『大事にしたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大事にしたい
題をみたとき、
うーん、なんか、しっくりこない
心の奥が動かない
そんな気持ちを大事にして
そのまま書きました
#大事にしたい
大事にしたい君のこと
出会ってからずっと思ってるよ
楽しい時はいつも側で笑ってくれて
悲しい時は必ず側にいてくれる
君は僕の太陽だ
いつも僕を照らしてくれる
だから言うよ
これからもずっと一緒にいよう
結婚して下さい
意外と強いのかも。
意見はできないし、
負けても気になんないし、
前に出られないし、
一歩踏み出せないし。
でも、
「好き」はずっと好きだし、
創るのにはこだわるし、
呑んで風呂入って歌えばだいたいOKだし、
味方だと思える人はいるし。
ま、いろいろあるけど、
こういうの大事にしよ。
#大事にしたい
#大事にしたい
きみと過ごした短い短いあの時を
これからも一生、大事にしたい。
その凛とした瞳も
何を考えているか分からないが
我らのことを思ってくださっている事だけは伝わる
その頭の中も
その我ら指示する手も
戦場を駆けるその足も
全部全部大事にしたい
我らの殿。
あのお方ならきっと
お国を治めてくださるだろう。
そう語り合っては
大事にしたいと改めて思う。
だかきっと、
その大事にしたいという気持ちは
お国の為だけではなく、
あのお方に着いてゆけば
私は安心だという
自分の為にでも、あるのだろうな。
そんな、事を思いながら
我らは勝利を祝い歌いそして舞い、
酒を煽った。
「大事にしたい」
大事にしたい
今この場所を。
そう思えるのは私には家族がいてくれるからです。
誰にでも、最低限それがなければ
他の何であっても心を満たすことはできない
というものがあるのだと思います。
私にとってのそれが家族であったように
他の人にも何か譲れないものがあるのでしょうか。
大切なものほど身近で
大事なことを忘れそうになってしまうけれど、
かといってそればかり考えていても
失うことが怖くなったり疲れてしまったりすることもあります。
全てのことにあてはまることではありませんし、
私の考えなので
はたしてこれが正解なのかはわかりませんが、
普段通りに過ごして
たまに思い出したら大切にするくらいが
ちょうど良いのかもしれません。
【大事にしたい】
「あのさ、あたしもさ、本当はこんなこと言いたくないんだけど……」
ある日の夕食の後、千晶は言い辛そうに口を開いた。
その様子から「本当はこんなこと言いたくない」が彼女の本心であるとよく伝わってきた。
「一樹は……これからのこと、どう考えてるの?」
「これからのこと?」
「あたしら、付き合い始めてもう十年で、同棲始めてからだって七年以上が経ってるじゃない?」
「…………」
(ああ、結婚するとかしないとか、そういう話か……)
千晶が何を言いたいのかは、何となく察している。
しかし、彼女がどういうふうに話を持っていこうとするかに興味があるので、こちらからは核心に触れることはしない。
「男の人はさ、あんまりそういう感覚がないかもしれないけど、女はさ、出産に適齢期があるんだよ」
「そうだね」
「最近は高齢出産も珍しくないけど、本当はそれは良くないんだって。母体にも赤ちゃんにもリスクがあるし……」
「うん」
「あたしももうすぐ三十になっちゃうし……」
「…………」
「同い年でバリバリ働いてた友達も、最近はみんな次々に結婚して、妊活しててさ……」
高齢出産にはリスクがある。
そんなことは、俺だって知っている。
「だから、一樹はどう考えてるのかなって」
遠慮がちな上目遣いでこちらを伺う千晶の顔を見て――
(ああ、ついに来たか……)
さすがに感慨深いものが込み上げてくるが……それを理性で制する。
なるべく硬質に聞こえる声で、俺は淡々と告げた。
「俺は、千晶と結婚したいとも、子どもが欲しいとも思ってないよ」
「……えっ?」
千晶の顔が強張る。
しかし、それはすぐに醜く引き攣った笑みに変わった。
「そ、そうなの? そんなの、初めて聞いたんだけど……」
「うん、今、初めて言った」
千晶の顔がますます醜く歪んだ。
「いや、そんなこと……今頃になって初めて言われても、こっちとしては困るんだけど?」
「でも、俺の方だって聞かされたことないし」
「は?」
「千晶が結婚や出産についてどう考えてるのか、俺、これまでにちゃんと聞かせて貰ったことないよ」
「わ、私は! いずれは結婚して、子どもを作るものだと思ってたよ?」
「……なるほど」
俺の胸の中にあった氷のような罪悪感が、千晶の温水のような言葉によって溶け出していく。
この罪悪感に足を引っ張られるのではないかと危惧していた俺としては、千晶の相変わらずの言動には感謝しかない。
「一樹は、どういうつもりで私と暮らしてたの?」
「千晶のことが好きで、なるべく多くの時間を一緒に過ごしたいと思ってた。昔はな」
「……昔、は? ……ハハッ、じゃあ、今は違うんだ?」
「今は、家賃と家事が折半になるから一緒に暮らしてる。一人で暮らすより、二人で暮らす方が経済的で合理的だし」
「…………」
千晶が敵を見る目で俺を睨んでくる。
枷となり得る罪悪感が既に解けてしまった今となっては、そんな目で見られてもまるで心が痛まない。
「昔……具体的には五年前だな。その時は確かに、俺は千晶と結婚して子どもが欲しいと思ってた。俺が『結婚しよう』って言ったの、覚えてるか?」
「それは……覚えてるけど」
「でも、おまえがそれを嫌がった。俺が『高齢出産はリスクがあるから、早めに結婚して出産育児に備えて欲しい』って言ったのを、おまえが無理だと断った」
「っ、そ、それは! 仕方なかったんだよ! 新卒で入社してほんの二年で、結婚するとか育児休暇を取るとか、そんなの言えるような雰囲気じゃなかったし!」
「そう、おまえはあの時、俺との結婚より『雰囲気』に流されることを選んだ」
「――っ、なにそれ!? そんな言い方しなくていいじゃん! 何なの? あの時、結婚しなかったから、あたしのこと恨んでるの?」
「恨んではないよ。当時は、千晶の言うことももっともだって納得したし」
俺と千晶は同い年で、彼女が入社二年目の時は俺も入社二年目だった。
男女で多少の違いはあろうとも、彼女が言うところの『雰囲気』を俺が知らないわけじゃない。
それでも、今後のことを考えればこそ、彼女には『雰囲気』なんかに打ち勝って俺との生活に向き合って欲しかった。
それが、偽らざる俺の本音だ。
「っ、だったら――」
「それに、その後は『あの時、結婚しなくて本当に良かった』って安堵の方が徐々に大きくなっていった。おかげで、千晶を恨む余地なんか全くなかったよ」
千晶の目から涙が零れ落ちた。
どうのこうので、女の涙には心を動かす力がある。
解けたはずの罪悪感が再構築されてしまわないように、俺は呼吸を整えた。
(いつからだったかな……)
ふと、気付けば――
俺は千晶の生き様の『醜さ』に嫌悪感を覚えるようになっていた。
そして、彼女を大事にしたいという気持ちが、少しずつ目減りしていくのに気付いた。
『昨日と同じ今日を過ごせば、今日と同じ明日が来る』――
千晶の暮らしぶりは、まるでそれを妄信しているかのように鈍重で浅薄だった。
依頼心が強く、雰囲気に流されてばかりで、外圧がなければ自分の将来のために自ら動こうとさえしない。
今回のことで言うなら、本当は言いたくもないのに、友人が相次いで結婚していく焦りから、俺に結婚や子どもの話をようやく切り出した。
(確かに、五年前はまだ新人で結婚するとか言い辛かっただろうよ)
(でも、あれから五年も経って、充分会社内の立場も固まったはずだぞ?)
(その間、その気さえあれば、いくらでも今後の話なんか出来たよな?)
(でも、こいつはそうしようとしなかった……)
俺はそれを怠惰だと思うし、いつしか彼女を見て「俺は絶対にこんなふうに堕落したくない」とまで考えるようになった。
失われた敬意を打算に置き換えずにいられるほど、俺は誠実な人間ではない。
やがて俺は、千晶との関係を割り切って考えるようになった。
さっき彼女に言ったように、生活は一人でするより二人でする方が経済的で合理的だ。
俺の中では既に、彼女は『ルームメイト』以外の何でもない。
となれば、こちらからこの便利な関係を崩すことにメリットはないので、いつか彼女の方から切り出してくるまで、何も言わずにいることに決めた。
そして、ついに今日、ようやっと彼女の方から話を振ってきたというわけだ。
(この惰性極まった関係もついに今日で終わりか……)
もの寂しさがないわけではない。
しかし、俺はいつか訪れる今日のために、千晶のいない生活を想定して準備をしてきた。
決して彼女に寄り掛かることなく、自分の面倒を自分で見ていくための習慣と環境を培ってきた。
「……一樹はさ、もう、私のことを大事に思ってくれてないんだね」
「そのことに、今、気付いたか?」
「……ううん。何となく、前からそんな気がしてたよ」
「……そうか」
(だったら、恥じた方がいいと思うけどな……)
(そんな気がしてたのに、見て見ぬふりで放置してた自分の怠慢ぶりを……)
彼女への嫌悪が、更に上塗りされた。
―END―
大事にしたい
自分の気持ち
いつも周りの目ばかり気にして
周りにどう思われるのか考えて
自分はどうしたいのか、
自分の気持ちはずっと
押し込んできた
いい子でいなきゃって
ずっとがんばってきたんだね
でも
自信がなくて
自分の気持ちにすら、自信持てないの。
思ったことがみんなと違うと心配になる
自分は変なんじゃないかって。
悪いことや悲しいことを考えると
こんなこと思っていいのかなって。
心の中までいい子ちゃんは疲れちゃうよ。
自分が感じた気持ちは、すべて正しい気持ちだよ
悲しい
腹立たしい
苦しい
辛い
消えたい
しにたい
感じちゃだめな気持ちなんて、ない。
どんな気持ちも、本当だから。
これからは
たくさん自分の気持ちを感じよう
それを表現しよう
私がずっとしたかったことだから。
自分の気持ち
大事にしたい
好きだから、大事にしたい。
そう微笑んでくれた君は、私を捨てた。
君を愛していたのに。一緒に住んでいた家から君の物が消え去った時の辛さは知らないのだろう。
夢にも出て来たのだ。ぼんやりとしか写らない君は私に『きらいだ』と吐いた。
何度朝に泣いたことだろう。一人じゃ広すぎるベッドも未だに捨てられない。君が帰ってくる事を期待しているのだから。
なんで何も言ってくれなかったの?どこに行ったの?
幻のように消えてった君は私をだめにしてしまった。もうずっと外に出ていない。カーテンも開けることができない。
太陽みたいな明るい声を思い出してしまうのだから。
『大事にしたい』
大事にしたい
あなたの事
一生忘れたくない
あなたの手紙大事にしたい
あなたの手紙を読んでると
涙が零れてくる
毎回、毎回、
あなたに出会って良かったなって思うの
この花だけは大事にしよう....
他に大事にするものなんか....ねぇもんな
『大事にしたい』
幸いは俺を愛してくれたこと。
俺の駄目なところも悪いところも全部俺は知っているのに、こんな奴消えちゃえって思っていたのに、俺は結局俺を愛してくれた。
消える勇気がなかった代わりに、臆病な私は私が生きやすいように他の道を作ってくれた。肯定してくれた。
最強の味方を作り出したんだ。
他者は怖いし死も怖いけど、俺だけは怖くない。
存分に甘やかして堕落させて、駄目な俺を俺が作って、そうしてできた私を私は愛してくれる。
大事にしたいのは私だけ。
大事にしてくれるのも私だけ。
一番をくれるから、一番を返すの。
大事にしたいから、手を引いて
大事にしたいから、離れていって
大事にしたいから……
そうやって、何度も何度も言い訳にしてきた。
大事にしたいのは事実。でも、
大事にしすぎたせいで、それが壊れていくのは嫌だ。
自分から突き放しておいて、よく言うよね。
でも、それが僕なんだ。
こうやって自虐的なことを言うのも
心の底にいる自分を守るため。大事だから。
いくら自分を傷つけようと、
それは、『別の自分』を守ろうとしてる。
それ故の行動。
僕は、自分が嫌いだ。
勉強ができない、歌もうまくない、
コミュ力も高くない。
そんな自分が嫌だった。
そして、それを直せない自分が嫌だった。
でも、自分で責めてしまった方が
他人に責められるのに比べると
個人的には、楽だと思えてしまう。
つまり、何を言いたいかというと
全部全部、大事な、大切な自分を守るための行為。
他人を大事にすることも大切だけど
まずは自分を大切にしていかないとね!
何でも言い合える
なんでも相談できる
そんな親友を大事にしていきたい
#大事にしたい
自分の中にある大事にしたいもの
それを守る為に
捨ててきたもの、諦めたもの、
頭を下げて、恥もかいて、嘘もついて、
それでも足りないなら命まで懸けて、
もう、無理かもしれない
そう思っても
辛い、と口にしてしまえば
涙が止まらない事を知っているから
大丈夫、とせめて強がって
震える一歩を今日もなんとか前に出して
どうかそんな日々を
いつか笑って話せる時がきますようにと
「僕と、付き合ってくれませんか。」
その言葉を聞いたとき、俺は
逃げてしまった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「はぁ…」
「どうしたんだよ、今日ずっとため息ついてるぞ」
「あぁごめん、ちょっと色々あって」
「相談しろよ?俺とお前の仲だろ」
「……これは俺の友達の話なんだけど、」
「お前友達あんまいねぇじゃん」
「今それはいいのよ、話聞いてよ」
「わかったわかった、それで?その友達がどうしたの?」
「告白されたらしくて…同性になんだけど。あ、ソイツはそんなことに偏見とかはなくて、だけど自分がその立場になってびっくりしたっていうか。」
「あぁそういう事ね。で、お前はその告白相手になんて言おうか迷ってるわけだ。」
「…ッ!?なんで俺ってわかったの。」
「お前、自分が思っている以上にわかりやすいぞ?好きなら付き合えばいいじゃん。同性愛とか偏見ないんだろ?」
「でも、今までそんなこと考えたこともなかったし、しかも俺逃げちゃったんだよ?あんなに失礼なことしたのに今更返事なんて出来るわけない。」
「…はぁ。お前はあいつのことどう思ってんだよ?それをそのままぶつけてこい!まぁ慰める相手にはなってやるからさ」
「分かっ、た。行ってくる。」
それから俺はあいつの元へ向かった。俺の気持ちを伝えるために、あいつの気持ちに応えるために。
「ゆうき!」
「…?要?どうしたの、こんな急いで。困ったことでもあった?」
「この前はごめん!ゆうきのこと傷つけて。」
「あぁ、そんなのきにしてないよ。俺の方こそごめんね。同性に告られたら困るもんな。だから謝んないでよ。俺は気持ち伝えたかっただけだし。大丈夫。」
「ねぇ、ゆうき。泣かないで。俺の気持ち聞いてくれる?」
「俺、ゆうきのこと好きだよ」
「嘘つかないでよ、同情で付き合えても嬉しくないよ。」
「嘘じゃないよ、ゆうきのこと大事にしたいし、一生離したくない。」
「ほんとに?俺の事好きなの?」
「うん、だから僕と付き合ってください。」
「ありがとう。ずっと一緒にいようね」
俺らは付き合うことになった。今まで大事にしたい相手なんていなかったがゆうきと付き合って色々変わった。これからもゆうきと一緒に辛いことも乗り越えていこう。俺らなら出来る。大事に思いあっている2人なら。
『大事にしたい』
お題《大事にしたい》
誰かの煌めき
誰かの夢
露となって消えしまわぬように
その手の中で
いつまでも輝いていられるように
大切だったから・・・
ありったけの愛を
優しさを
全てを捧げて
残ったのは
疲れ切って
ボロボロになって
乾き切った自分
本当に
大事にしたいのは
しなければいけなかったのは
泣く力さえ失っていた
自分の心だった
「大事にしたい」
長い夏が終わりを告げ
ツバメが南へ旅立つとき
みづいろの風は吹きすぎて
季節が巡ったことを知る
あなたにとっては
何度目の秋になるだろう
季節が何度巡っても
わたしたちが過ごす時間に
繰り返しはない
昨日も今日も明日も
そこにいるのは自分であって
同じ自分ではない
毎日が新しい自分であることに
あなたは気づいていないが
季節は変化し 世界は変化し
わたしたちは変わってゆく
あなたはあの時からあなたであって
同じあなたではない
生きている限り
人は毎日更新される
だからわたしは今日も生き
日々を重ねることを大事に思う
#大事にしたい
大事にしたい
遠い記憶
あまりにも遠い記憶
遠い記憶の中にある私の夢
あの頃の私は
何を想い描いていたのだろう
あの頃の夢が少しずつ消えていく
記憶と共に消えていく
灯りが消えていくように
どんどん小さくなっていく…
あと一吹きで消えてしまいそうな夢
この小さな灯火を大事にしたい
消えてしまわないように大切に、大事に…
いつか必ずあの頃の想いのように
また大きく夢が燃え上がる日まで
この小さな灯火を大事にしたい