『太陽の下で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
昨日の延長 間違い探しみたいな今日
太陽の下 お馴染みの言葉で生存確認
太陽の下
影がないから
隠れても意味がないね
300字小説
冬晴れの奇跡
冬晴れの太陽の下、小学校の校庭に子供の影だけが現れる。
一人、二人、三人……。飛び跳ねる、たくさんの影は大きさも服装も様々で、何からの事情で学校を卒業出来なかった子供達の影だという。
からっ風の中、聞こえない歓声が上がった。
昼下がりの住宅街を焼き芋屋のトラックが走る。一つ買い求め、焼き芋を影に向かって差し出す。たくさんの影の手が伸び、それぞれが影の芋を持って、好きな場所に散らばり仲良く食べ始める。
そのうちの一つ、見覚えのある帽子を被った男の子が俺の影に並んだ。俺が四年生のとき、都会の病院に入院して帰って来なかったアイツの影か。
「良い天気だな」
鉄棒に寄り掛かる。俺達はあの頃のように焼き芋を頬張った。
お題「太陽の下で」
君は今日も
太陽の下で笑ってるのかな?
私は今日も太陽の光が届かない場所で
泣いてるよ
太陽の下でハヤる気持ちをダンスに込めて。
猫娘のニャンテが踊ります。太陽の踊りを!
ずんちゃかちゃ、ずんちゃかちゃ。
小麦色に焼けた猫耳娘。ニャンテが鉄のかぎ爪を振るいながら踊る。これは戦士の踊りだ。
ダイキは構える。両手の拳に力を入れながらスキルコインバニッシュで鉄腕になった両手を交差しながら。
ニャンテの胸が揺れる。巨乳でありながら凄腕の戦士だ。
熱風の吹き荒ぶ大地。赤く焼けた土と砂埃が舞う。豹の毛皮を一部纏っただけの露出度高めのニャンテはダイキに飛びかかる。かぎ爪で喉元を狙う。
ずんちゃかちゃ、ずんちゃかちゃ。
ダイキは息を吸うと右手で一撃前に出した。するとそこにニャンテが吸い込まれるかのようにぶつかって吹っ飛ばされる。ダイキはニャンテの行動を読んでいた。
「リズミカルだけど単調なんだよ、お前。」
「それじゃあこれはどうだ!」
ニャンテは豹の毛皮を剥ぐ。胸だけ素っ裸になったニャンテはダイキに殴りかかる。ダイキはニャンテに足をかけ転ばす。そして抱きしめる。
「うん。女って良いな!」
「お前! 強すぎ! むきーー!」
殴りかかろうとするが、ダイキはスルーした。俺って大人気ないなあ。ハハハ。
こうして俺達はニャンテと仲良くなった。
〚太陽の下で〛
君はいつも太陽の下でキラキラ輝いている
常に明るくて、みんなの人気者だ
でも、完璧な君を嫉妬し、嫌う人もいる
僕も君のことを嫌うとまではいかなくとも、嫉妬に近い感情を抱いている
君のような、努力だけではどうにもできない圧倒的天才を前にしたとき、完膚なきまでに打ちのめされる
ある日、君は太陽を避けるようになった
以前のような眩しさがなくなった君から、続々とみんなが離れていく
でも、君は今までよりも幸せで楽しそうなオーラをまとっている
僕はキラキラしすぎていない君に親近感が湧き、思い切って話しかけてみた
最初は太陽を避ける君の行動を理解できなかったけど、仲良くなってから分かったことがある
君は太陽の下でキラキラしていた時、ずっと辛かったんだなって
周りから尊敬や期待の目を向けられて、そのプレッシャーからありのままの姿でいられなかったんだよね
だから君は沢山の人から失望されるのを覚悟した上で、太陽を避ける道を選んだ
そんな勇敢でたくましい君を僕は尊敬しているよ
太陽の下で
下ね
常に空から見たら下
太陽から見たら下かは不明
空の下でだから太陽が上
空は上しか見えないから上が空になる
何処から見ているかの問題ですね
空の上
上の空
意味はだいぶん変わるな
太陽の下で
太陽の下で、あなたと永遠に笑っていたい。
地球上で、あなたの隣で幸せを噛み締めながら。
何も心配はない。地球が破滅するまで、僕達は一緒。
破滅しても、宇宙のどこかで笑っていたいな。
今のままで一緒にたくさんの思い出を作りたい。
「あなたは私の太陽だよ。」
私は、愚か者です。
...だって、自分で輝くことが出来ないんだから。
周りの皆は、自分の力で綺麗な光を生み出すことが出来るのに。
...でも、貴方が居るから。
貴方のお陰で、私は暗闇に光を灯すことができます。
だから私は、自ら輝けない愚かな私は、
ずっと貴女の下で、永遠に暗闇に光を灯しましょう。
---二作目---
太陽の下で笑っていたお前は
いつしか、本当に太陽となってしまったな。
...本当は。
太陽のように笑うお前の姿を、もっと見ていたかったのに。
そんなに上へ逝ってしまったら、君の姿を見られないじゃないか。
#太陽の下で
129作目
(意味不明な二作を作ってしまった...)
貴方と来年も再来年も一緒に笑っていたい。
国語の時も理科の時も数学の時も英語の時もずっとずっと笑っていたい。
貴方を好きになれて良かった。
学校が楽しくなった。
貴方の力は偉大です。
ありがとう。
いつか太陽の下で貴方に思いを伝えたい。
太陽の下で街は優しさに包まれて
穏やかな風は喜びを運ぶ予感
眩しいあなたに会える
こんな日が続けばいいなと思うけど
そう上手くいかないよとあなたは言う
心のモヤモヤは隠さなくていい
思いのすべて吐き出して
この空のように
気持ちを晴らそうよ
そしてまた明るい笑顔で
歩こうよ
「太陽の下で」
日の当たるところを歩いていたいけれど、私は日傘を差すし、帽子を被るし、あなたを直接見ようとは思わない。あなたに振り向いてほしいけれど、あなたが見える場所でしか私は息ができないけれど、あなたの隣に行きたいとは思わない。私はただ、自分の影の濃さを見て、水に映るきらめきを見て、あなたの存在を遠くで感じていたいのだ。
/お題「太陽の下で」より
七色のあなたと共に 生きていく
今日この時間を 明日への標に
【太陽の下で】
-SUNSHINE-
太陽の下で
走り回った
何もない、野原で
誰もいない、此処で
何で誰も居ないの?
何で何もないの?
何度も「ねえ」と言った
でも、誰も答えてくれなかった
孤独の私を、誰も知らない
太陽の下で╱11月25日 土曜日
太陽の下で、友達とサッカーをして楽しそうにはしゃぐ貴方。
そんな貴方を教室の中で見ている私。
まるで正反対。
太陽のような貴方と、石ころのような私。
どう頑張ったって手が届くはずがないと思ってた。
でも、貴方は私を好きだと言ってくれた。
それがどんなに嬉しかったことか、貴方には想像もできないでしょうね。
太陽の下で、太陽のように光り輝く貴方を見ていると不思議と自然に笑顔になれる。
これからも、私を照らす光でいてほしい。
太陽の下を飛び交う虫や鳥や君の心を思い
今は草花の勢いは収まり厳しい季節の始まりです…
来年の春に向けて土の中や落ち葉の裏で虫たちが
夏場に蓄えた栄養を元に冬を越えて
春に沢山の花を咲かすため
笑顔な春の元の草花の栄養を沢山作ってます
毎年春に太陽の下で花々を飛び交い恋をしてね
沢山の命を産み沢山の命を繋ぎます
私は君と太陽の下で笑える春を楽しみにしてます
YOUR MY SUNSHINE MY ONLY SUNSHINE
どんなに寒くても
太陽の下で笑っていれば元気になれる!
…そう思っていたけれど
それは小学生までの限定だった?
北風に吹かれて鼻水を啜る
フラれたあとの心痛ってさ
太陽のあったかさすらも吸収しちゃうんだな
初めて知ったよ、ちくしょー
クソさみぃな…
#太陽の下で
陽の光に愛され
地上を歩くあなたと
暗い部屋
ベッドの上に横たわる私
生物学上同じ生き物
だのに交わることのない世界
花は好きです
実を結ばない花
ただ、花屋で買って
飾って枯らすだけしかできないけれど
『太陽の下で』2023/11/2611
「―――!見てくれ!」
こっちを見て笑うお前の姿に重なる、真昼の太陽。
眩しさに目を細めれば、手を引かれて日向に連れ出される。
「向こうに珍しい鳥がいたんだ!」
「おー、わかったから落ち着けって。」
興奮した様子のお前は、ずいずいオレを引っ張っていく。
キラキラと輝く宝石のような目は、色鮮やかな世界を写している。
その輝きが、オレには眩しい。
(……あぁ、そうだ。お前はいつだってオレの先を行く。 )
スタートは横並びだったはずだった。
一緒に走り出して、同じものを見ていたはずだった。
それなのに、お前はいつの間にかオレの前にいて、オレはお前を追いかけてばかりで。
どれだけ走っても、あと少し追いつかない。
「―――、あの木まで競走しよう!」
「いいぜ、へばっても知らねぇからな?」
二人で顔を見合わせて、合図もなしに走り出す。
ぐんぐん加速して、走るお前は笑っている。
オレは途中で走るのをやめて、お前の後ろ姿を見ている。
(……)
お前はこれからもずっと、オレの先を行くんだろう。
走って走って走り続けて、オレに追いつかせてなどくれないのだろう。
(眩しい、なぁ。)
なぁ、太陽の輝きを瞳に宿した人。
誰よりも、何よりも明るく眩しい人よ。
その光の一端を、オレに掴ませてはくれないか。
[太陽の下で]
太陽の下で
───激しい雷雨が明けた翌日。
眩い太陽が灰色の雲から顔を覗かせている。
「ねぇ、何を作ってるの?」
台所からふわっと甘い香りと
野菜たちの香ばしい香りがして
僕は何を作ってるのか気になった。
少し覗いてみると僕の大好物の
野菜炒めとアップルパイをお弁当箱に
詰めたものが机に並んでいた。
「あなた、今日は天気もいいのよ」
君は嬉しそうに三人分のおかずを
お弁当箱に詰めながら口ずさむ。
僕は部屋に引きこもっている祐樹を誘おうと
少しぎこちない笑顔で
「祐樹、良かったら外でご飯を食べないか?」
祐樹はしばらく黙ってから口を開いた。
「……分かった」
少しそっけない返事。
だけれど僕は嬉しいような緊張するような…
そんな気持ちになった。
時間を気にしては支度を済ませ、
車に乗り目的地に向かう。
────目的地に着き
風通しのいい草原で敷物を取り出した。
朝から張り切って作ったお弁当箱と
温かい紅茶を用意し、手を合わせる。
「いただきます」
サンドイッチに色々な具のおにぎり、
僕の大好物の野菜炒めに
前に祐樹が美味しいと言ってた卵焼き。
会話は少ないけれど
川の流れる水音や鳥の鳴き声
自然で溢れてて心地よかった。
無理もないよな…焦らずに仲良くなろう、、
と祐樹の様子を疑いながら
眩い空を眺めていると、
「と、父さん、これ美味いから…食べてみて…」
祐樹は小さい声で照れくさそうに言った。
君は安心したような表情でふふっと微笑んだ。
僕は嬉しくて涙が零れそうになるのを堪え
食べかけの甘い卵焼きを口に入れた。
「うん、、うん、、とても美味しいよ!」
───すぐに仲良くなることは難しいけれど
心を開いてくれるまでそう遠くはないかな。