『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ねえ、あなた。愛しているわ。
ねえ、あなた。いつも、ありがとう。
ねえ、あなた。待っていて。
いつか、私と出逢うまで。
約束するわ、あなたを必ず満たし、幸せにすると。
だから、待っていてね。約束よ。
【大事にしたい】
誰彼も私に投げる言葉は
いつも小さく私を傷つける
かすり傷だ
しかしそれは無数に数を増やし
いつしか私のこころ全体を覆う
かすり傷だと云って自分を守ってこなかった
自分が悪い
だけども、周りを恨まないではおれない
バカやろう
ふざけんな
人に任せるな
自分のことは自分でやれよ
あわよくばってのがミエミエなんだよ
もーどーなっても知らんからな
…なのに、気になって気になって、結局、手を出してしまう
意気地無しの臆病者なのだ
そのせいで、今まさに私は息も絶え絶えになっている
なんで自分のことは大切に出来ないのだろう
だれか教えてくれないか…
大事にしたい家族や友人と言った人間関係
大事にしたいと思った好きなもの
人はそれぞれ大事なものを持っている
どんになに辛くてもコレがあればと生きる糧になる
けれどソレらには、「終わり」がある
本などの物であれば、壊れたり古く色褪せてしまう
家族や友人などの人間関係であれば、その人との別れ
はたまた、犬や猫のペットとの別れ
大事にすればするほど別れが終わりが辛くなる
けれど、突き放す事など出来はしない
それ故により大事にと思ってしまうのかもしれない
環境、関係 人とそれぞれ大事なモノがある
別れが終わりが来る事を考えて日々過ごす人はあまり居ないだろう
しかし大切な関係ほどより大事にしたい
いつか来るその日の為に…
#大事にしたい
作品No.173【2024/09/20 テーマ:大事にしたい】
私の頭の中
浮かぶ言葉も
動く人も
大事にしたい
大切にしたい
私が生み出したモノだから
でも
なぜだかそれができなくて
簡単に 単純に
殺めたり
不幸にしたり
何度も何度も繰り返し
こんな私に
彼らへの愛など
あるだろうか
大事にしたいなど
戯言もいいところだ
同じように言葉を掲げて
同じようにそれを見つめて
同じように答えを返して
繰り返し
繰り返し
何度やっても繰り返す
同じことを繰り返す
何度も
何度も
辿り着くまで終わることのない旅をする
違う言葉を吐いて
違う出会いをして
違う景色を見て
それでもまだそこに居る
君のその献身を
終わりなき/曇り無きその献身を
大事にしたい/2024/09/20
『大事にしたい』
ほんとのほんきで、おもったのよ。
ずぅっとだいじにしたいって。
だから、おもわずないちゃったの。
あの、ワンちゃんのぬいぐるみがほしいって。
かあさんには、ちょっとおこられちゃったけど。
本当の本気で、思っているのよ。
ずっと大事にしたいって。
だから、思わずほほえんでしまうの。
このワンちゃんのぬいぐるみが欲しいって、
駄々をこねたあの日のことを思い出すと。
ふかふかだったワンちゃんは、すっかりくたびれてしまったけど。
一期一会の出会いを大事にしたい。
一生の中でどれだけの人と会い知り合いになれるのかわからないけれど、友だち、恋人、先輩、後輩、いろんな人間関係が築かれる。そしてたくさん得ることができる。私は私にしか歩めない生き方があるように、その人でないと歩めない人生があるから、たくさんの人と出会い自分にないものを吸収して、深い人生にしたいな、だから一期一会の出会いも毎日の出会いも大事にしたいな。
休日に自転車で山に行く。目的は気分転換と人気のない場所で流星錘を振り回すためだ。
流星錘というの中国の武器で、長い縄の先に金属製の重りがついており、それを遠心力を使ってぶんぶん振り回す。いつも行く山には頂上へ行くまでの道がしっかり整備されており、その途中の見晴らしの良い場所に木製の机と椅子が設置されている。ほどほどの広さがあり、整備されてるわりにはめったに人が通らないので、この場所で振り回している。
いつものように振り回していると、何か気配がする。振り返ってみると大きな猪がこちらを見ていた。
だが私は猪には興味が無いので、ぷいっと顔を逸らしてぶんぶん振り回す動作に没頭する。
猪もまた、ぷいっと顔を逸らして、のそのそと歩き始める。
ぶんぶん振り回す私。
のそのそ歩く猪。
私の時間。
猪の時間。
私は私。
あなたはあなた。
大事にしたいってわざわざいうあたり普段は思ってなさそうだね
【大事にしたい】
やりたいことは沢山あるけれど、それらの内、一体どれだけのことを成すことができただろう。いつだって僕は中途半端なままで。
己の小さな掌を眺める。この手は何を掴んできたのだろう。それとも、何も? 目の前のものですら、掴み続ける自信がない。
今日もきっと僕は何も成せない。あれをしたい、これをしたい、そんなふうに考えながら、今日も「したい」を募らせる。
君のことを。大事にしたいんだ。本当なんだ。……けれど、やっぱり僕は。
大事にするよの一言ですら、口に乗せる勇気を持てないのだ。
テーマ「大事にしたい」
大事にしたい
大事にしたい
君からの初めてのおくりもの
一生懸命僕のこと考えて
選んでくれたのわかるから
大事にしたい
君との初めてのデート
緊張しながらエスコートした僕に
楽しかったと笑ってくれたから
大事にしたい
君と交わした約束
一生共に歩いていくために
忘れてはいけないことだから
僕が大事にしたい君は
明日から僕の家族になる
「大切にしたい」
嫌いな奴が亡くなったんだ
清々するよ、ほんと
だってあいつ私を虐めて来たんだよ?
なのにさ、なんで
忘れられないんだろう
あいつと撮ったプリクラもお揃いのキーホルダーも
捨てられないのはどうしてかなぁ
挙句の果てにさ夢にまで出てきやがって
ほんと参っちゃうよ
私にとって君は"親友"だったのにさ
調子いいな(笑)
そんな君も好きだったよ
ありがとう
一日の終わりには、
頭の先から足先まで、マッサージをしたり、手を当てながらお礼を言う。
耳に触れている時は、
「耳、聞こえてくれてありがとう」
胸に触れている時は、
「心臓、動いてくれてありがとう」
という風に。
体の一つ一つに感謝をしていると、
たくさんのパーツが私を動かし、支えてくれている事に気づく。
大事に、大事にしていきたい。
お題 大事にしたい
大事にしたい_____
進路、将来。
高く厚い壁が私を押しつぶす。
やりたいこと、やってみたいこと、興味があること、今までやってきたこと。
それがあまりない。
だから今後の道をどう選んだら良いか分からない。
当たり障りのない選択をすれば、志望理由とかが薄くなるだけだし。
やりたいと直感で感じたことはやってみるようにはしているけれど、続かなかったらどうしようとか。
飽き性な自分にうんざりする感じ。
あーあ、どうしよ。
周りは決まっていく中で、ひとりになっていくんだろうね。
笑えてきちゃう。
このくらいが私にはちょうどいいんだろうけど。
< my >
あなたがくれた優しさも、笑顔も、言葉も、その声も。いつかはきっと忘れてしまうから。
それが嫌だなんて、ずっとずっと大切に抱えていたいだなんて、強欲なのかもしれない。
あなたに出逢えたこと、あなたと同じ時間を過ごしたこと、そんな奇跡に満足した方がいいのかもしれない。
でもそれじゃあさびしいから。思い出せなくなるのは、きっと思い出さないせいだから。
大事に、大事に仕舞い込んで忘れてしまわないように、上書きしてしまわないように、大事に想い出していよう。
(大事にしたい)
自分の命を投げ打ってでも、
どうしても、生きてもらわなくてはいけない。
『大事にしたい』人…いや人達がいる。
それは………。目の前に凛と座っている女性
彼岸花の花の色の様な美しい色の羽織
そして、美しく綺麗で漆黒の色の長い髪
右目には、2つの泣きぼくろ
小柄で華奢な身体
民を大事に想う優しい心は、殿譲りだ。
俺は………朝霧蔵之進の助 鬼丸は
竹田宮重春の次女 ハル様に恋心を抱いている。
(※命燃え尽きるまでに登場)
想いは……告げてはいけない。知られてはいけない
何故ならば、弱みとして握られ。殿や姫様の命が
狙われるかもしれん。この想いは俺の胸の中に閉まっていれば良い…。今日もハル様や殿が笑って
生きていれば……俺はそれだけで良いのだ。
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あの日も、先の戦が終わり疲れ切った身体を引きずるように歩いていた。あと一つ山越えをすれば国に帰れる。山越えをする前に、小休憩しよう。と小さな小料理屋に入った時だった。店の中が怒涛の声と騒ぐ男を取り押さえようとしている人達で賑わっていた。
『これは、何事か?』近くで食事をしていた客に声をかけた。客は「あの男が酒によって騒いでいるんだよ。」
と、苦い薬でも飲んだような顔をして指をさしていた。
指をさした方に顔を向けると騒いでいた男は、
赤い顔をしていた。随分長い間呑んでいたようだ。
なりふり構わず、騒いでいて周りの客は迷惑そうにしていた。止めたくても暴れている状態だ。
これは…良くないな。そう思った俺は、
その男の方に向って歩いていった。
「おっ…おい!兄さん」
突然のことに驚いて声をかけた先程の男。
もちろん後ろから、声が聞こえていたが構わず進んだ
騒いでいた男の元へたどり着くと、男は
《…なんだぁ?おめぇさんは??》
と、俺の顔をジロジロと見てきたが気にせず俺は、
騒いでいる理由を尋ねた。
すると、男は悔しそうにこう叫んだ。
《……金が無くて家族を幸せにできねぇ!そんな時に城の使いが来たんだ!沢山の金銭を持って!突然のことで動揺したさ!そうしたら、使いの者が言ったんだ!娘様と正典様との祝言を、この金銭で無かったことにしてほしいと!!正典様は、隣の国のハル様と婚儀をあげると。ワシもチヨも金銭に困っていた時に
金銭が手に入る話が来た。これには勿論喜んだ!!
そして、受け取った!ワシもチヨも初めから正典様との婚儀に反対していたんだ、そんな人とは相応しくないと…城には良い話が一つも聞かぬと…なのに…
娘は………娘は!!泣きながら言い返してきた…。
そして…家から出て行き帰ってこなかった!!》
その男の話を、その場にいた皆が静かに話を聞いていた。男は、一つ深呼吸をし話を続けた。
《しばらくして……家に知らせが来た……
娘は…シン…は…沼地で死んでたんだ…。。
沼地のその近くで遊んでいたガキ共だ…。娘とは顔見知りで、着ていた着物で…髪飾りに見覚えがあって…
すぐに家に知らせに…。帰ってきた娘に
どんなに声をかけても二度と目を覚まさなかっ…た…。
………。あの時……金銭を受け取らなかったら……。》
男は、その日を思い出しているのだろう。
今度は、ボロボロと泣き崩れた。
金銭を受け取った喜びと娘を失った後悔が、まだ
男の中に深く深く沼の底のようにズブズブと入り込み
抜け出せないでいた。
(……この男の話は、何かしらの手段で
必ず殿の耳にもハル様の耳にも届くだろう…。
民を想うお優しい方達だ。
きっと、胸を痛くするだろう…。)
俺は、ボロボロと泣いている男の肩に
そっと手をかけ、男の側を離れ何も食べずに店を出た。
※それから先の話は、「命燃え尽きる」の物語へ続く
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竹田宮家の殿が、信田家へ文の返事を書いた。
〘一人の娘の命が、この世から消えてしまったは
事実真か?。ハルにも、同じ事をするのか?
そして…民が育てた稲作を全て取り上げるのか?
もし、同じ事をするのであれば
民を苦しめるのであれば
この話は、全て無かったことにする。〙…と。
父上は、我に文の内容を確認させた。
書いては文を破り、書いては文を破りを繰り返し
ようやく納得がいったようだった。
「…変か?」
父上は、納得がいった文を書いたのだが
やはり何処か不安だったのだろう。我の顔をジッと見つめていた。
『…いいえ。』
我は、微かに微笑みながら応えた。
(この文を届けてしまったら…きっと戦になる。
そうしたら、民たちはどうなるんだろう…?
田や畑…それに城は…?みんなは…?
……やはり正典様と…)
文を見つめていると我の考えを見抜いたのだろうか?
父上は、
『ハル……。好きでもない男子(おのこ)と
祝言を挙げることはない。父上は反対だ。
それから…戦になったら朝霧と遠くへ逃げなさい。
あの男なら、お前を…』
筆を片付けながら、父上はポツリと言ったが。
そこから先は話さなかった。
「……その先は…?」
文から目を離し父上を見つめ我が尋ねても、
父上は何も答えなかった。
何も答えてはくれないなら、これ以上は
聴くこともないな…。我は、まだ日が落ちていない空をジッと見つめていた。
―同じ時に、空を見つめていた人がもう一人。―
鬼丸は、殿に呼び出された時のことを思い出していた。
その日は、武具の手入れをしていた時に殿に呼び出されたのだ。使用人と共に早足で向かっている最中に、考えていた事は、
(殿や姫様のところにも例の話が来たのだろう。
……これは、あの男の話を出すときかもしれないな。)
今まで、この話を隠していたことを打ち明ける事が出来る。話さなかったのは、今では無いと思ったからだ。
殿の元へ着くと、そこには姫様も居た。
……相変わらず美しい。
そんな事が、一瞬頭に浮かんだ。
殿は、俺が着いたら直ぐに
文の話を説明し文も確認させてもらった。
どう思う?尋ねられた時に俺は
男の話を簡単に話を短くして説明した。
二人は、驚いた顔をしていた。
そんな事があったのか…!と、言いたげな表情だった。
それから、こうも付け加えた。
城の話は、悪い話しか聞かない。その話は無かったことにした方が良い。と
この国を何よりも大切に思っているなら、全てを奪われる危険があるならば、その話は無かったことにしたら良いと考えたのだ。
殿は、ようやく返事を書く決心がついたらしく
さっそく、文の用意を頼んでいた。
殿は、俺にこういう命令もしてきた。
命が燃え尽きるその時までハルを護れと命令をした。護れなかったら殺すとも言われた。
もし……ハル様の小さな手を繋ぎ、小柄な身体を抱きしめ
遠く遠く離れたところ迄、連れ去ってしまったらどんなに良いものか…。
しかし…俺の手は、汚れている大勢の命を奪い怨まれている俺の手で汚してはいけない。
……男に抱かれたことの無いであろうその小柄な身体を抱きしめてしまったら…力が強い俺は…ハル様を壊してしまうのでは無いか?
それが、どんなものよりも
怖がらせてしまうことのほうが…俺は怖かった。
『「……だから言えぬのだ…
我には、俺には……この先も、そして何よりも
大事にしたい人だからこそ…この恋心は
知られてはならぬのだ…例え、命が燃え尽きるその時までも。」』
空を見つめている場所は、違えども
想っていることは、ちゃんと繋がっていることを
知っているのは天の神様だけかも知れない。
「大事にしたい」
授業中回って来た君の手紙
そっと引き出しにしまいこんだ
《大事にしたい》
よねさんが壁に墨書した日本国憲法第14条
大事にしたい
叶わないとしてもこの気持ちは大事にしたい
貴方を好きになったという気持ちは
他に好きな人がいたとしても私は
貴方が好きだから
「宝物、か。」
今の俺は、何が大事なのだろう。
「貴方は本当に、泣き虫ね。」
昔から母は呆れながら、俺に言った。事あるごとに泣き出す俺は、母を困らせてばかりだったと思う。今でも泣く事はある。でもそれは、家族の居ない所でだけだ。だって、家族の前で泣いてしまうと、自分の無能さを痛感してしまうから。
「君は本当に、真面目で良い子だね。」
昔から学校では、良い子を演じた。教師に歯向かわず、只静かに話を聞く。そんな都合の良い子をだ。しかし、よく考えてしまう。こんな偽りだらけの自分は、醜悪だと。それでも演じる。だって、自分の本心を曝け出して、否定されたら立ち直れなくなるから。
宝物、大事にしたいもの、大事にしないといけないもの。そんなの今の俺には、ない。でも、少しだけ思ってしまう。泣き虫な自分、弱虫な自分、嘘つきな自分。そんな人間の悪い所を集めた様な俺を、誰でもいいから大事にして欲しい。愛して欲しい。でも、そんな都合の良い話がある訳もなく。只、いつものように、大丈夫なように、見栄を張る。
きっと大事なものなんて、この世にない。それでも良い。虚像に侵っても良いだろ。それは俺が俺自身を、大事にするのに必要ならば、俺は虚像を大事にしたい。