『大好きな君に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大好きな君に
幼い頃は大嫌いだったけど、憧れだった。
僕には出来ない事をやってのける君に劣等感を抱いてたけど、僕の気持ちと君がすごいのは君には関係のない事で、すごい事はすごい!と幼い頃口にしていたしそう思った。
君とたくさん会話をして、君も僕も結局は変わらないのだと気付いた。目指すべき目標が一緒で君がすごくて、僕はまだまだ。それでも君は僕に何度もはっぱをかけて、落ちそうな僕を何度も救いあげた。僕は君の隣に立ちたかったけど、君は僕の前が良かったみたいで隣に居ると嫌そうな顔をしていた。
そして、僕が君の隣を超えた時、君は少し表情を崩しながらも、汚い言葉を投げながらも喜んでくれた。
そんな表情に嫌いだった気持ちがいつの間にか完全に憧れに変わって、そこからさらに好きに変わっていた事に気付いた。
きっと君は僕の事なんて好きじゃないだろう。でも僕は君のおかげでここまでこれた。君と歩めたからこそ得られた事がたくさんある。僕の人生を振り返ると君ばかりで笑ってしまった。
大嫌いから大好きになった君へ、いつかこの気持ちを届ける日がくるのかわからないけど、ありがとう。君がそばに居てくれたから今ここに僕が居る。
「大好きな君に」
いつも側にいつくれてありがとう
優しい気持ちにしてくれてありが
とう
ずっと大好きでいるでしょう
私も君の幸せをずっと祈ってる
両手一杯の花籠に
君の好きな色のリボンを掛けて
袋一杯にお菓子を
甘いのからおつまみまで
ドリンクは何がいい?
とびきり上手くいれてあげるよ
カモミールのミルクティー
アロマのキャンドル
カラフルなバスボム
宝石みたいな石鹸
そうだ君のお気に入りの作家さんの
新刊はもう買ったのかな
大好きな君に大好きなものをたくさん
たくさん抱えて笑って欲しい
あわよくばその中の
一つになれたら嬉しい
『大好きな君に』
『大好きな君に』
思い返せば、私の細やかな自傷に気づいてくれたのはいつも君だけでしたね。正しく言えば、他の誰かも気づいていたのかも知れないけれど、毎回、見つける度に声をかけてくるのは、幼馴染の君だけでした。
古くから私を知っているはずの君は、それが癖のようになっているのを知っていたはずだけど、いつも心配してくれましたね。
ありがとう、今は物理的にも離れたところにいる君。
ここ1年程、言葉を交わす機会もなかったね。
明日、久しぶりに君に会えることを心から楽しみにしています。君が私にしてくれたように、私も君をちゃんと見るよ。大好きだから。
きっかりその時間に間に合うように、きみは慣れた手つきで準備を始める。ぼくがきみの様子を見に来たときには、すっかり整ったときだった。
それを確かめる仕草。
でもぼくはそういう気分じゃなかったの。
「どうしたの、そんなにめかし込んで」
「どうですか?」
きみはきっとぼくのそういうところに敏感。それでいて、少しだけ意地が悪い性格をしているから。
そんなことを訊くんでしょ。
だからね、ぼくはやさしいから応えてあげるの。
「いつもどおり、だよ」
「それじゃあ困ります」
「ん-、それ以上は難しいよって意味。ぼく、手直しすることなんていつもないでしょ?」
「だといいんですけれど」
「何ならおとなりさんに訊いてみる? きみがだいじにする、第三者」
「いじわるなひと。いいです。あなたを信用することにします。光栄でしょう?」
「んふ、きみがそう思うなら」
むくれた顔。
そんなきみのお顔の横に見つけた。近寄って、声をひとつだけかけて、それから手を伸ばす。ビクッてするきみに、ぼくはいじわるだから笑顔になっちゃうの。
「これ、ぼくが選んだやつ」
「耳元がさみしいと思ったんです。……耳朶に正確ですよね?」
「うん。ぼくの思い描いたとおりにね。あ、ねえ、ぼくはどう? きみの腕を置けそう?」
「うーん」
遊ぶようにきみのお手々がぺたぺた。
ぼく以外にはしないでね、ってみんなのために言ってるけれど、きみは人、生物、動物、問わず笑顔で目を惹く雰囲気を出すから。
……ほんとに分かってるの?
「あ。この手触り」
「そうだよ、きみが選んでくれたやつ。いい流れでしょ」
「ええ。我ながら。自惚れますね」
ぼく、きみのそういうところ、とってもいいと思うの。見ていて気持ちがいい。
月末に――時間が予定通りなら、きみはいつもここに来る。ぼくが贈った匂いも身につけず、清潔に気を遣って。
最初はあんなに怖がっていたのに。
いまでは随分入れ込んで、虜。
しゃがんで膝をついてスタンバイ。
きっちりかっちり。きみも向こうも慣れてシンパシーみたいなものを持っている気がする。
きみがじっと待っていれば、そう間も開けずにその子は来る。
飛び込まずにそっと腕に収まるのだから、とびきり賢い子。ぼくも見ていて安心。
その人々を虜にする毛にきみの手は埋まる。
わしゃわしゃ撫でたり、きみが最初は驚愕していたエサをあげたり。それはそれは満喫。もちろん、ぼくも思う存分ね。
「きゃー! いい子ですねぇ、かわいい仔。どうして、あなたはすばらしいんでしょうか! あらぁ、おねだりですか? カーネは世渡り上手ですねぇ」
「……」
カリカリときみの掌を触る。
ぼくはガートの顎下を撫でて。……結構ね、ジェラシーなんだけれど。
店員さんに誘われながらきみは楽しそう。あのね、結構、本気で、本当にジェラシー。
帰りしな、きみはぼくの腕に頼って歩く。ひとりで歩けるくせに、そのための物をわざと忘れてくれるんだから。
何でもお見通し。
きみには叶わないし、……ぼくは人ヒト以上の働きはできないんだろうなぁ、って。
まぁ、きみもヒト以上のことはできないし、そういう意味ではぼくたちはあの子たちがだいすきなんだから、仕方がないね。
そのこころは、あっちこっちに散らばって、散らばるほど豊かだもの。
#大好きな君に
【二杭宗宏(にくいたかひろ)×遊佐(ゆさ)あおい】
朝起きて君が隣で寝ているとき、写真を眺めてはときより悲しそうな顔をする君を見たとき。
俺が大好きな君には、幸せになって欲しい。そう願わない日はない。
「朝飯食ってく?」
「食べないわけ無いじゃん。お風呂借りるよ」慣れた様に風呂場へと歩いて行った。俺の家に来てまで、朝のルーティーンを行うところに、あおいらしさを感じる。朝に風呂に入るルーティーンも、あおいが泊まるようになってから慣れた。朝食が出ると嬉しそうに笑う顔も、見慣れたものだ。
慣れた手付きで卵をボールに割り入れる。ボールの中に白だしと水を入れて混ぜ、火にかけて巻く。始めに比べ、綺麗に巻けるようになっただし巻き卵は、今日の弁当に入る。きっとあおいの弁当にも。昨日の夕食の唐揚げも、さっき適当に作った炒め物も、今日の弁当の仲間入りを果たした。
「宗宏。私もお弁当詰めて」昨日も聞いた。いいや。先週からずっと聞いている言葉。
「はいよ」昨日洗った弁当箱に、俺と同じ内容を入れる。あおいの弁当箱は俺よりもかなり小さい。優しい色使いの弁当箱に、特に栄養も何も考えられていないメニューが並んだ。
「何か手伝おうか?」あおいが弁当箱の中を覗いた。
「先に髪乾かせよ。制服濡れるぞ」箸でつまんだだし巻き卵をあおいに食べさせた。
「もう濡れてるよ。」あおいは口を開いて、ほうばった。「今日は出汁か。昨日は甘かったよねー」
「何か不満か?」
「不満なんかないよ。食べさせてもらってる分際で。」
「じゃあ何?」
「昨日の卵焼きさ、似てたんだよね。お母さんが作った卵焼きに。なんか懐かしなって」思わず黙り込む。なんと言葉をかけるべきなのか、たった十六年生きただけの俺には分からなかった。
「何思い出してんだろうね。宗宏の卵焼きなのにね。もうとっくに死んてるのにね。それに、わすれてたはずなのに」悲しそうにあおいが言う。
「明日は、甘いのにするか?」そう聞いたのはあおいのためじゃなくって、俺があおいが悲しそうな顔をするのを見たくなかったからだったり。
「ううん。明日は私が作るよ。金曜日だし。」
「じゃあ明日は、あおいの作る角煮がいい。弁当には肉巻き」
「分かった。じゃあ明後日は宗宏のオムライスかな。……って、いつまでいる気なんだよって思った?」あおいが聞いてくる。申し訳なく思っているのか、目線が明後日の方向を向いている。
「いいよ別に。誰かいるほうがあおいがいいなら。……その前に、早く髪乾かしてこい」俺はあおいの頭に手をぽんと置いた。
「うん。……ありがとう。宗宏」そう言い残して、あおいは洗面台に向かった。心なしか、少し彼女の顔が笑ったように見えた。
俺が大好きな君に、幸せになってもらえるのなら、俺はなんだってするだろう。君の柔らかな笑顔を見れるのなら、俺はどうなったって別に構わない。そう、本当に心の底から思った。大好きな君の、笑顔が見れるのなら。
大好きな君に
もっと素直になりたい
もっと素直にわがままに言えたら
大好きな君に。
こんな僕でごめんね。
沢山迷惑をかけて
沢山心配をさせて
大好きな君を何度も泣かせて。
でも君はこんな僕のために
沢山話を聞いて
沢山励まして
泣きながら何度も叱ってくれた。
こんな僕と一緒にいてくれてありがとう。
大好きだよ。
叶うなら君にも、僕を好きでいて欲しい。
……なんて、我儘かな。
『大好きな君に』 105
人生なんてテキトーに生きている人も多いと思うんですよね
自分を変えたければインドに行くといいです
そうしたら人生観が変わるらしいですから
何か分からないことがあればアマゾンの奥地に行くといいです
そこに答えがあるらしいですから
道に迷っても不安になる必要はないです
最終的にはローマに辿り着くらしいですから
……意味が分からないでしょう?
でもそれで正解なのかも知れません
テキトーで良いんですよきっと
テキトーで
だから
辛いことがあっても考え過ぎないでくださいね
だから
悲しいことがあっても自分を責めないであげてくださいね
あなたは何時も無理をしてしまいますから
心配ぐらいはさせてください
肩の力を抜いて
もっと楽な体勢で
陽気に楽しく生きましょうよ
"Row your boat
Life is but a dream."
"ボートを漕ごう
人生はただの夢"
…………なんてね
「大好きな君に」
大好きな君へ伝えたい。こんな私でごめんね。なにもできない、泣いてばっかりいる、私でごめんね。でも君には幸せになって欲しいんだ。君が幸せな毎日を過ごせるように、私、頑張るから。私のことは心配しないで! 君が笑顔なら私も安心して行きたい場所に消えていけるから
いつも隣で笑う君が愛おしくてたまらない
「愛してる」なんて恥ずかしいけど
君が拗ねるから言葉にしてみようかな
「大好きな君に!」
なんてありきたりなメッセージを添えたチョコレート。
お菓子作りが好きな私は、毎年かなりの量のチョコレートを作って配る。
メッセージカードを添えるのもお決まりだ。
それを知っている君は、毎年ありがとうと言って受け取ってくれる。
毎年この日に貰う、君のチョコレートが一番美味しいんだ、と嬉しそうに笑って。
今年はどんなチョコレートかな、と楽しげに箱の蓋を開ける君は知らない。
君にだけ、毎年同じ文言のメッセージカードを添えている事を。
鈍感な君は、こんな事じゃ私の思いに気づいてなんてくれない。
分かっていても、純粋に楽しんでくれている君の笑顔を少しでも長く見ていたくて。
臆病な私はきっと、来年も同じメッセージカードを用意するのだ。
大好きな君に
大好きだよと、伝えてみたい。
けど、この言葉は
言わずに大事にしまい込んでおくの。
いつか、自分でも
何処にしまったのか忘れちゃうまで。
けど、今夜は離れたくない。
もう少しだけこのままで
君の大きな背中に引っ付いたまま
少しだけ眠らせて。
【お題:大好きな君に】
大好きな君に。
私の気持ち伝わってますか?
もっと話したいし関わりたいんです。
会うのが楽しみで仕方ないんですよ。
また月曜ですね。って言われたら
ものすごく期待しちゃいますよ。
そのぐらい大好きです
(大好きな君に)
一度でいいから会ってみたい
この君は偽りかもしれない
本当の君を知っても私は絶対嫌いにならないから
君の顔の目の部分しか知らないけど
君の好きな薬もちょっとしか知らないけど
だから 信じてよ もっと仲良くなりたい
君の絵が 内面が 声が ちょっと歪んだ性癖が
好きなの 本当に 本当なの
一度でいいから会いたいよ
「大好きな君に」
直接会って
「ありがとう」と、伝えたい
ほんとうに 最高の彼氏さんです
別れが近づく程に君との距離を感じたし
自分への情けなさが募るった
はっきりと覚えているのは
君と居る時に考え事をしてる
私の頭の中の映像、葛藤
今日は絶対腕組もうって決めてたから
あの時、今ならできるって
微かに波紋ができた
この微かな勇気を逃すと何も変わらない
変えるなら今だって
やっぱり勢いが大事なんだな
この気持ちが純粋で裏がなく
限りなくまっすぐなら
どうしてこんなに好きって気持ちに
穴が空いているのか
好きって複雑すぎる
もっと具体的でかつ単純に定義されてれば
私の気持ちも分類できるのに
#大好きな君に
ありがとう、ありがとう
感謝の気持ちでいっぱいです。
時にはモヤモヤすることもあるけれど
本当に大好きで大好きでいてくれるこんな貴重なひと
あなただけですよ!
#欲望
私の欲望…『もっともっと愛されたい。愛が欲しい。愛しか要らない。大好きな人に抱きしめられ頭を撫でられる喜びを感じ女の悦びを感じたい。』
「大好きな君に」
1度でいいから
他の誰よりも優しくて
自分より人の気持ちを優先するくせに
誰にも本音を話さない
君の
居場所になりたかった