『大空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今現在中二の俺はある悩み事を抱えてる。
だから母に相談をしてみたんだ
「ねぇ俺私立行きたいんだけどダメかな、?」
母「まぁ良いんじゃない?あんたの人生なんだから自分で決めな」
きっと母はこれから大変になるなも思ったのかもしれない
⚠これはフィクションじゃありません
冬至の今日は晴天
これが一番太陽が弱くなる日とはなぁ
ここしばらく仕事に追われて
親友の誘いも断ったりと人付き合いも減ってた
雑巾を絞る手にも気合いが入る
霞んだ目を見開く
今日は大掃除
カーテンを洗ってひらけた窓の外に太陽が見える
その前を雲が流れて
伸びる日差しに床が照らされたり陰ったり
あぁそうか
今日は0
つまり始まりの日
清潔になった部屋に
自分の居場所を見つけた
明日から強さを増してゆく太陽を
すっきりした気持ちで見つめる
【大空】
『大空』
鳥のように、私も大空を飛んでみたい。
大空は、絶対気持ちいいし、楽なんだろうな〜。
じゃあ、飛んでみるか
大空の音を聞いたことがあるだろうか?
言葉では言い表す事ができない広い音。
高かったり低かったり、長かったり短かったり、
綺麗な和音の時も、複雑な不協和音の時も、
全てが大空の音。
一度。
雨の中を、
雨上がりを、
朝焼けを、
夕焼けを、
夜空を、
青空を、
大空の音を聞いてほしい。
❦
大空には無数の星がある。
きっと今見えているものは、それのほんの少ししかないんだろう。
そんなどうでもいい事を考えながら、星を数える。
ひとつ、ふたつ、みっつ。
だんだん途中でわからなくなって、もう一度数え直す。
そんなどうでもいい事をしていないと、自分が自分で無くなりそうな気がした。
「ここにいたんだ。」
何度そんな事を繰り返したか分からないけれど、後ろから聞き慣れた声がした。
振り返ると少し息を切らした君がいた。首に巻いたマフラーが寄れて肩からズリ落ちそうだ。
「よく分かったね?」
「何かあったらいっつもここに来るじゃない。」
君は笑って、手袋に包まれた手を差し出した。
今まで何度も掴んできた、その手を見た。
「帰ろう。」
きっと君は何度でも私に手を差し出してくれるんだろう。
2024.12.22 「大空」
お題『大空』
戦争が終わった。だが、俺はかけがえのない親友を亡くした。俺たちの国は勝ち、仲間たちが祝杯をあげているなか、俺はそんな気にはなれず、ひとり崖の方へ行って膝を抱えていた。
俺もあいつもただの下っ端の兵隊で、将軍に攻撃が飛んでこようものなら、それの盾になるべき存在だ。要するに使い捨て。代わりはいくらでもいる。
それなのに俺の親友の代わりなんていないのだ。
涙も出ず、ただぼうぜんと空をみあげていると上から
「どうした?」
って聞き慣れた声が突然聞こえてきた。あたりを見回しても誰もいない。あいつはさっき死んだはずだ。それなのに、どうしてか姿を探してしまう。
「残念ながら地上にはいないぜ。空の方見てみな」
そう言われて空を見上げる。そこには親友が笑いながら俺を見下ろしてるではないか?
「えぇっ!?」
思わず声を上げると、親友が笑う。
「神様に頼んでお前に最後の別れを告げに来たんだ」
そう明るく答える親友に俺は首をふる。
「いやだ、お前がいない世界なんて俺は」
「ハハッ、まるで伴侶みてぇだな。参っちゃうぜ」
「親友だってそう思うだろ。俺には家族なんていなかったから」
「そうか」
すると、親友は真顔になって俺に言った。
「俺のいない世界で生きていたくないと言うけどな、俺はお前が後を追おうものならすぐに追い返すぜ」
「でも」
「そんなことしやがったら俺とお前との友情はこれまでだ」
その言葉に息を呑んだ。親友が言葉を続ける。
「俺がいない世界でもお前は生きて天寿を全うしろ。約束してくれ」
彼の言葉から有無を言わせない雰囲気を感じていた。内心納得していない。本当は後を追いたいし、だけど、それで友情が壊れるのは嫌だ。だから
「……わかった」
そう答えるので精一杯だった。親友は笑みを浮かべた後、「じゃあ、生まれ変わることがあったらまた会おうぜ!」と言って親指を立てながら消えていった。
ただ、青い空が広がるばかりになった。
「さらっと来て、さらっと別れるなよ」
ようやく俺は膝を抱えて、しばらく悲しみにひたっていた。
お題『大空』
生徒Aと生徒Bは河川敷の芝生の上で寝転がり空を見上げていた。
生徒A「何にもやることないな」
生徒B「そうだな。俺も大神みたいにバイトしようかな」
生徒A「いいなそれ!大神に頼んでみようぜ!」
生徒B「いや、無理だろ。大神にそんな権限ねぇし……」
生徒A「マジか!?」
生徒B「バイトだからな」
生徒A「ワンチャン……」
生徒B「ねぇって」
晴れ渡った大空の下二人はこのあと河川敷に居たことに後悔するはめになった。
End
大空
大空に向かって問いかける
私は何のためにいるの?
答えは返ってこない
もう一度問いかける
私がいて何の為になるの?
やっぱり答えは返ってこない
馬鹿っかみたい答えなんて返ってこないのに
大空に問いかけるなんて私寂しいのかな
すき家のさば定食を食べながら大空を見あげた。
雲が大きいように感じる
おお空~
いいですね 私は おお空が 大好きです
空を見ていると なにもかも 忘れて
心が 爽やかになり 気持ちがいいです
幸福だなーと
おお空は いつでも 眺めれるし誰にも
とられなくて~
皆んなのもの~自然界 いいなー
おお空に 羽ばたきたいの 私でも
寒いけど 歩いているの おつかいに
「大空」
今年のクリスマス
ひとり
大空の下
あなたは いまも ひとりだろうか。
いつかのクリスマス
あなたとわたし
夜空の下
輝く瞳を見つめ合って。
懐かしいクリスマス
あなたがくれた リング
星空にかざして
微笑みあって 薬指に そっと。
寒い夜のぬくもりと吐息
忘れることなど できないまま
今年は ひとりで過ごす クリスマス
あなたとわたし
それぞれの クリスマス
聖なる夜に 願いを込めて・・・。
紫翠
校舎と校舎の間の中庭から見える空は、
どこか閉ざされていて、一抹の不安と安らぎを誘う。
あと少しで着なくなるこの制服に吹き付ける風は
いくつもの学校を通ってきたのだろう。
大海原を駆け抜けて
この風はどこへ行くのだろう。
建物に囲まれて限られたこの景色の中で
私は何を感じるのだろう。
いつか
いつか
どこを見渡しても遮られることのない、
あの大空を眺めて、ひとり静かに過ごしたい。
「 この大空に 翼をひろげ 飛んで行きたいよ 」
私が、この歌を歌ってもいいのだろうか。
未来もない私が、未来に飛ぶ歌を歌っても。
「 もう、長くないです。 」
目の前が真っ暗になった気がした。
なんて小説では言うのかも知れない。
だけど、実際そんなことなくて、ただ、クエスチョンマークが浮かぶだけだった。
私は、理解が出来なかった。
余命半年。
なんて言われても、見える景色はやっぱり同じで、
感じる風も、光も、全部全部変わらなくて。
実感が湧かなかった。
中学三年生、受験が待ち構える年齢。
あんなに焦っていたのに、急に焦らせていたものが消えて、なんとも言えない気持ちになった。
死んでしまえば、大空に飛んでいけるのかな
なんて、無理に決まっているけれど、夢を見なければやって行けなかった。
#大空 #3
ねえ今日の空は、あの日君と一緒に見た空の色をしてるよ。
青くて、青くて、呑まれてしまいそう。
どうすれば君に伝わるかな。
窓を覗き込むと、千々に破れた雲が嵐の中をのたうち回っているようだ。轟音もガラス越しでは小さくくぐもって聴こえる。
朝のコインランドリーに人はまばらだ。かと言ってこの空間をひとりで占拠できるほどではなかった。最近ではコーヒーを出すコインランドリーもあると聞くけど、この町にそんな気の利いた設備があるわけもなく、昔からある洗濯機で回る雲を眺めるぐらいしかやることはない。
1週間分の洗濯物を詰め込んで、自転車の前カゴに入らないから背負ってくる。乾燥が終わるまで待っている必要もないけど、他に時間を潰せる場所もない。
外は澄んだ大空が広がっているだけだ。
雲ひとつない空を見ているくらいなら、嵐の中を蠢く洗濯物を見ていた方が楽しい。規則的な回転の中を不規則に衣類が踊る。その混沌は「f/1ゆらぎ」のようで心地よい。
窓からのぞくドラムの中は胎児の記憶を呼び起こされるようだ。ずっと静かに、この胎動を眺めていたい。
ゴロゴロゴロ…ザ…ザーーー
洗濯が乾燥に切り替わった頃、外の景色が一変した。大空は突如として雲に満たされ、雷鳴が響き始めた。
ああ、自転車で来てる。
乾燥が終わったら、しばらく窓の外を眺めていよう。
大空
上を見上げるとそこにはどこまでも続いていく大空があった。そんな空を見ているとちっぽけなことで悩んでいる自分が滑稽に思えてきた。
なんとなく小説のワンシーンっぽく始めてみたけど特に意味はない。
大空とか大自然とかそういう雄大なものを見たら自分の抱えてる悩みが小さく思えることは確かにある。
ただそんな考えはせいぜい見ている間くらいですぐに現実が俺を殺しにくる。死ぬまで働けと。
底辺として生きて誰からも見下されて生涯を終える。こんな人生に意味があるとは思えない。
それならいっそ…と考えるものの死ぬ勇気はこれっぽちもない。今日も今日とて死にたいと思いながら生きている。
お金とか地位とかいらないから大空に飛んでいける大きな翼が欲しい。
「大空を想うということ」
俺、つくづく大空に恋をしなくて良かったと思うんだ
寄り添いたい時に遠すぎるし
清々しい表皮を撫でることもできず
寒々しい時分に包んで温めてあげることもできないし
涙が落ちる前に口付けをしてあげることもできない
叶いっこないんだ
ひとつとして
大空はそのまま美しいのに、
俺はどんどん変わっていく
だからかな、夕暮れの
切ない赤が広がる時
俺、苦しくなるんだ
俺、臆病なのかな
恋をすることがなんなのかも、よくわかってないのにな
やっぱり、俺、大空に恋をしなくて良かったと思うんだ
お題:大空
今日のお題の「大空」
私の好きな銀色の巨人の最終回から今日で9年目。
銀色の巨人の相棒の名字が今日のお題と同じでちょっとだけ驚いた。
やっぱ、あの人もってるなー。
前に書いた私の大好きな2人の推し。
そのうちの1人がその相棒さんを演じていた方。
彼の誕生日もすぐそこだ。
今年も直接彼を祝えるイベントに参加できるから楽しまないと。
「大空」の名前を持つ相棒と、銀色の巨人が「未知」の名前を貰ってずっとその名前を大切にしてくれて、そんな彼らが1度は別れる選択をしてから9年。
来年もきっとこの日を祝えますように。
大空が繋ぐ未知との絆を大切にしていこう。
「大空」っていうと、どこまでも広がる青い空、をイメージする。
春とか秋とか、そんな季節。
あいにく、この時期は、どんよりとした灰色の空が広がる毎日。
そのうち白くなって…ああ嫌だ。
今日から明日にかけ、大雪の予報が出ている。
ため息をつく日々がやってくる。
「大空」