大切なもの』の作文集

Open App

大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/2/2024, 1:09:50 PM

窓の外には、真っ暗な夜空が広がっている。ネオンや電灯で彩られた夜景と、暗く染まった大気。
外からは微かに、雨の降る音が聞こえる。

僕は、フローリングの床に転がるデジタル時計を眺める。
時刻は23:59:48。もうすぐ日付が変わる。

どうしてこんなことになってしまったのだろうか。
僕は外を眺める。
遠くでゴロゴロ…と雷が鳴る。

「大丈夫。」
あの子の声が、頭の中にこだまする。
「大丈夫だよ。心配しないで。私、待てる。」
あの子がそう言ったのは、もう一年も前のことだ。

「お前の“大切なもの”はそれなんだろ?」
アイツの声が、耳小骨を震わせる。
「こっちのことは気にすんな。お前にとっての“大切なもの”を守れよ」
アイツがそう言って、僕の隣から外れたのは、一昨日のことだ。

「貴方にとってそれが大切なら、応援しますよ」
彼の声が、海馬を巡る。
「貴方は私たちにとっての希望で、“大切なもの”です。私はいつでも貴方の、“大切なもの”の味方でいたいのです」
彼がそう言って、僕の背を押してくれたのは、いつだったか。

「やあ、君っていつもそうだね」
ネオンの夜景の中、僕の目の前で、背の高い“ヤツ”は、その長い尾をしならせながら、カツカツと歩く。
「君はいつもそうだ。自分の信念しか見ていない。理想しか見ていない。前しか見ていない。だから足元を掬われるんです。」
ヤツは、僕を見るとニンマリと笑う。

「君の敗因はそこだ。残念です。」
「しかし、そのおかげで、君_いや、貴方は__私にとっての“大切なもの”になったのです。」
ヤツは_彼は僕の目を覗き込み、口の端を吊り上げる。

…悪魔だ。

「君は私にとって“大切なもの”。私が、穢れた口だけの“アドバイザー”から、純粋な行動を起こすための“悪役”になるための、初めての“犠牲”となるわけですから!」
彼はいつものような柔らかな笑みで、けたたましく、高らかに笑う。

「もちろん、殺しはしませんよ。貴方は私の悪行を語り、新たなる“英雄”を、“革命”を呼ぶ“語り手”となってもらうのですから!」
彼は銃を構え…ふと銃口を逸らし、ジッとこちらを見つめる。

「…ああ、そうだ。君を気絶させる、その前に一つ聞いておきましょうか。貴方の“大切なもの”。ここまでして守りたかったものはなんなのですか?」

僕は搾り出すような、蚊の鳴くような声で答える。
もう無理だろうと諦めながら、それでも、それが彼を引き戻すという一縷の希望を込めて。

「どれだけ無理だと言われても…僕は…僕は…君と、アイツと、あの子と…それからこの組織の……家族同然の…“絆”が大切で……守りたかったんだ…」
カチリ。彼の腕時計の針の音が聞こえた。

4/2/2024, 1:09:48 PM

【大切なもの】

「お母さん聞いて!私、絵のコンテストで1位に
なったの!」
私は褒めてほしいと言わんばかりに母に駆け寄った。
そして母は今日もこう言う
「そんなもの描いて何になるの?
 いいから勉強しなさい。もう中学生なんでしょ?」
「はい…ごめんなさい」

私は4月から中学生になる。
中学生になったら勉強が難しくなるというのは聞いた事がある。
その事を心配してなのか、母の私への当たりが強く
なっていた。

初めての中学生のテスト。
私は勉強の仕方が分からず、平均は60点くらいだった。
テストの結果が返ってきて、母に見せた瞬間、私は現実を疑った。
母が私をビンタしたのだ
「何をしているの!
 お母さんに恥をかかせるつもり!?」
「ご、ごめんなさい…」
「謝ってすむ問題じゃないでしょう!?」
「ごめんなさい…」
私は謝ることしか出来なかった。

そして時が経ち今は中学2年生。
一学期中間テストだ。
あの日から私は母の言いなりになった。
勉強を出来るようになれと言われれば勉強をし、
運動が出来るようになれと言われれば運動をし、
何かで優勝しろと言われれば優勝した。

私が母の思い通りに生活すると、母の機嫌はすこぶる
良くなった。

「ああ…私はあなたの大切なモノになんてなりたくは
 なかった。あなたの大切な存在になりたかったのに」

4/2/2024, 1:07:47 PM

「私と仕事どっちが大事なのって聞いたらどうする?」
「仕事に行かなければおまえを守れない 仕事に行ったままではおまえを抱き締められない。って言う」
「激弱社会人のBLEACH」


"大切なもの"

4/2/2024, 1:07:36 PM

みんな大切なものって人それぞれ違うよね

お金だったり、家族だったり、友達だったり、自分だったり……

ちなみに僕はこれ全部大切なもの、失いたくないものだよ

みんなも 、自分の大切なものちゃんと守ってね

でないと、スグ消えちゃうからさ

4/2/2024, 1:05:23 PM

大切なもの
大切な人
大切な事
大切な言葉
大切な、何か
それを見失わない為に
人はもがく
それを見つける為に
人は生きる

4/2/2024, 1:02:11 PM

『今も○○と付き合ってる?』

驚いた。貴方の大好きな先輩から聞かれるなんて
貴方を知りすぎて惚れた自分と別れて10年
今でも動揺してしまった。付き合った事ないのに
馬鹿みたい。

貴方は夕日みたいな人だった。
誰しも“太陽みたいな明るい人“って言ってたけど、違う
明るい笑顔で、孤独と恐怖を隠してた人

貴方が変わり始めたきっかけみたいな事は知ってる
"マインド・コントロール"
貴方はまだあの人といるのね

友達以上恋人未満。
それが、貴方と私だった
私が何であの日抱かれずにホテルを後にしたかわかる?

貴方と私がいつまでも壊れない様にする為
大切な人やモノってカタチじゃないのよ
繋がりだったのよ
弱い自分を誰かに洗脳、奪われては駄目よ
みせても良いのよ。仲間も愛してる人もいる。

貴方を悪だとは、誰も思わない。

Joker。貴方の大好きな歌と貴方の愛称
貴方も私を知りすぎているから、私がつけてる愛称の理由わかるでしょ?     【大切な   】

4/2/2024, 1:01:46 PM

身動きも
出来ないほどに
抱え込む
大切なもの
歳と比例し

お題☆大切なもの

4/2/2024, 1:00:31 PM

大切なもの

 大切なものってなんだろう。
 今日、道徳の授業で大切なものついて考えた。それは命をもとにしたものだった。教科書には子供の命を事故で亡くした母親の話が書いてあった。その母親は子供を亡くした時「この世の中で一番大切なものは愛する人の命だと思っている。だからこそ、愛する子供の命を自分の命をかけて守りたかった。」と思ったそうだ。私にはそんなふうに思ってくれる人はいない。その物語を読んでいてどれだけ羨ましいと感じたことか。妬みと恨めしさでぐちゃぐちゃになった。なぜ、自分がこんな思いをしなければならないのか。悪いことは何もしていないのに。
 クラスでいじめられ、友達もいない私には大切な人の存在がいまいちよくわからない。神様は私に大切なものを教えてくれなかった。大切なものを知るチャンスすら与えてくれなかった。人間皆平等というが、そんなことないと思う。もし、平等であるならば大切なものについて教えてほしい。そして、大切なものを感じたい。

4/2/2024, 1:00:28 PM

✨大切なもの✨

大切なものは 年齢を重ねる事に

形を変えながらも あった

その有難みは 失ってから感じる事が多く 

罪悪感を残す

でも 多くの大切なものを得る為には

不変的に変わっていけないのは

自分を大切にすることだろう

周りの大切な人思うなら…

4/2/2024, 12:59:55 PM

他人に質問された時に答える大切なもの
・9歳の誕生日プレゼントのシリーズ5冊セットの本

実際の大切なもの
・推しとハイタッチした後に入ったポムの樹のおしぼり

4/2/2024, 12:58:08 PM

『ポケットの中』
ポケットの中 宝石は無いけれど きらきらきらめく
知らない誰かと繋がって いつの間にやら大切になる
世界一の仲良しは 遊園地でも動物園でもなく 愛の花咲く庭にいた

4/2/2024, 12:57:53 PM

「大切なもの」

“ありがとう、僕にこの感情を教えてくれて”
“そしてさようなら。この感情を教えてくれたあなたにだけは……同じ苦しみを味わって欲しくないから”
……いつだって、悪夢のように繰り返されるこの光景は、私の思考を埋め尽くさんとばかりに深く、重く、冷たくて……

薄暗い部屋、月明かりに照らされて──鋭い光を反射する刃は、確かに彼女の喉元に触れる寸前だった
「なにっ……やって!?」
その光景を目の当たりにした俺は、彼女の手からナイフを叩き落とそうとして……
「あれ、キミが今日私の部屋に来る用事……あったっけ?」
まるで何事も無いかのように、俺に問いかけてくる
「アンタが呼んだんでしょ?今日の報告に来いって。あー……えぇと……手元のソレ、誰が見ても勘違いしそうになるような事、しないでもらえます?」
「そう、だったっけ……?ん、手元?……あ」
俺に指摘されて気づいたのか、握っていたナイフをケースへと仕舞う。
「ごめんごめん、紛らわしかったね。ちょっと思い出す事があってさ」
「ナイフを見て??」
ふふっ、と彼女は笑うと愛おしそうにナイフを撫でた
「昔にね、戦友がくれたんだ。もし私の大切なものが擦り切れそうになったら、私が私じゃなくなりそうになったらこれで心の臓を突き刺せってね」
「なんて物騒な……」
「でもこれは私の大切なものだよ。たとえ間違えても、ギリギリ取り返しがつくかもしれないから……」
そう言う彼女の瞳は、暗くて冷え切っていた
なんだかそのまま、彼女がいなくなってしまいそうで
「はぁ……そうさせないために、俺がいるって事……忘れないでよ?」
ナイフを撫でる彼女の手に自分の手を重ねた
そんな自分の行動に驚いた顔の彼女は
「……キミってそんなロマンチックな事、素面で言えるキャラだったっけ?」
いつも通りの彼女だった

4/2/2024, 12:54:38 PM

大切なものは
目に見えない
大切にしている物が
大切な理由は
心の中にある

4/2/2024, 12:52:13 PM

大きく
切り過ぎたかなぁ
なっとう巻するのに
もうちょっと小さくて良かったのかぁ
のり……

※『大切なもの』で言葉遊びしました

ロードオブメジャーの曲も浮かびましたよ

4/2/2024, 12:48:12 PM

大切なものはたくさんある。
家族、友達、音楽、本、仕事、健康、…あとなんやろな。

無理矢理挙げてはみたものの、正直そんなにしっくりくる感じではない。


隣で静かにすやすや寝ている男の顔を見る。
気持ちよさそうに寝てるなぁ、と思いながら悪戯心が湧き上がり、徐に形のいい鼻梁をつまんだ。

イチ、ニィ、サン…

「ンガっ…んん??なにぃ??」

半覚醒の状態のまま目も開けられず、もごもごと文句を言う男。

「くく…っ。すまん、なんでもない」

ポンポンと布団を叩くと、もにゃもにゃ文句らしきものを言いながらまた眠りについた。


歳下だけど妙に包容力があって。
優しさと芯の強さを兼ね備えていて。
年相応に甘えてくる可愛さもあって。

何より気負うことなく自然な自分を出せるこいつの側で過ごす時間。

それが今の自分にとって一番……


そこまで考えたら途端にむず痒くなり、若干顔を顰めつつ男の隣にそっと潜り込んだ。


【お題:大切なもの】

4/2/2024, 12:48:08 PM

「大切なもの」

大切なものは?と聞かれると
少し困ってから「彼女」
そう答えた。

だが少し考えると人は「もの」ではないな。笑
自分で言ったがなんだか笑ってしまった。

いやでも俺の「もの」って意味だったら
ある意味"もの"かもしれないな。

そんないつも通りのような想像をしながら、
今日も俺は𝕏(旧Twitter)を開き
_________________________
今日こそ彼女作ります。
_________________________
また同じ発言を呟くのだった。





※この話は少し昨日の話と繋がっています。

4/2/2024, 12:47:33 PM

春は、出会いの季節だ。
部活には新たな後輩が入ってきたり、新しいクラスになって、新しい友達ができたり、、。
出会いの数が一番多い季節だ。

春は、別れの季節だ。
卒業する三年生、転校する友達、違う学校へ行く先生‥。

私も今年の春は、一番信頼していた国語の先生との別れがあった。

でも、その先生を一番信頼していると気づいたのは、別れの時だった。

いつもいるから、その大切さに気づけなかった。
その信頼に、感謝に、気づけなかった。

先生は、前に私に言った。

「〇〇(私)さんの文章が好き。」

先生にとっては、何気ない一言だったのかもしれない。
でも私は、そう言われたことが、すごくすごく嬉しかった。
私の唯一の特技である文章を褒めてもらえたのは初めてだったから。

もう、会うことはないけれど、私は絶対忘れない。
一番身近で一番信頼していた先生。

人生はやっぱり、一期一会だった。
出会いに感謝して毎日を過ごさなければならなかった。

私は先生から最後、出会いを大切にしなければならない理由を学んだのだ。

4/2/2024, 12:46:57 PM

学年合唱
アルトパートだった私は
男声アルトを歌う男子のすぐ隣の立ち位置だった

初めての合同練習の日
すぐ隣に立っていた男子は隣のクラスの
まだ話したことのないバスケ部のイケメン君だった

その日は何を話すこともなく終わった

2回目の合同練習の日
歌と歌の合間のざわつきの中、イケメン君の方から

声めっちゃ出るね、と突然言われた

歌うことが好きな私は合唱でものびのびと歌っていた
え、あ...うん頑張ってる、とドキドキしながら焦って答えると

俺も頑張んなきゃー、と
指揮者の先生の方を向き直して言った
うん、がんばろ...っ!
ドキドキが収まらずそれがバレないようにと意識して小声になってしまった
聞こえていたのかは分からない

その日から、合同練習以外でも
廊下ですれ違うと言葉こそ交わさないけれど
お互いに目が合って「...っす」という感じで
周りが気づかないくらい小さな会釈をし合うようになった

合同練習をする度に、
歌の合間で課題の話や
今度のレクリエーションの話、
合唱を披露する本番の日の話...

盛り上がることもないけど
たぶんお互いこの時間をちょっとだけ楽しみにしていた気がする

そんなふうに、ぽつぽつと話すようにもなった

そして、日常と練習を重ね、
学年合唱を披露した本番の日

歌い終わり、合唱隊形の外側の人からステージを降り始めた
拍手とざわざわとした空気で包まれた体育館

そのときに、トントン、と肩を小さく叩かれた

振り向くと隣のイケメン君が少し笑いながら
お疲れ様っした、と右の手のひらを私に見せてきた

あっ、お、お疲れ様っした、
目の前のことを滞りなく処理することに必死で、
なのに言葉には詰まりハイタッチもちょっとだけズレた

彼が見せてきた手のひらに
小さくハイタッチした私の右の手のひらが汗ばんでしまっていたことに
直後気付いて恥ずかしくなった

そしてまもなく私と彼は
それぞれ反対方向に向かって歩き出し、ステージから降りた

練習を重ねてきた合唱曲【大切なもの】が無事に成功して安心していたはずなのに
ドキドキが収まらない

私はこの文字並びと合唱曲を見るといつも必ず
この“青春”を思い出す

4/2/2024, 12:43:42 PM

私の大切なものは私
家族も友達も恋人も大事だけれど

1番大事なのは、私自身

4/2/2024, 12:43:39 PM

『……僕の大切なものは…太陽です』
クラスのみんなに笑われた。だから言いたくなかったのに
あいつらにとって僕は他人…
なんで好き勝手言うかなぁ
ほんっと、大切なものぐらい胸張って言わせろっつーの
はぁ…きれいだな
太陽見ると、やっぱり落ち着く
「……!」
「……お!」
「…れお!」
『っあ…!』
『ごめん…なに?』
「急にごめん、私は、れおの言ってることめっちゃ良かったと思う…!」
「みんな…なんであんなに馬鹿にするんだろうね」
「大切なものに限らずだけど、好きなこととかさぁ、ひとそれぞれじゃんね」
「胸張って言える世界になってほしいのに」
『……!』
『(そっかぁ…なんでも、人それぞれだもんね
 胸はって言ってても、何も悪くない…)』
““大切なものは人それぞれ””
だね…!

テーマ:大切なもの

あとがき
読んでくださった方、ありがとうございます
太陽ってすごいですよね。地球を照らしている希望の光みたいで
僕も誰かの役に立つ、希望の光のような存在でありたいです
このアプリで書いているのも1つのことですね
内容が少しでも心に残ってくれたら、読んでくれたら、それで満足です

2024/4/2

Next