『好き嫌い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
《好き嫌い》
好き嫌いと言えば食べ物か、
なんかあったっけ
何だか昔の事でよく覚えてない。
よく大人になる方が食べられる物が多くなるとはよく聞くよな。
残念ながら僕はとことん世の中に刃向かいたいらしい。
昔は祖母に引っ付くように果物の皮をむいて貰っては口に入れて貰ったり、
種を取り終えたかと思えば口に入れて貰ったり。
祖母が追いつかないほどだったのだが、
僕が小中学生の頃のもう既に果物を食べなくなっていた。
一体なにかあったとかではなく
ただ単に好き嫌い。
これ以上歳を重ねてもこの味覚は変わらないのかな。
「個人的にな。絵にせよ文にせよ、二次創作の一部界隈、『Aをバチクソ好きな人が、Aをバチクソ嫌いな人に配慮して、好きなものを好きに書けねぇ』って状況たまにあると思うんよ」
題目の「好き嫌い」に、どの言葉を差し込めば第一印象以上のイメージを取り出せるか。某所在住物書きはスマホの画面を見ながら、己の固い固い頭を懸命に働かせようと四苦八苦している。
「あと直近で言うとアレだ。『自分の心の中のAが長いこと好きだったのに、公式供給のAが自分の好きとズレてて、アレルギー起こしちまう』ってやつ」
俺は構わねぇけどさ。昔々の創作仲間がな。アレは「好き嫌い」を超えてたな。
物書きは深くため息をつき、数日前公開された某リバースの動画を眺めた。
――――――
6月もほぼ半分。雪国の田舎出身だっていう職場の先輩も、ようやく夏の気温に体が慣れてきたみたい。
相変わらず、上司にゴマスリばっかりしてる名前通りの後増利係長に、目をつけられて、仕事丸投げされて、暑さと戦いながらしれっと仕事終わらせてる。
あんまり他人を、私を頼ってくれなくて、ほぼほぼ単独で作業終わらせちゃうから、
いつかみたいに、丸投げを大量に押し付けられて、倒れかけやしないかって、心配ではある。
ゴマスリ係長は自分の仕事くらい自分でやれ(真理)
「先輩って、花に好き嫌いとかあるの?」
その日のお昼休憩は、いつもと違って休憩室がちょっと静かだった。
「『花に好き嫌い』?」
理由はすぐに分かった。いつも、別に誰が観てるでもなく付けっ放しになってるテレビだ。
中途採用で最近入った子が、「誰も観てないなら節電で消して良くないですか」って勝手にオフにしちゃったみたい。まぁ、正論っちゃ正論。一応。
お若いの。正論だけじゃ生きづらいぞ(経験論)
「先輩、よく綺麗な花の写真撮ってるじゃん。この花は撮るとかこの花は撮らないとか、あるのかなって」
休憩室のどこか遠くでは、例の勝手にテレビ消しちゃった中途採用君が、久々ご登場名前通りのオツボネ様、尾壺根前係長と色々言い合ってる。
誰も好きでもない番組をダラダラ流すよりテレビ消した方が節電じゃないですか。
あのねそういう話じゃなくてね。
あーだこーだ言ってるから、それを見て「なんかやってるね」ってランチトークのネタになってる。
珍しく、オツボネ支持者が多いケースっぽい。
「別に、……いや、嫌いな花はまだ無いが、好きといえばキンポウゲ科と、『春の妖精』あたりか」
「はるのようせい、」
「いつか見せただろう。フクジュソウ、キクザキイチゲ、キバナノアマナ、ニリンソウ」
「アマナとニリンソウは食べられるらしいから好き」
「お前は食い物に関してはよく覚えているな」
「先輩がよく食える食えない、美味い美味くない教えてくれるからでしょ」
「まぁ、たしかに。反論はしない」
中途採用君とオツボネのぐだぐだは、ウチの隣部署の宇曽野主任がしれっと割って入って、決着つかずで終わったみたい。
誰が好きってわけでもない番組を惰性で流してるテレビモニターは、結局今日一日は、電源オフのままになった。
私は馴染みの喫茶店に入った。ベルの音を背に進んでいくと、こぢんまりとしたテーブルとチェアが並んでいる。ここに来るのはいつも一人だ。基本的に私は、何をするにも人を誘わない。とくに食事は必ず自分だけでこっそり楽しむ。
店の一番奥の席に着く。この街はお店の中でさえ暗いけど、より暗がりに近い場所が私は好きだ。メニューを手に取り開く。表のメニューボードにあったものと同じ名前が載っている。やはり新作とのことでメニューにでかでかと写真つきであった。ブルーハワイのような青いドリンク系のスイーツらしい。チョコレートで出来た鳥の羽のアクセントが素敵な一品。
呼び鈴を鳴らすとウェイトレスが来るが、やっぱり全身真っ黒なので表情が見えない。
新作スイーツを注文すると、ウェイトレスは何気ない様子で話してきた。
「そいえばいつも一人で来てるよね?一人は好き?」
「はい!」
私は普通に答える。
「お食事はお友達と一緒の方がもっと美味しくなるはずよ♪」
ウェイトレスは得意げに言ってのけたが、私は申し訳無さそうに返す。
「…好き嫌いがあるもので、食べるところを見られたくないの。」
「まぁ!そうなの?」
ウェイトレスは少し驚いたような声を上げた。
私は少し俯いて気まずそうにする。
「まぁ、食の好みって人それぞれだもんね。これからご注文伝えるから、出来るまで待ってて。」
ウェイトレスは屈託のない様子で言い、スカートを翻して厨房へ消えた。声色は軽やかだったが、顔はどんな色を浮かべていたのだろうか。この街の人たちの顔は私のには見えないが、私の顔は彼らからどう見えているのだろう。
ときどき、そんな不安がふと過る。
「黒い街」Ⅱ
好き嫌い
早苗「好き嫌いって、程度問題だと思うんだよね」
翔吾「お前定期的に哲学的な話をし始めるよな」
早苗「おいおい、僕ら高校生だぞ。哲学的な話をおおいにする時期だろう?」
翔吾「知らねえよ。で、好き嫌いが程度問題っつーのはどういう意味だよ」
早苗「例えば、だ。僕はあるアーティストが好きだったとする。でも、一つや二つくらいあまり好みではない曲や苦手な曲がある。ではそうなるとそのアーティストが嫌いなのかと聞かれたら、答えは否だ。全体のうち好ましいものがこの程度あるで好きと言っている」
翔吾「まあ俺も好きな作家の苦手な作品はいくつかあるな。で?」
早苗「同じように、嫌いなものもそうと言える。どの程度好ましくないものが含まれているかで嫌いと言っている」
翔吾「まあそうだろうよ」
早苗「そして思うに、その人の好き嫌いの判断はその程度がどこかが違うんだ。八割好ましいと思えば好きという人間と、三割でも好ましいと感じれば好きという人間がいる。嫌いも同様だ。しかし、誰もその部分については話をしないので好き嫌いの話しに齟齬が出る」
翔吾「ふーん。つまり、好き嫌いの判断基準は人それぞれっつーことでいいか?」
早苗「なんか違う気がするけど僕も何が言いたかったのかさっぱりになってきたからそういうことだと言っておこう」
翔吾「そうか。で、お前、何納豆残してんだよ」
早苗「味が美味しくないと変な匂いがするで好ましくない八割をしめるので嫌いだと判断したからだな……」
私には、ほとんど嫌いなものはなかった。
小さい時からずっと野菜も全部食べれたし、
少しだけ辛いものは苦手だったけど、
ほとんど好きだった。
体を動かすのも、
特段できる競技があったわけではないが、
ほとんど好きだった。
初めましての人とも、
どうにかにこにこ話して、
ほとんど上手くいった。
いけ好かない人でも、
まぁ悪いとこばかりじゃないだろうと思って、
決して嫌いにはならなかった。
そんな私が初めて人を嫌いになった。
何をしても続かない人で、
自分の思い通りにならなくて、
みんなに好かれようとしていて、
上辺だけの友情だけ持っていて、
誰のことも本当に好きじゃない、
そんな人が大嫌いになった。
だから自分をなくした。
自分が不意に嫌いになった。
「好き嫌い」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人でーす!!
今回のお題はちょっと難しかった!!
てか私の詩わけわかめすぎてむかついたと思うので、
どういう事やねんって思った人はぜひきて直接みりんに聞いてみてください!!
好きなものはある。
嫌いなものもある。
だけどみんなが好きだから好きだとか。
みんなが嫌いだから嫌いだとか。
周りに流されるのは違う。
みんなが好きなものが好きでも嫌いでもいい。
みんなが嫌いなものが好きでも嫌いでもいい。
それが自分らしさ。
君は花を持ってきて、笑顔で僕に聞く。
「花占いって知ってる?」
六枚しか花びらがない白い花を押し付けてきた。
「……好き、嫌い、って言いながら、花びら摘まむやつ?」
「そうそう!」
君はにこにこしていたが、僕は小さくため息をつく。
「数えられるやつだと、逆算して好きで終わるか 嫌いで終わるかわかっちゃうんだよ?」
「そうなの?」
君はつまらなそうに口を尖らせたが、何かを思い出したかのように、それじゃあ、と、次の花を持ってきた。
「これなら、わからないでしょ?」
僕は唖然とした。持ってきたのは、あじさいだった。
「……これ、どこが花びらか分かっていってる?」
君ははにかみながら、さあ?、と悪びれずに答えた。
こういう君の適当なところが、嫌いで好きなんだよな、と、僕は笑った。
紫色のあじさいも、小さな花を咲かせて、まさに、お花が笑った感じがした。
【好き嫌い】
昨日まで好きだったはず
なのに
素っ気ない彼に今日は
嫌いに傾いて行く…
ワガママ放題の恋心
何も知らずにいた幼い日の
恋心
『好き嫌い』
『好き嫌い』6/12
好きと得意は違う。
私は、好きな事を趣味のレベルで満足した。
嫌いと苦手も違う。
今の仕事が嫌いだけど、不得意ではない。
好きが夢に繋がること
嫌いから逃げることで開く道もある。
私は、中途半端だったなと思う日々
好き嫌い。
好き嫌いなのは
ない。
嫌いなの
たまにある。
でも嫌いすぎて
書きたくないから
今日は好きに
埋もれよう。
お題 好き嫌い
人間関係でも好きな人と嫌いな人とが居て
それにつまづきながら生きてる自分を
褒めてあげたい
自分が嫌われないようにいつも生きてるけど
そんな人生楽しくないから
これからの思い出たちを虹色にして行きたい
<好き嫌い>
あれは好き
これは嫌い
なんて言ったりして
それが時に人を傷つけるとは
幼い私は、当時気づいていなかった
今でも後悔する「あの日の出来事」
過去の私に声をかけるとしたらこういうだろうな
でも、過去の私はその意図に気づいてくれるのだろうか
「好き嫌いはダメだよ」
なんて、色んな人が言ってるもんね
─好き嫌い─
親に『優しい人を好きになりなさい』と言われた。
その数日後。親に言われた。
『本当は嫌いでも、優しい人を好きと言いなさい』と。
何で親に決められないといけないの?
そもそも好き嫌いって自分の自由じゃないの?
好きって何?嫌いって何?
そう考えていく内に、人を信じられなくなって、
嫌いになって、何も分からなくなった。
こんな人生こそ、大嫌いだ。
好き嫌いは自分の決めること。
そして好き嫌いは、人生の大切な一部。
だから人に決められるようなことじゃない。
大事なことは、自分で決めることが大切。
以上、作者より
「好き嫌い」
身体が緩んで
ハートがほんわりと
あたたかいと それは好き
胸が苦しくて ぎゅっとなると
それはきっと嫌い
仮面を被って
自分の本当の気持ちが
わからなくなる時
深呼吸して
自分を感じて
好き嫌い
娘は小さい頃から、私に腹がたつと
『ママ嫌い……ウソ!大好き🤍』と
間をあけて言い直す。
『うん、知ってる。』といつも返す。
『ママ嫌い!』で言い直さないときは
『ママは○○大好き』と言い返してやる。
このやり取りは、娘が16歳になった今も
変わらない。
好きはスキ🤍
嫌いもスキ🤍
「好き嫌い」
(花びらで占う方はたぶんやらないな)
食べ物に対して「嫌い」と言ってしまうのは申し訳ないよね。せっかくいただかせてもらっているのに。でも苦手なものはあるし。からだが受け付けないことだってある。
ちなみにブロッコリー苦手。だって小さな森だし。カリフラワーも同じじゃ。でも出されたら食べるよ!さっさと口に入れてしまうのだ。はい消えた。
食べ物の好き嫌いができる状況ってさ、たぶん平和で幸福。最高の贅沢なのかもね。
好き嫌い
好きか嫌いかで人を見る。打算とか利益とかは考えない。好ましいかどうかだけでいい。
(30〜40字程度でキャラを表現する創作をしています)
お題『好き嫌い』
主様が九歳になったある日、ミヤジさんが街の子どもたちを集めて開いている勉強会に参加された。
意気揚々と出かけた主様だったけれど、屋敷に帰ってきたときにはすっかり萎れていてそのまま寝室へと消えていった。一緒に帰ってきたミヤジさんが肩を竦める。
「子どもたちの中でも一際優秀な子がいてね。自分がその子に比べて劣っていると感じたらしい」
話を聞いて思い当たることがあった。
主様は語学はお好きだけれど算数は苦手……というか、嫌いらしい。
屋敷の中で育ってきて、今まで自分と誰かとを勉強という分野で比べることなどなく生きてきた。けれどとうとう避けて通れない場面に出会った、といったところか。
「九歳の壁というやつですね」
「ああ、そうだね。主様にとってはこれもひとついい経験になったのではないかな」
ミヤジさんはそう言って苦笑いを浮かべた。
必要な社会勉強だったかもしれないけど、少し心配だ。俺はせめて夕食に好きなものをご用意して差し上げたくて、夕食の支度でいい匂いの立ち込めるキッチンへ向かった。
『好き嫌い』 No.85
「もう、これくらいは食べなさい!!」
お皿に一つの塩ジャケがのっかってた。僕は塩ジャケが嫌いだ。ゼッテーに食べてやらん!!
一歩も譲らない僕に母は呆れて、塩ジャケ一つをラップでくるんで冷蔵庫にほおりこんだ。母は怒っていた。勝ち誇った顔で、僕は米をばくばくたいらげた。
夜になり、父が帰ってきた。さっき包んだ塩ジャケも、父が食べるらしい。丁度その話題になったので、僕は机に肘を突いて、1階から聞こえる「塩ジャケ」というワードを食い入るように探した。
「あの子、いつになったら塩ジャケを克服してくれるのかしら…せっかく作ったのになあ」
いや、父が食べるのではない。一口だけ口を付けたのだから。それに、父も二つもいらなかったらしい。つまり、捨てるってこと。
そういえば、いつしか言ってたな。
「魚も生きていた」って。
僕は、気付けば階段を駆け下り、捨てられそうな塩ジャケをかばっていた。
好きか、嫌いか?食べるのは好きだけど、作るのは好きになれない。どっちも大好きなら、良かったのに。