大切なもの』の作文集

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大切なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/2/2023, 11:14:40 AM

大切なもの

私はお金では買えないものをたくさんもっている。
それら全てが大切なもの。

4/2/2023, 11:12:35 AM

『大切なもの』

 君と通った小道に咲いていたたんぽぽの押し花。
 厚みがあって作るのは大変だった。あの日は散歩している大きな犬に君が興奮して、撫でさせてもらって目をキラキラとさせていた。いつか犬を飼いたいと、笑っていた。

 君と食べたケーキ屋さんの箱のリボン。
 季節限定のシャインマスカットを使ったショートケーキが食べたいと言っていたのに、いざお店に行ってみたらタルトも食べたいと悩んでいた。一つずつ買って半分こした。

 君の誕生日を祝ったレストランのショップカード。
 料理はもちろん美味しかったし、お店の方が好意でサプライズに出してくれた小さなケーキに君は目を輝かせていた。僕の分も上げたらぺろりと完食していた。

 君が好きな作家の新刊を買って嬉しそうにしていた本屋のしおり。
 5年ぶりの新刊だとはしゃいで、平積みされた売り場のポップに感動して、店員さんに許可をもらって写真をとっていた。新刊の宣伝用のしおりは、たまたま二枚重なっていたからと僕にくれたもの。

 君とお花見に行った帰りに買った桜餅の包み紙。
 桜の花はきれいだったけれど、人の多さに疲れてそうそうに帰路についた。その途中、普段通らない道で見つけた和菓子屋さんで買った桜餅。持ち帰り用に綺麗な桜色の和紙に包んでくれた。今では度々買いに行くお店だ。

 君と一緒に散歩した公園で拾った綺麗なもみじの葉。
 近場で紅葉狩りにでも、と訪れたいつもの公園で、「どっちが綺麗な葉っぱを見つけられるか勝負!」と君が言い出して、なぜだか最後には近くで遊んでいた小学生まで巻き込んで綺麗な葉っぱを探していた。小学生たちと一緒にはしゃぐ君は子供のようで、結局勝負は有耶無耶になって、みんな自分が拾った葉っぱをお土産に帰っていった。

 そんな、たくさんの小さな、ともすればゴミと言われてしまうようなものが、近所のケーキ屋さんのクッキー缶の中には入っている。
 このクッキー缶も、君が買ってきて一緒に食べたもの。
 そんなものまで取ってるの? って君は笑うけれど、それぞれ見ればその日のことが思い出せる。
 君と出会ってから少しずつ増えていく小さな思い出は、これからも増え続けて、きっとこのクッキー缶には入り切らなくなるだろう。
 僕は、その日が楽しみだ。

2023.04.02

4/2/2023, 11:10:09 AM

「この目が一番大切なものです。」と客は言った。

店主は「コレに見合うほどの価値はあるのかね?」

と聞いた。客は「この店は、客の大切な物の、思い

出を買い取る採点基準にするそうですね?」

「この瞳は、私の妹のものです。事故がきっかけで

亡くなってしまいましたが、彼女が生きてるときに

その瞳を移植しました。」と。

「それで?」と店主。客は「この瞳にはかなり思い

出があるし、色も珍しいから買い取ってくれるかな

って思って。」「…はぁ。貴方本当にそれを買い取

って欲しいと?」店主は言った。「そうです。」と

客。「辞めておきなさい。」店主は言った。「大切

な妹さんの形見のようなものでしょう。それを売っ

てまで必要なものなんてきっとない。」「そ、そん

なこと言ったって、辛いもん。だ、だってこれがあ

るから忘れられないんだもん。」と、「これを捨て

ることが出来れば、き、きっと忘れられる。あの子

を、き、記憶から消したいのぉっ!」客は泣き出し

てしまった。きっと、捨てることができても、忘れ

られない。捨ててしまったら罪悪感に苛まれて仕舞

うだろうに。

【大切なもの】

4/2/2023, 11:09:36 AM

色づいた君のつめさきに
したたりそうな日だまり
スマホに反射した光が細かくゆれて
猫が眠そうな目でそれを追っている
ゆびさきでなにか大切なものを手繰る君
大切なのに
大切にできないのなら
拾ってはいけないのに
酷く傷つけたり
時に壊してしまっても
さみしいよりは
あたたかいのかい?
きっと所有することだけが幸せではないよ
自分の外へ求めても見つからないものがあるよ
本当に大切なものは
いつかどこかへ
置き忘れてしまったような君のこころ
そういうものだと思うのだけれど


『大切なもの』

4/2/2023, 10:59:50 AM

大切なもの。

とある老人に聞きました。老人の答えは「お金」でした
とある少年に聞きました。少年の答えは「友情」でした
とある少女に聞きました。少女の答えは「命」でした

命。少女はなぜそう答えたのか?
大半の人が「命」と答えるから。
……そう思っていた。彼女は違った。

「なぜ、命が大事なの?」
「…私ね、病気なの。あと数年の命って言われたの」
「!」
「だから、命が大切なものなの」
「そう、かい」
「命がないと、何も出来なくなっちゃう」
「……」
「ねぇ…お兄さん」
「どうしたんだい?」
「お兄さんの大事なものは、なに?」
「僕は、『耳』かな」
「どうして?」
「僕も、最近耳が悪くなっちゃったんだ。…このまま進むと完全に聞こえなくなるって言われたんだ」
「そーなの…」

僕は彼女にこう言った。

「完全に聞こえなくなる前に君と話せて良かったよ」
「!!」
「『大切なもの』って、いっぱいあるね」
「…うん!……私もお兄さんと話せてよかった!」
「…じゃあ、また、どこかでね」
「うん…バイバイ。お兄さん」

彼女が歩き出す。僕に向けられた背中はとても勇気を持っていて、そして見えない美しさが広がっていた。

黒い道路に点々とした道路より黒い色が落ちる。
僕は、泣いてしまった。感情に身を委ね、沢山泣いた。
あんなに、必死に生きる子がいるんだな、と。






…あれから、どのくらい時が経った?
もう思い出せない。いや、もう記憶に残すことすら辞めていたのかもしれない。

「……!!!………!!」
「………」
「『おい、上矢!』」
「ああ、ごめん。最初っから筆談してよw」
「『もしかしたら聞こえるかもしれないだろ!』」
「それはもうないさw諦めるんだなw」

罪岩のペンが動かされている。
僕は、完全に耳が聞こえなくなった。

「『今日はお前に客がいるぞー』」
「どうせ医者だろ。もう大丈夫って言っといて」
「『それがなんと違うんだよ。多分女子高生』」
「『お前ストーカーでもしたのか?』」
「してないよ。で、お客とやらはどこにいる?」
「『後ろ』」
「え」

ふと見ると、制服姿の女子高生がいた。

「うお!」
「『すいません!驚かしてしまい…』」
「『じゃああとは2人だけで』」
「『……また、会えて嬉しいです』」


彼女の文字に、思い出した。
ああ、彼女は救われて、僕の前に現れてくれた。

「ありがとう…ありがとう!!」
「『私も嬉しい…ありがとうございます』」


今日は、いい日だ。
一生、忘れない。
『大切なもの』になった。

4/2/2023, 10:57:38 AM

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ。
規則的に鳴る無機質な音。
聞いたことがない訳では無い。誰もが聞いたことがあるとすら言える。
ただ、大抵は創作物の環境音に過ぎず特に感情の産まれるものでは無い音だ。

でも、実際の音は心臓を締め付けるほど痛々しい音だった。

白い部屋。ほのかな消毒液の香り。寝ている恋人についている様々な器具は、生きるためではなく生かすための器具。
目の前の視覚的情報、空間把握能力、事故の瞬間のフラッシュバック。
私の目の前にある全てが無機質な音にリアリティを付け足す。

「大丈夫ですか?そろそろ休まれては?」
後ろから声が聞こえた。多分、看護師だろう。
だが後ろを振り返ることも返事をすることもできない私はその声を無視する形になってしまう。
故意ではあるが意図的では無い。そんな言い訳を考えながら目の前の恋人を見つめ続ける。

「兵藤さん。そろそろ休まないとあなたの方が身体を壊しますよ。」
看護師は話を続ける。心配してくれているのは有難いが、目の前には私よりも酷い状態の恋人がいるのだ。
目を離すこともましてやここから離れることなど出来るわけない。

「あなたが動かない理由も分かります。ですが、あなたがここにいることが患者にとって幸せだと思いますか!」
少し語気を荒らげる看護師と反比例するかのように私は冷静になっていく。
何故、他人が分かったかのような言葉を吐くのだろうか。
あれだけ酷い事故にあったんだ。私はただいつも通りに運転していただけなのに。大型トラックが横から突っ込んできたんだ。そして恋人が目を覚まさなくなった。
その悲しみを知ったかのような口を聞くな。

それでも言葉を紡ぐ看護師。
「どうかお願いします!あの事故を思い出してください!兵藤さん!!!本当にこのままでいいのですか!このままではあなたが愛する人を殺してしまいますよ!」
思い出す?その言葉が耳に残る。何回もフラッシュバックしてることだ!忘れるわけないだろ!
ショッピングモールに行くために国道を走っていたら、交差点で暴走トラックとぶつかったんだ!あの時も左右を確認して直進したにも関わらず、右側からぶつかってきたんだ!!

右側?
恋人は助手席に座っていてこの状態になってしまった。
運転席に座っていた私は無傷で済むはずはないよな?

不思議に思って後ろを振り向く。
そこに居たのは看護師とは程遠い、全身を黒で包み込んだかのような服装の女性だった。

「やっと見てくれましたね。兵藤さん。」
私の姿を見て微かな笑みを浮かべた女性は一言。

「あなたはもう亡くなっております。」

私もわかっていた事実を言霊にして投げつけた。
それは私の心臓を掴み握りつぶした。
そうか。もうこの世にいることは、恋人を縛り付けることは、もしかしたらここに居るだけで、
私の大切なものは不幸になるのだろう。

「ありがとう。もう大丈夫です。」
私は女性に伝えると同時に意識を失う。

急な別れで寂しいかもしれないけれど、
どうか私よりも幸せになって下さい。
愛しているよ。

『大切なもの』

4/2/2023, 10:57:14 AM

大事にしまっておかないと
 誰かにとられるまえに、なくさないように
 壊される前に
 そう思い、私は大切なものをそっとしまって鍵をかけました。
 鍵はわたししか知らない場所にかくして、もう誰にも見つけることはできないでしょう
 私だけの大好きな、大好きな、大切なもの。
 ずっと一緒にいようね


大切なもの

4/2/2023, 10:56:51 AM

#大切なもの

今日

僕達は卒業する。

卒業式が始まる前、、、

「みんな3年間ありがとう!」

「写真撮ろ〜!!」

「この3年間楽しかった〜有難う!」

なんてみんな話してる。

卒業式がそろそろ始まる。

泣いている人がいれば、下を向いている人などがいる。

この卒業式を行う事で次への人生に向かっての自覚を持つことが出来た。

卒業式が終わったあと

友達が僕に話しかけてくれた。

友達は3年間ありがとう!と笑顔で言う。

そんな友達と最後は笑顔で卒業することが出来た。

友達とは3年間色々な思い出を作った。

そこで今日を持って分かったことがある。

君が教えてくれたんだ___。

僕の大切なものを────。

4/2/2023, 10:55:57 AM

大切なもの

部活帰りに他愛もない話をしながら歩く、
夕焼けいろに染まった廊下。
辺りと同じように朱い先生。
きっと私の頬も瞳も、
同じ色に染まっていることだろう。
たまにこちらを捉えるその双眸はとてもうつくしくて、
私だけが見るのは勿体ない気がした。
もしこのひとときが無くなってしまったら、
そう思うととてもこわくなる。
ほんの5分ほどだけれど、
私のメンタル面を支えてくれているのは
まぎれもなく先生だ。
先生は私の1番「たいせつなもの」だと
言ってみたことがある。
「嬉しいけど俺って物判定なの?笑」
たしかに。
それならば。
先生と過ごすこの時間が
わたしの「たいせつなもの」だ。

4/2/2023, 10:52:52 AM

お題《大切なもの》




心を彩る想いはどんな宝石よりも美しく、尊い。 



陽に透かしより煌めくこの宝石を、永遠に大切にしよう。



これは魂に刻まれてゆく歴史《物語》なのだから。

4/2/2023, 10:52:30 AM

自分の中で、大切なものは、命。        命は、ひとつしかないもの、あがいても、手に入らない。お金でも買えやしない。その、思いや感情が命になる。

4/2/2023, 10:51:02 AM

大切なものはあとから気付く

ものもひとも

後悔をたくさんしていた方が

大切なものに早く気付けるようになるかもしれない

気付いた大切なものは二度と手放さない

ひとみ

4/2/2023, 10:50:04 AM

限りなく高く 広く 

  どこまでも青い空を

  眺めていると



  惜しむべきものなど

  もう 

  何もない と

  思う



        # 大切なもの Ⅰ (94)



   ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ ✢



  どうしても
 
  手放したくないもの

  手放せないもの



  心に
  
  必要不可欠なもの




  君との 時間





         # 大切なものⅡ(93)



 💛大切なものⅠとⅡ
 心うらはら…(苦笑)

4/2/2023, 10:49:48 AM

3年生が引退する。
 もっと話しておけば良かった。会えたなら、ありがとうって言いたい。

 だけどもう、部活にはいなくて。当たり前じゃないことを知った。

お題『大切なもの』

4/2/2023, 10:48:19 AM

大切なもの

大切なものか

私にもあったさ

あの時はバカだった
私はあいつがいることが幸せだと思っていた
そう、勘違いしていた

だが、あの時の方が幸せだったか
そう聞かれれば、そうだ

あのときは、酷く幸せだった
だからバカだったんだ

人はな
幸せになるほどにバカになる

どんな奴でもだ
私でもだ

今は不幸だよ、ちっとも幸せを感じない
明日を考えるだけの毎日さ

バカだった方が良かった

毎日がそうさ

頭の良い私なんて
いない方が良かった

毎日、毎日がそうさ

でも、あいつはそんな私を幸せにしていた
何故だろうな?

私が聞きたいよ

大切なものだったから、なんだろうか
そんな簡単なものか

いや、理由はいらないんだったな

大切なものは

大切なまま、心の奥にしまうものさ

4/2/2023, 10:42:01 AM

君と交わした言葉
君と見た景色
君と歩んできた道のり
二人で見つけた沢山の大切なもの
それが僕のすべて
一緒じゃなきゃ、僕はもう僕でいられない

(大切なもの)

4/2/2023, 10:37:49 AM

/大切なもの


捨ててきたよぜんぶ
ひと晩寝て考えたらさ
要るものなんかなかったよ

みんなからもらったものは
頭(ここ)にはいってる
小さな頃の宝物は胸(ここ)に
だからね
要るものはもうなかったよ

リュックを見るかい
食べものとナイフとペン
毛布と下着
メモ帳がわりの本
大して好きじゃない本だ
これまで読んだすばらしい本たち
いちばん好きだった本を思い出すためにね
それか これからの長い旅で
好きになるかもしれないね
だったら素敵だ

さあ行こうか
随分きみを待たせてしまった
ぼくの支度がととのうまで
ずっと待ってくれてありがとう
さあ行こう
夜と岩山と砂漠のむこう
きみの伝え聞いた
「大切なものたちの都」があるという……

4/2/2023, 10:36:52 AM

あるところに もりのがっこうが ありました。 せんせいが 
「じぶんの たいせつなものを おしえてください」
と、 いいます。

 うさぎちゃんは にんじんを、
らいおんくんは おにくを、
からすさんは ぴかぴかの ほうせきを、
ことりさんは じぶんのこえを、
みんな それぞれの たいせつなものを おしえました。

 しかし せんせいは、 なんだか かなしそう。せんせいは いいました。
「ほんとうに たいせつなものは、 だれにも おしえては いけません」
そして、 こう つづけます。
「たとえ なかよしの おともだち。 たとえ かけがえのない かぞく。 それでも じぶんの  いちばん たいせつなものは、 おしえては、 いけません」

 みんな、 なんで? と、 くちをそろえて くびをかしげます。
「それは、 おおきくなったら きっと わかりますよ。 いまは わからなくても、 おぼえておいて くださいね」
 せんせいは そういいました。

【大切なもの】

4/2/2023, 10:36:43 AM

漫画と小説。これに限る。
確かに、命とか、愛とか、お金とか、大切な人とか。上の二つより大切だって言われるものがあるのは理解している。命がなければ、大切なものがあってもどうにもしようがないしな。
でも、じゃあ生きる上で必要なのってなんだって考えた時、生きる気力ってのが浮かんできた。ならその生きる気力を出すために何したらいいかって考えたら、好きな物事って浮かんできた。じゃあ最後に、好きな物事ってなんだって考えたら、漫画と小説が浮かんできた。
結局のところ、大切なものなんて人それぞれだけど、でもみんなやっぱり、それがあるから、その人がいるから、生きる楽しみができる。大切にしたいと思える。
やっぱりさ、「好き」って、最強なんだよ。
私はその好きが、漫画と小説だったよ。
みんなは、何だった?

♯大切なもの

4/2/2023, 10:32:49 AM

/大切なもの

「もしも、僕が死ぬ時が来たら、君が一番大切にしてるものを壊して死んでやる」

 何を思ったのか、突然そんなことを言い始めたアイツに、適当な返事を投げる。
「本気にしてないでしょ」
「いや? 手前の事だから本気でやるんだろ」
「の、割に随分余裕げだね」
 アイツの顔は不服げだ。ここ最近俺が適当な返事ばかりだからつまらないのだろう。
「手前に俺の一番大切なもんが分かるわけがねぇからな」
 そういえば、ぱちぱちと目を瞬かせ、考え込み始めた。

「死んだ仲間に貰ったバイクとか、君秘蔵の超高級ワインとか……あ、ワーカーホリック気味だし、職場めちゃくちゃにするとか?」
 あげられたものは確かに、俺が大切にしているものだった。だが一番では無い。
 頬杖を付いて馬鹿にするように笑いながら酒をひとくち煽った。
 アルコールが喉を焼き、カッと体を熱くさせる。

「違うの? なら何さ、仲間?」
 アイツがめげずに言うから黙って首を振ってやる。
「君のくせに。嘘ついてるんじゃないよね」
「ついてねぇよ。言ったろ? お前にゃ分かんねぇよ」

 そう。分かるはずがない。
 自分ですら大切にできないお前の命が、俺が今一番大切なものだって。

 教えてやる気もねぇ。

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