんなのが好きなんてどうかしてるわ。あなたに釣り合わない。もっといい人を探したらいいわ」
彼女は好き嫌いが激しい。
「また野菜?大嫌い。でも、あなたは料理上手ね。また作ってちょうだい」
「またプレゼント?あら、これが好きだって覚えていてくれたのね。やるじゃない」
「あら、いい人を見つけたの?ふうん。また変な女じゃないでしょうね?」
「えっ…わ、私…?」
彼女は好き嫌いが激しい。
「私、指輪は銀色のほうが好きよ」
「新婚旅行は国内がいいわ、外国は苦手なの」
「式場…ここは好きじゃないわ。こっちはどう?」
「いただきます。…野菜炒めも案外悪くないわね」
妻は好き嫌いが激しい。
「私、あなたのこと大好きよ」
さくらんぼ 好き
にんじん 嫌い
あの子 好き
あいつ 嫌い
そんな感情が、私にもあればよかった
好き嫌い
好き嫌いはいろいろ思い浮かぶ
食べ物や動物、テレビや音楽など
みんなそれぞれの好き嫌いがある
だが、人に関しての好き嫌いはなかなか
難しい
一緒に働いている人に気が合わない人が
いても上手くコミュニケーションをとって
いく
人へは好き嫌いをいってる場合ではない
明日も職場のみんなといつも通り頑張りたいと
思う
チョコレートが好きで、しいたけが嫌い。
こればっりは、昔から変わらない。
「好き嫌い」
好き嫌い
バカになれるか
バカになれないかの
ちがいかな…