『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供の頃は大切なもの箱に
いろんなものがたくさん入ってた。
おかしいな。
いつの間にか大切なもの箱ごとなくなってしまった。
中に何が入ってたっけ。思い出せない。
捨てた記憶はないけど
でもこの間の大掃除でも出てこなかった。
今あるタンスの中の箱には役所に行って必要なものとか
そんなものの類いしか入ってない。
100均で買ったプラッチックの箱。
いや、これも大切なものだけど、これじゃなくて。
いいお菓子のカンの箱。ヨックモックだっけ?
フタを開けるとき、バカって外の空気が中に吸い寄せられる
重さを感じるあの薄長四角い、ほら。
あー、バカって開けたいな。中を見たいなー。
もっかい探してみようかな。
(大切なもの)
お題:大切なもの
タイトル:大切なものを守るには
あなたにとって大切なものは何ですか。
家族。
友人。
恋人。
お金。
名声。
人によって最初に思い浮かぶものは異なるだろう。
しかし、どれも失ってしまえばそれまでの生活ががらりと変わるくらいには大切で、欠かせないものだ。
優劣をつけるのはとても難しい。
ただ、今挙げたものに加えて、万人が大切にしなければならないものがある。
それは「自分」だ。
決して私がエゴイストであるわけではないし、エゴイズムを押しつけようとしているつもりはない。
大切なものを得よう、あるいは守ろうとするのに自分を犠牲にするのは本末転倒であると言いたいだけだ。
自分を失くしてしまえば大切なものの恩恵を受けることもできないし、大切な人を傷つけ、悲しませることにもなる。
多かれ少なかれ、窮地に陥ることは誰だってある。
そんなときは自分を失くす前にまず他の人に悩みを打ち明けることをお勧めする。
あなたにとって大切な人でも、そうでもない人でもいい。
それが結局は大切な人、大切なものを守ることに繋がるから。
あなたが悩んでいるのを見て、嘲笑ったり貶したりする人は世の中にそう多くはない。
それよりはむしろ、励ましたり力になってくれる人のほうが多い。
これは私の経験則でもある。
長くなってしまったが、一番言いたかったことは、「自分のことも他と同じくらい大切にしてほしい」ということだ。
「 大切なもの 」
そう言われてパッと出たのは、友達。
でも、友達を大切だと思えているかと聞かれるとなんともである。
春休みに入ってから友達と全くあっていない。
リア友と実際会いたいとか心の底から思えている自信が無い。
親友との揉め事で私はどうやら本当に人間不信になっているようだ。
最近はオプチャ(主にアニメ)の方たちと会いたいと思っている。〜〜〜
ここらへんは特に会いたいなと思う。
リアルでは認められていない気がするとよく感じる。
自分はどうやら人付きあいが苦手らしい。
認めて欲しいと思うあまり自分が何者かよく分からなくなってきている。
大切なものってたくさんあると思う。
でもぱっと思いつかない。
それはなんでだろう。
日頃から大切だな〜なんて常に思ってないからだ、多分。
きっとそれが無くなった時に初めて気づく。
私の『大切なもの』に。
#大切なもの
作品No.3【2024/04/03 テーマ:大切なもの】
近くにありすぎて気が付かなくて
そこにいるのが当たり前で
うしなってからやっと気付いて
そうしていつか
うしなったことをすら
忘れてしまうのだろう
大切なものなどなかった。
自分のものは全て管理され、テレビもゲームも読書も親の監視が酷く許されなかった。交友関係も制限された。クラスメイトと遊びに行くことすら親は「恥知らず」と罵り、私は家へ帰るとひたすら勉強し、ご飯を食べ、就寝するという生活を繰り返した。
親の理想通りの礼儀正しく、素直で、どこに出しても恥ずかしくない娘に育った私は、有名大学に合格し、「大人になったのだから」という理由で、思ったよりあっさりと一人暮らしを許された。自立するために、と、物件は一人で選んだ。
荷物の少ない引越しを済ませると、私はまず、親との繋がりを片っ端から消した。電話番号とメールアドレスを変更し、市役所に行って情報を開示出来ないようにした。親に連絡した住所は、こことは全く関係ない出鱈目な住所を知らせてある。
大学は三日で辞めた。すでに就職先は見つけてある。今はネットで面接も仕事も出来るので大変便利である。苦労してネットカフェを梯子した甲斐があった。
連絡用にと渡されたスマホで、少しずつ情報を調べ、私の親が普通でないのは知っていた。娘を監視し、服も食事も好きなのを選ばせない。娘の交友関係も監視し、成績が落ちると食事もさせない。時には暴力も振るう。そういう親は、普通ではないのだ。
力になってくれた中学の生活指導の先生には、感謝しても仕切れない。確実に親と縁が切れるようにアドバイスしてくれたのは生活指導の先生とその他の市の職員さんだった。私には、こちらの方々の方が大人に見えた。
親に知らせず逃げることにしたのは、母親も父親も自分が何をしているか自覚がなく、大ごとにすれば確実に暴れ、怒鳴り、また私を縛り付けるのがわかっているからだ。だから私は大学進学と同時に上京し、逃げることにした。そして私は逃げ切った。
小さな部屋。今は何も無い部屋。
ここが私の部屋。私だけしかいない。
もう怒られない。もう時間を気にしなくていい。もう好きな時にコンビニでスイーツを食べてもいい。もう夜中に酔った父に殴られない。もう朝早くに両親の朝食を作らなくていい。もう勉強を無理やりしなくていい。もう着たくもない服を着なくていい。もう似合わない髪型をしなくていい。もう好きにテレビを見ていい。もう、何をしてもいい。
私の大切な部屋。私の居場所。
ようやく私は大切なものを手に入れたのだ。
「大切なもの」
大切なものを大切だと感じられる心。
自分自身、家族や親戚、友人など近しい人はもちろん、
おこがましいかもしれませんが、
これを読んでくれているあなたも私にとって大切です。
一昨日の4月1日、このアプリに初めて言葉をのせました。
今までブログに日記のような文章を載せたことはありましたが、題材に沿って自分の気持ちを書いて載せることは初めてでした。
「幸せに」を投稿した後、
読んで下さった方からハート(お気に入り)が届いて、私の言葉を画面越しのだれかに届けることができたと実感できました。
アプリの仕様上、どなたが送って下さったのか分かりませんが、もし読んで下さっていたら本当にありがとうございます。
ゴタゴタ続きの日々の中で、気負って力んでいた身体の緊張がほぐれて、安らぎや温もりを感じることができました。
自分の気持ちとしずかに向き合えたり、皆さんの言葉から得るものがあったり、始めたばかりですが居心地がよいです。
毎日19時、お題が更新されるのが楽しみの1つになりました。
新たな出会いに感謝。
---それでは、また---
他に大切なもの
カメラ、写真、推し、動植物、地元、音楽、漫画、チキン南蛮(大好物)などなど。
🐠🐠
〜大切なもの〜
ひとを少しでも
不快にさせないように
ひっそり生きてる…
他人から見たら
バカに見えるかもだけど
わたしは もしかしたら
小さな優しさは
世界を救うんじゃないか
…密かに思ってる
大切なもの
私には、大切にしたいものが無かった
無かったと言うよりも見つけることが出来なかったと言う方が正しいのかもしれない
でも、あなたは私に大好きという気持ちをくれた
私にとって、あの日あなたがくれたこの気持ちが大事になったんだよ
目に見えなくてもいい
私の、誰にも渡したくない…大切なものだから
大切なものというのは、物なのか、モノなのか。者なのか。
物なら無くなったのなら、きっとそれは縁がなくなったから。たぶんもう必要なくなったのだろうと思える。
モノは、時間とか環境とか。
努力次第で作る事も出来るかな。
者は、自分だけがもがきあがいても、相手の思う気持ちも入ってくるから、相手が自分を必要としてくれなければ一緒にはいられない。
1番難しいが、1番大切なのは者だね。
言葉1つで失うことがある。
感謝の思いは、いつも声にしたり形にしたり表現していかなくては関係は壊れる。
ほんとに大切な者は、ホントに大切にしないと、あとで困るのは自分。
それは腫れ物に触るように接するってことではなく、相手の立場に立って物事を考え、相手のために必要な時、必要な距離感で何が出来るかな?と考えてあげられる事。
人間関係が下手な人は、相手の立場に立って物事を考える事が苦手。
常に主語は「私」だからだよ。
でも、人は自分とは違うヒトだから、自分がこうして欲しいと思っても、相手は必ずしも、同じとは限らない場合があるのだから、そこが価値観の交流になり、擦り合わせる事で似てるようで微妙に違う部分も見えてくるはず。
大人になるって、こんな事。
大切な人を、どうやって大切に出来るかな?
人のために差し伸べる手を持っている自分でありたいね。
「私には嘘をつかないで。気遣いと嘘は別物よ。」
王妃の侍女に選ばれ、働き始めの初日の一言目は挨拶ではなく振る舞い方の見直しだった。まるでヴィオラの音色のような彼女の声は、あらゆる事物の道理を諭されたような気分させられる。侍女の役割には王妃の話し相手、つまり友人とも言えるような間柄に近しいような存在でもあるとは思っていたが、彼女は友達作りというよりも騎士団を作ろうとしている気迫と荘厳さだった。
「では、ルナユロ夫人から仕事を教えてもらいなさい。」
筆頭侍女に続いて王妃の前から下がれば、同じ身分の侍女が3人と顔見知りになった。筆頭侍女はやはり最も王妃と並べられるに相応しい名家であったことは口に出す意味もない。これ以外の侍女は知らされないということは、王の愛人だったりするのだろうかと頭を過ったが、振り払った。それからというものの、茶会やら庭で与太話などはなく、秘書としての多忙な仕事を全うすることが多かった。王妃は王と共に多くの政策に携わっていた。そのためか、財務書記官、つまり王の秘書とも顔見知りになっていた。そのなかで興味深かったのは、やはり王妃の嘘嫌いだった。私は優しい嘘は時にはを役に立つと思っていたからこそ、そこまでは王妃が嘘嫌いになる理由を知りたかった。「おべっかに疲れている」などは的外れな気がするのだ。いつか王妃に聞いてみようとそう心に決めていた。
「王妃様、お休みのところ申し訳ないのですが、一つお尋ねしてもよろしいでしょうか。」
「どうぞ」
王妃の目は近くの椅子に遣りながら答えた。私は感謝を述べつつ、椅子に腰掛けた。
「王妃様は優しい嘘にはどうお考えでしょうか。」
王妃は少しの間を与えた。
「優しい嘘とは一体なに?」
「知らない方が幸せなことってあるではないですか。」
「王妃の私が知らないのって問題ではなくて?」
あらゆるものが生まれたときから決まっていた私たちがここまでの責任感を感じる根源はどこにあるのだろうか。いや、ただ王妃は生まれた責務を果たしているのだろうか。
「例えば余計な不快感を排除する故に交流において衝突を避けるなどとあります。」
「最初にお会いしたときから言いましたけれども、気遣いと嘘は違いますよ。」
私の解釈は「気遣って嘘をつくな」であったが、そこから間違っていたのだろうか。
「嘘は状況の改善を悪化させるだけです。早めに対処出来たものを遅らせてどうしますか。衝突を避けたいというのは介入したくないという意味です。それならば黙認、黙っていれば良いのです。また、判断が難しいですが言う必要性が無い場合も同じです。一方、気遣いというのは基準が曖昧なものに役立ちます。」
王妃は少しの間を与えた。私はただ黙っていた。
「優しい嘘は私には必要ないです。まず第一に私は知るべきなのです。勿論、私生活においても同様です。相手が「あなたのために思って」と言ったところで、酷な事実を私が受け入れられないと勝手に判断し、事実を伝えた責任を負いたくないという勝手な相手の責任逃れであるのは変わりはないです。私の事情は私が判断します。」
王妃のヘーゼルの瞳が私に向かう。私の息はいつの間にか止まっていた。しかし、不思議と苦しくなかった。
「第二に嘘とは違い、ここでの気遣いは譲歩とも言えます。例えばあなたが私好みとは言えない贈り物を私に差し上げたとしても私は喜びます。なぜなら、美の基準は人それぞれであり、そこに言及する必要はないのです。ここまでは、黙認と同じです。そこから、あなたが悪意を持っていると受け取れるようなあまりにも相応しくないものを送らない限りは、私は叱咤するどころか、あなたが時間を割いて選んだ贈り物という点で喜びます。そこにわざわざ嘘をつく理由など無いのです。観点を変えて「喜び」を見出している部分が黙認との違いです。」
「それなら、なぜこんなことに。あなたは何を間違えてこんな目に遭っているのですか。」
私は声を少し荒げて言った。しかし、王妃は表情を変えずにただあのヴィオラのような声で話を続ける。
「自身が何を話すのか何を黙るのか何を譲るのかは自由です。そして、心が保てないや知った事実を保てない様々な状況の人は知らない方が良いというのも一つの考え方で自由です。でも、私には嘘はやめなさい。私が落ち込もうとも何をしても本当はあなたに責任は無いのですから。これは所詮“私には”という個人で完結し、私の価値観の話なのです。」
私の双眼には涙が溜まっていく、伝えなければならない悲しい事実を私は知っているのだから。ヘーゼルの瞳は私の心を見透かしているのだった。なぜ彼女にこんな悲劇が訪れなければならないのか。私には理解できずに、受け入れられずに居た。それでも、王妃は私からの言葉を待っている。
「王妃様、長年あなたの横に居れられて嬉しいかったです。最期の日までお側に居ます。」
「ありがとう。それで、いつなの?」
「明日の朝です。」
「そう、今日はお話に来たわけでは無いのでしょ?」
「はい。御髪を切りに参りました。」
王妃は私に背を向け、その美しい御髪は地に落ちていく。女性にとっては大切なものとも言われる髪は私の手によって切り刻まれていく。しかしながら、あのヘーゼルの瞳は沈む夕日を眺めつつ、彼女のいつまでも変わらぬ信念で燃えていた。
大切なもの
大切なものは、
自分。
人形ではない自分。
他人を生きていない自分。
どんなものにもとらわれない自分。
大勢の中にはいない自分。
一人の世界を持っている自分。
楽しいに突き進む自分。
意志を貫き通す自分。
心のままに動く自分。
心地好いにくるまる自分。
そして
必要な革命を受け入れる自分。
そこから歩みをはじめる。
#4『大切なもの』
猫がそばで寝てる
聞こえるか聞こえないか
分からないくらいの寝息をたて
目をつぶり幸せそうで
気持ち良さそうな顔して寝てる
私がたてる多少の物音も気にせずに。
外に居る猫なら
ほんの小さい物音にも反応し
見逃さないのだろう。
家の中に居て
長年一緒にいる私を
空気のように思ってくれる猫
それは信頼してるからだと思う。
何年か前に虹の橋を渡った猫がいる
その子が旅立った日が近づいたある日
背中越しに猫の気配がする
しっかりとした動きではなく
触れるか触れない位の微妙な動きだ。
最初は他の猫が
私の背中に居るのかと思い
周りを見渡すとちゃんと2匹居る。
では背中越しに動いていたものは?
昔の私ならお化けかな?
霊的な存在のものかな?
と、とにかくびっくりしてたんだろうけど
感じた気配の事が
旅立った猫が帰って来て
傍に居るよ!近くに居るよ!
って勝手に想ってしまう。
大切な動物の家族が
旅立って悲しい、辛い、やりきれない
もう2度と迎え入れたいと言う気持ちに
ならないという話を聞いて
私には旅立ったけど
他の2匹の猫が
居てくれて本当に感謝だった。
もし旅立った猫1匹だけだったら
同じように新しく
迎えるのは無理な気がする。
居なくなった猫を忘れる訳では無いが
旅立った事を認めるたり
受け入れたりすることに、
残っている猫が、
努めて働きかけてくれたのかなあと
感じる。
人もそうだけど、
時間が過ぎれば忘れるなんて聞いたことあるけど
自分の中にちゃんと受け止める事が
悲しみを癒やしてくれる事に
繋がるかな。
大切なもの
本物のたこ焼きを焼き始めている最中に『ピンポーン』と家の呼び鈴が鳴り、聞こえはしないだろうに「はーいっ」と、君が声を上げながら小走りでリビングから出ていった。
私は友人と二人で、たこ焼きプレート一面に広がるたこ焼きの生地の上にネギやキャベツを散らして、恐らく穴が有るだろう位置にぶつ切りにしたタコを一つずつ落としていく。
「けっこう責任重大だな、この作業」
「たこ焼きなのにタコが入ってないヤツが出来ちゃうかもね〜」
「やっぱりタコ以外も何か入れてみる?」
「チョコとか「ダメー」もうっ、冗談通じないなぁ」
ふふふっ、と友人と笑い合いながら、ビール片手にウインナーたこ焼きをつまんでいると、リビングのドアがバーンッと開いた。
「これで全員揃ったよ!」
「遅れて申し訳ない」
仕事が終わってそのまま着たようで、仕立ての良いスーツの肩先や裾が少し濡れていた。
「しょうがないよ、仕事だったんでしょ?雨も降ってるし」
「みんな揃ったことだし、もう一回乾杯しようか」
遅れてきた友人にグラスを渡してビールを注ぐと、自分のグラスにも注ぎ足す。
四人全員、飲み物を持ったのを確認してから『かんぱーい』と声を揃え、カツンっとグラスを合わせた。
テーマ「大切なもの」
『大切なもの』
大切なものは、大切な人と過ごせる時間と幸せを感じられるココロ。健康で有意義な時を過ごしたい。
『大切なもの』
物であふれかえる部屋を鑑みて断捨離を決行することにした。二年着てない服、サイズが微妙な服、着るときに気になるところがあった服を捨てるとワンシーズン10着ぐらいになった。
何年も開いていない雑誌、買うのをやめてしまったマンガ、ダイエットの本を捨てると本棚には繰り返し読んだ本ばかりが並んだ。
昔使っていた電池切れの携帯やスマートフォンを充電しては中のデータを有線、無線を駆使して容量の大きいデータカードに移し替える。電気屋さんで売り払ったり回収してもらうと手持ちのスマートフォンだけになった。使ってないアプリもついでに消していく。
断捨離しきれないものももちろんある。卒業アルバム、部活仲間にもらった手作りのお守り、親から贈られた時計、おばあちゃんから譲られた指輪。ひとつずつ埃を払い、またもとの場所に戻す。
斯くして、部屋に残ったのはさながら歴戦の猛者たち。最初の出会いはなんてことのなかったものたちはいつしか私にとってかけがえのないものになっていた。心なしか風通しの良くなった部屋をこれからもよろしくお願いしますという気持ちでしみじみと眺めた。
いつも隣にいた、幼なじみが引っ越して行ったのは、今日の朝だった、
元気でな、じゃあな、
おう、じゃあな。
また会おうぜ、
次の日、あいつと遊ぼうと思って、あいつんちのインターホンを押した、
ピンポーン、
遊ぼうぜー、
シーン
誰も出てこない、俺は気がついた、遊ぶやつあいつ以外いなかったじゃん、
大切なものは、あとから気づいた
「大切なもの」
今日も朝8時に目を覚ます。体は動くが頭はまだ目を覚まさない。寝ぼけたまま自称マッドサイエンティストに朝の挨拶をする。
「おはよう!!!相変わらずキミは寝起きが悪いね〜!!!ほら、朝ごはんだよ!!!今日は特別サービスでベーコンとレタスとトマトを入れてみたのさ!!!これは美味いに違いない!!!」
それはBLTといってサンドイッチの組み合わせとしては定番だ。
「そうなのかい?!!にしてもさすがボクだね!!!この星のデータをまだ十分精査しきれていないというのにこの組み合わせを思いつくなんて!!!」
「BLT…… Bacon Lettuce Tomato か……!なるほどなるほど!」
自分はそいつ特製のサンドイッチを頬張った。
定番なだけあってうまい。
「あ!!!見たまえよ!!!桜がそろそろこのあたりでも満開なんだって!!!キミも花見に行かないかい?!!いや、行くぞ!!!ボクも四季とJapanese Wabi-Sabi の精神を感じたいのさ!!!」
人が多いから遠慮する。ごった返す場所に侘び寂びなんてあったもんじゃないだろ。
「まあ人が多いのは仕方ないだろう!!!だが!!!ワビサビがなくたってワイワイ楽しむのもいいじゃないか!!!それに、桜は散り際だって美しい!!!」
「ほら、兼好法師だって『花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは』と言っているだろう?!!満開じゃなくたっていい!!!ボクはキミと花見に行きたいんだ!!!」
……。
「ボクは心配だよ。チョーカガクテキソンザイがいうことじゃあないだろうが、キミは何か、ニンゲンとして大切なものが抜け落ちているような、そんな気がするんだ。」
「今は多様性の時代だから、あれこれ言うべきではないのはわかっているよ?それでも、やっぱりキミには伝えておいたほうがいいと思ってね。」
「キミはもっと自分自身を、自分の心を大切にしたまえ。キミと過ごしていて思ったが、キミはボクよりも感情の起伏がなさすぎる!それになんだか、そんな歳でもないのにくたびれた雰囲気があるんだよ……。」
「まあとにかく、まずは形から入りたまえ!!!
ほら、ボクのマネをするんだ!!!キミの笑顔を見せる時が来たぞ!!!」
……こうか?
「そうそう!!!その調子だ!!!」
「次は笑ってみたまえ!!!
ハーッハッハッハ!!!」
はーっはっはっは……
「そうそう!!!キミが幸せになるには、未知の存在を調査するためには、まず形からだ!!!いいかい??これを毎日続けたまえよ!!!」
……正直ちょっと面倒だ。
でも、自分のためにも、あんたのためにも、宇宙のためにも。
やれることはやろうかな。
花弁が雨で散っていく
心は枝を離れていく
君の心は何処へ
桜の花弁が散っていく
心は幹を離れて
僕の心はいつか・・・
大切なものはいつも
根っこにいつも
とどめているのたから
また探しにこよう
君と僕の大切なものを
見つけにこよう
花弁がこれ以上散らないように
桜の花が散らないように
『飲みにいこー』唯一の男友達にLINEを送ると、直ぐに既読が着いた。
『いつものとこなー』と、軽い返事。
言われたとおりに「いつもの居酒屋」へ行く。
もう彼は先に着いていた。
「「かんぱーいっ」」カツンッとグラスが当たる音と共に日々の疲れを癒すべく喉にアルコールを流していく。
遠くで「飲みすぎんなよ」と、いつもの声がした気がしたが気にしない。
何時間経っただろうか、夜の街が賑わい始める頃。
「ほら、もう終わりにすんぞ」と、グラスを取られる。
睡魔に襲われながら、彼に体重を預け駅に向かう。
家に着いた頃には午前0時を回っていた。
「我が弟よぉー大きくなったなぁー!!はっはっは」酔っ払いはよく喋る。彼の頭をわしゃわしゃと掻き回しているとその手はベッドに寝かされた。
私をベッドに下ろした彼は寂しそうに帰って行った。
「俺は弟じゃない。お前が好きだ、。」
ドアを閉める直前、俺はそう呟いた。
どうやら俺も相当酔いが回っているらしい。
あいつの大切な"者"になれたらな。
大切なもの。