『天国と地獄』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
天国と地獄。
天国と地獄の狭間で
ふらふらしてたい。
そんなに
悪い事は
してないはず。
先に橋を渡った
皆んなと
再会して
呑み会をしたい。
思い出話を
たくさん話しながら。
地獄に行くのは怖いけれど、
人間じゃなくなる天国も怖い。
*天国と地獄*
天国だと感覚鈍りそうで
No.11『天国と地獄』
小さい頃は天国も地獄もあると信じて疑わなかった。
だからこそ、悪いことはしてはいけないと思っていたし、良いことをして天国に行こうと思っていた。
じゃあ、今は?
ある程度成長するとさまざまなことを学んだ。
そのうちに気づいてしまった。天国も地獄も存在しないことに。いや、例えそれがあったとしても意味がないことを知ってしまった。
みんなが天国に行けるような生き方ができれば世界は平和なはずでしょう?
──でも世界は平和じゃない。
みんなが地獄に行かないような生き方をすればみんなが笑顔になるはずでしょう?
──でも悲しみ、泣いている人がこの世界にはたくさんいる。
じゃあ、なんで天国と地獄が存在するの?
天国と地獄
今、天国と地獄どちらにいるのか分からない。
愚痴って良いよと先輩に言われたため、正直に貯めてる不平不満不安不屈現状の苦悩押し付けがましい希望、そして自分をよく見せたい欲望をぶつけた。
先輩は何て思っただろう。そんなことばかり考える。
愚痴を吐かせていただいた。そう言った場を設けていただいたのだ。
愚痴ったことによる損があるかも知れない。地獄がこの後まっているかもしれない。
ただ、今はただ感謝を祈る。天国であった。
おわり
天国と地獄は真逆の位置に存在していると言うが、どちらも死後の世界である以上、生きている内にはたどり着けない場所である。私は天国と地獄どちらに行くかは分からないが、一先ず言えるのは死にたくないだ。俺は地獄に行くんだろうなと諦めたりだとか、天国に行くために色々するだとかあるけれど、とりあえず生きる為の努力は最大限してからそれは考えるべきだろう。私は今生きるのに忙しくて、死後の世界なんて眼中に無いのだ。だから天国だとか極楽だとかに行くために善行を積むとか、罪を精算するだとかの話は要らない。要るのは明日の朝ごはん一択なのだ。こんな難しく生きるくらいなら輪廻転生だとかせずに地獄で暮らすのもありかもしれない。地獄も住めば都かもだしさ。逆に天国はブラックかもしれないわな。うん。こんな生産性の無いことを考えるのは止めよ。よし、ポテチ食って寝よ。おやすみ。
#天国と地獄
甘い蜜が滴るようなひと時
言葉が無意味になる刹那
ほんの些細な喜びを感じる出来事
もしかしたらと願う期待
小さなすれ違いや疑りや嘘は
どんな甘美なひと時も天国と地獄を見せてくれる
天国と地獄
「本当にするの?」
「…何、今更怖気付いた?」
「いやそういう訳ではなく」
急にこんな事頼んでしまって心底申し訳ない気持ちでいっぱいなんだ、俺は。それでも断らず頼まれてくれたお前に感謝の気持ちもいっぱいで。
…いくら親友でも流石に断るだろうと思ってた。…というか親友とか関係なしにこの頼みを受け入れる人の方が少ないだろ。
…一緒に心中しよう、なんて頼み。
「…じゃあ何…」
「俺達って天国行くのかな、地獄に行くのかな。」
「…は?」
何言ってんだコイツは。というかこんな事言うキャラだったか、コイツは。
「…分かんないけど。こんな事するような俺達だし…天国には行けないんじゃないの」
「そうかぁ」
「…本当にどうしたの」
最期だから、と何か言いたい事でもあるのだろうか、などと思ったがそんな事ないらしい。案外肝が据わってるよな、と今更ながらに考える。
「…お前と行くんなら天国の方がいいなぁとか思ったけど。…うん。でもお前となら地獄でもいいかもなぁ、なんて。」
「…は?…馬鹿なの?何言って…」
「いいじゃん。どうせもう最期だし。…いつからかは覚えてないけど、お前の事好きになってたんだよ、俺。」
「…おかしい、なんで」
「今更じゃん。おかしいなんて。…好きだから、お前のこの誘い受けたんだよ。」
なんで最期の最期にこんな事…、…いや、最期の最期だからこんな事を言ったのか。
…なら、俺もいいよね。
「…俺も好きだよ。お前のこと」
「はは。知ってた。…お前となら、天国でも地獄でも、何処へだって着いてってやるよ。」
「今日も迷える子羊たちに救いを…」
そう祈ってる時に、声をかけられた。
「あの、シスター。」
「どうされたのですか。迷える子羊。」
こんな古びた教会にやってくるくらいだから、
さぞ懺悔したいことがあるのでしょう。
「僕、死後の世界を考えてしまうんです。」
「死後の世界。」
死んだらどこに行くのか。
不安は多いでしょう。
そう言うと彼は口を開いて言った。
「はい。僕、天国と地獄について、
考えてしまうのです。」
「天国と地獄…」
こんなパッとしない悩みだとは思ってなかった。
天国も地獄もどちらも何も無いのだから。
そう私は考えている。
「では、貴方には私の考えをお送りしましょう。」
私はそういい、あることを言った。
「天国も地獄も人が作った空想です。」
夢のない答えだが、これが私に出せる答えだ。
私の崇拝していた神も何も無い。
ただ、
何も無い私に出せる答えがこれでしか無かった。
天国と地獄
天国と地獄この背中合せの極端差は
嫌だな…
天国でもなく
地獄でもなく
空間がいいな…
特別良い事も
特別悪い事もなく
ただ平凡な空間が好き…
天国と地獄
天国と地獄を題材にした落語の演目 「死ぬなら今」。ケチな人物が登場する噺です。さらりと聞けて、ワハハと笑えます!ブラックジョークみたいな噺です。
最近、あまり掛からないような‥。
動画にもあるから、興味がある方は聞いてみてください。
#天国と地獄
天国と地獄
迷わずに行くよ
貴方の元へ。
「天国と地獄」
〜鯖缶のコーナー〜
今回はいきなりコーナーからです。
一年前の今日、同じタイトルで作品
をあげています。
初めてタイトルダブったかも。
またね。
天国と地獄の関係…
それは、ねるねるねるねと色の関係に似ている。
すなわち、天国と地獄は表裏一体なのだ。
【ゲシュタルト】
木が軋む音が聞こえる
あぁ、朝だ。
母が私を起こしに来る
ぽつりと呟いた。
「いやだな」
部屋に入るなり怒号が飛んできた。
いつまで部屋にいるの
早く出てきなさい
もう朝よ。
、、、五月蝿い
私に父は居ない
前は居た
彼は小さい頃から私を奴隷として扱っていた。
もう3年も前になるのか
下の処理をずっとさせられていた。
当時中学生だった私にはとても受け入れられなかった。
あの時私は母に助けを求めた
母は私に侮蔑と嫉妬の入り交じった視線を向けて殴ってきた。
そう。
母はあいつに夢中だった
あいつは他に女を作って出ていった。
私と母は捨てられたのだ
母は私のせいだと常々言ってくる。
煩わしい
朝と昼は母からの暴言と暴力に襲われ、
ここには居ないあいつの亡霊に毎晩襲われる。
!!
今日はそんな夢は見なかった
今日は暴言のアラームも無かった
とても不思議だ。
1階の居間へ行くと母と見知らぬ男が居た
「あぁ、○○ちゃんだね。話は聞いてるよ」
母の新しい男だった
綺麗なスーツにキチッと整えられた髪
聞けば警察官らしい
そこから生活は変わった。
私には父ができた。
今まで出来なかった事を全部一緒にしてくれた。
遊園地へ行ったり
旅行をしたり、
一緒に買い物をしたりもしてくれた。
あー、たのし
「、、、夢か」
、、、、、、、、、、、涙がおちた
自分自身の心のあり方。
物事の側面には、考え方・感じ方で天国も地獄もある。
天国とは気持ちが良い心の状態で、一見悪い出来事と思いがちなこともいい側面を自然と捉えられる。
何かに包まれているような暖かくふんわりしている感じ、目に見えるもの全てがキラキラと輝いて自分のために存在しているかの様。
地獄とは人間が考えた空想の世界。
子供への脅し。犯罪の抑止。
君と一緒ならどこであったって天国だし、
君がいなければそこはただの地獄さ。
/「天国と地獄」
これは、天使と悪魔の、ちょっとしたお話。
───
「あ、あの人お婆さんを助けてる。」
私は、天国から人間界の様子を見ている天使でね。
毎日毎日、人間の笑い声や笑顔を見ているわ。此方も楽しくなる位、笑うの。
天使の役目(しごと)は、善い事をしている人を此方(天国)から見て、閻魔様に報告する事。
でも私は、逆の事をしているわ。報告は、上手くやっているわよ。
「あ───ふふ、悪さしてる人みいっけ。」
***
「人間たちは悪さをするのが好きだな。」
私は、地獄から人間界の様子を見ている悪魔でな。
毎日毎日、人間の悲鳴や怯えた顔を見ている。此方も苦しくなる位、叫ぶんだ。
悪魔の役目(しごと)は、悪い事をしている人を此方(地獄)から見て、閻魔様に報告する事。
でも私は、逆の事をしている。───報告か?上手くやっているぞ。
「あ───善い事してる人がいる。」
***
「閻魔様。今日善良な行いをしていた人間はこの███さんでしたよ。───あの、閻魔様?」
「お前は、嘘を吐いているな。」
「そんな事は…!!」
「此奴は今日、万引きをした筈だ。…仕事中、何をしている?」
「其れは、あの」
「お前は、地獄で悪魔として働け。善いな?」
「…はい」
***
「閻魔様。本日悪行を働いたのはこの███です。───あの?」
「お前も、嘘を吐いているな。」
「えっと、はい?」
「此奴は今日、道で老人を助け、道に迷っている子供も助けていた。…天使と立場を変えろ。彼奴だ」
「…承りました。」
天使と悪魔はそれぞれ閻魔様の前に立ち、天使は悪魔に、悪魔は天使に、と立場を交換した。
***
「ふふ、今日もあの人は善い行いをしているな」
天使となった今、天国では毎日人間達の笑顔を見ることが出来て、私は幸せ者だ。
***
「あはは、あの人はまた悪さしてるのね。嗚呼、あの相手の顔も───」
悪魔となった今、地獄では毎日人間達の怯えた顔を見ることが出来て、私は幸せ者よ。
───
おしまい。
嗚呼、御免なさいね。最初の文に言葉が足りなかったわ。
これは、元天使と元悪魔の、ちょっとしたお話。
───
題名:天国と地獄
『月に願いを』
「キャー」
草木すら眠る夜の時間、悲鳴が響き渡る。
しかし不幸なことに、ここは灯りが月しかない寂れたシャッター街。
もはや、人が住んでいるかどうかすら怪しく、誰も助けに来ないと思われた。
だが、上げられた悲鳴に颯爽と現れる人影があった。
「乙女の悲鳴は聞き逃さない。
ガクランムーン、ただいま参上。
月に代わってお願いよ」
悲鳴を聞いて駆けつけた人影――ガンランムーンが口上を述べる。
ガクランムーンは歳は40半ばほどの男性で、名前の由来になっているであろう学ランを着ていた。
しかしサイズが合っていないのか、学ランは男の体格に対して非常に小さく、見る者をドン引きさせる格好であった。
だがガクランムーンは、そんなことなど些事だと言わんばかりに、地面に座り込んでいる人物に笑いかける。
「お嬢さん、私が来たからにはもう安心です。
あなたを困らせる悪い奴は、お願いしてどこかに行ってもらいます。
その後、一緒に月に願いをかけませんか――
おや?、お嬢さんはどこに?」
「すまんが悲鳴を上げたのは俺だ」
声を発したのは女性ではなく、男であった。
そしてその男は、しりもちをついてガクランムーンを見上げていた。
風貌も、子供が泣くほどの強面で、どちらかといえば犯罪者顔であった。
「いえ、さっきの声はどう聞いても女性でしたよ」
ガクランムーンは、訝しみながら男性を見る
状況的に男の言うことに間違いはなさそうだったが、どうしても目の前の男が上げた悲鳴だとは信じられなかったのだ。
「だからスマンって。
俺、悲鳴を上げる時やたら甲高くなるんだよ。
虫が大の苦手でな、くっつかれて叫んじまった」
「虫ねえ」
ガクランムーンは、つまらなさそうに大きくため息をつく。
「ま、いいでしょう。
困っている女性がいなかったことをヨシとしましょう……
ではサラバ」
「ちょっと待て」
「なんです?
私は、忙しいんです」
ガクランムーンは、不愉快そうに男を見る。
「助けてくれよ」
「あなた男でしょう。
虫くらい一人でなんとかしてください」
「虫嫌いなんだよ」
「私も嫌いです」
「一緒に月に願いごとしてやるから!」
「それ、女性限定なんですよね」
「最低だな、お前。
くそ、自分でやるしかないか」
男は目をつむって、虫を払いのける。
見えてないので、払っている場所は見当違いであったが、最終的に振り払うことが出来た。
「終わりましたね、サラ―」
「待て!」
「……なんです?」
ガクランムーンは、またしても男に呼び止められる。
何度も呼び止められたガクランムーンの顔には怒りが滲んでいた。
「さっきは虫でそれどころじゃなかったが、お前にどうしても言いたいことがある」
「……はあ、さっさと言ってください。
私、忙しいんですよ」
渋々といった風に、ガクラン仮面は男に体を向ける。
「確認だが、お前、最近ここらへんに出没するガクランムーンで間違いないな?」
「そうです、最初に名乗ったでしょう」
「そうか」
男は、ガクランムーンの言葉にうなずき、大きく息を吸う。
「何が『ガクランムーン』だよ、この野郎!
『セーラームーン』のパクリじゃなねぇか!」」
「パクリじゃない、インスピレーション!」
「その結果がパンパンの学ランか、出直せ!」
「学生時代に着てた思い出の学ランなんですよ」
「卒業したら着ないんだよ!」
「心はあの頃のままだからセーフ」
「きもい」
「ぐは」
ガクランムーンは、シンプルだが辛辣な男の言葉にダメージを受け、ゆっくりと膝をつく。
恰好から想像つかないが、ガクランムーンは繊細なのだ。
「あなた、言っていい事と悪い事があるの知らないんですか?」
「お前みたいな変質者は言われて当然だろ。
そんな格好で恥ずかしくないのか?」
「慣れたら意外とそうでもないんですよね」
「嘘だろ……」
今度は男が呆れから溜息を吐く。
それを見たガクランムーンは、いらただしそうに吐き捨てる。
「そ、そういうあなたこそいつまで座っているんですか?
恥ずかしくないんですか」
「腰が抜けたんだよ。 助けてくれ」
「嫌ですよ!」
「あとな、さっき気づいたんだが、お前臭うぞ。
風呂入ってるか?」
「もう嫌だ」
ガクランムーンは絶叫する。
「これ以上ここにいられるか!」
ガクランムーンは、男の悪口から逃げるため、踵を返す。
「ほう、逃げるか……
俺の悪口から逃げられるかもしれないが……
他のやつから逃げられるかな?」
その言葉を合図に、物陰からたくさんの人間が出てくる。
全員警察官だった。
警察官たちは、逃げ道をふさぐように近づいてくる。
「警察!? ば、ばかな、著作権は問題ないはずだぞ」
「違うわ! やっぱりお前もパクリだと思ってんじゃねえか!」
男――私服警察官は思わずツッコむ
その後我に返った男は、コホンと咳払いしガクランムーンに自身の罪を告げる。
「お前、助けた女性に付きまとったろ。
セクハラで被害届け出てるぞ」
「すいません、反省します。
警察だけは勘弁を!」
「だめだ。
そればっかりは、月に願い事しても通らんよ」
この世での天国と地獄は
日々入れ替わっている気がする
仕事で大変なミスをすれば地獄だし
評価されれば天国だ
悩みが解決せずに苦しければ地獄だし
悩みが解決して苦しみから解放されたら天国だ
天国と地獄を日々繰り返して
少しずつ苦しみを乗り越え成長していけるなら
この世は頑張れる気がする
……天国?うーん、まあ……いいところなんじゃない?
死ぬ前に悪さをしてなければ行けるってきくよね。
……地獄は…まぁ……悪いところなんだろうけど、ひとによるんじゃないかなぁ。
だって、よくいるだろ?その……なんていうの?ドM?そういう人はすきそうじゃん?笑
……僕?僕はまあ、できるなら天国に行きたいかな笑
天国と地獄。