『好きな色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
色鉛筆を並べては
眺めていた
描き始める色と
書き終わる色と
チェックのように
いろんな色が
交差する
きっとそれが
私の好きな色
僕の好きな色、きっとあなたは、知らない。
伝えた気がするけど、もうきっと、忘れただろう。
何かしら、その色は僕に安らぎを与えてくれる。
疲れたときに、その色が目に飛び込むと、
なんでかほっとする。
僕が好きでも、あなたが好きとは限らないから。
ただ、その色が少しでいいから、
そばにあって欲しい。
黒
どんな色にも負けない強さ
白
どんな色にも染まれる強さ
どっちも大好き
好きな色はコロコロ変わる。
子供の頃はピンクや黄色が好きで、もう少し成長すると青ばかりになって、紫もいいなぁと思い始め、最近は気づいたら白か黒。
昨今は「推し」という概念の影響で、より好みは多彩になったんじゃないかと思っている。ランドセルの色もあまりにカラフルだし。
まあ好きな色を好きなだけ好きでいられるのはいいことである。
好きな色
青 赤 緑 黄 紫 黒 白 茶 桃 橙 金 銀 灰
身の回りの色を見てみると
だいたいの物がこれらの色で作られている
濃い 薄い そういう差こそあれ
逆にこの色は嫌いだと
完全に身の回りから排除している人はいるだろうか
他人の好きな色を聞くよりも
私はそっちの方が気になる
それから
誰かと同じ物を見ている時
その人と完全に同じ色だと認識しているのかも
すごく気になる
私の目に今写っている観葉植物の緑は
そしてそのグラデーションは
本当にみんなと同じに見えてるのかな
人の性格の見方にも似ている気がする
コバルトブルーが好き
海と同じ色だから、綺麗って思ってしまう
『あなたがいたから』
「やっと着いた……
ここが最深部かな?」
私の名前は、リリィ。
冒険者をやっている。
誰も攻略したことが無いと言われるダンジョンの噂を聞き、ここまでやってきた。
ダンジョンに眠る金銀財宝を独り占めしようと、このダンジョンにやって来た。
「ハイ、ココガ最深部デス」
そして私の周りをグルグルまわる、珍妙な生き物はナヴィ。
このダンジョンの入口にいて、それからずっと私に付きまとっている。
自称『このダンジョンのナビゲーター』。
正直に言うと、私は信じていない。
ナビゲーターなんて他のダンジョンで見たことないからだ。
けれど、ここまで力を貸してくれたのは事実。
それでもって話してみるととても面白い。
悪い奴ではなさそうなので、とりあえず信用することにしたのだ。
そして『ナビゲーター』を自称するだけあって、このダンジョンには詳しく、ダンジョンに仕掛けられたトラップや仕掛けを事前に察知することが出来た。
そしてナヴィの力を借り、今私はダンジョンの最下層まで来ることが出来た。
感謝してしきれない恩がある
「感謝するよ、ナヴィ。
あなたがいたから、このままで来れた」
「お安い御用デス」
「コレが終わったら、もっと話しようね」
「タノシミデス」
ナヴィは嬉しそうに私の周りを回る。
彼?の事はよく分からないが、感情というものはあるらしい。
まるで子供の様にはしゃぐ様を見て、私も嬉しくなる。
だけど、感傷に浸るのは後。
目の前の事を終わらせてからだ。
「ジャア、りりぃ、ソノ扉ノアケテクダサイ。
コレガ最後デス」
「分かった」
ナヴィい言われた通り、ゆっくりと部屋の扉を開く。
そこにいたのは……
「クククッ。
封印を解いて下さり、ありがとうございます。
強力な封印でこちらからは開けることが出来なかったのですよ……」
部屋の中には男がいた。
しかし、その男は禍々しい魔力を放ち、ただの人間ではないことを示していた。
「私は人間が魔王と呼ぶ存在。
あなたのおかげで、私はここから出ることが出来る……」
私は男の言葉に耳を疑う。
魔王だって!?
「魔王が、なんでこんなところに!?」
「昔、世界を支配しようとして、失敗してしましてね。
ここに封印されていました」
私は背中に冷たいものを感じた。
お金持ちになろうとして、逆に魔王の封印を解いてしまうとは……
絶対怒られる奴だよ。
「ちょっとナヴィ、こんなのいるって聞いてないよ――
ナヴィ?」
『なぜ魔王がいることを黙っていたのか』
そう問い詰めようと振り返るも、ナヴィの姿がどこにもない。
どこに行った?
「魔王!
ナヴィをどうした!?」
「分かりませんか?
あなたがナヴィと呼ぶ存在は、私の使い魔……
私とあなたはナヴィを通じて話していたのですよ、リリィ」
「そんな……」
私はまんまと魔王の口車に乗り、封印を解いてしまったわけだ。
何が『悪い奴ではなさそう』だ。
くそ、自分が不甲斐ない。
「封印を破ってどうするつもりだ!」
「まずは世界を支配します。
あなたがその気なら一緒に支配しませんか?
不意員を解いた礼というやつです。
相応の地位を約束しましょう」
「ふざけるな」
私は腰に携えた剣を引き抜く。
伝説の剣ではないが、これで戦うしかない。
どこまで行けるか分からないが、出来る限りの事をしよう。
「私は世界征服なんて興味は無い。
刺し違えてでも、魔王を倒す」
「これは困りましたね。
私はあなたの事を気に入っているのです。
我が傘下に入っていただけませんか?」
「くどい」
「ふーむ」
魔王は本当に困ったように腕を組む。
見る限り、本当に困っているように見える。
なんか調子が狂うな。
「分かりました。
世界を征服するのはやめにしましょう」
「は?」
またしても耳を疑う。
コイツの言っていることが理解できない。
「からかっているのか?}
「いえ、本心です。
実を言うと、最初はあなたの事を道具としか思っていませんでした。
しかし、このダンジョンの中だけとはいえ、とても楽しかった。
そして気づいたのです。
貴方がいたから楽しかったのだと……
ですので、あなたが隣にいない世界征服など興味はありません」
「えっと、つまり?」
「私があなたの傘下に入ります。
何なりとご命令を……
私の事は……
そうですね、以前の様にゲータとお呼びください」
魔王――ゲータの言葉に衝撃を受け、私は剣を落としてしまう。
「待って待って。
魔王が復活したとなったら、他の人たちが黙ってないよ。
また封印されるだけだよ」
「確かに……
私があなたに従うと言っても、誰も信じないでしょうね」
「そういう事ではなく……」
ゲータはまたも腕を組んで悩み始めた。
しばらく悩み、ぱあっと顔が明るくなる
「ではこうしましょう。
私があなたに婿入りします」
「どういうこと!?」
「魔王が人間の家庭に入ったとなれば、すくなくとも表面上は敵対の意思が無いと分かるはずです」
「そうかなあ?」
「そして世界に知らしめるのです。
私たちは結婚すると!」
「話聞いてねえし」
お、おかしい。
ダンジョンに潜ってたらいつのまにか結婚することになってしまった。
なんでこうなった……
「結婚は大げさすぎる。
私は世界が平和ならそれでいいんだ」
「なら別にいではないですか……
披露宴に呼んだ各国の王や重臣たちは、こう言ってくれるはずです。
「魔王が復活を許したが、貴方がいたから今日も世界は平和のままだ』とね」
そうま 「好きな色なに?」
ゆいか 「う〜ん。ピンクとか?」
せいと 「青だろ!」
そうま 「好きな色なんかどうでもいいわ!」
ゆいか 「は?お前だろ!」
せいと 「www」
そうま 「あ、そうやごめん笑」
ゆいか 「覚えてろよ」
『好きな色』
通信環境が整い、友達のアバターがゲーム画面に現れる。
「おぉ〜、今回は水色だ。なぁなぁ、好きな色ってある?」
あまり自分を語らない友達に、思いきって質問したことが好きな色についてって小学生かよ。
「……考えたことない」
聞かれたことに対しての驚きか、目が合った。少し考えたっぽい? それから、ぽつっと言った。
「俺はさ、赤! このシューズとか、赤のラインがかっけぇって思って買った」
「……へぇ」
「逆にさ、嫌いな色は?」
「目立つ色?」
答えんの早っ! 思いつきで言っていた会話は、ゲーム用語を交えた会話へと移る。制限時間があるから余計なこと、無駄なことはできない。
「ごめん! 体力尽きた」
「いいよ。装備ミスったから変更してくる」
装備の選択ミスなんて珍しい。改めて合流すると、目立つ色の装備になっていた。
俺の好きな赤色だけど、「目立つ色、嫌いって言ってたよな?」
「……剣のデザイン、かっこいいから。それと一式揃えないと効果が発動しなくて。色に濃さとか、淡さがあればよかったのに、それが無いからただ々目立つんだよね」
急によく喋る。自分を語ってくれたかも?
人それぞれに好きな色がある。
黒が好き、青が好き、赤が好き、いろいろある。あなたは十人十色と聞いたことはありますか?
これは人が10人いれば、10通りの個性や好みがあるといういみだ。
これは人権にもあるのでは?とおもいました。この世界では偏見や差別で苦しめられている人、今もなおつつく戦争、これらによって今もなお悲しい思いをしてる人。なぜ今も戦争がある?と、こんな人たちを僕は救いたい、僕は未成年ですが、これからの世界を平和にしていくことを僕は誓います。
さいごにテーマとは少し、離れてしまいましたが次はテーマにそって書こうと思いました。 これからもよろしくお願いします。
ある日、車の窓から見た青空が
すごく綺麗でした。
鮮やかな水色とはっきり映る雲が
今でも、ずっと忘れられないです。
それから、好きな色は「空色」になりました。
晴天の空を見られる度に
ちょっぴりハッピーな気持ちになる。
綺麗だなあって空の下で
上を見上げる─
それが毎日頑張れる秘訣になる
「好きな色」
今日も、だーかーら!なんでいつもお題からそれた
文になるのー!って(心で)叫んでました。
まず、好きな色は空色。そして空を見たら毎日
頑張れちゃうんですよーってことです。
『好きな色』
「君を僕色に染めたい」ってどう言うこと?
私には私の生き方や色があるんだよ
私の好きな色も知らないで
思い上がるのもいい加減にして!
て、ロマンチックのカケラもなく
空気の読めない超リアリストの私は
言い放ってしまった
それがプロポーズの言葉だったなんて
私たちの関係のこれからは
お互い好きな色を混ぜ合わせるように
歩み寄ることができるのだろうか?
好きな色
たぶん君が好きって言った色
あれ以来その色がなぜか
私の目に鮮やかに 飛び込んでくるから
あかるいみどり、
黄色に近いオレンジ、
レモンイエロー
濃い目の青もすき
グレーもカッコいい
壁の色を変えたくて
想像するだけで楽しい。
なかなか思いきれないんだけど
みどりのペンキも買ってあるんだけど
2年ほど前にね....
「好きな色」
嫌いな色は基本的にないから好きな色も基本的にない。
まずまず「黒って200色あんねん」なんて言われたら自分が好きな色なんて何色かわからないじゃないか。
好きな色
紫!
推しの神谷さんの色だから!
あとリュウタロスもだし、
ティエリアもだし、
みんな紫だから紫大好き!
好きな色が人それぞれ違うように「人の色」も違うのだ。
あの子はかわいいな。かっこいいな。と思っていても相手からしたら自分が、あの子はかわいいな。かっこいいなと思われているかもしれない。そのように人それぞれ自分の色があるのだ。
もし自分の色がピンクだとして、憧れを抱いている人が水色だとしよう。
私がその子に合わせてしまえば、自分の色は水色ではなく、紫色になってしまうのだ。
つまり、憧れを抱いている人になりきってみても、結局は自分の色と合わさると、全く違う色になってしまうのだ。自分と相手には必ず違うところがあるのだ。それは色と同じで、少し薄かったり、少し淡かったり、とても濃い色だったりするのだ。だから、無理に合わせようとはせず、自分のままでいいのだと私は思う。
そして、私がピンク色だとして、相手が青色だとする。そしてその相手が苦手な人だったり、合わなかったりしたときに、合わせてしまうことがあると思う。
この場合、相手に合わせてしまえば、自分は自分の色より濃い色の相手の青色になってしまうのだ。
そして、こういう場合もある。自分がピンク色だとして、相手の色が水色だとしよう。
さっき話したように、自分が相手に憧れを抱いていて、相手のようにしてみると、紫色になってしまう。そうすると、結果的に相手の色とも自分の色とも違う色になって、自分の色さえわからなくなって、憧れを抱いていた相手に対して負の感情が出てきてしまうこともある。
相手に憧れを抱いていても、相手からしたら、自分は憧れの存在なのかもしれない。
なのに、自分が相手に合わせてしまったら、相手が憧れていた自分はいなくなってしまうのだ。
そうしたら、最終的に自分は相手に負の感情を持っていて、相手は自分に自分の憧れのあの子がいなくなってしまったと一瞬でも思ってしまえば、もう遅いのだ。
1本の平行線で一生交わることのない色になってしまうのだ。
そうならないために、自分は自分らしくということが大事だと思う。
自分の色と相手の色。それは違う。それらが混ざってしまえば、元通りにすることなんて出来ないのだ。自分の色を大切にして、相手の色にはならずに相手にあなた素敵ねと言ってみてもいいかもしれない。そうすることで、この世界にたくさんの色が生まれていくと思う。そうしたらもっとこの世界はより良くなっていくと思うんだ。
どうでしょう?!結構いい感じじゃないですか?!私のアカウントでは、主に短編小説を書いています。
最初の方を見れば完結しているお話があると思います。ぜひそちらも見ていただけたら嬉しいです!
オレンジが好きだ
元気になる色
彼は紫が好きだ
なんでだろう
息子は黒が好きだ
シンプルがいい
カラフルな世界もいいし
モノクロでもカッコいいよな
その時々で好きな色は変わる
感情で色は変わる
キラキラしているのもいいな
【好きな色】
僕は生まれつき視界の中に見える景色が白黒だった。この症状は「色覚異常」って言うらしい。僕はこの障害を持って高校に通っていた。
海星「国語だる~。こんなん母国語じゃない。」
小さな声で隣の友達に話しかけていた。
花奏「あ?何いってんだ。お前がバカなだけだろ。理解しろ、理解。」
花奏は昔からの幼馴染。美女美人、成績優秀で賢く合理的な人物だ。もちろん。僕がこの障害を抱えて学校に来ていることも知っている。「カタカタカタ」。みんながノートやプリントに書き写す音が響く。だいたい授業はこんな感じ。先生が黒板に書いたことを写す。その単純な作業を何回も何回も繰り返しノートやプリントにまとめる。だんだんと眠くなったので僕は机にうつ伏せた。
海星「Where is here。」
ドレミー「やぁやぁ、いらっしゃ〜い。君はどんな夢を見たいかい?」
海星「へぇ。」
夢の中、だよな?夢で自由に行動できるっけ?いや、こんなの初めてだ。
海星「じゃぁ、1回だけでいいので、色を見してください。」
ドレミー「ほう。わかったぞ!では、良い夢を。」
そう言って消えていった。いったいなんだったんだろう。
海星「うあー」
地が揺れた。世界が崩壊している。僕はまた、気を失った。
花奏「起きろ。」
海星「?????????????」
花奏「はーやっとおきた。」
海星「もうちょい寝かせて…。」
花奏「だめに決まってんだろ。こっから残り2時間、授業が残ってんだからな。」
海星「今何時っすか?」
花奏「一時でーす。昼飯食べに行くぞ。」
僕は無理やり花奏の手に掴まれ、引きずられる形で食堂へと向かった。
僕らは食堂に着き、それぞれ注文を行って食事を机まで持っていった。
花奏「たくー、お前起きるの遅すぎ。」
海星「しょうがないよ。先生の呪文で眠らされたんだから。」
花奏「授業は睡眠呪文じゃねぇよ。ちゃんと勉強しろ。」
海星「勉強は社会人になっても必要にはならない。得た知識で活用するのは、家庭科と保健と数学ぐらいじゃねぇ?」
花奏「就職には学歴が大事なんだ。大学に入るまで頑張れ。」
勉強か。やるにこしたことはないがやらなくても良いと思う。
海星「あれは何色?」
花奏「そうだな。青めの紫色だな。」
海星「ありがとう。」
よくこうやって色を聞くことがある。だけどあまり理解できなていない。青めの紫色…?わかんない。色ってどういうものなんだろう。
ねっむ。午後の授業だりぃ~。僕は横目で隣を見た。花奏はいつも真剣だ。すごいな。集中力で僕が見てることすら見えてない。とりあえず、今のうちに寝るか。
またこの世界。
海星「これは…。」
またあの時と一緒だ地が揺れ世界が崩壊する。また起こされるのかな。
海星「あれ?え?」
見える景色が変わった。変わって見えた。脳がまた新たな障害を生んだのか?
ドレミー「おひさ~。」
軽快な声が背後から聞こえた。少しびっくりしたが。その女性をみたとき、胸がホッとした。
ドレミー「もう、急に元の世界に飛ばされるんだから、私、困ったじゃない。」
海星「この景色はいったい…。」
ドレミー「君はこれが見たかったんじゃないの?これは赤、青、黄色、緑、紫。他にもたっくさんの色があるわよ。」
これが、色。きれいだ。僕はその感情が抑えられず涙を流していた。
海星「これが、色なのか。生まれて初めて見た。ありがとうございます。」
ドレミー「ここは夢の世界。いつだって君等の目的の援助をするさ。じゃぁ、私はこのへんで。あとこれ。色の説明とかが書いてあるから必要なら使いな。」
そう言ってその女性は消えていった。
海星「さぁ、色を満喫しようか。」
end
好きな色ってつい選んでしまう
だって目についてしまうから
他のどんな色よりも素敵に見えてしまうから
気づいたら持ち物全てがその色になる
自分の好きな色
とても幸せな気持ちになる
でもいつからだろう
組み合わせというものを考えてしまうようになったのは
彩りというものを気にするようになったのは
そして
世間体というものを選ぶ基準にするようになったのは…
自分の好きな色をひたすら集めてた時期が懐かしい
だけど
世の中には自分の知らない素敵な色がたくさんある
それらに触れる機会を持つのも大事とも思う
だって
もしかしたら
自分の心に刺さるとびきり素敵な色に出会えるかもしれないから
そんな色に
いつか出会えたらいいな