『好きな本』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小学生の頃から好きな本を、今でも、後生大事に置いている。
その本が自分の基盤になった。
考え方を、進路を、人生を。
その一冊が決めてしまった。
その本があったから、今の自分はいる。
その本があったせいで、自分の人生は狂ってしまった。
その本がなければ、私はここでこんな文章を書いてない。
酷い話!酷い話だ!
これだけ自分の人生を狂わせたのに、その本はなんにも責任も取らずに、
私の咎になっているのをほくそ笑んでいるのだから!
こんな私を作り上げたのは間違いなくお前なのに、
私にための一冊ではないのだから。
好きな本には思い出が宿っている。
その本を読んでいた頃の記憶。友達に「そんな本、どうやって見つけるん?」と聞かれたとか、教科書とノートの間に挟んで廊下を歩いたとか、とても些細なことだ。年末にリビングの絨毯に寝転がって読んだ、なんて記憶もある。小説の内容とは全く関係ないのに、物語を思い出すと一緒になって浮かんでくる。大好きな本に失恋の記憶が混じってたりするのが玉に瑕だけれど、僕は本を懐かしむのも好きだ。
などと言い訳をしながら、僕は本棚を見上げている。冬休みに入ったと思ったらもう年末だ。本棚の掃除は一向に終わる気配がない。
「いい加減、掃除しなさい! 捨てるわよ!」
僕は飛び上がる。思い出を捨てられたらたまったものじゃない。あくせく片付けながら、今年も好きな本が増えたな、と思う。
-ねぇねぇ、何の本読んでるの?
コンビニの弁当を食べ終えて机で本を読んでいると、艶のある長い黒髪を揺らしながら先輩が隣から覗き込んでくる。
-勝手に見ないでください。
そう言って僕は、どこにでもあるような茶色のハードカバーのついた手のひらサイズの本を閉じて机の上に置く。
-いいじゃん、タイトルぐらい教えてくれても。
口を尖らせて拗ねた表情をしながら、先輩が隣の同期の席に座る。
可愛い…少し年上なはずなのに、僕よりも若く見える横顔に心臓が少し跳ねるのが分かった。
-そこ、奥村の席ですよ。
先輩に言ってもどかないのは分かっているが、皮肉を言いたい気分になっていた。
僕が新卒で会社に入って、僕の教育係の先輩で、たくさんお世話になった人
いろんな相談を先輩にして、先輩に褒められたくてたくさん頑張った。
僕の恩人で僕が好きになった人…そして、座っている同期の奥さんだ。
隣の席に座り、長い髪を左手でクルクルと弄びながらイタズラっぽく先輩が笑う。
気づいてますか先輩?
この本、貴女から貰ったんですよ。
本のタイトルは
「幸せは掴みとれ」
待っててくださいね先輩、もうすぐです
貴女がくれたこの本が僕に幸せの掴みかたを教えてくれました。
あやさとけいしさんの異世界拷問姫 ぐろい えろい かわいい
貴方には好きな本がありますか?
ありそうですね。こういう小説を書くアプリを使っている時点で、たくさんの本を読んだ、文才のある方々なのは分かっています。
「貴方の好きな本はなんですか?」
街中でアンケートなどを取られた時、こんな質問があったとします。
私ならこう訊かれたらこう答えると思います。
「たくさんあります」
少々曖昧ですが、「今まで読んだ本に面白くないものはなかった」、といえそうです。単に読んできた本が少ないのでそう思ったのかもしれませんが。
「貴方は今まで読んだ本の中で好きな本はありましたか?」
_2023.6.15「好きな本」
#好きな本
好きな本は沢山ある。
今まで読んできた本はどれも面白かった。
世間的にハズレと言われる作品にも僕には刺さる物もあった。
本、本、本。僕の世界は本に埋め尽くされている。
記憶を辿ってもどの場面だろうが僕が本を離した瞬間は多分ない。
それぐらい日常に溶け込んでいる本たちで、好きな物はどれって聞かれても僕にとっては、とっても難しい質問だ。
きっと僕は死ぬその瞬間まで本に囲まれている。その時にやっと、あれが1番だったってなるんじゃないかな。
そんなに気になるなら最後まで僕の横に居てくれよ。そうすればきっと君の疑問の答えになる。
自分の中の好きって何なんだろう
生まれつきか
見つけたものか
どっちもか
今日も
木の感触をあたたかく
確かめながら
ページをめくる
✳︎好きな本✳︎
好きな本、は、沢山ある。
そして何回でも読む。
よく、ミステリー小説は1回しか読まないなんて人いるけど勿体無い。
何回でも読めば感想だってかわる。
それに読書は寿命を延ばすらしい。
最高の娯楽なのに。
国語の教科書も好きで、未だに覚えていたりする。
夏休みの読書感想文なんて、どの本の感想にしようかワクワクしていた。…が高校の読書感想文、未だに提出していないままもう、何年?もの夏は過ぎ…。
もし棺の中に本を1冊入れるなら小学生の時、学校の図書館で借りた本を選ぶ。3年生でその本と出会い、卒業するまで何回も借りた。
その本が好きな本って事かな?
只、意外な事に棺には本は入れては駄目。…残念!
お題
好きな本
※図書館で借りた本は「クミ+ミク=魔女」
他に教科書で好きだった「てぶくろを買いに」
「ごんぎつね」「チックとタック」など。
表記が違うかもしれません。
#好きな本
私は今日も電車で本を読む。
自分のことを忘れられるから。
貴方の事を思い出せるから。
だから私はいつも通りこの本を読む。
______________
私が好きな本は辻村深月さんの『冷たい校舎の時は止まる』です。
是非読んでみてください。
本を読むことも、何かを書くことからも
離れて凄く時間が経ってしまった。
自分の想像力や、湧いてくるような
言葉やフレーズが萎んでいくのは
分かっていたけれど。
本屋で本を選ぶ時間も
読む暇も、日常に吸われていった。
いまは、この書く習慣が
私がまた読み書きするきっかけに
なればと続けているところ。
好きな本と言える何かを
この手で作りあげたくて。。
【お題:好きな本】
好きな本
ムーミンが好き。
あとベルカも夢中になって読んだな。
今は海底2万マイル読んでる。
好きな本
実はあんまり本を読むのは得意じゃないんだ。
けれど、君と同じ景色をたくさん見たかった。
好きな本はね
あの時、君が初めて僕に差し出してくれた物語。
僕たちの始まりの物語。
『好きな本』
「これ読んでっ!」
──────────
【勇者セイバー物語】 ~勇者、それってつまりブレイバー~
「俺は勇者セイバーだぜっ!」
ピカピカにキラキラしたイケてる伝説のソードを頭の上に持ってきて、セイバーはそうゆう。
つまり彼が勇者セイバーだという事を言っているので彼は伝説のソード"カイザーアルティメットグロテスク"に選ばれた勇者なのかもしれない。いやっそうだっ!
「これでやられろっ! 悪の怪物"ワルイーモン"よっ!」
セイバーがそんな事をゆったとたん、ピカピカにキラキラした伝説のソード"カイザーアルテマグロテスク"はさらにキラキラを増やし、周り一面を白くした。そして、勇者セイバーに雷が落雷するっ!
「キュッキュルルルゥゥウ……ッ!」
そのあまりのヤバさに魔獣"ワルイーモン"は怯えているのかも知れない、その強さ故に……。
次のしゅんかんっ! その身体から湯気みたいなのを出しながら勇者セイバーが凄い速さで踊って出ながら悪の怪物"ワルイーモン"に突撃するっ!
「ハァァンッ!」
気合いの声といっしょに勇者セイバーはピカピカの増えた"カイザーアルテメディックグロテスク"を瓦割りする。
「グガァァァアア……ッッ!」
これには流石の怪物"ワルイーモン"も納得の威力だったのだろう、そのまま寝転び永き永遠の眠りについた……その強さ故に……。
勇者セイバーは大声をあげる。
「俺の勝ちだぁー!」
それは山にひびきトドロキ、世界中に聞こえるくらい響いた。まるで怪物に捧げる鎮魂歌《レクリエーション》の様に……。
──────────
「どうっ? めっちゃ面白くない!?
これ私が書いたの〜!」
「…………」
「感想! ……感想はっ!
((o(。>ω<。)o))」
「これはぁ……なんというか……」
「ドキ(✱°⌂°✱)ドキ」
「……僕は好きだよ」
「゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・。」
好きな本
好きな本と言われるとたくさんあるんよね〜。
だって、暇さえあれば本読んじゃうような人だからw
でも、やっぱりファンタジー系が一番好きかな〜
魔法とか使って、予期せぬことが起こりまくってて、なんか読んでるだけですんごいワクワクするから!!!
恋愛系も好きだよ!!!
恋愛とは無縁の非リア陰キャの私からしたらラブコメディで恋愛を体験するしかないのです()
いつかホントの恋愛したいね〜www
最近全く本を読まなくなった。
そんな私の月目標の1つに「本を一冊は読む」がある。
何を読もうかなー、一冊読めるかな、いつ読もうかな
この悩みで今月終わりそう。
/好きな本
私は読書をするのが嫌い。
だってつまらないし、退屈だし…
でも、ためになることばっかり。
最初は嫌いでも、自分にあってる本を選ぶと少しづつ楽しいと思えるようになった
勉強だってそうだと思う。
嫌いな教科は必然と苦手意識がでる。
でも、ためになることばっかりだし、やらないといけないのもわかっている。だからやる。本でも自分に合っていると、必然と読むのが楽しくなる。勉強も自分に合っているやり方だと、きっと楽しめると思う。
勉強を楽しむって言うと、絶対無理と思う人もいると思うけど、自分が楽しめる勉強法を見つけるのも、勉強のひとつだと思う。
好きな本
コン、と表紙を軽く叩くとそんな音が鳴った。焦げ茶色のそれは中々に厚みのある本で、サイズも少し大きかった。
表紙に書かれた文字をなぞると、文字の部分が少しへこんでいて、目を閉じていてもその文字がわかるのが嬉しかった。
表紙を開いて、ページをめくれば、そこにはたった一言、『Dear you』と書かれている。
私に向けられた、私のためだけの、世界にたった一つの本。
本の最後のページにも、また一言だけ書いてあった。
『From N』
好きな本
知らない本は、中身がまだ分からない
だから、好きな本
【おうち時間でやりたいこと】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
4/25 PM 4:50
「もうすぐゴールデンウィークだね」
教室で宵の部活が終わるのを
待っていると、暁がふと呟いた。
「そうだな」
読んでいた文庫本を閉じて答えると、
暁が目を合わせてくる。
「真夜(よる)くんたちは、
家族でお出かけしたりするの?」
「いや、そういう予定は特にないよ。
暁は旭(あさひ)さんとどこか行くのか?」
「うーん……せっかくの連休だから、
お母さんにはおうちでのんびり
過ごしてもらいたいかな~」
「――でも、暁は行きたい所がある?」
「……真夜くんは鋭いねぇ」
実はそうなの、と内緒話でも
するような小さな声で暁は囁いた。
「今年ってほんとにすごく
暖かいでしょ? そのせいで
もうバラが見頃なんだって。
だから、ローズガーデンに
行きたいなって思ったの」
「ああ、それはきっと宵も見たがるよ。
一緒に行こう」
「うん……! ありがとう、真夜くん」
暁は、それこそ花が咲くみたいに
ふわりと笑う。
喜び方がいつも素直だ。
「あ、けど、GW後半はお天気が悪い
みたいだね。結局、おうちの中で
過ごすことの方が多くなりそう」
「そうかもしれないな。家でやりたい
ことも考えておけばいいよ」
「おうち時間でやりたいことか~……。
――そうだ、真夜くん、提案なんだけど」
「早速思い付いた?」
「うん。あのね、真夜くん、
天明(てんめい)くんをお泊まりに誘って
男子会してみるのはどう?」
「……?」
思いも寄らない発想過ぎて、
なんて答えればいいか分からなかった。
天明と話すこと自体は、苦に感じない
とはいえ……男子会?
「そう言われても、オレは一般的な
男子高校生がするような話題を
持ち合わせてないと思うけど」
「そこはほら。『ご趣味は?』とか、
『家族構成は?』とか『朝食はご飯と
パン、どっち派ですか?』とか!」
「それだと男子会っていうより、
お見合いみたいな話題じゃないか?」
「まぁ、今後の宵ちゃんのための
リサーチってことで。そうなると、
『猫は好きですか?』も外せないね!」
宵のため。だとしたら、オレには
やらないという選択肢は存在しない。
「他には何を話せば?」
「えーと……宵ちゃんのためでもあるけど、
真夜くんと天明くんの親交を深めるのも
目的だから、真夜くんが気になることを
聞いてみるといいんじゃないかなぁ。
『好きな探偵は?』とか」
「天明は然程ミステリーに興味なさそう
だけどな。――ちなみに、暁は何か
聞いてみたいことはあるのか?」
「『マックのナゲットのソースは
バーベキューとマスタード、
どっちが好き?』かな!」
「……一応、確認してみるよ」
好きな本
塩野七生さんとヤマザキマリのお書きになられたエッセイ本。
骨太の哲学的智を備えていらっしゃるのに、とても人間として魅力的なお二人の考察が、深くて小気味いい。