『大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大切なもの
赤ちゃんの時からある
ぬいぐるみかな
若き日に
恋したひとは
今いずこ
老いて旅して
想いを馳せる
あなたの大切なものは何?
大切な人?自分の命?友達、家族?
一つ一つが、大切で大事でこれからも守っていかなきゃい けないものだよね。
私にとって大切な物、それは、あなたの笑顔。ただ一つ。 私は、みんなを大切に、相手の人を考えて行動したい。
人のために生きたいって思ってる。みんなが幸せそうだ と、自分も幸せな気持ちになれるから。
あなたが笑うと、幸せな気持ちになれるんだ。
あなたが幸せだと、自分も笑顔になれるんだ。
みんなが幸せだと、笑顔だと、嬉しくて、これからも頑張ろうって思うんだ。
悲しそうな顔をしているあなたを見ると、私も少し悲しくなる。
辛そうな顔をしている君を見ると、自分も少し辛くなる。
みんなが暗い気持ちだと世界が色褪せたように感じる。
この世界は、これから先ずっと変わっていく。
でも、みんなの笑顔の大切さは変わらない。
これからも、
この世界と、皆の平和と、皆の幸せを私は願う。
私は、きっと、みんなの笑顔を見るために
この世界に生まれてきたんだろう。
これからも、あなたが、君が、みんなが、
幸せに生きられますように。
そしたら、私も幸せだから…。
自分の大切なものを、皆を大切にしたいから。
Vol.6大切なもの 完
『ここまで読んでくれてありがとうございます!
今日、少し辛いことがあったので、もっと読みたいと言ってもらえると、すごく元気がでます!
この世界に生まれてきてくれてありがとう。
これからもあなたの笑顔が見れますように。』
ラッコにとっての貝がらのように、私にとって推しの存在はなくてはならないものだ。実際には存在していないけれど、その存在があるというだけで勉強も苦手なことも人付き合いも頑張れる。
大切なもの🍀
以前、「お気に入り」というお題が出た時に「何も持っていない、全部捨ててしまった。なにしろ家ごと捨てたのだから」と書いた事があった、
これは本当の話で、切羽詰まって夜逃げしたので、大切なものもたくさんあったが結局は、今はもう何も持っていない。
家も含めて、それらをいちいち思い出すのは悔しいから、普段はすべて忘れる事にしてる。
こうして、毎日このアプリに投稿していると、予想もしないお題が出て来て、何もないのに無理矢理じぶんの引き出しを開けたり閉めたりする作業を繰り返しているわけだが、
さすがに60年近く生きているので、「何も無い」と思っていても、案外何かが出てくるものだと再認識させられた。
自分自身の体験の中には、たぶん他人が読んでもおもしいと感じられるものが、それなりにあるように思えるし、
実際の体験でなくとも観たり、聞いたり、読んだ事を含めると無限に近いのかも知れない。
かつて住んでいた家はないが、(忘れたと言いつつも、止むを得ず)記憶を辿れば意外と覚えているものだ。
村上春樹は、小説を書く時、そういう引き出しを開けるけれども、いよいよの時は地下2階まで降りて行くと言っている。
つまり、無意識みたいな、自分がふだん認識しない深くまで意識を降ろす感覚なのだろうか?
その感覚は、ちょっと面白い。村上春樹でなくたって、私にも真似できるような気がする。
無限というのは、宇宙が無限だけれども、例えばカーペットを、1本の繊維が巨大に見えるまで拡大していくと、複雑な構造になり、それは無限とも言える世界になるらしい。
私の意識は、今のところ、せいぜい降りられても地下1階程度だろうが、いつか自分の中にある地下2階を覗いてみたい。
そうすると、大切なものは、つまり、「自分の正常な意識を保つ事」という結論になるのかな。
ずっと大切にしてきたつもりだけど、あっけなく誰かに取られてしまう。
きっとそんな日が来る。
来なくても困る。
でも来て欲しくない。
思えば、自分も他人の大切なものを奪った過去がある。
そしてそれを、自分の大切なものにして、今を生きてる。
身勝手な話だ。
因果応報ってやつか。
でもまあ、奪った奴が大切にしてくれるのなら、それはそれで許される話に…なるだろうか。
たくさんの思い出を残して、自分のもとを離れてゆく。
悲しいけれど、その大切なものが自分に与えてくれた幸せは計り知れない。
人生の中で、そんな時間を過ごせたことに感謝して、いざその時が来たら、「ふつつかな娘ですが」とでも言って、そいつに託そうか。
まあ、そんなことを本人達に伝えたら、「人をモノ扱いしないでよね」とか言われそうだけど。
そもそも、誰かに託せるその日は、本当にやってくるのだろうか。
あまりにもふつつか過ぎて…。
来なくても困る。
でも来て欲しくない。
大切なもの。買い直すのに金がかかるものは大切なものだけどそういうことじゃないよな。もっとかけがえのないもののことを言ってるだろう。
だけど仮に今持ってるものを全部捨てて新しいものに買い換えてくれると言われたら喜んでその話を受ける。つまり俺の大切なものはすべて替えの効くものだ。
そもそも物を持たない生活に憧れてるからな。ミニマリストってやつだ。だから大切なものなんて必要がない。
でも現実的には買い換えると金がかかるから今持っているすべてのものが大切なものと言える。悲しいことに物を捨てられない人間なんだよな俺は。
ブルネットの、緩くうねる髪の奥で女はほんの少しだけ目を細める。君にとって大切なものとは?という問いを胸の中で繰り返して、そっと視線を落とした。
まつろわぬ民の、やはりまつろわぬ者である女にとって、身体や心といった誰しもがそうであるもの以外に大切なものはそう多くない。幾ばくかの金銭。出自を示すための古びた木彫りの指輪。踊りのための靴。
女の右手が自らの左肩に触れて、ぴたりと止まる。
床に近い宙を彷徨っていた視線がゆるやかな速度で肩に触れた手を見て、女はほんの少しだけ眉根を寄せた。
なんとも、まぁ。
存外に、女々しいものね。
次いで女が浮かべた苦笑いに、その様子を見ていた驢馬が底の見えない黒々とした目を瞬かせる。動物よろしく彼──あるいは彼女──は尾を一度だけ振って、どこかへと歩いていってしまう。
その様子を見送った女は、肩に触れた手をそっと滑らせる。いつかの遠い昔、その肩にかかっていたショールの感触をなぞるように。
耳の奥に、こびりついたままの声がリフレインする。
──いつか故郷に連れて行くよ。小さな家を建てて、二人で住むんだ。
女は目を閉じて、緩くかぶりを振る。髪が揺れてささやかな音を立て、耳の奥の声をかき消す。
ゆっくりと開かれた女の目に映るのは、今までいたどの国でも見た事のない木々の覆い茂るさまだ。
それは女に対して嫌でも現実を突き付ける。
もう、何もないのだ。柔らかなショールも、愚かしい約束も、生涯をかけて渡り歩いたあの無限に続くとも思える大地も、何もかも。
──それでもいま、生きているという事実ひとつだけを、取り残して。
【大切なもの】 ディナ
大切なものとはなにか、
大人はきっと、お金、地位、名誉、と言い
子どもはきっと、友達、ゲーム、漫画を選ぶのかもしれない。
人それぞれ大切なものがあると思う。
だけど私は知っている、大切なものとはそんな大それたものではなくて、日常にある些細なことだということを。そう、大切なものとは、
牛丼につける紅しょうがのことであると。
私たちの日常に常にあって無料なのに、牛丼をさらにワンランク上の美味しさに導いてくれる。
紅しょうがは、牛丼にとっても私にとっても大切なものである。
大切なもの
大切なものと聞かれたから、自分自身の何かを考える。家族、恋人、友人‥。自分の大事な品物かも知れない。
でもね、この問いに
戦争をしないこと、争っていたら
止めようと伝える人であること、
自分のことと同じように、他人(ひと)のことを考えることが出来ること。
そう答えたい。
凄く難しく、出来てないことは、
わかってますが。
大切なものは人によって違うと思う。
大切なものが形あるものだけとは限らない。
愛かも知れないし、友情かも知れない。家族かも知れないし、お金かも知れない。笑顔かも知れないし、絆かも知れない。
その人にはその人なりの大切なものがある。
大切なものがないのなら、見つけてみよう。
ハンカチでもゲーム機でもぬいぐるみでもいい。
なにかひとつでも大切なものがあれば世界は違って見えてくる。
大切なものが人間は出来ると、生きる難易度が高くなる。何故かと言うと、守らないといけないものが出来るからだ。
自分の守りたいものを守りながら生きないと行けないから、大変になる。
でも、守りたいものと一緒に生きていると、何だか元気が出てこない?
きっとそれが貴方の"生き甲斐"なんだよ
大切にしてあげてね
微睡みながら聞いた幻聴は、陽気なワルツだったんだな
春風とドアの軋む音が、それを連れ去っていくから嫌だったんだな
雑踏やクラクションで旋律すらも追えなかったが、やけに煙管の煙が明瞭だったんだな
目を瞑っていても眩しくて、とても眠っていられなかったんだな
堪忍して目を開けたのか
それとも不意に引き戻されたのか
そこは変哲も何もない自室だったんだな
ただ春の陽だけが、さらさらと差していたんだな
「大切なもの」
皆さんの大切なものはなんですか。
よくある質問。
特にないんだよなぁ。大切なものとか。
家族、ペット、友達、、、。
ベタなこと書いてもつまんないし、どうしよう。
私の大切なものは、、、、、、
大切なもの
私には大切なものがある。
それはとても小さくて、守らないといけないもの。
私の中で育つ、小さな小さな命。
この子のためになる事は何でもしたい。
この子のために、私は私自身も大切にしないと。
私は想像する。
私似かな?あの人似かな?
どんな服が似合うかな?
どんな、毎日になるのだろう。
楽しみで、楽しみで、不安で、楽しみ。
だって何もかもが初めてだから。
初めてのお母さん。
初めての小さな命。
大丈夫、守るから。
元気でこの世界に産まれてきてね。
待ってるよ。
了
お題『大切なもの』
俺は魔王様を慕っていた。だが数年前、勇者に討ち果たされてしまった。ただの側近だった俺は、たまたま殺されることなく途方に暮れた。魔王様は、住む場所もなく、飢えに苦しんでいた幼い俺に手を差し伸べてくれた。住む場所も、飢えに苦しむこともなくなった。その分、村を襲うとか、略奪するとかの命令を自分の配下にしていた。魔王様に対する恩義があるから罪悪感がない。魔王様は俺にとって親のように大切な人だった。
だが、勇者は魔王様を討ち果たした。ちまたでは『英雄』と呼ばれ称えられているらしい。俺にとっては『英雄』でもなんでもない。『仇敵』だ。
ならば、奴の大切なモノを奪おう。さらに殺してしまおう。そうすれば、さすがに勇者も絶望するだろうから。俺と同じ絶望を味わわせてやる。
かたわらの少女が目をぱちくりさせる。こいつは勇者の娘だが、さすがというべきか否か、魔王様の力を得て、世間で言うところのおぞましい悪魔の姿をしている俺に対して一切動じることがない。
「お前、俺が怖くないのか?」
「うん」
「今のこの状況、分かっているのか?」
「ユウカイ、でしょ?」
少女は淡々としている。
「なぜ、怖がらない」
「あの人に比べたら、貴方の方が怖くないから」
その言葉を聞いて一瞬、言葉を失う。
「あの人は勇者だけど、本当はお金と女の人が好きなだけ」
「それでも、お前の父親だろう。助けにくるはずだ。それに、お前を殺せば流石に奴も嘆き悲しむだろう」
「そんなことないよ」
いよいよ、なにも言えなくなる。
「私、ママが死んじゃって。勇者様をたよりなさいと言われたから行ったら追い返されちゃったの。浮浪児の世話をしてる暇なんてない。そう言って、あの人は知らない女の人達と一緒にどっか行っちゃったの。だから、私のことは殺してもいいよ。どうせ来ないから」
よく見ると、少女はボロ布を上から被っただけの服を身に着けている。髪もぼさぼさで目はうつろだ。
まるでかつての俺を見ているようだった。
「なぁ、お前」
「なに?」
「俺のところへ来ないか?」
少女の目に光が灯る。なんだ、俺は魔王の側近だぞ?
「いいの?」
「あぁ、お前に住む場所も、衣服も与えてやろう」
「本当に?」
「疑うなら俺についてこい。すこしはマシな飯を食わせてやる」
俺はその場にしゃがむと、自分の背中を指差す。少女はおそるおそる近づいていくと、俺の背中にくっついてくる。立ち上がって、背負った少女は異常に軽かった。
その時、俺の胸に知らない温かい熱を帯びた感情が中央から広がっていくのを感じた。
あれから何年か経ち、その感情の正体が「幸せ」で、少女――今となっては、俺の娘は魔王様、いや、自分の命よりも大切なものとなった。
「大切な物、大切な者、大切な藻の?」
ひらがな部分は漢字変換による格好のイジり場所。某所在住物書きは「もの」の予測をたどり、
パタリ手を止め、過去投稿分のお題を検索し始めた。
「喪の」では少々センシティブ。「Mono」はギリシア語由来の接尾辞で「ひとつの、唯一の」といった意味――先月「お金より『大事な』もの」を書いた。
「過去配信のお題の類似系か」
物書きは天井を見上げた。
先月「大切なもの」として書いたのは頭だった。
『ストレスでズッタズタになった頭は現代医学じゃ元通りにならない』と。
「……今回こそ『大切な藻の』書くか?」
あるいは無難に「大切な者」で安牌を切るか。
――――――
最近最近の都内某所、某職場、朝。
先月からの突然の異動によって新しい業務をさばく者がおり、名前を藤森、旧姓を附子山といった。
早めに部屋に入り、掃除を行い、ポットの湯を補充して灰皿を清めて観葉植物の枯れ葉を整理し、
最後に、消耗品たる来客用のティーバッグやインスタントコーヒー、茶っ葉の在庫等々を確認する。
クリスタルガラスの菓子器の中の、クッキーだのチーズあられだのが少し減ってきた。
じき「買ってこい」の一声がかかるだろう。
先月から藤森の上司となった緒天戸は、給料が給料ゆえに高級菓子も多々食うだろうに、しかしながらその辺のコンビニで買えるような安価を好んだ。
「はぁ」
藤森のため息が室内に溶ける。
緒天戸いわく、異動前の2月分と異動後の3月分では、藤森の給料は確実に後者の方が上がるという。
残業も早朝の労働時間外勤務も、すべて明確にし、正当な報酬を得よとのお達しであった。
が、しかし、藤森は首を傾ける。
「……観葉植物の世話だの菓子の買い出しだのに時間外労働を適用して、本当に大丈夫なのだろうか」
――「あ?何言ってやがる。『働いた分は貰う』、『時間外は申請する』、規則に書いてるだろう」
昼休憩、バナナおやつ論争の抑揚で「菓子の買い出しと観葉植物の世話は時間外労働に入りますか」と問われた緒天戸である。
「掃除、鉢植えの世話、ゴミ出し、茶とコーヒーの補充。ああいうのは『名前の無い家事』だ」
某じゃがべーのスナック菓子で、タバコの口寂しさを紛らわせながら、眉をしかめた。
「やらねぇやつは、一切やらねぇ。だが誰かがやらなきゃ全員が困る。れっきとした『仕事』だ」
お前のやってることは確実に「大切なもの」だよ。
緒天戸は付け加え、ポリポリポリ。じゃがべースナックをかじった。
「『名前の無い家事』、ですか」
「俺は昔それで女房に大目玉食らった。当時は『名前の無い家事』なんて言葉は無かったがな」
「ご家庭で?」
「『家事に協力してくれないなら時給制にします』、『夜8時以降のおつまみ用意は時間外ですので自分でやってください。それか夜勤手当として5千円頂きます』、『お皿洗ったら拭いて食器棚に戻しなさい』」
「はぁ」
「知ってるか。ゴミ出しってのはな、ゴミ袋の口を結んで集積場所に持ってくだけじゃねぇんだ」
「存じています。一人暮らしなので」
少しの掃除でも菓子の補充でも、それは大切なもの。大事な仕事だ。れっきとした「環境整備」だ。
覚えておけよ。
窓の外を眺めながら、緒天戸は呟いた。
過去を思い返しているらしく、何ともいえぬ表情をしている。それはさながらオヤジの悲哀である。
小さな仕事、名の無い業務、「誰でもできる」としてないがしろにされる作業を、しかしそれこそ大事と断言する緒天戸の信条は、何十年前とも知れないが、どうやら嫁との過去の云々が理由らしい。
(……といっても、職場で「掃除したんで時間外ください」は、現実的にはだな……)
それ、なかなか難しいし、勇気の要るハナシですよ。
藤森は緒天戸に伝えたかったが、
ため息ひとつ吐いて、それを胸に一旦しまった。
「で、藤森。例の地震と津波の続報、どうなってる」
「はい?」
「仕事しながら情報収集してたんだろう。スマホで」
「すいません。つい。
津波警報に関しては、注意報に切り替えられて、それから正午頃にすべて解除されたようですね」
「デカい動きがあったらすぐ教えろ。あの地域から来てるやつは、大切な客にせよ大事な従業員にせよ、双方、一定数いるからな」
「はぁ……はい」
”大切なもの“
大切なものってなんだろう?
考えてみよう
家族?友人?恋人?思い出?
はたまたお金?車?
それとも…なんだろう。
たくさんある気もする
この世でたった一つしかない大切なものは?
それは…私
自分の心が壊れるときっと自分にとっての大切なものも壊れてしまうから
“大切なもの”の中にたった一つの”私“を入れてあげても
良いかもね!
鳥籠に入れずに放し飼いして、必ず戻ってくるその姿で愛情を確かめる。そういうやり口は悪趣味で非常識だと、籠に入れても自由に出ていく鳥本人に咎められた。それでも思うところがあったのだろう。このときからだ。帰り際の「さようなら」が「また来ます」に変わったのは。
(題:大切なもの)
大切なもの
大切なものは強さ 強くなる事
誰にも負けない強さ 理不尽な暴力に
負けない強さ 心も体も強くなりたい
そうすればもっと大切な君を何物からでも
守れるから....
大好きな君をこれからも守れるから
僕自身の手で君を守れるから
だから僕はこれからも強さを大切にし
心も体も目一杯鍛えて行きたい
君に誇れる僕になりたいから....。